先週の日曜日は、地元のお祭りがあった。俺たちはそれなりのパフォーマンスができたと思う。俺は司会をしていただけだが、演し物があまりにも会場にウケたので、少し泣きそうになった。

祭りの間も飲んでいたが、2次会、3次会にも行った。最後は同年の仲間だけで飲んでいた。楽しく飲んで、1日が終わった。

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水曜日には、課の暑気払いがあった。俺は幹事で、初めて使う飲み屋と下交渉を担当していた。本来7時から始まる店を、5時30分に始めてもらったり、男ばかりなので、料理に肉を多くしてもらったりした。最初の乾杯のビールがなかなか出てこずに困ったりしたけれど、最終的にはかなり飲んで食べて、みんなそれなりに満足したと思う。

俺はその後、部下を一人連れて、2次会に行った。そこで、ボランジェというシャンパンを抜いてもらって飲んだ。それなりのお金がかかった。少しばかり酸味がきついように思ったが、こういうシャンパンが飲めるというのは幸せなことだ。

それからもう1軒、バーに飲みに行った。大葉を使った夏用のオリジナルカクテルというのを飲ませてもらった。さわやかで美味しかった。

翌日、一緒に最後まで飲んでいた部下は、具合が悪いと言い、午後は休んでしまった。俺は重要な会議がひとつあって休んでいられなかった。この会議では、何度も火だるまにされている。

今回もそれなりの準備をして出席した。しかし、特に怒られることもなく、逆に褒められて帰ってきた。たまたま運がよかっただけなんだと思う。

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土曜日に、勉強もせずにぼんやりテレビを見ていたら、高校野球の県大会の準決勝を放送していた。

知り合いの息子さんが、ピッチャーとして映っていたので「おおっ!」と思った。私立の高校で野球を頑張りたいと、地元の高校には進まずに、甲子園常連校に進学していたことは聞いていた。

ピッチャーの候補が1学年に9人もいると聞いたとき、彼は生き残れるのだろうか、と心配していたが、まだ2年生なのにもうマウンドに立っているのを見て、すごいなあ、と思った。

1年間で10キロ体を大きくしたという話しも聞いていた。前向きな努力を重ねれば、ここまで来られるのか、と思った。自分自身の高校時代を思い出して、苦い思いがこみ上げてくる。

高校生にとって大切なのは前向きな努力だと思う。後ろ向きの努力は虚しさばかりが残る。

勇姿を見ながら、俺は本当に失敗したなあ、と何度もため息をつき、俺も随分と遅いスタートだけど、頑張らないとなあ、と思った。

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日曜日に、街中を歩いていたら、目の前に女子高生が2人いた。ダラダラと歩いている。
「あ、いた。捕まえなくちゃ。」
なんてことを言っているので、ポケモンGOが、ようやくこの田舎にも来たことがわかった。

そのうちに、ファイナル・ファンタジーGOも始まって、あちこちに宝箱が落ちていたり、敵に遭遇するのかもしれない。

手強い相手と戦っているときに、通りがかった人がケアルをしてくれたり、加勢してくれるなんてこともありそうだ。それはそれで面白そうだけど。

引きこもりが外に出てきて、一心不乱に路上でボス敵と戦っている姿をふと想像してしまい、それはそれでつらいものがあるなあ、と思った。

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FLIPFLOPsの「ダーウィンズ・ゲーム」(少年チャンピオン・コミックス)を今出ている9巻まで読んだ。

darwinsgame

今気づいたけれど、作者のFLIPFLOPsって意味はサンダルだよなあ。なんでこの名前なんだろ。どうでもいいけど。

この漫画では、ゲームと現実が融合し、ゲームの世界が現実に投影されている。ゲームのために、現実世界で人を殺すと得点になる。得点は現金と直結し、ゲームで勝てば勝つほど、現実社会でいい暮らしができる。

主人公はこのシステムがおかしいと立ち向かう。しかし客観的に見て(SF漫画でこの言葉は禁句かも)、このゲームの主催者の科学力は人類の知力を遙かに超えていて、とても勝ち目はなさそうだ。

論理的に考えていくといろんな不都合がありそうだけど、わくわく感がある。漫画の世界は発展しているなあ、と思ったし、俺は最近あんまりしていないけれど、きっとゲームの世界もすごいんだろうなあ、とこの漫画を読みながら思った。
今週は、2回、飲みに行った。どちらも飲み過ぎた。ほどほどに飲むということを、僕は未だにマスターできない。

金曜日の夜は出張帰りに一人で飲みに行った。カウンターで俺としては高いワインを飲んでいたら、隣に座ったおっさんが、お店の女の子に勧められて、ちょっとびっくりするような値段のワインを開けた。俺の飲んでいたワインの3倍を超える値段だ。

俺はへなちょこなので、ハーフボトルのワインしか頼めない。世の中にはこんなに簡単にワイン抜いちゃう人もいるんだ、と思った。

見ていたら「俺は味がわからないから。」なんて言いながら、俺にもご馳走してくれた。
おっさんがタクシーを頼んで帰り、今日はラッキーだったと思いながら、それから後もダラダラと飲んでいた。おっさんがご馳走してくれたワインは正直、そんなにうまいとも思わなかったが、高いワインには高いだけの理由があるのだと思いながら飲んだ。

そのおっさんが、人を連れてまた店に入ってきた。どうやらもう1軒飲みに行ったらしい。そこで知り合いに会ったからと言って、またこの店に帰ってきた。

そしてまた、高いワインを開けて、俺にもご馳走してくれた。なんていいおっさんだろう。おっさんは自分のグラスを受け取った後、カウンターに置こうとした。でもそこにカウンターはなく、グラスは落ちて、俺のワイシャツとズボンにたっぷりとかかった。

俺のワイシャツは、1枚1500円くらいの安物だ。ズボンはどうせクリーニングに出すんだからどうでもいい。

おっさんとその連れの人はすごく謝ってくれたけれど、俺は高いワインを2本も開けて飲ませてくれたおっさんを責める気にはまったくならず、クリーニング代も受け取らなかった。

それから後も、僕はダラダラと飲み続け、おっさんが再び帰った後も飲んでいた。最後は赤いワインをワイシャツに点々とさせながら、タクシーで帰った。

確かに、飲んでいるといろいろなドラマがあってそれなりに楽しいけれど、飲み過ぎは翌日の仕事や勉強に影響を及ぼす。そういう意味では、たばこなんかよりも害が大きいように思う。

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心臓にICDを埋め込んだあと、医師から警察に行くように言われた。警察に行って報告をすると、6か月間の免停になった。正確には180日間の免停で、8月7日まで免停だと通知文に書かれていた。だから、ガソリンスタンドで履き替えることもできないので、俺の車は未だにスタッドレスタイヤを履きっぱなしだ。

今まで毎月1回ずつエンジンをかけて、バッテリーが上がらないように気をつけていたんだけど、先日、エンジンをかけたら、バッテリーが上がっていてエンジンに点火ができなかった。

いろいろ考えたんだけど、バッテリーを交換してもらうことにした。三菱自動車に電話をする。「今すぐじゃなくて、8月になってから交換してください。」と言ったら、「じゃあ、8月になってから連絡します。」と言われた。そうだろうなあ。

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今日は、夕方から地元の祭りがある。ステージで、劇や歌やダンスを披露する人たちがいる。

俺の地区がその当番にあたっているので、俺たちもステージに上らなくてはならない。俺は司会をする。仕方がないので、頑張りたい。

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「もらとりあむタマ子」という映画をキンドルで見た。

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以前AKBにいた前田敦子の映画だ。僕の死んでしまった姪に、前田敦子は顔がよく似ている。それで僕は今まで、彼女を見るたびに複雑な気分になった。

この映画では、前田敦子が大学は出たけれど、働かず、親に食べさせてもらっている娘を演じている。態度や言葉遣い等々、ますます姪に似ている。俺は生前、姪に厳しいことを言ったことがあった。姪の態度がとりわけひどいと思ったからだ。でも姪の態度も20代の女の子としては不思議ではないのかと思ったら、厳しいことを言い過ぎた気がしてきた。

だいたい、俺自身も大学を出た後、司法試験浪人なんかしていて、モラトリアムを満喫してきた人間だ。人に偉そうなことを言える立場じゃないことを、俺は時々忘れてしまう。

この映画では、冒頭に、テレビのニュース番組を前田敦子が見ているシーンがある。そこで「台風は沖縄に上陸し、」なんて言っているのを聞いて、リアリティないなあ、と思った。台風は九州、四国、本州、北海道には上陸するけど、沖縄には上陸しない。沖縄に上陸したときは、通過と言う。ニュースでは使い分けているので、こういうミスは起きない。

そんなことを思いながら、ダラダラと最後まで見た。登場人物が、食事の時にくちゃくちゃと音を立てるのが不快だったくらいで、ほかはそんなにいい映画だとも悪い映画だとも思わなかった。

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松田優作の映画「最も危険な遊戯」をまた見て、「殺人遊戯」も見た。

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「最も危険な遊戯」では、松田優作が走っている車を追いかけて、追いつく。以前、見たときも違和感があったが、人間だったら100メートルを10秒で走るのは超人的なスピードだが、時速に換算すればたった36キロだ。車で時速36キロなんて、アクセルを踏めばすぐなので、追いつくわけがない。以前見たときよりもいろいろな穴が気になった。

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「殺人遊戯」でも阿藤快の演技が俺には過剰で、あまり気に入らなかった。妙な味の笑いが入っているのも今ひとつ気に入らず、最後になぜ女性を殺したのか、その意味もわからなかった。僕には消化不良のストーリーで、そしてまたその謎を探る気にもならなかった。

俺にはあまり松田優作の映画は向いていないんだと思う。でもまた見そうな気はするけれど。
7月半ばの3連休に(おっと、もう来週じゃん。)地元の祭りがある。僕たちの組合(近所の人たちの集まり)が何か演し物をしなければならない。当番なので仕方がない。

それで、今週末の土曜日にはその練習があった(俺は司会だから簡単だけどさあ。)。原案を組合長さんが作ってくれて、俺がそれを文章に起こした。あまり近所の人たちと接する機会は少ないが、会って話をすると、みんなそれぞれに高い能力があって、それぞれの生活のなかで頑張っているんだなあ、ということを改めて感じる。

それから今日の日曜日の午後には地元の若者同士のバレーボールの試合があって、それにも出る。夜は当然、飲み会だ。

7月は、その地元の祭りのほか、野球部の試合もあり、週末にイベントが盛りだくさんだ。スケジュールを見るたびに、俺も大変だなあ、なんて思う。

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ところで、8月28日の日曜日には、気象予報士の試験がある。試験は一般、専門それと実技という3段階で構成されている。一般と専門は一度受かると1年間持ち越し可能。僕は一般だけ受かったことがあるが、もう年月が過ぎてしまったので、最初から受け直しだ。

今年の1月は、一般と専門だけに特化した勉強をしていた。実技だけ残して、この2科目だけ合格してしまうつもりだった。でも、試験の直前に心臓の不具合があって受けられなかった。2日間も意識不明だったので、試験日には意識があって元気だったけど、とても試験に行きたいなんて言い出せる雰囲気はなかった。このときは妙に自信があって、絶対に受かると思っていた。

今はその1月の時よりも知識が身についていると思う。でも、未だに全く自信が持てない。なぜ、1月のときに自信があったのか不思議でならない。一般と専門は5肢選択方式だが、2肢までは簡単に絞れてもそれからあとの絞り込みで失敗しそうな気がする。

今回は実技の勉強もしている。勉強方法は基本的に読経と写経だ。ダラダラと解説を読み、答えを見たうえで、実際に書いてみる。こんな勉強法でいいのかはわからないが、実技の問題はいきなり解いてもさっぱり解けないので仕方がない。

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なんだか忙しい生活のなかで、集中力もイマイチの俺が、8月後半までに合格レベルまで持ち上げることができるのだろうか。飲み屋のお姉様からのお誘いも多いしなあ。頑張ればできそうな気もするし、ダメな気もする。

最近読んだ本で(「あなたの人生の科学」)、モーツアルトも6歳になるまでに、1万時間はピアノを弾いていたはずだ、という話を読んだ。天才も結局のところ、山のような時間をつぎ込んでいたのだ。俺も少しばかり勉強して、成果が出ないなどと弱音ばかり吐いていてはいけないよな、と読んでいたときに思った。基本的に、勉強も運動も要求されるのは量だと思う。

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早寝早起きをすることにした。夜9時台に眠り、5時台に起きて勉強することが目標だ。

ベッドにダニとかいたらやだなあ(そして、絶対にいるけど。)。と思ったので、通販で日立の布団乾燥機を買った。

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昔の布団乾燥機は、でっかいビニール袋に温風を流し込むタイプで、同じ部屋にいると汗だくになったものだ。
今はそのでっかいビニール袋がなくなっている。

布団乾燥機を夏モードにして30分セットする。40分後くらいにベッドのある部屋に行ったらまだ動いていて、残り15分の表示が出ている。

いきなり壊れたのかと思って説明書を読んだら、夏モードは30分で乾燥して、30分冷却するための送風をすることがわかった。「ふーん。よくできているんだなあ。」と思った。

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ダイソンのコードレス掃除機も買った。ダイソンの掃除機がいいことは友達から聞いてよく知っていたけれど、買うのは初めてだった。

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消費税がアップするときに、随分と高い金を出して、東芝のトルネオ ヴイ コードレスという見た目が格好いい掃除機を買った。でも、最初からロクに吸い込みもせず、無駄に重く、しばらく放っておいたら電源が2度と入らなくなった。

保証期間内だったけれど、直してもらっても、あの程度の働きしかしないのかと思ったら意欲がなくなって、捨ててしまった。東芝の掃除機は2度と買わないと決意した。

ダイソンの掃除機はDC62デジタルモーターV6充電コードレスという型番だった。布団を乾燥させた後、掃除機をかけてみた。

すごく細かいチリのようなゴミを吸ってなかなか頼もしい。この白いチリのようなゴミがすべてダニの死骸だったら、とか、俺の死んだ皮膚のカスだったら、なんてことを考えながら掃除機をかけた。くだらない想像のように思うが、事実かもしれない。

普通の掃除機よりも、ダイソンのコードレス掃除機の方が吸い取るような気がする。ダイソンが売れるわけだよなあ、と思った。

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宮下奈都の「羊と鋼の森」(文藝春秋)を読み終わった。

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ピアノの調律師の話だ。「羊と鋼の森」はピアノを示す。冒頭からしばらくは村上春樹の文体に似ていた。ふたごが出てきてからはますますそう思った。でも、村上春樹のように性の話には全く進まず、ひたすら調律の話が続く。

そういえば、俺の家にもアップライトのピアノがあって、昔は調律師さんが来ていた。「だいぶ痛んでいるので修理を。」なんて話をしていたように思う。今はもう誰も弾かないし、長年、放ったらかしなので、本格的に修理が必要なのだと思う。

話は、最後までピアノの調律師の話だった。主人公は俺から見ると随分と変わった男だ。女性が描く理想の男は、へなちょこが多い。そして、こういう男がピアノの調律師に向いているのだという。

この男のよさがいまいち理解できない俺は、とにかく調律師に向いてない、ということがよくわかった。もっとも、この本が調律師の世界を正確に捉えているのか、そのあたりからよくわからないけど。
先日、夜間のパトロールがあった。点灯しているべき照明がきちんと点灯しているかを見る。

パトロールするべき現場付近には6時頃に着いたけれど、暗くないので当然、照明のセンサーが反応せず、点灯しない。

「あのさあ。どうして、夜間パトロールを夏至に近い日に組むんだよ。」
いつまでも暗くならない空を見上げながら、一緒に行った部下に愚痴をこぼす。一カ所、それほど離れていないところに、歩いてでなければ行けない施設があり、そこの照明もチェックすることになっていた。そこは、自分でスイッチを入れれば、昼間でも点灯する。
「めんどくさいけど、そこのチェックだけ先にしてこようぜ。」
行ってみて驚いた。蛍光管がそこだけで40本も切れていた。

暗くなるのを待ってのスタートだった。夜7時をかなり過ぎていた。
パトロールから帰ってきたのは夜9時30分。疲れて、あまり人とも話をしたくないほどだった。

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翌朝、緊急参集訓練があった。連絡網は俺からスタートなので、朝6時に起きなくてはならない。起きた後、職場に行くのだが、今の俺は車の免許がないので、タクシーでも呼ばなければならない。俺の家の近くにはバス停も電車の駅もあるが、バスは1日に1本しか通らず、電車も1時間に1本程度しか走らない。田舎なんてそんなものだ。

職場近くのホテルに泊まることにした。

ホテルの部屋に入ると、隣の部屋から大きな話し声が聞こえる。声が筒抜けだ。とりあえず無視することにして、シャワーを浴びる。田舎のホテルの壁なんてそんなものだ。

どうも隣の部屋には3人の男がいて、会社のことを話している。誰がどうしたとか、まあ聞いても仕方がない話だ。話の内容によっては、俺の人生に大いに関わってくるのかもしれないが、それを見極めるほどまともに聞く気はなかった。

ホテルの1階が居酒屋になっていた。シャワーを浴びると部屋を出て、ホテル内にあるその居酒屋へ行った。ビールとつまみを頼む。目の前の席に座ったどこかのおっさんが、たばこを吸っていて腹立たしい。

ビールを2杯だけ飲んで、また部屋に戻った。隣の部屋ではまだしゃべっている。
「おまえ、そんな重要なことはここで話さずに、明日、会社で言え!」なんだか知らないが怒っている人もいる。「その通りだ。会社で言え。」と俺も思ったが、黙っていた。
俺は、たばこの煙が腹立たしかったので、もう一度シャワーを浴びた。
それから音が少しでも聞こえないようにシーツを頭から被って寝た。

寝ながら思ったことは「これだけ音が通る部屋だと、明日、俺が朝から呼び出しの電話をあちこちにかけるとき、逆に迷惑をかけるな。」ということだった。「でも、そんなことは知ったことか。」そう思いながら、目をつぶっていたらあっという間に寝た。昔から寝付きがいい子だったのでよかった。

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今週は病院にも行った。6分間ウォークという検査項目があって、病院の廊下を6分間歩いた。隣には、脈拍計とストップウォッチを持った看護師さんがいる。
「できるだけ速く歩いてください。」そう彼女は言うのだが、いろいろな器具を身につけ、記録しながらなので、俺が本気を出したら置いて行ってしまいそうだ。

「いいよ。一緒に歩かなくても。脈拍ぐらい、俺がチェックするよ。」そう言ったけど、看護師さんはどうしても一緒に歩かないといけないらしい。「まじめだなあ。そして少し気の毒だなあ。」と思った。

そんなわけで、若い看護師さんと6分間、話をしながら楽しく歩いた。こんな検査なら1時間でもいいや、と思ったが、口には出さなかった。

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「蘇える金狼」という松田優作の映画を見た。

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まじめな銀行員のフリをしているが、実は1億円強奪犯人でもあり、銃器にも詳しく超人的な体力を持つ男。女にもモテモテで、手段を選ばない。でもちょっとお茶目な一面もある。そんな男を松田優作が演じている。

日本を代表するアクション映画という位置づけの映画らしいが、よっぽど思い入れのある視点で見ないと、この映画のよさはわからないんだと思う。俺にはさっぱりわからなかった。

というのも、超一流の銀行の取締役達が、部下に「役員のイスを用意するから、誰々を殺せ。」なんて指示を出すなんていう設定にがっかりしたからだ。松田優作の肉体には、すごいなあ、と思ったけれど、どこか幼稚でくだらなく思えた。一流銀行の割に、仕事にリアリティがなく、どこかちゃらんぽらんな仕事ぶりも気になった。

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「ワイルド・スピードMAX」も見た。「ワイルド・スピード」の続編だ。
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オープニングのアクションはなかなかすごかった。よく考えるなあ、と思った。

アメリカではたとえそれまでにどれだけ凶悪な強盗をしても、麻薬犯の逮捕に協力すると無罪になるのか、と驚きながら見ていたが、どうもそんなことはないらしく、準主役の男も刑務所に護送されたので、「それはそうだろう」と思った。もちろん、彼を奪い返すことになるだろう雰囲気は、最後に匂わされている。

最後まで退屈せずに見たけれど、見終わって特に感慨もなかった。

ただ、「蘇える金狼」もそうだけど、これだけの時間、視聴者を飽きさせないだけでも、アクション映画としては成功なのかもしれなかった。
イギリスがEUから去ることになった。このことで、誰が利益を得るのか、僕にはさっぱりわからないが、数多くの人が損失を被ることだけは何となくわかりそうだ。

これからスコットランドが独立してEUに加盟。イングランドに支社を出していた国際企業はスコットランドに移動。シティーもスコットランドに移転するのだろうか?そんな未来が描かれそうだ。そうなると、イングランドに残るのは、イングランド独立賛成派である低学歴労働者とお年寄りってことになるのだろうか。どこか寂しい話だ。

そういうことで、イギリスのEU脱退したことを理由にして、金曜日の夜は飲みに行った。結局7軒も飲み歩いて帰ってきた。一応、記憶はあるが、はっきり言って酔った後の俺は果てしなく馬鹿なのだと思う。

人間は将来を見通す能力が低い。そして能力が低い人ほど目先の損得勘定に走る。酔った後の俺はその最たるものだ。土曜日は二日酔いでほぼ1日、寝ていた。そのことだけでも、自己嫌悪で死にそうだ。

イギリスがEUから離脱することについて、2日酔いのぼんやりとした頭でネットを中心にいろんな記事を目にしたが、一番気に入ったのは、オーストラリア(AUSTRALIA)もAUから脱退してストラリア(STRALIA)になる、というジョークの記事だった。

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土曜日の夜は日本対スコットランドのラグビーの試合を見た。とてもいい試合だった。特に俺が気に入ったのはレイドローというスクラムハーフで、こんな男が味方だったら安心だが、敵だったので、まんまとやられた。

前半の試合をレイドローはベンチから見ていて、日本からトライは奪えないことを早々に見極めたのだと思う。そして、日本は密集状態でゲームをしていると、オフサイド、ノット・リリース・ザ・ボール、ハイ・タックルなど、必ず深刻な反則を犯すことを知った。

となれば、トライを求める攻撃的なラグビーは捨て、少なくともトライされないようにすればいい。そして、反則をするたびにペナルティーゴールを決めていけば、7点差など簡単にひっくり返せる。

日本はこのレイドローの戦略に負けたように思う。トライを考えていないから、リスクの高いパスも出す必要がない。日本は勝つことに対する執着心はスコットランドより強かったと思うが、レフェリングも利用したレイドローのゲームコントロールに負けたように思う。

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「ジヌよさらば~かむろば村へ~」という映画を見た。

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カネ・アレルギーの若者が、田舎に移り住み、カネと一切関係の無い生活を送ろうとする。

俺にはよくわからない映画だった。一応最後まで見たけれど、主人公に全く共感ができなかった。カネと一切関係の無い生活を送るのはいいとして、彼にいったい何の能力があるのか?彼はカネにきれいというだけで村長になる。田舎を馬鹿にしすぎだ。

金に汚い政治家も問題だが、金にきれいなだけの政治家ではまた意味が無いように思う。

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「サハラ 死の砂漠を脱出せよ」という映画をまた見た。

sahara

以前見たときに、すごく面白かった。改めて見ることにした。

南北戦争で金塊を積んだ装甲船が、嵐に巻き込まれて、歴史から消えていた。いったい装甲船はどこに行ったのか?主人公は、アフリカにまでたどり着いていたのではないかと考え、砂漠のなかでその装甲船を探す。

改めて見ると、相当なご都合主義にはあふれているものの、やはり面白く、気に入った。

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「ワイルド・スピード」も見た。

fastandfurious

今まで海外に行く飛行機のなかで、部分的には見たことがあったが、ちゃんと見るのは初めてだった。主人公がおとり捜査の警察官だったなんて初めて知った。

この映画を見て何かを得ることができるわけではないが、それなりには面白い映画だった。
出張で長野の街中を歩いていたら、携帯電話が鳴った。足を止めて鞄のなかから携帯電話を取り出そうとしたら、俺の鞄と靴に鳥の糞が直撃した。

「この野郎!」と思って見上げたけれど、鳥の姿はどこにも見えず。ティッシュで拭く気力もなく、携帯電話をかけてきた相手とあまり実りのない仕事の話をした。

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そういえば、大昔の話になるが、東京大学で司法試験を受けたことがあった。司法試験の短答式試験は5月の母の日に行われる。

窓が全開だった。試験中にも関わらず、一羽のハトが教室の中に飛び込んできて、教室中を飛び回っていた。「なんだか、うるさいなあ。」と不満に思っていた記憶がある。僕は大学4年生だったが、その年に司法試験の短答式試験に合格する。

数年後、日本大学のゼミに行ったとき、最終合格した人の話を聞いた。その人もハトが飛び込んできた教室にいたらしい。

彼は、大安の日に司法試験の受験料を払って、そのお釣りで、神社のお守りを買って、それから…とやたらと験担ぎをする人だった。

ハトが飛び込んできたとき、僕は邪魔に思っただけだったが、彼は「運が付きますように。」と糞が自分自身にかかることを希望していたらしい。でも、糞がかかることはなかった。

物事はとらえ方次第だと、この話を聞いたときも思った。正直、変わった人だなあ、なんて思ったりもしたけれど。

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ちなみに、鳥類には括約筋がないので、好きなタイミングで好きな場所で糞をする能力はない。したいときが出ちゃうときだ。恐竜の進化形が鳥類だと考えると、恐竜もあっちこっちで勝手に糞をしていたんだろう。

鳥と違ってでかいから、巣のまわりはたいそう汚かったことだろうと思う。

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金曜日の夜は松本で飲んだ。久しぶりに会う友達5人で飲んだが、3次会以降は友達と2人だけだった。

その友達が12時過ぎた頃から完全に店で寝てしまい、慌てた。なんとか起こしてタクシーに乗せることができて、僕も帰った。

久しぶりに松本の夜を歩くと、いろんな国の料理店があることに気がつく。「いいなあ、松本は。」と思った。

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その昔、職場に本当に変わった人がいた。家に何百匹もカブトムシを飼っていて、サイドビジネスをしているのだという。

家に何百匹もカブトムシがいるということが想像できないし、したくないが、随分と儲かるような話をしていた。

俺はあまり詳しくないが、今はスーパーでもヘラクレスオオカブトみたいな外国産のカブトムシが売られているらしい。どうでもいいことだが、彼は今でもカブトムシを育てているのだろうか?なんてことが、職場で話題になった。

「もうダメじゃないですか?カブトムシを育てることに、そんなに需要があるとは思えないし。」
「ヘラクレスオオカブトが売られていることに対応するには、もう品種改良するしかないでしょ。」
「品種改良って、かけあわせするってことかあ。」
「そういえば、俺、今ジュラシックワールドを見ているんだった。ティラノザウルスにイカのDNAを混ぜて、擬態することができるようにするんだよ。それに比べるとカブトムシはちっちゃいなあ。」

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そういえば、今週は夜寝る前に、ジュラシックワールドを見ていたんだった。

jurassicworld

恐竜と人間が少しは心を通わすことができることをこの映画は示している。まあ、そのあたりは100%フィクションだけど。

最後まで見たけれど、子供の子守を頼まれた人はけっこう悲惨な死に方をしたのに、当の原因を引き起こした子供たちはそのことを屁とも思っていないあたり、この子供たちと俺とは随分と考え方が違うな、と思った。

俺なら、あの程度の年齢でも、責任の一部は俺にもあると思っていろいろと反省したと思う。もっとも、俺はいろいろと反省しすぎなのかも知れない。無駄な反省が多いので気をつけたい。
先日、狭い県道を走っているとき、道路の真ん中に石が落ちているのを見つけた。前後に車がいなかったこともあって、運転手に車を止めてもらい、車から降りた。石を道路わきに寄せるつもりだった。

車から降りたとき、周囲が獣の臭いで満ちているのを感じた。俺が石を拾って道路わきに寄せていると、一匹のサルが道路に接している木を登っていくのが見えた。

ふと見ると、他にもサルはいっぱいいるようだった。車に乗り込むとき、また道路に落石があった音がした。サルが投げたのか、落としたのか、意図せずに落としてしまったのかはわからない。ただ、猛烈な臭気と、俺が石を拾っているすぐ近くで石を落とした態度が気に入らず、サルの群れに向かって力いっぱい「馬鹿野郎!」と怒鳴ってから車に乗った。

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日曜日に『北川大介ファンの集いコンサート』に行った。俺自身は北川大介さんという歌手をそれまで知らなかった。初めて見た北川大介さんは明るくてやんちゃないい兄ちゃん、だった。ゲストの小沢あきこさんや森山愛子さんの歌も気に入った。

「今年、歌手活動18年目になります。ですから昨年は、17年目でした。」なんて話も何度も聞いているうちにだんだん笑うようになってしまう。自分でもどこかの挨拶で使ってしまいそうだ。

歌は当然のことながらうまいけれど、話が本当にうまい。ときどき、笑い話のなかに、実直な話を突っ込んできて、その話がジェファーソンの「成功も失敗も知らない臆病者になるよりは、挑戦する勇者となれ」と同レベルのなかなか聞かせる内容だった。気に入った。

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その後、居酒屋へ行って、初対面の人たちと宴会になって楽しく飲んだ。こんな美味しい居酒屋は初めてで、しかも相当に安かった。

ゴーヤチャンプルーは、卵焼きを一緒に炒めず、最後に載せるようにすると、色がきれいな黄色のままだということを、まあ当然なのだけど、今まで気がつかなかった。今度からそうやって作ろう、と思った。

いっぱい食べて飲みたかったけれど、土曜日の痛飲が響いて、日曜日にはほとんど飲むことができなかった(生とハイボールと、サワーを1杯ずつは飲んだけど。)。

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「鬼龍院花子の生涯」という映画を見た。

kiryuinhanakoslife

高知県の侠客一家の繁栄と没落を、主に養女として育てられた松恵(夏目雅子)の視点で描いている。主人公の政五郎がかつての上司に似ていて、俺は映画を見ながら何度も「たまらんなあ」と思った。

俺はてっきり、この映画は夏目雅子演じる「松恵」の生涯を追った映画だと思っていたが、どうやらそれは勘違いで、主人公の政五郎の実子「花子」の生涯を追った映画だということが、だんだんとわかってきた。題名も「鬼龍院花子の生涯」だしなあ。

花子は何不自由なく育てられ、しかし、一家の没落と同時に亡くなってしまう。花子の遺体が出てくるのは映画の冒頭の方で、見終わってから考えると、この一家の影の部分は最初から目に見える形で提示されていたのだな、と思う。

政五郎の人生はどこで失敗したのか。僕は労働運動を率いるリーダーの知性の強さへの憧れが、失敗に繫がったように思う。そして、最後には、花子の致命的な判断ミスが政五郎の心を折った。女に教育は必要がないと言い続けた男に対する、強烈な仕返しになった。

目先の恋ではなく、将来を見通す目を持てば、あのような判断には陥らなかっただろう。まあ、恋愛がらみになってしまうと、俺もよくわかんないけど。

映画はその時代の空気を映す。この和製ゴッド・ファーザーともいうような映画を見ながら、もうこういう映画が日本で撮られることはないんだろうなあ、と何度も思った。

夏目雅子の心の強さをスクリーン越しに感じた。そして、この美しく、本当に強い女性が、この世からいなくなってしまったことをさびしく思った。
クレジットカードの明細書がメールで届く。僕はだいたいいつも内容を見ない。総額だけ見て「今月も使っちゃったなあ。」なんて思う程度だ。

久しぶりに内容を見てみたら「アクトビラ」使用料なんていうのがあった。そう言えば、昔そんな機能がついたテレビを持っていたっけ?あれは確か友達にあげたんだよなあ。

その友達に聞いてみる。「君にあげたテレビって今、誰が使ってるの?」「うん?友達。」どうやらテレビは転々と所有者を変えているらしい。
「アクトビラって機能の使用料が発生しているんだけど、何のことかわかるか友達に聞いてくれ。」と頼んでみた。

「聞いてみたけど、俺も、友達もテレビをネットにつないだことがないんだ。だから、使用料は俺たちに関係ないよ。架空請求じゃないの?」ということだったので、アクトビラのカスタマーセンターに電話をした。

以前の住所やら電話番号を聞かれて、あたふたした。「えーと、なんだったっけ?」自分の記憶をたどってみたら、電話番号を記憶していたのには驚いた。

「NHKのアーカイブ見放題プランというのに入会してまして、ずっと課金されています。」ということだった。毎月1000円くらいかかるのだそうだ。なんてこったと思った。解約をしてもらった。

テレビを友達にあげてから3年が経つ。その間、ずっと課金されていたのか、と思うと残念な気がするが、まあ、仕方がない。諦めることにした。

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先週の日曜日は雨まじりだったが、姉の家でバーベキューをして酒を飲んだ。俺は飲み過ぎて、いろいろと暴言を吐いたらしい。「気をつけなさい。」と翌日、姉に言われた。何を言ったのかは教えてくれなかったが、僕も知りたいとも思わなかった。

そして、水曜日には他部署の部下を連れて軽く飲みに行った。バーの女の子と料理の話をしているとき、「ベジマイト」とは何かが話題になったので、手に入れてきた。フランスパンを電子レンジで温めてもらい、バターを塗る。その上に、ベジマイトも塗る。久しぶりに食べたベジマイトはおいしかった。バーのママも女の子も気に入ったようだった。
「二日酔いの朝はベジマイトがいいんだよね。」なんてことを僕は言っていた。

軽く飲むはずが結局4次会までこなして帰ってきた。最後の方は記憶もあやふやだ。3軒目の店では、ローリングストーンズの曲をDVDでかけてもらい、ミックが踊っているのを見ながら紙袋に入ったバドワイザーを飲んだ(この店ではなぜか、バドワイザーを紙袋に入れて出してくれる。)。「ストーンズはいいなあ。」なんて改めて思ったりした。

翌日は朝から何も食べることができなかった。午前中に会議がいくつかあって、順調にこなした。2時頃にそれまで曖昧なままだった腹痛が激痛になり、1時間ほど休んで休養室の畳の上で寝た。そして夕方になってようやく快復した。夕食はたっぷり食べたが、その日の初めての食事だった。本当は自分にベジマイト料理を作ってやるべきじゃないのかと思った。

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金曜日の夜、麻雀をした。僕は電動麻雀卓からの電磁波を阻止するというTシャツを着て行った。ICDを装着した俺の体は、電動麻雀卓の近くに行くと失神するらしい。どこまでが本当で、どこまでTシャツが機能を果たしているのかは怪しいものだと思っているけれど。

今年入ってきたばかりの部下の新人と打つ。一橋大学を麻雀が原因で中退したらしい彼のうち回しは素人離れしていた。半荘を4回やって4位、1位、3位、3位と散々な目に遭った。

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デイヴィッド・ブルックスの「あなたの人生の科学(上巻)」(早川書房)をようやく読み終わった。

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久しくこんなに意味のある読書をしていなかった。

この本は内容が濃く、自分が今どういう世界にいて何を目標に生きているのか、そして、どう生きなければいけないのかを、客観的な研究を元に示してくれる。

日本のGDPはナイジェリアの25倍らしいが、幸福度はほぼ同じらしい。この数字からも、日本人が目指すべきは金なんかじゃないことがわかりそうなものだ。金はないと不幸になるが、あるラインを超えると幸福度は頭打ちになる。

ときどき、ジェイミー・オリバーのDVDを見るが、子供が生まれたばかりのジェイミーに、奥さんが文句を言っている映像がある。「たった4日間の休暇中にも、職場から携帯電話がかかってくる。だから携帯電話は秘書に渡しているの。」この映像を見て俺が心に引っかかったのは「たった4日間の休暇」という言葉だ。彼女は、ほかにもプライベートの時間に、夫が仕事について考えていることを非難する。俺たち日本人サラリーマンのどれだけの数が、この「たった4日間の休暇」を取れているのか?プライベートの時間をどれだけ仕事に捧げているのか?俺なんか、今週も緊急電話が入って土曜日に対応しなければならなかった。俺たちは不幸なんだと思う。

幸福度は人との絆の深さに直結するという。いい結婚生活は年10万ドル(だいたい1000万円)の年収に相当するらしい。だから本当は、俺たちは「どういう人と結婚するべきか」ということを学んだ方がいい。

もっとも、俺の個人的な意見だけど、俺は結構、一人でいる時間が好きだ。幸せじゃないのかもしれないけれど、一人暮らしも不幸せではないような気がしている。

この本はさまざまな実務に役立つ知識、例えば「学力と知力は同一視できない。」ことなどについて詳しく教えてくれる。そして仕事は「信頼感」の有無が大事な要素であることを教えてくれる。下巻を読み終わったら、もう一度読み返したい。

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「スピーシーズ 種の起源」というSF映画を見た。

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人間と宇宙人のDNAを合体してみたら、成長が早く怪力を持った生物が誕生してしまい、科学者が混乱に陥るという映画だ。殺そうと思った途端に、逃げられてしまう。

ものすごい美人の仮面をまとったその生物は、一夜をともにしようとする男たちを次々に殺してしまう。色仕掛けのエイリアン物語になっている。

最後まで見たが、今回の生物は美貌と怪力は持っていても頭の中身がへなちょこだったのでよかった。もし賢かったら、人類は軽く絶滅していただろう。

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「グッモーエビアン!」を見た。名古屋が舞台の映画だ。

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俺から見ると中学生の娘が一番まともで、17才で彼女を妊娠した母親(麻生久美子)や、彼女の親友のパンクロッカーの男(大泉 洋)にはどうも感情移入ができなかった。

母親の収入だけが頼りで、学校帰りにスーパーに寄って、帰ってきたら家計簿をつけ、料理をする健気な娘。全く働かず、ヒモ生活を満喫しているパンクロッカー。一緒に笑って酒を飲んで騒いでいるだけの母親。

こんな家族と暮らしたくないと思うのは当然で、娘は逃げ出して大正解だと俺は思っていた。

パンクロッカーの過去を知り、ごめんなさいと娘が泣くシーンでは、なんで君が謝るんだよ、と違和感が大あり。この映画は何が言いたいのだろう?何があろうと、そしてどんな親であろうと家族は大切ということなのだろうか?俺、よくわかんないや、って思った。

子供の方が親よりずっとまともということで、なんとなく、じゃりン子チエを思い出した。じゃりン子チエの場合は、さらにネコの方がまともだけどさあ。
一人暮らしが長い男は、食事の時間が短く、量も多くなる傾向があるという。俺もその一人だ。

しばらくやせていく傾向が見られていたが、最近になって再び太り始めた。理由は簡単で、食べ過ぎだ。

夕食をたっぷり食べた後、甘いものが食べたくなる。バナナなどを食べていたが、甘みが足りないのか、物足りない。さらにまたご飯を食べてしまったりする。

「要は甘みがあって、よく噛めるものならいいわけだろ。例えばキャラメルとかさあ。」
なんて思ったので、スーパーでキャラメルを買って帰ってきた。

それで夕食後にキャラメルを食べてみた。1つでは足りなかったので、2つ目を食べた。そしたら、歯にかぶせてあった銀色のキャップが取れてしまった。

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翌日、予約をして歯医者に行った。取れた銀色のキャップも持っていったが、もうすり切れてしまっているので使えないのだという。

見せてもらったら確かに穴が開いている。新しいキャップができるのは1週間後。それまではキャップなしの生活が続く。

その日の夜は飲みに行った。ハンバーガーショップでハンバーガーとビールを飲んだ後、バーに行き、ワインを1本とウイスキーをかなり飲んだ。

土曜日は二日酔いは大したことはなかったが、何をする気力もわかず、ひたすら漫画を読んだり映画を見ていた。

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そういえば、今週はソフトボールの審判をした。「主審を」という話もあったが、「絶対無理」だったので、3塁の線審をした。

一度、強烈なゴロがファールグランドに飛んできた。誰かに取りに行かせるのが気の毒に思ったので、足を伸ばして、蹴飛ばした。

ソフトボールだから大したことはないだろうと思っていたけれど、意外と痛い。家に帰ってから見てみたらスネがかなり腫れていた。

まあ、それだけの話だけど。

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そういえば、今週は月に1回の病院の外来にも行った。

医者の話では、運動はしないよりもした方がいいのだそうだ。
特にほかに問題となるところはなさそうだった。

帰りに処方箋調剤薬局に寄ったら、「その後、お体の具合はどうですか?」なんてことを薬剤師の若い女の子が聞いてきたので驚いた。何かお話でもしたいなあ、というよこしまな願望が見破られたのだろうか。そもそもそんな願望を俺は持っていたんだっけ?

「この前、心臓が止まったってお話を聞いたのがすごく印象深くて、覚えていたんです。」と言う。そういえば、前回のとき、「心臓の具合が悪かったんですか?」なんて聞かれたことをなんとなく思い出した。

「まじかあ。」と思う。俺はいつ誰と何を話したかなんてすぐに忘れてしまう。こういうつながりをきちんとキープできる能力って、人間としては重要だよなあ、なんて思った。

まあ、それだけの話だけど。

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かわぐちかいじの漫画「僕はビートルズ」(モーニングコミックス)を全10巻読み終わった。

iambeatles

ビートルズのコピーバンドがある日、突然、昭和の時代にタイムスリップをする。たまたま、まだビートルズが世の中に現れる前の時代だったので、彼らはビートルズになろうと考える。

SFとしてはちゃちだが、ビートルズがもしこの時代に日本に現れたらどうなるかということ自体は興味深く読んだ。

僕はもうビートルズはほとんど聴かない。正直、飽きているんだと思う。一度ビートルズのコピーバンドの店にも行ったことがあるが、ジョン・レノンのパートをしている人が妙に偉そうにしていて、もう2度と行くつもりもない。

ただ、この漫画を読んでいる最中、ビートルズのいろんな曲が頭のなかを駆け巡って懐かしさを感じた。確かに、いい曲も多いんだと思う。もう自分から進んでは聴かないけど。

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麻生久美子主演の「インスタント沼」という映画を見た。

instantmarsh

麻生久美子さんって、昔から上手な役者さんだなあって思っていたけれど、こんなにハイテンションな役柄もきちんとできるのかと驚いた。俺、この映画を別の人が主演していたら、きっと腹が立って、途中で見るのをやめたと思う。

「途中で投げ出すだろう」と思いながら見始めたけれど、2時間もある映画なのにちゃんと最後まで見たし、なかなか面白かった。

こういう映画に、ちゃんとスポンサーが付いてお金を出すのがすごいと思ったし、この映画は見た人じゃないと語れないかなりふざけた感性がある。いい映画だと思った。
夢を見た。
誰かが身代金を犯人に渡さなくてはならない。金額は7千万円。
「俺が渡す。」
コンビニの袋に入ったお金を受け取り、俺は引き渡し場所に向かう。
相手は二人組。俺がコンビニの袋に入った金を渡したところ、なんと中身は空だった。
「どういうことだ。」相手はかなり怒っている。
「俺にもわからない。」
冷静になって考えてみると、7千万円という額の札束がコンビニの袋に入るわけはない。いったい誰が俺を騙したのか。お金を確認しなかった自分の愚かさが身にしみた。
そして、目が覚めた。

目が覚めてから、これはきっと何かの啓示だから、今日はお金には気をつけようと思った。

その日は出張で、往復6時間くらい車に乗っていた。夜6時過ぎにサービスエリアに寄って、温野菜カレーの辛口を食べた。辛口というよりはやたらと塩辛く、塩大入りといった表記が正確ではないかと思うほどまずかった。

部下の運転で職場まで帰ってきた。もう夜の9時に近かった。疲れて眠くて仕方がなかった。雨もパラパラと降っていた。軽くウイスキーでも飲んで帰ろうと、バーに行きかけたが、やはりタクシーに乗って帰ろうと思った。

タクシーに乗るときに、財布を確認した。財布が見つからない。何度探しても見つからない。「やってしまった。」と思った。いったいどこで無くしたのか。
考えられるのは、サービスエリアと車の中と、職場からバーまでの路上。一番可能性の高いのは車の中だった。

職場に戻って、車のキーを守衛から受け取り、車の中を探した。でも見つからなかった。後部座席のマットの下まで探したが見つからなかった。職場に戻り、自分の机の周りもパニックになりながら探した。現金もそうだが、カード類を丸ごと紛失したことが痛手だった。

俺が机のまわりであたふたしているのを別の部署の同僚が見かねて声を掛けてくれた。財布を探しているのだと説明をした。
「もう一度車を探してみましょう。」と彼は言った。

俺たちは職場の懐中電灯を持って、駐車場に向かった。でも、俺は車のなかをかなり本格的に探した後だったので、気乗りがしなかった。俺は、バーまでの道の方を探すことにした。道路の上に、俺の財布がぽとりと落ちているイメージがあった。歩きながら、サービスエリアに置いてきたことも考えた。もし、そうなら、随分と高いカレーということになりそうだ。

しばらく歩いていると、別の部署の同僚の声が遠くから聞こえてきた。「ありましたよ。財布!」最初は空耳かと思った。振り返ると、同僚がこちらに向って手を振っているのが見えた。俺は走って取りに行った。

俺は残業の手を止めて俺の財布を一緒に探してくれたこの同僚に感謝してもしきれない思いだった。彼はまた仕事に戻ったが、俺は今度は本気でバーに飲みに行った。そして、水割りを4杯ほど飲んだ。それからタクシーに乗って帰り、その日はさっさと寝た。

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財津真志の「専門学校なんていらない!資格試験に独学で受かる技術」(セルバ出版)という本を読んだ。

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内容的には、資格試験には過去問を解くことが大切で、何周もするといい、ということが書いてあり「それはそうだろうな。」と思った。そんなにびっくりするような技術が書いてあるわけではない。しかし、彼の宅建試験の合格記を書いているのを読んでいるうちに、心がわさわさと揺さぶられるような思いがした。

というのも、彼は妻と子供がおり、妻は最初、勉強に非協力的な態度を取る。勉強をしていると邪魔をする。子育てには父親の力も必要になるからだ。彼はその邪魔にもめげずに頑張るのだが、その勉強時間が、何の制約もない俺よりも多い。

彼は出勤前の2時間とか、休日の午前中に時間を割いて勉強をする。それを彼は宅建試験の3か月前くらいから始めている。俺の勉強時間はせいぜい、行き帰りのバスに乗っている20分間くらいだ。

俺の方も気象予報士の試験まであと3か月くらいだが、未だに「俺、受けるんだっけ?」くらいの精神状態だ。そのくせ、バーの女の子には「気象予報士試験を受けるんだ。」などと言ってしまう。女の子が無理をして「1ノットってどのくらい?」なんて聞いてきた日には、必要以上に教えてしまう。なんていうか、総合的に考えて俺は馬鹿なんだと思う。

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その昔、司法試験の勉強をしていた頃、朝、予備校の自習室に勉強に行き、夜、帰ってくるまで誰とも話さない日が何日も続いたときがあった。今の俺だったら、こんな勉強は長続きしないと言うところだ。信頼できる友達やライバルを作った方が、勉強はうまくいく。

カップラーメンを買うと、蓋を止めるテープがついている。

ある日、俺は朝、カップラーメンを作って食べた。そして、1日自習室で勉強をして、疲れ果てて帰ってきた。夜、シャワーを浴びているときに、髪の毛が引っかかる気がして、よく見てみたら、カップラーメンの蓋を止めるテープだった。一日中、こんなテープをつけたまま勉強していたのかと思ったら、心が折れた。

未だに、カップラーメンの蓋を止めるテープを見るたびに苦い思いがこみ上げてくる。俺は勉強について成功体験が極端に少ないことが、なかなか勉強中毒にならない原因なのだろうなあ、と思ったりもする。

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メル・ギブソンのキック・オーバーという映画を見た。

howispentthesummerholidays

マフィアの金を奪い、車ごとメキシコの国境に飛び込んだ主人公。仲間は撃たれて死亡。メキシコの悪徳警官に金を奪われ、自身は刑務所に。

マフィアは悪徳警官を殺して、金の回収を図るが盗んだ金額には遠く及ばない。金はどこに行ったのか?

納得のいくストーリー展開・結末で久しぶりに観る価値のある映画を観た気がする。メル・ギブソンは脚本・製作・主演。映画作りの才能があるということは素晴らしいことだと思う。