久しぶりにブログを書いたら、

>水の機械を買おうかすごく悩んでるので相談させてもらいたく
>メッセージを送らせてもらいました。
>ピュールオーという浄水器ご存知ですか?
>40万くらいするのですが世に出てる浄水器の中で
>1番綺麗になると言われました。
>実験も見たらすごく綺麗になってました。
>高額なだけに本当なのか騙されてるのか分からなくなってきました。

というコメントを頂いた。

二桁万円の40万円の浄水器とは、強気の値付けとも言えますが
3.11震災前は人間用RO浄水器は30万円とか相場であったような記憶がある。
福島原発事故騒ぎをきっかけにRO浄水器に注目して、
国内販売品は高すぎるぞ、と、USから個人輸入して、

一桁万円でRO浄水器を導入した。

国内販売品の30万円、40万円品よりお得であったのだろうか?

■お得であった説
お財布からの出費額は20万円、30万円減らせた。お得だった。

■まったくお得ではなかった。かえって高くついた説
初めて個人輸入に手を出し、RO浄水器のあれこれを調べ・・・
多大な「時間」を費やして設置したわけで、Time is money,
時給換算で計算すれば、初期導入だけで、3桁万円越え、だ。

まったくお得ではなかった。

上記のように考えると、

「40万円のRO浄水器を購入するというのは、
 浄水器を購入しているのではなくて、
 RO浄水器の導入ノウハウを購入しているのだと考えるべき」


という解釈もできるわけだ。

この解釈は正しいのだろうか?

USから個人輸入したときに使ったUSのSHOPは現時点でも営業している。
(A) https://filterdirect.com/drinking-water-systems-c-22.html


コメントいただいた「40万円のピュールオーという浄水器」は
まったく存じ上げないが、ググって、最初のHITする

(B) ttp://www.mihara-gr.co.jp/jyousuiki/
の宣伝ページを覗いてみた。
RO浄水器オタク目線では、「フンフン・・」という所と
「えっ・・」という所が混在しているな、が初見の印象、

この(A)と(B)のサイトの情報を比較検討してみることにしよう。

#初回記事UP後の追記はここから。

(B)のサイトの情報、また、在庫切れ状態ではあるが、
AMAZONでの同製品の画像から、わかったこと。

4ステージ構成/過圧ポンプ付き/アンダーシンク用10L圧力タンク
最初の3ステージが日本水道での使用を前提にした簡略構成版のRO浄水器
最後の4ステージ目は一般的なRO浄水テクノロジのものでなく、
還元水、アルカリイオン水界隈のもの。
ROオタク目線では、サイトでの「安全な水」がらみの
宣伝文句のほとんどは、RO浄水の特徴であって、
「ピュールオー」の独自特徴ではない。3ステージ目までは、
ROオタク目線では、
「フンフン。日本水道で使うと割り切ってここまで簡略構成にしてるわけね」
という感じ。
 

ROオタク目線で、「えっ・・・」と感じたのは
 

最終4ステージ目に関する説明。

還元水、アルカリイオン水あたりの知識はサーベイしたことはないが、
ちっと調べた感じでは、
(1)水を電気分解して得られると。
(2)MgイオンやCaイオンを含んで、浸透性がよいうんぬん
と。

還元水が、生体にプラス効果が期待できるかについては、
サーベイしたこともないので言及をひかえますが、
--------------------------------------------
RO浄水器の純水出力最終段で水の電気分解かぁ・・
そりゃ、TDSメータでRO水の電気伝導度を測るから
電流を流して電気分解できなわけでないろうが・・・
RO出力には、水道水中の、Mgイオン、Caイオンは、
真っ当なRO浄水やれているなら、水道水原水の、
5%~2%に減っているはずだが、そんな水を
電気分解して、Mgイオン、Caイオンが増えてまっせ、
の宣伝文句はどんな理屈なんだろう・・・

 

最初の3ステージで、水道水中のイオンを取り除いた後で、
最終4ステージで、Mgイオン、Caイオンを足してから、

電気分解するという理屈かな。

でも、それなら、4段目のフィルタ交換は不要、の表現もへんでは・・・
--------------------------------------------
みたいな「え・・・」を感じしました。

まじめに購入をご検討のかたは、
販売代理店にでも、上記の「え・・・」をぶつけて聞いてみてくだされ。
返事が得られたら、コメントくだせいな。


さて。次に、(B)を眺めて、上記を頭にいれたところで、
USの(A)のサイト上で、(A)ともっとも似ていると思われる

価格 399ドル(日本への送料ふくまず)
https://filterdirect.com/k6150p-koolermax-150gpd-stage-system-booster-pump-p-490.html
のRO浄水器構成と(B)を比較しながら、RO浄水機としての(B)が、
40万もする理由を考察してみよう。

USのこのシステムは、次の6ステージ構成
1st Stage Sediment filter    →:  ピュールオーにも相当するものあり。
2nd Stage Carbon block filterr →:  ピュールオーにも相当するものあり。
3rd Stage Carbon block filter:  →:  ピュールオーでは省いて簡略化
  日本の水道水は、高度処理されているから、2段も、カーボンいらねぇ
  設計かもね
4th Stage TFC membrane    →: RO浄水器たるゆえんのRO membrane
  ピュールオーでは詳細スペックの提示なし。
  GPD(1日あたりのRO水生成量のガロン表記)とか。
  (A)のサイトでは、このセットは、150GPDとうたっている。
  ROの耐圧限界も提示なし。
  ピュールオーで使用しているROの耐圧限界はいかほどか。
  過圧ポンプつけたら、原水水道水圧力によっては、耐圧限界超えることもあるが、
  それを想定した記述は(B)のサイトにはない。
  (A)では、80psiがRO入力の耐圧限界であり、これを超える場合には
  減圧弁

  https://filterdirect.com/150g-pressure-regulator-with-pressure-gauge-p-198.html

  を、RO前段のどこかに挿入して、圧力調整を行うべきことを示している。
  (B)では、ユーザでの設置は認めておらず、指定業者で取り付けることを

  前提にしているようで、また、
  標準不品以外は別料金、の表示があることから

  購入者への事前説明事項ではなく、 

  取付工事時に、水圧測定を行って、状況に応じて、

  「水圧高いようなので、追加部品つけときますね・・・別料金になります」
  なんて、現場調整をやるのかも知れぬ。

5th Stage Inline Alkaline filter: →:  イオン(ミネラル)を足すためのフィルタ
 ピュールオーの4段目と、位置づけは似ているかも。
 ただし、還元水的なことはうたっておらず。
 イオンを足すための5段目フィルタなので、1年ごとに交換しろ、と。
 

6th Stage Inline carbon filter:  → 人用RO浄水器の最終段には普通につけてるもの

 ピュールオーにはなし。

(A)と(B)の共通点としては水タンクは同じ

   ⇒(B)は、タンクについては、特殊なものを使わず、RO汎用品をつかっている

 

(B)の特異点としては、4ステージ目の「え・・・」以外に、
  ・日本住居を念頭に、コンパクト筐体設計めざしたか。

  ・シンク上の設置も念頭に、化粧金属ケースでくるむことにしたか。

  ・上記2つのために、最初3段は、RO部品としては、
   大量生産汎用品ではなくて、特殊品、or 特注品をつかってる?
  ・4ステージ目は、特許とか、独自品と宣伝しているぐらいだから、
   汎用品ではないわけだ・・

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「40万円のRO浄水器を購入するというのは、
 浄水器を購入しているのではなくて、
 RO浄水器の導入ノウハウを購入しているのだと考えるべき」

--------------------------------------


は、一部はあたっていそうであるが、
////////////////////////////////////////////
日本以外でも使われている標準RO部品だけつかった

浄水器構成にしたところで、

設置面積はでかいし、不格好だし、水圧調整、蛇口とりつけのための

現場調整工事は発生して、設置人件費はかかるし、

素人相手の販売には、トータルコストがかかってしまう。

人間用の浄水器販売するためには、日本国内法規制のために、

公的検査も受けねばならず、そのためのコストもかかる。
どうせコスト高になって、購入層が限られるのだから、

そんな顧客セグメント相手のビジネスと割り切って、

化粧金属ケースに収容し、一般的なRO部品採用にはこだわる必要なし。
「お高く」なっちまうから、RO水だけのメリット訴求だけでは、
ターゲット顧客層への「訴求力」が足りぬ。
最終ステージを、「還元水」のためにして、
RO水ユーザ+還元水ユーザ

をとりこむんだぁ!

///////////////////////////////////////////

・・・と分析してみました。
 

>1番綺麗になると言われました。
>実験も見たらすごく綺麗になってました。
 

上記については、40万円以下の、もっと安価な

RO浄水機(日本国内法規制テストをクリアしていない人用以外も含めて)

と同じ特徴です。

>高額なだけに本当なのか騙されてるのか分からなくなってきました。

「綺麗になってる」については「騙しちゃいない」のでしょう。

「高額な理由」は、「綺麗になる」からではなく、

上述した「分析理由」だと考えます。

 

最終ステージの、特殊フィルタによって、還元水うんぬん、のあたりは、

「騙しているのか」「騙していないのか」

判断つきませぬ。

 

最後に、「日本の法規制」について、からんで、最近のニュースで感じたことを
付記して、このエントリの記事追記を〆ます。

・トヨタ自動車で、衝突検査結果捏造があった、と。けしからん、と。

・US検査基準準拠の、衝突検査を真面目に行って、検査パス、している、と。

・US検査基準準拠より甘い検査基準のJP検査基準での衝突検査は省いた、と。

・US検査基準テスト結果を、JP検査基準のテスト結果として流用した、と。

・テストしてないのに、テストしたことにしたから検査結果捏造だ、と。

★悪法も法。法治国家として、ガバナンスとして、「けしからん!」
☆でもさ。合理的に、科学的に、経済的に考えて、それって、どうよ・・・
  JP市場より大きいUS市場向け基準で売れるマス向け商品を、
  市場規模が小さいJP市場で売るために、検査条件の甘いJP検査を
  追加実施して、追加コスト発生させて、JP向け販売価格に、

  上乗せして高いコストをJPユーザだけが支払うのは正義!っていいたいの?

「人間向け」RO浄水機で、ビジネスしようとするなら、「法」が変わるまでは、

★の立場で商売するしかないからなぁ・・・
40万の中のどれくらいかは、わかりませんが、★の成分もあるんでしょう。

 

☆的な、「つっこみ」に対して、

「そんなの、大した金額じゃないし、高くなってもかまわんよ」

と言える余裕のある層をターゲットにした商売としてやるしかないのかなぁ・・
 

☆の立場に共感し、かつ、40万円を高い!と感じるなら、

 

「人間向け」として販売はされていないが
国内販売品で、「熱帯魚飼育用」として、販売されていて、

US国内向けの人間向けRO浄水機と同じ標準RO部品が

つかわれているRO浄水機を、数万円で導入して使う。

 

というやり方もあります。

 

でも、このやり方の場合、多大な時間をかけて、

ネット情報を知らべて、時間をかける必要があります。

かかってしまう時間は、人それぞれ。

Time is money と言っても、

1hあたりの評価額も、人それぞれ。

 

結果が満足いくものでなかっとしても 全て「自己責任」

 

印字頻度が少ない自宅TS8230プリンタが夏の高温状態のためか

黒印字ができない状態が再発した。

メルカリから落札して修理復活させた予備機も同様症状に陥っている。

プリンタユーティリィのヘッドクリーニングは行わずプリンタヘッドをとりはずし、

ヘッド面外観を確認すると

(メイン機) 黒インクドロドロ こりゃつまってるなぁ、状態
(予備機)  見た目はまぁまぁ綺麗。

 

前回記事同様に、RO純水での、プリンタヘッド、付けおき洗いでの復活を行った。

 

(step1) インクカートリッジをはずしプリンタヘッドを取り外す。

 

(step2) ヘッドはプラスチック容器へ。カートリッジは、濡れティッシュとともに

     ポリエチレン袋に入れ密封し再装着まで乾燥しないように保管

 

(step3) 6ステージRO浄水機の第5ステージ DIフィルタ出力から純水採取して、

     ヘッドをいれたプラスチック容器へそそいでヘッド端子をぬらさないように

     注意して、ヘッド面を洗う。注いだRO水の色がまぁまぁ薄くなるまで、

       RO水そそぐ→ヘッドをあらう→汚れたRO水を捨てる

     を、繰り返す

     RO浄水機を持っていない場合は、スーパーのRO浄水機から数リットル

     採取すればよかろう。


(step4)一晩放置。RO水がまだ真っ黒になっていたら、 RO水交換して少し、様子見

     すぐに、インクが染みだしてこない感じなら、洗浄終了とみなして、
     水滴だけ軽くティッシュなどで吸い取って★乾燥させず★プリンタに再装着。

     インクカートリッジ再装着

(step5) ★プリンタヘッドクリーニングを行わず★いきなり、テスト印字

今回は上記だけで復活した。インクカートリッジは継続利用でも行けました。

上記(step4)直後では、プリンタヘッド中のインク経路は純水で満たされているはず。

すぐに印字できる状態ではなく初回テスト印字では真っ白になると予想したが、

プリンタ制御ソフトが「よろしく対処」してくれた模様

 

2回目の復活に成功したので、ダイソーあたりで、
ヘッド洗い用の容器と、使用途中インクカートリッジの乾燥防止用容器を調達しておこう。

なお、使用している互換インクは、インク革命.com のもの。
TS8230で使用しているプリンタヘッド+インク革命.comの互換インク
以外でも、このやり方が通用するかは、不明。

 

 

 






 

Canon TS8230などのインクジェットプリンターでブラックだけ印字されないときのTIPS。
以下の条件に合致するときはお試しあれ。
(条件1)ブラック専用の多色よりでかいPGBKのインカートリッジを使う機種
(条件2)プリンタを使う頻度は高くない。たまに使う
(条件3)チェックパターン印字でPGBKだけ印字できない。
(条件4)純正でない互換インクカートリッジを使ってる

✕黒が印字されないあ時にやってはいけないこと

 

(1)プリンタ付属ソフトでのクリーニング操作。強力クリーニング操作
(2)ヘッドはずして水洗いしてかわかす、とか。
(2)ヘッドはずして洗剤であらう、とか。

◎対応方法
 

(step1) PGBKインクカートリッジが空でないことを確認
     ※カートリッジ現物を確認すること。PC上の残量表示はあてにならない。

(step2) 残量があるなら、カートリッジ全色はずして、プリンタヘッドをとりはずす。
     yotubeにとりはずし方法の動画あり。

(step3) 以下を用意する。
     1)プリンタヘッドが入るぐらいのプラ容器(8cm x 10cm~15cm)
            2)純水1Lぐらい。
       6ステージRO浄水機ユーザなら、DIフィルタ出口から取水すること。
       RO浄水ユーザでないなら、精製水500mlボトルを2本かってくる。
      3)新しいPGBKインクカートリッジ

(step4) プラ容器にプリンタヘッドを入れる、印字面を下に。カートリッジ取り付け面を上に

(step5) ゆっくり純水をそそぐ。水位は、金メッキ電極に水がかぶらないレベル。
     カートリッジ取り付け側のインクタンクとの接触面がギリギリ浸るレベル
 
(step6) しばらく放置。純水がインク色にそまったら、水をすてて,(step5)を繰り返す。
     純水が(すぐには)にごらなくなったら一晩放置

(step7) プリンタヘッドを取り出し、ティッシュ、トイレットペーパなどで、
     水気を吸い取る。プリンタヘッド印字面をこすらないように注意。

           
(step8) プリンタヘッドを乾燥させず、すぐ、プリンタに装着。
     PGBK以外のインクカートリッジを再装着
     PGBKカートリッジは新品を装着
     元のPGBLカートリッジは残量がいっぱいあってもあきらめて捨てる

(step9) チェックパターン印字を行いPGBKが印字されることを確認

※解説
❶プリンタヘッドを水道水で洗って乾燥させたら蒸発残留物でトラブルを起こすだろうよ。

❷同じ理由で洗剤なんてありえん。

❸水性インクなんだから純水のつけおき洗いが最適。こまめにつけおき純水を交換して、
 つけおき水の純度維持には注意する

❹純水つけおき洗い後のプリンタヘッド内に水分が残っている内に
  印字チャレンジすべき。乾燥させたら、残留インク成分が固まるリスクあり。

➎プリンタヘッドづまり原因がPGBKインクの 粘度上昇原因かも。
 新品カートリッジに交換してから印字チャレンジすべき


P.S.
❶~❹にて何度も「黒色印字不良」を乗り切ってきたが、
これだけでは回復できないトラブル発生。
➎の可能性にきづき再チャレンジして回復成功
回復失敗していた別個体のプリンタでも、➎こみで、
純水でのプリンタヘッドつけおき洗いしたら、あっさり回復できた。
 

・・・と、いうことで、TIPS公開とします。


 

 

 

トンデモ大賞受賞者の方の著作です。

pp147-148の記述です。

 

(1)欧州で全ての幼児が牛痘接種を受ける。しかし
(2)1870-1871年ドイツで100万人が天然痘を罹患。1年で12万人死亡

(3)ビスマルクが「おびただしい数の天然痘患者は種痘が原因」と言った

とのこと。

 

その情報ソースは、(『医学と健康』2008年12月22日号)とのこと。

この情報ソースを見つけることができませんでした。

 

こういう主張に対して、の真偽判定は、非常に難しい・・・

古いことですし。

Smallpox Germany vaccination (天然痘 ドイツ 種痘)


で、検索してみました。

 https://asclepio.revistas.csic.es/index.php/asclepio/article/download/1000/1625?inline=1

このABSTRACT冒頭を、自動翻訳かけますと

 

「1870年代初頭、独仏戦争の影響でドイツで天然痘が流行した後、1874年に帝国法により天然痘ワクチンの接種が義務化された。この法律は議会や国民の間で熱い議論が交わされ、それまでのワクチン接種に対する抵抗感が政治的な反ワクチン運動へと発展していった。このため、ドイツ政府はいくつかの安全対策を採用した。本稿では、まず、1870年代までのドイツ各州における予防接種の慣行、規制、政策と、1874年に天然痘の強制接種に関する帝国法が制定されるに至った生物政治的な展開について説明する。次に、なぜドイツでは強制接種が成功したのか、というワクチン接種に関する世論の議論や批判を紹介している。」

 

『反ワクチン運動』が当時もあったらしいですね。

 

本文趣旨を、概略引用します。


独仏戦争では、

・ドイツ軍とは異なりフランス兵は一貫してワクチン再接種を受けていなかった

・何千人ものフランス兵が天然痘に罹患したがドイツ軍では発病した兵士は少量
・フランス軍で天然痘が発生したことがドイツ軍成功した理由のひとつ

・フランス人捕虜がドイツ一般市民(ワクチン接種していない人多し)に感染させた

とのこと。(引用元には詳細数字記載があります)
そして、独仏戦争後に、戦死者より天然痘死者の方が多かったことを反省して

ワクチン強制接種法の議論が始まる。

 

子供へのワクチン接種を義務付ける法律があり、多くの州政府が再接種を推進していたが、違反しても罰せられなかった。疫病が発生して初めて、州政府は積極的に行動するようになり全住民へのワクチン接種と再接種を義務付ける法案が提出され、予防措置に反対する者への罰金や懲役刑が適用されることになった、と。

この強制接種法は1874年に成立し1970年台まで有効であった、と。

 

議論の過程では、強制接種に

国民自由党が反対

進歩党が賛成

で、あったと。

 

wikiによると、ビスマルクは独仏戦争後は、

反対派の国民自由党と協力関係にあったとのこと。

 

以上が、ググった結果です。(私の個人見解は、ふくみません)

 

私の個人見解は、

・当時の種痘も(再接種すれば)天然痘予防に効果があった。

・再接種義務化法制化の過程で、推進派と反対派が論争

 (ビスマルクが船瀬氏本のような事を言ったのなら、反対派としての発言か?)

・推進派勝利し天然痘撲滅の一助となる。

です。

 

船瀬氏著作記述を、

「種痘は天然痘には効果なかったのだ!」という意味あいで「鵜呑み」にしてはダメですよ。


★★付記★★

トンデモ大賞の人に、ケチ付けてもなぁ・・と思いつつ、

調べた結果は、私には、とても、有意義でした。

ビスマルクが反ワクチン派であったと歴史推理すると、非常に興味深い。

USや日本で進行中の、

ワクチン推進派 vs 反ワクチン派

の論争と同じですよ・・・



 

 

家人(文系の人)とワクチン接種する/しないで意見の食い違いが

生じてすり合わせ中なのですが、

「PCR検査は新型コロナとインフルエンザを区別できない」という情報発信があるとのこと。

「それは嘘だろう」と調べてみました。

 

そんなウソ情報の1つが、↓

 

https://www.nnn.co.jp/dainichi/column/tisin/210819/20210819048.html

[温故知新] PCR検査の感染者増

加茂川 耕助

 

この↑の情報の「疑陽性」の記述部分は「嘘」です。
 

(A)新型コロナウイルス遺伝子配列がわかる前に

  開発されたPCR検査の中には区別できないものもあったのであろう。

 

(B)2020年1月10日にウイルス遺伝子配列が公表された以降、

 新型コロナウイルスを検出するためのPCR検査の開発が開始され

 2020年2月には日本国内で「区別できるPCR検査」が流布されはじめている。

  https://www.niid.go.jp/niid/ja/others/9478-covid19-16.html

 

  この時開発されたPCR検査は「新型コロナウイルス(断片)」だけに反応し、

 インフルエンザウイルス(断片)には反応しない。

 

つまり、昨年の1月、2月頃行っていたPCR検査は、

「区別できない」検査だったのかもしれませんが、その後、「コロナだけ検出する」

新版のPCR検査に切り替わっていっているわけです。

さらに、その後、新型コロナウイルスと、インフルA、インフルBを、区別して

同時検出できる新しいPCR検査も利用できるようになってきています。

https://murasakiyamapark-clinic.com/covid19-flu-rapid-pcr

来年以降は、このような、「同時に区別して検出できる」PCR検査を

つかっていきますよ、という趣旨で

 

(C) アメリカCDCは、(B)の「新型コロナウイルス(断片)」しか検出できない
  PCR検査の代わりにインフルエンザウイルスも検出できる新しいPCR検査を

  来年以降使用していくと2021年7月21日に発表

https://www.cdc.gov/csels/dls/locs/2021/07-21-2021-lab-alert-Changes_CDC_RT-PCR_SARS-CoV-2_Testing_1.html

 

となりました。

 

理系脳からすれば

・「PCR検査」は固有名詞ではなくて普通名詞(というか検査方法の分類名)

・「PCR検査」は種類がありバージョンがあり改良が日々続けられている。
という、そりゃそうだろう、という経緯なわけですが、

 

世代の違う個々のPCR検査を区別できない人が

(A)のような情報を目にし、

(B)のような情報を知らない状態で、(あるいは意図的に無視して)

(C)の情報の解釈を誤った結果として、(あるいは意図的に曲解して)

「CDCがPCR検査が新型コロナとインフルエンザを区別できないことを認めたのである」

という、デマ情報発信しているということです。

 

 

(C)の発表をネタにしたデマ情報がUSネット上で流布しているようで、

USのネブラスカのPCR検査を行っている専門家が、

↓のような、「デマ訂正情報」を発信しています。

https://www.nebraskamed.com/COVID/pcr-test-recall-can-the-test-tell-the-difference-between-covid-19-and-the-flu

 

大阪日日新聞記事を書いた、

加茂川 耕助氏(評論家)

は、単に、USネット上に流布された「デマ情報」を、「鵜呑み」にしただけの方で、

良かれと思って件の情報発信をしているのかもしれませんが、

「ネット上の『嘘』を『嘘』と見抜けなかった方」

であるのは間違いないので、実名記述して(ペンネームらしいけど)
注意喚起させてもらいます。

 

間の長い試みになるので覚書。逆順で、追記していく。


(11) SH-4向けのgcc-3.4.6 buildにチャレンジする。

 

(10) gcc-3.4.6のINTEL Chip向けbuild再チャレンジ  

 ./configure --prefix=/usr/local/test

して、makeして、make install

は最後まで走る。

警告はいろいろ出たが。

 

(9)コンパイラ・コンパイラのyacc,bison不足のため?とあたりをつけて

gcc-3.4.6のChangeLog覗いて、2005,2006年あたりのbisonならいけるか、とあたりつけて

 wget https://ftp.gnu.org/gnu/bison/bison-2.1.tar.gz

にて、bisonのソースをDLして、

  ./configure --prefix=/usr/local --with-gnu-ld
にて、configureして、make実行

make install

実行なしで、いきなり、
/usr/local/bin/yacc
/usr/local/bin/bison
ができあがる。

 

(8)まずは、SH-4用gccの前に、INTEL chip用gccとしてbuildできるかTry

cperse.cが見つからない、エラーでbuild失敗

 

(7) gcc3系の最終バージョンを

 git tag -l

で調べる。

releases/gcc-3.4.6

と判明

 git archive --format=tar releases/gcc-3.4.6  |(mkdir -p ../gcc-3.4.6 ; cd ../gcc-3.4.6 ;tar oxvf - )

にて、gcc-3.4.6のソースセット一式を取り出す。

 

(6) SH-4 プロセッサ用のlimux 2.4.17用の、実行バイナリを

つくるための、Intel CentOS6上で動くgccのビルドを試みる。

  git clone git://gcc.gnu.org/git/gcc ~

で、gccのソースリポジトリ全部もってくる。(でかい。1.2G)

 

(5)作成したbinutilのobjdump,readelfで、SA-SX400内HDDの中の

実行バイナリを逆アセンブルしたりシンボル情報を覗いたり。

gcc3.0 glibc2.2使って開発されているらしいと

あたりをつける。

 

(4)

wget https://ftp.gnu.org/gnu/binutils/binutils-2.13.tar.gz

にて、binutil 2.13のソースを取得

ChangeLog内のscうんたらの記述やら、ネット上の、クロス開発環境作成情報から

 ./configure --target=sh-4-linux2.4.17 --prefix=/usr/local

にてbuildして、

/usr/local/sh-4-linux2.4.17/bin/objdump
/usr/local/sh-4-linux2.4.17/bin/readelf

などを作成する

 

(3) INTEL系CentOS6上で、SH-4用LINUXの実行バイナリを

逆アセンブルするための方法を調べる。

binutilをクロス開発環境としビルドすればいけるらしいことがわかる。

SA-SX400の発売時期、HDD内探索結果から、

binutils-2.13
あたりのバージョンとあたりをつける。

 

(2)分解したときにとったCPUボードの写真を確認する。

チップ上に、SH-4の記載があることを確認


(1)

純正HDDの中身をDDコマンドで吸い出し、
別HDDにDDコマンドで複写

LINUX PC上で別HDD上のext3ファイルシステムをマウントすれば中を覗ける。

PC上のfileコマンドで、SA-SX400内にあった実行バイナリを調べる

ルネサスの、SHが、CPUと判明する。

 

 

SA-SX400の純正楽曲バックアップ機能は本体側でバックアップ開始を指示し、
パソコン側上のブラウザで、SA-SX400のIPアドレス URLを指定して
パソコン上に、バックアップ採取を行うものだが、
・フルバックアップしかできない
・2GB毎にファイル分割するのでそのたびに人手操作が必要

という仕様のため、HDD換装して楽曲容量を増やしたら、とても、やってられない。


上記の仕様なので、SA-SX400上でWEBサーバが起動しているわけだが、

Server: Apache/1.3.33 (Unix)

が動いている。


第1パーティションには、/bin/bash /bin/tar /bin/find  /bin/df などの基本コマンドがそろっているので、
Apacheのconfをいじってやれば、お好みのバックアップ機能を作れる。

具体的には、換装するHDDに、純正DISKの内容を複写した後で、
(step1) 新規directoryを作成し、そこに、/bin/bash  を bash.cgi  みたいな名称で、改名コピー

(step2) Apacheのconfファイルに ↑の 新規directory下のcgiを実行できるように、数行追加
を、行うえばよい。

↑の仕込みをおこなっておけば、本体パネルで、「バックアップ開始」操作を行えば、
Apacheが起動するので、外のLINUX機などから、bash.cgiに、コマンドライン行を
POSTしてやれば、コマンド実行結果が、HTTP応答として返ってくる。

外の世界で、バックアップ用のスクリプトを組めば、

差分バックアップ機能を作りこむことができる。

例えば、
/bin/echo -e -n "Content-Type: application/octet-stream\r\n\r\n"
df -h
の2行を、wgetコマンドなどで、POSTしやれば、


Filesystem            Size  Used Avail Use% Mounted on
rootfs                152M   98M   52M  65% /
/dev/root             152M   98M   52M  65% /
tmpfs                  12M     0   12M   0% /dev/shm
/dev/root.old         3.9M  3.7M  244k  94% /mnt/app_bin
/dev/hda2             387M  381M  3.2M 100% /cddb
/dev/hda3             106M  5.9M   99M   6% /data
/dev/hda4              73G  760M   71G   2% /Track

と、起動中のSA-SX400上のLINUX上のマウント状況を調べることができる。
第4パーティションの楽曲データは、/Trackにマウントされていることが分かった。

/bin/echo -e -n "Content-Type: application/octet-stream\r\n\r\n"
(cd /; tar cf - Track)

の2行を wgetコマンドでPOSTしてやれば、
楽曲データのtar形式のフルバックアップデータが得られる。
WAV形式の非圧縮CDデータ 631Mの取得に332秒を要した。
80GBだと、11.6時間ほどである。長いが、放置しておけばよいので、

純正機能より、はるかに、楽である。

差分バックアップ機能を作りこむには、
(1)find でファイル一覧を取得
(2)バックアップ済みファイル一覧と突合せて、新規ファイル一覧、変更ファイル一覧を作成

(3)一覧ファイルに従ってファイル取得
なんて感じのスクリプトを、パソコン上に組めばよい。


 

2台目中古機を使った種々の実験を経て、我が家の1台目のグレードアップを行い

運用できそうな状態まで持っていた。

以下に概要を記す。

 

■目標

純正40GB 3.5 inch IDE HDD内の全コンテンツを

80GB以上の新品 2.5 inch STAT HDDに移行し、

楽曲格納領域を倍増する。

 

■新規調達したもの

(1) 2.5 inch SATA HDD 160GB (あいにく80GBのものが見つからず)

(2) 2.5 inch HDDを3.5inchでマウントするためのキット(鉄板とネジのセット)

(3)「玄人志向」のSATAD-IDE変換カード

 

■概略手順

(step1) 純正 IDE 40GB HDDをLINUXマシンに接続しddコマンドで40GB 1ファイルのバックアップファイルとして吸い出し

(step2) 新品 SATA 160GBをLINUXマシンに接続しの先頭40GBを、↑つかってddコマンドで上書き

(step3) コンテンツ領域第4パーティションのext3ファイルシステムのパラメタを採取

(step4) 第4パーティションをdumpコマンド使ってコンテンツ全体を1ファイルのdumpファイルとして吸い出し

(step5) fdiskコマンドで第4パーティションを削除しENDシリンダ番号を80 GB(より少しだけ少な目にして)

     第4パーテイションを再作成

(step6)mkfsコマンドで第4パーティションにファイルシステム再作成

    (容量以外のファイルイルシステムパラメタ値はオリジナルファイルシステムのものを踏襲)

(step7)作り直した第4パーティションをmoutし、restoreコマンドでdumpファイルつかってコンテンツを復元

(step8)  調達物3点を純正 HDDの代わりに本体に装着

 

1台目にて試行運用を行いつつ

2台目実験台中古機では、「遊んでみる」

わかった事を箇条書き

  1. HDDを入れ替えると楽曲再生できなくなる。著作権保護がらみか。
  2. HDD内部は4パーティション。3番目に楽曲INDEX,4番目に楽曲データ
  3. MontaVista(R) Linux(R) Professional Edition 3.1
  4. CPUは、 Renesas SH
  5. 40GB HDD全体を160GB HDDに複写し4番目のパーティションを切りなおせば楽曲データ量を増やせる可能性あり。
  6. 4番目パーティションの最終位置を先頭から80GB(=SA-SX800相当)ならば空き容量表示働いていそう。、
  7. 1台目のネットワークに疎通しない不具合は2台目のHDDを繋いだら解消する。つまりハード故障ではなくシステムファイル損傷?
上記7.から1台目と2台目のHDD内容の差を比較。1台目は2006年製
ネットオークションで購入したジャンク扱い2台目は2005年製
  1. 2005年製造は、/var/logにログ出力するが2006年製造は/var/logにログ出力しない
  2. ネット接続できる2005年製造は空ファイルの/etc/resolv.confが存在するが、2006年製造は/etc/resolv.confが存在しない
  3. 機能には関係しないはずだが、/etc/motdが2005年製造にはあり2006年製造は、Directory エントリ(inode)が異常
  4. 上記3点以外はlinux本体部分のシステムファイルには差異はない。Panasonicが追加したバイナリファイルは中身には差異はあるが、ファイルの品ぞろえには差異はない。
  5. 2006年製造でファイル消失が発生していると推測。fsckかけてみたら、上記2と3の2ファイルがサルベージされる。
2006年製造の1台目は、家電量販店の、デモ機処分品を購入したことを思い出す。
40GB HDDが満杯になり新規録音はできなくなりJUKEBOX状態で使っていたため
新しいCDを読み込ませることもなくネット接続を試したことはなかった。
店頭デモ機だったので、そこでもネットにはつないでいなかった可能性大。
消失している2ファイルは運用中に書き換えるようなものでもないはずで、最初から、こわれてた?という疑念も・・(デモ機だし)
 
破損ファイルを復旧することで、1台目 2006年製造が、ネット接続できない不具合は解消した。
製品機能のネット経由バックアップは利用しないが
新しいCDのタイトル取得ができるようになったのでHDD容量増チャレンジを続ける。
 
 
 
 
 
 

前節で、内蔵HDD 40GB を取り外して、DISKの中身全体を、LINUX パソコン内に、

1コマンドラインにて、バックアップファイルとして保存を行った。

 

このバックアップファイルを別のHDDにリストアして、

SA-SX400に装着して正常動作するか確認してみる。

これが成功するなら、寿命が来た、

あるいは、来そうな古いHDDから、新しいHDDに乗り換えて、

SA-SX400を延命できることになる。

 

■前提1

 

別のHDDとして、純正DISKは、(2個体だけの経験だけが)

SAMSUNGのSV0411N 40GB IDE規格

であった。交換用DISKとしては、これを前提にはしない。

(探す気も起きない・・・・)

IDE規格の40GB以上の3.5インチドライブなら、

(技術的世代が同じなら)

成功の目はあるだろう。

これくらいの「アバウト」さでも、成功するなら

SATA/IDE変換をかませた2.5インチDISKでも成功するかもしれない、

という期待もこめて。

 

・・・ということで、Seagete barracude 7200.9 160 Gbytes (中古品)を使った。

 

 

■前提2

 

前節の■手順2で、純正DISKの全データのバックアップが完了した時点を、

この作業の開始点とする。

 

■リストア手順

 

バックアップファイルの形式毎に、以下の1行コマンドラインを投入する。これだけ。

 

★ddコマンドのみで非圧縮のバックアップファイルを採取した場合

 

dd if=バックアップファイル of=/dev/sdc bs=1548288 count=25874
 

★ddコマンド+gzipコマンドでバックアップファイルを採取した場合

 

gzip -dc 圧縮バックアップファイル.gz |dd of=/dev/sdc bs=32256 1548288

注1)/dev/sd* のところは交換先のHDDの装着方法に合わせて、適宜変更すること。

注2)bs=32256の数値は、純正SAMSUNG DISKのfdisk -l 表示が

       63 sectors/track

       Sector size (logical/physical): 512 bytes / 512 bytes
      であったので、63*512 = 32256 を指定した。

   512でもよいのだが、リストアにひたすら時間がかかってしまうはず。

   この値で、16.7MB/S 40分ほどで、リストアが完了した

注2)  リストア中に iostat 1 を実行すれば、リストア先のDISKのIO状況をモニタリングできる。

  リストア先からのreadが発生していたので、さらに、大きい値とした。

 

FORMATかけるとか、パーティションを切るとか、ファイルシステムを作成する、とか

そういうややこしいことは、一切行わない。

 

物理的に全データを採取したバックアップデータを、そのまんま、

よりサイズのでかい別DISKに、上書きするだけ。

WINパソコンでつかっていた、データが残っているHDDでも、

そのまんまの状態で、LINUX機につないで、バックアップデータをリストアすればよい

 

このやり方では、SA-SX400の楽曲容量は増えない。40GBのままである。

160GB HDDにリストアしたなら、残り120GBは、死蔵領域になる。

でも、原理的には、成功確率は高いリストア方法である。

 

で、リストアした、Seagate 160GBを、SA-SX400に装着したら、

あっさり、起動成功して、楽曲再生も問題なくできることは確認できた。

 

新規CDを取り込むところまでは確認していないが、

このリストア方法の場合は、そこまで確認する必要もなかろう。

 

次は、死蔵領域120GBも、楽曲保存用の領域として

使える形で、リストアをかける手がないか、について

試していくことにする。