心と体のストレスを和らげる『ヘルスケアカーテン』 | ふしぎと夢が叶う人のインテリア―北欧と日本、ときどきパリ
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こんにちは!

 

インテリアはおしゃれにしたい人のためのもの・・・って思ってる人、きっと多いですよね。

 

私は、おしゃれである前に、インテリアの工夫で

お部屋&暮らしの悩みを解決することを最も大事にしています。

 

そこで。今回はカーテンについて

 

実はカーテンって、部屋の中でも一番目につきやすく、

そこそこ大きな面積を占めているので、私たちの心身に影響している…ご存知でした?

 

コロナでストレスやうつの問題も出てきている今、

ストレスを和らげるインテリアがあるってことを知って欲しくて

この記事を書いています。

 

 

■カーテンなんてどれも同じ?                          

「カーテンなんてどれも変わらない。一度つけたらじっくり見ないよ。

私なんて自分の家のカーテン、どんなのだったか覚えてない」

 

 そうある友人に言われた時、衝撃でした。

 

でも、案外、こういう人って多いのかな。

 

インテリアを考えるとき、家具に意識がとられて、

なぜかカーテンは最後になってしまう。

 

カーテン選びなんてどこに行けばいいか分からない。

何を選んでいいか分からない。

なんだかピンとくるものもない。

 

カーテンなんてどれも同じ。

 

それならば、とりあえず、当たり障りのないもの、何にでも合いそうな無難なものをぶらさげておくか・・・。

 

いや、何なら前のおうちで使ってたカーテンでもいいよね…?

 

こんな風に折り合いをつけているから、「カーテンを選んだ」という感覚がなく、

どんなカーテンだったか記憶に残らないのかもしれません。

 

たくさんの色を比べるところから始めてみよう

 

でも、本当はカーテンは私たちの心と体に影響を与えています。

なぜなら、常に目線の先にあるから。

 

特に色の影響は大きい。

 

だから、まずは自分の心に響く「色」はどんな色なのか確かめてみましょう。

 

スイスブランドの『クリエーションバウマン』はとにかく色数が豊富。

 

ふつう、カーテンはあまり売れない色はどんどん廃番になってしまうので、

結局無難な色しか残らず、だから私たちも折り合いをつけて

仕方なく無難なカーテンを選ぶ・・・という悪循環。

 

スイスのブランド『クリエーションバウマン』は

 

「個性のある色を選ぶ人が少ないことは分かっている。

でも、あえて色数を豊富に選ぶ楽しさを味わってほしい」…というだけあって、

なんと!約600アイテム・約6000色のカーテンがあります。

 

 

たくさんの比較対象があることで、「自分の好きな色・デザイン」に出逢える。

 

毎日過ごす部屋で、自分の好きな色やデザインが常に目に入ってきたら・・・

心が癒されたり、意欲が湧いたりするものです。


カーテンの変わっていく様子と手触りも大事

 

カーテンは毎日開けたり閉めたりするので、日々手に触れるものです。

だからこそ、その変化や手触りも大切にしたい。

 

以前、インテリアプロデュースをさせていただいたMさま

がそれまでのカーテンから取り換えられて、新しいカーテンに触れた時。

 

その手触りの良さに「幸せな気持ちになる」と頬ずりされたことがあるほど!

自分にとって「心地いい感触」というのも大事な要素です。

 

 

洗いたてのふわふわタオルで顔をふく時に、幸せな気持ちになる・・・あの感覚です。

 


 

例えば、『リネン&フレンズ』コレクション。

 

リネンは自然素材の麻でできているので、湿気を吸うと伸び、その変化を楽しむことができます。

 

フレンフレンズコレクションは洗濯をしても縮みにくいポリエステルを使っているのに、

麻の風合いがあり、その柔らかい素材感はぜひ触れてみて欲しいです。

 

また、なんとも言えない優しい色合いが心を癒してくれます。特にペトロールブルー(淡いグレーがかったブルー)モーブ(紫がかったピンク)は写真より現物の方がキレイで、感動ものです。

 

「ヘルスケアカーテン」人気NO1は『HERVA(ヘルバ)』

 

最近ではクリニック、リハビリセンター、養護施設、老人介護施設など、

心の癒しに重点をおき、明るい空間をつくるところが増えています。

 

 

私も今、香川県にある末期がんや認知症などのケアカフェのインテリアプロデュースを手掛けています。

 

©creationbaumann

 

「ヘルスケアカーテン」は色彩心理学者やカラーセラピストと連携して共同開発されたもので、

60度でも洗濯できるので衛生面も大丈夫。

 

看護や介護カーテンとは思えないファッショナブルなデザインです。

 

真っ白な空間にこのヘルスケアカーテンがあったら、それだけで明るい気持ちになれそう!

ご自宅で介護している方だけでなく、私たちがメンタルケアのためにインテリアに採り入れてみたいものです。

 

写真は数色のウェーブ柄をデザインしたヘルスケアカーテン『VELA(ベラ)』。
なめらかな曲線は気持ちを落ち着かせる効果が期待できます。

 

©creationbaumann

 

人気NO1の「ヘルスケアカーテン」は『HERVA(ヘルバ)』。

 

西洋シデのはや枝がデザインされていて、

心をリフレッシュし、落ち着いた気分を取り戻す効果が期待できます。

 

大柄ですが、全面に模様があるわけではないので、圧迫感がありません

 

©creationbaumann

 

グリーンが下の方から生えてくるように仕立ててもいいですし、

パープルグレーで上から降り注ぐように仕立ててれば、まるで藤棚のよう。

 

 

こちらは、人気NO2のヘルスケアーカーテン『SOPHILA(ソフィラ)』

 

©creationbaumann

 

呼吸器系にいいとされるカスミソウのデザイン。

 

はっきりした花柄は苦手という人にも、ぼんやりとした表現なので馴染みやすい。


 

いかがでしたか?これまでとカーテンの見方が変わったのではないでしょうか?

 

模様替えをするときにも、カーテンはとりかえやすいアイテムです。

 

 

まずは、カーテンのショールームに出かけてみて、

「自分の好きな色」「心地いい感触」を知るところからはじめてみてほしいなあと思います。

 

先日も色弱で困っている…という20代の男性から相談がありました。

日常生活に大きな支障はないけれど、ストレスがある。

「今の悩みから解放されたい」。

その一心でネットで探しまくり、私にたどり着いてくれたそうです。

お話をお伺いして胸が詰まる思いでした。

 

大なり小なり、みんな人には言いにくい、暮らしやお部屋の悩みを抱えている。

 

これからも、毎日過ごすおうちが、あなたの最大の味方になってくれる、

「HOME=本拠地」をお届けするために、私でできることを

精一杯やってきいたいと思います。