こんにちは
前回の 自己紹介~前編~
の続きです。
長女が次の春に小学校入学というタイミングで
2001年に帰国しました。
タイのチェンマイは、当時から
日本人をはじめ外国人にとっても
本当に居心地の良い町でした。
むしろ、居心地が良過ぎるくらい。
自分たちに都合の良いように
ニセのタイ人になったり
責任のない外国人になったり
マイノリティーの味方になったり
さまざまな顔を持つことができます。
そろそろ地に足をつける時なんじゃないか？
「パガニョの人たちから
ここで学んだことを
今度は日本で
自分たちらしくアレンジし
こんな生き方も楽しいよ」
と伝えていく時なんじゃないか
と思ったからです。
わたしの出身は神奈川県
夫は九州
さてどこに住もうかと
長女長男を連れて、一家四人軽ワゴン車で
日本中を旅しました。
友人たちや
タイで知り合った人達
タイの家に泊まりに来てくれた知人の知人
などいろんな人のところを
今度はわたしたちが訪ねて。
友人宅以外は
温泉でお風呂に入って
SAで車中泊して。
四国から東北地方まで
あちこちでお世話になりました。
そんな中で
一時は東北に決まりかけていましたが
急展開があり
ご縁に助けられて
信州へ。
（決まりかけて、
というよりほとんど決まっていて
引っ越し荷物を全部積んで
エプロン姿で下ろしている最中からの急展開😅）
新天地での暮らし
ここでの子育ては
今でも天に帰る前に思い出すだろうな、と・・・
山羊、ニワトリ、チャボ、犬、猫、牛、カモ、
ハムスターにウサギに金魚にカメに
そして
4人の子どもたちと夫とわたし。
子ども達の自宅出産や動物達についてはこちらです
お米を作って
野菜を作って
タンパク質は
山羊の乳と
うちのコ（🐓）たちの卵。
なるべく自給自足に近い暮らしを
というわたしたちの暮らし
かなりストイックでしたよ😁
お風呂は薪
料理はプロパンガスも使いましたが
ご飯を炊くのは圧力鍋。
パンを焼いたり誕生日にはケーキを作りましたが
全部薪ストーブで。
料理はプロパンガスも使いましたが
冬場はほとんどストーブで。
２週間に一度
買い出しと図書館に行って
あとはほとんど家とその周辺で。
びっくりするくらい
お金を使わずに
暮らしていました。
時間はいっぱいあったから
散歩も
雪かきも
草取りも
パン作りも
洗濯物干しも
子ども達と一緒にすれば
全部遊びでした。
途中
大火傷をしたり
自宅流産も2回したり
子ども達学校に行かなかったり
色々あったけど
よかったらこのあたりも
毎日最高に楽しかった✨
自分の子ども時代には
外で木登りとか
缶蹴りとかはしていましたが
本物の自然には触れていなかったので
ここで
子ども時代を
もう一度やらせてもらったのかもしれません。
でも、
子どもの成長とともに
わたしの気持ちも
成長？
変化でしょうか
今から7年前に
子ども達を連れて
わたしは
山を下りました。
念願の日本語教師に戻れたはずが？
小さな村で教育委員を
させていただいていたものの
２０代の頃の日本語学校以来
日本では外で働いたことがありませんでした。
経験が少な過ぎる
職探しの相談先で
「あなたにできそうな仕事なんかない」
と言われたりしながらも
なんとか
運良く仕事に就くことができました。
役場で臨時の事務員として働いていたところ
びっくりするようなご縁から
土日や夜に
企業で日本語を教えるようになりました。
授業の準備も含めると
休日もなく朝から晩まで
働いていました😁
そこからまたご縁があり
日本語教師として採用してくださるお話があり
転職。
ご縁の重なりに
自分はなんて運がいいんだと
喜んだのも束の間
コロナ禍に飲まれ
その会社の海外事業部は
実質閉鎖になりました。
ありがたいことに
解雇はされませんでしたが
社内のさまざまな部署を転々としたあげく
任されたのが
新しく立ち上がった
福祉事業部でした。
右も左も分からない中
福祉用具専門相談員という肩書きで
介護ベッドや車いすなどの福祉用具やおむつを
選定、手配していく仕事でした。
あの無我夢中の３年間がなかったら
わたしは
今でも
起業しようとか
フリーランスになろうとか
夢にも思わなかったでしょう。
ボランティアや
教師や
子育てばかりの人生
親や親戚も教師だらけ
「稼ぐ」ということに
興味が持てず
自分には無縁だと思っていたのです。
そこでの３年間
正直辛いことも多かったですが
無我夢中で目の前のことを
やっていたら
プレゼントが来ました。
ロシアからの侵攻があった時
「寄付もいいけれど
もっと別の方法で
自分が一番力になれることはないだろうか。
もし日本に難民として来る
ウクライナの方がいたら
その方々の支援をしたい」
そう思い、
それを何人かに話しました。
当時まだ避難民の方々は
来日していませんでした。
それから
１ヶ月もかからなかったと思います。
近隣の町に
ウクライナのご家族が避難民として
来ることになり
その方々の支援と日本語教育に
携われる事になりました。
そこからは
さらに忙しくなりました。
完全な仕事人間の日々でした。
2年前に母を亡くした頃から
天（の母）からの応援が入った感じで
人生どんどん好転し
残りの人生は
後悔しないように
やりたいことをやる！
と決めて
今年とうとう会社を辞め
今に至ります。
１７年振り、住んでいた時からは25年振りのタイ・チェンマイへの旅
子どもの頃から
ずっとわかっていたことがあります。
自分はいつも守られている
と
叩けば開かれる
その頃気づき始めたのが
叩いた（願いを持った）時に
その願いが
・私利私欲ばかりでないこと
・願ってはいても
過度には執着していないこと
この二つが揃った時に
開かれるみたいだ・・・
と。
自分の体験からの
自分なりの法則です。
とても運が良くて
いつもいろんな人に助けてもらっていると思うのに
いつもいつも
願いが叶ったり
思い通りにことが運ぶわけじゃない
うまく行かないことの方が多い
その違いは何なんだろう？
と考えた時に
思い当たったことです。
他の方々も同様のことをおっしゃっているので
たぶん
あっていると思います。
あんまりそのことばかり考えていても
だめなんだな・・・
思い通りにばかりいっても
面白くないからでもあるのかな・・・
などなど
もっとコツを体得するべく
精進して参る所存でございます🤭
どうぞよろしくお願いいたします♡
長々とお付き合いくださり
ありがとうございました。
これからも書いていきますので
お立ち寄りくださいませ✨
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