【マンガ感想】
『ノノノノ 4巻 (岡本倫)』
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ノノノノ 4 (4) (ヤングジャンプコミックス)
岡本 倫 集英社 2008-12-19 by G-Tools |
【あらすじ】
劇的な大会の決着!! そしてノノの秘密に迫る訪問者が!!不測の事故に倒れた皇帝のために そして自分たちを信じてくれる仲間のために 今、ノノ&天津が逆転優勝を狙う!! さらにノノを訪れる驚きの人物とは…?
スキージャンプをテーマとしたスポーツマンガ。
全日本選手権3位という成績を持つ期待のホープ・加藤雅史。
彼の練習を見ていた主人公・野々宮悠太は、彼に対して「自分の方が遠くへ飛べる」と挑発し、
多くのギャラリーが入る中で、そのジャンプ台のバッケンレコードを超えてみせる。
しかし、主人公・野々宮悠太は男装した女の子だった!!
という展開で始まるスポーツマンガです。
現時点で、オリンピックでメダルを取れるほどの実力を持っている主人公(女性)が、
女性の参加が認められていないスキージャンプ競技に『男装』してオリンピックを目指す、
というシチュエーションのマンガでして、『女性という事がバレたら終わり』という緊張感と、
女性でありながらも圧倒的とも言える運動能力を持つ主人公の活躍のおかげで
かなり面白く仕上がっております(^^ゞ。
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ここからは4巻の感想です。
4巻では、長野県の高校対抗の団体戦の後半部分、悠太の元恋人・『そらさん』の登場、
そして、その『そらさん』の妹の私怨により外国人のプロとの個人戦の前半部分が描かれました。
今巻の目玉は、やはり悠太の元恋人・『そらさん』の登場ですね。
彼女は、主人公・『ノノ』の兄貴で現在は既に亡くなっている『悠太』の元恋人だったらしく、
多分、噂か何かで本物の『悠太』が生きているという情報を手に入れたことで、
わざわざ北海道から『悠太』に会いにやってきた女性です。
その『そらさん』が登場することで、『悠太(ノノ)』の正体がバレるかもしれないという状況と、
『興梠みかげ』と『そらさん』による『悠太(ノノ)』争奪戦が同時に描かれていくことで、
先が一切見えない展開になってしまい、非常にドキドキしながら読む事ができました(^^ゞ。
特に、『興梠みかげ』と『そらさん』による『悠太(ノノ)』争奪戦は必見の出来でして、
ライバルが現れる事で『興梠みかげ』が『悠太(ノノ)』をより意識し始めた展開に加え、
『そらさん』による『興梠みかげ』に対する嫌がらせは、大いに笑わせてもらいました(笑)。
(コウロギをゴキブリと呼んだり、祭りの際に射的で興梠みかげを狙ったり・・・)
ということで、最終的には上手く元の鞘に収まりましたが、
個人的には、ラブコメという意味で、もう少し、『そらさん』に話をかき回してほしかったですね。
まあ、次の展開への布石にもなったということで、すぐにフェードアウトというわけではなさそうですし、
次巻予告にも登場しているので、まだまだ『そらさん』の活躍が期待できそうです(^^ゞ。
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【総評】
やはり、『悠太(ノノ)』の昔の関係者が出てくると一気に盛り上がりますね。
まあ、すぐに、「勝負だ勝負だ」と煽る集英社的ストーリー展開に戻ってしまったのは残念でしたが・・・。
点数的には、
88点
です。
では、ここまで。
