「なかなか『的を射る』ことを

言ってあげられなくて…」

長年介護現場の仕事をしている

部下の言葉でした。

 

デイサービスの相談員の悩み相談を

受けていて、思ったそうです。

 

うちのデイサービスには

3人の相談員がいて、

私と冒頭の言葉を言った職員と

もう一人が若手の3人です。

若手の相談員からの悩みを受けて、

さらに悩んでしまったその職員からの

相談でした。

 

「相談員から悩み相談があって、

悩み相談を聞いた、その相談員からの

そういう相談でした」。

なんか、ついていけてます?(笑)

 

相談を受けたベテラン介護士兼相談員=A(女性)

若手相談員=B(男性)

私=C(男性)

としましょう。

 

Bが相談した相手がA、

Aは「なかなか『的を射る』ことを

言ってあげられなくて…」と

Cである私に相談してきた、

そういう流れです。

 

Aは介護の仕事経験は長いのですが、

相談員としての経験は浅く、

若手であるBの悩み相談を上手に

聞いてあげられない、解決策を

提示してあげられない、というのです。

 

「それはあれだよ、経験してないことは

誰も言えないと思うよ」と言ってあげました。

アドバイスって、自分が体験したことからしか、

言えないと思う、ということを言いました。

 

 

 

(咄嗟に出た言葉としては、良いこと言ったな)と

自己満足したのでブログ記事にした次第です(笑)

 

 

 

先輩とか上司とかは、若手の仕事の悩みを

すでに自分も経験していて、その経験を伝える

(あるいは考えさせる)ということなんだと思います。

反対に、若手の部下の仕事の悩みを

経験してない場合は、一緒になって考えてみる、

それしかない、のではないか。

「若い時の苦労は買ってでもしろ」という

言葉もありますが、若い時にたくさん苦労

した経験をもっている人のほうが、たくさんの

解決策を持っているのではないだろうか。

 

歳をとってからぶつかる壁は高い。

失敗したら恥ずかしいし、立場上、

若い頃より損失も大きくなりがち。

そう考えました。

 

 

 

しかし、人が経験する出来事って

人生のうち、そう多くはない、

というのが実感です。

 

その経験不足を補う一つの方法が

「本を読むこと」だと思いました。

本は自分に足りない「知識」を増やしてくれるし、

著者の職業や立場によって、その人の経験を

追体験をさせてくれると思います。

 

偉人、スポーツ選手、障害者、代議士、医師、犯罪者、社長、銀行マン、がん患者、僧侶、学生、宇宙飛行士、Youtuber……

 

小説だって登場人物に感情移入することで

新しい自分の感情を発見することも?

 

もちろん、実体験に勝るものはないのだろうと

思いますけど、「本を読むこと」で、あるとき、

ふとヒントを思いついたりすることができる、

そういう経験を私もしましたし、ね。

 

 

 

 

ということで「本を読むこと」を

相談に来たAに提案しました。

 

するとAは「活字、苦手なんですよね」

とひとこと(笑)

 

 

 

 

まあ、動画とかでも良いのかも

しれないですけど、

本当に良いのかどうか、そのへんの経験が

私にはない(苦笑)

今日は久しぶりに

プライベートの話です。

 

長女の学園祭がありました。

長女はパティシエを目指していて、

製菓専門学校へ通っています。

 

長女が保育園の年長さんから

小学校の低学年ごろまで、

独特の特長というか、趣味というか、

そういうものを持っていて、それは、

「小さな女の子を描くこと」。それも

何十人も、延々と描いていました。

長女によって生み出された女の子たちは

服装や髪形やポーズが微妙に違い、

一人として同じ女の子がいません。

 

そんな趣味を初めて知ったときは、正直

ちょっと気味悪かったことを覚えています(苦笑)

 

よく言えば「絵を描く才能」

というんでしょうか。

 

そういう趣味というか、癖というか、

そういうのは、私にも妻にもなく、

(誰に似たんだろう)と思っていますが。

 

長女が高校2年生の時でした。長女は

「パティシエになりたい」と言い出しました。

それを聞いて私は、

勉強もせずに黙々とチラシの裏に

小さな女の子を描いていた長女の

姿を思い出しました。

 

ケーキの細かいデコレーションや

ホテルのパーティーなどで飾られる

飴細工や氷細工を創作するには

あの根気は彼女の強みになるかもしれない。

専門学校へ体験入学したときは、先生から

「遊びでは務まらない職人の世界」と

脅されたこともありましたが、

多分そういうことも彼女には合っている、

下積みの時期は辛いだろうけど

きっとものになる、なってほしい、と

送り出しました。

 

学園祭では、生徒全員が「マジパン」という

創作物を展示していました。

「マジパン」とは、アーモンドの粉末と砂糖を

混ぜたもので作る菓子のこと。

 

 

長女の作った作品がこれ。

「本の中のアップルパイ」という

タイトルだそうです。

 

 

 

そして、共同作品の飴細工。

 

タイトルは「美」。友達6人と仕上げました。

こだわったのは、寒色と暖色のバランス。

上の花は椿だそうです。

 

個人作品、団体作品ともに

学園祭に来たお客様の投票と、

学校の先生による投票があり

学園祭の最後は、その発表。

 

 

 

 

果たして長女の作品は何位だったのか?

 

 

 

 

結果。個人作品は先生投票の5位。

なんだ、1位じゃなかったのか(笑)

でも、80人はいる同級生のなかの5位。

自慢するに値する結果でしょう。

 

いっぽう、団体作品は1位だったそうです。

長女一人の力でないところが微妙ですが、

まあ、良い成果を上げてくれました。

 

お客様投票は作品の良し悪しが組織票に

負けてしまう、と長女は負け惜しみを

言っていたので、先生投票を重視しましょう。

 

いずれにせよ、良い思い出になったことでしょうし、

2年間の努力の証が残ったことは私も嬉しいです。

 

 

 

聞けば、就職も決まったようで二重の喜びです。

春からプロのパティシエとして大きく羽ばたいてほしい、

そう思いました。

海の向こう、アメリカ大統領選挙も

バイデン氏の勝利となりそうですが、

トランプ氏の抵抗が続き、

スッキリと決着するには、

さらに時間がかかりそうです。

 

バイデン氏がまず取り組む必要が

あるのは、二分されたアメリカ国民を

ひとつにまとめることかと思います。

 

トランプ氏は好きな人はとことん好き、

嫌いな人はとことん嫌い、という大統領でした。

それは今回の選挙にも現れていて

接戦だったこともあり、まさに国民を

二つに分断するものだったと思います。

 

しかし、よっぽど上手にしないと

クリアできない難題だと思います。

というか、国民すべてが満足する大統領って

ほぼ生まれないんじゃないかと感じています。

 

 

 

しかし、こういう例を見ると、ほんとうに

「日本って幸せだ」と思うのです。

それは天皇陛下がいらっしゃるからです。

 

 

 

アメリカ合衆国のトップは国民の

選挙でえらばれる大統領ですが

日本のトップは総理大臣ではありません。

言わずと知れた天皇陛下です。

 

天皇陛下は「日本の象徴」であり、

それは国民の総意に基づくものですが

選挙で替えられる存在ではありません。

神話の時代から連綿として続く

絶対的、唯一無二の存在です。

 

国のトップは権力を手にし、時に

横暴なふるまいで国民を抑圧することが

歴史的にも多く見られます。

「権力の私物化」なんて簡単に起こります。

それを監視して、選挙で是非の判断を下す

のが国民に与えられた権利です。

 

ところが、天皇は政治に関与することができないので、

「権威はあっても権力がない」という、

他ではなかなか見られない珍しい存在です。

私心で横暴にふるまうこともできません。

ただ権力がないので失政することもありません。

 

「日本国民の幸せと安寧を祈る」存在である

天皇陛下の視線は、常に弱い立場の

人たちへ向けられています。

定期的に発せられる天皇陛下のお言葉は

被災者、戦没者遺族、障害者など、

生き辛さを抱える人たちに寄り添う

という目線にブレはありません。

 

天皇陛下という安定した存在があるからこそ

東日本大震災という国難でも

新型コロナウィルスの騒動でも

一定の秩序を保ち、暮らすことのできる

国民性で日本人はいられるのだと思います。

 

新型コロナウィルスの対策を非難される

アメリカやフランスのトップを見ても、

独裁で国民の自由を簡単に制限させられる

中国や北朝鮮のトップを見ても、

就任した時は熱烈に歓迎されるのに

やがて汚職やら何やらで追及される

韓国のトップなどと比べると

日本のトップの安定感はなんだ!!

 

 

 

長々と書いてきましたが、

何が言いたいのかと言ったら

「トップはみんなのことを思う」

という、あたりまえの態度です。

 

誰が嫌い、だれが好き、ということでなく

組織にいるみんなのことを分け隔てなく

まんべんなく好きでいることが組織の

安定性を保つのだと思います。

 

ただ、私の立場は、天皇陛下と違い、

組織の決定権が与えられてしまうので、

方針や政策決定はせざるを得ません。

当然、失策して非難を浴びる覚悟は

持っていなければなりませんが、

私心や感情にまかせて権力をふるう

ようなことがないようにしなければならない、

と、アメリカ大統領選を見ながら感じたことでした。

 

 

 

はあ~~~~、結論まで長かった(笑)