フォローしてくださっている昔からお付き合いのある方たちには

「山尾しおりを応援したい」シリーズには面食らったかもしれません。

最近はアメブロへの投稿はほとんどなく、休眠状態でしたので。

山尾しおりさんのことを良く思ってない方もおられたと思うし、

そういう方も含めて訪問して記事を読んでくださったみなさん、

本当にありがとうございます。

 

10年以上前から皇統の問題には関心があります。

皇位継承者が先細りしているにもかかわらず、国会は

解決を先延ばししています。

 

たった一人の青年に皇位継承を押し付けることで将来の

その配偶者にとてつもないプレッシャーがかかることが

想像できないのでしょうか。

 

子どもが産まれなければ2600年続いている皇統が

終了してしまうのです。全国民の目がお二人の一挙手一投足

を見て、中には揚げ足取りのようなことをする不敬な者が

現れないとも限りません。

 

そして、そんなことが簡単に想像できる相手に

大切な娘を喜んで送り出せる親がいるでしょうか。

 

山尾しおりさんがあれだけの熱意を込めて

都民に、そして国民に訴える姿を見て心を打たれ、

このようなシリーズを書きました。

 

ご存じのとおり選挙は私が願うような結果には

なりませんでした。

 

しかし、選挙運動期間中の山尾さんのあの演説で

多くの国民がこの問題に気づいてもらえたことが

できたのではないか、と思います。

そして、今回当選した政治家を始め、国会議員の

一部でもこの問題を考え、解決に向けていける

力を発揮してくれることを望みます。

 

 

 

 

 

 

さて、話は変わりますが、

このブログは再び更新頻度をふやしていくのか、

という問題ですが、石破総理にならって「続投」

をいうことに留めておきたいと思います苦笑

参議院選挙は明日投票。

有意義な選挙となることを願います。

 

このシリーズ、最後のサブタイトルは

「女系天皇誕生で介護職の給与が上がる」。

飛躍の度が過ぎないだろうか、と心配するぐらい

いっきに結論にもって行きたい気持ちがあふれる

ぶっ飛んだサブタイトルですね笑

 

皇位継承は男系男子のみとしている皇室典範。

その決め手となったのは先に紹介した井上毅

のこの言葉。

 

「男を尊び、女を卑しむの慣習、人民の脳髄を支配する

我国に至ては、女帝を立て、皇婿を置くの不可なるは、

多弁を費やすを要せざるべし」

(男尊女卑が浸透しきっている日本において、

女性天皇を認めるかどうか議論するまでもない)

 

世界的な潮流となっている男女平等を達成するために

日本でもいろいろな政策がつくられてきましたが、

それが功を奏しているようには見えません。

 

たとえば世界経済フォーラム「グローバルジェンダーギャップ報告書2025」

では、日本は148か国中118位。ちなみに中国103位で日本より上位です泣

 

「女性の社会進出を進める」と言っても進まない理由。

それは、やはり「人民の脳髄を支配する男尊女卑」感情

が今も日本に根強く残っているからではないでしょうか。

 

思えば家族内労働とされる子供の養育や介護、他の家事。

長らく女の仕事とされ、しかし、その社会的評価は高くなく、

そのため低賃金であることはみなさんご存じのとおり。

 

これを解消するためにはそれらの労働を再評価する

ことが必要で、そのためには男尊女卑の感情を

変えさせることが必要です。

 

そもそも日本の元首である天皇が男尊女卑のせいで

存続危機になっていることをもっと真剣に考えないといけない。

反対に言えば、女系天皇を容認することで

古代日本の男女平等の思想が復活することに

私は期待するのです。

 

そうすることで女性はもっと生きやすくなるし、

日本にもっと活力が生まれると思う。

 

ただ、心配なことは世界は「弱肉強食」の時代に

移ろうとしていること。トランプ、プーチン、習近平……。

自国第一主義を掲げて他国を干渉し、混乱の時代を

迎える様相を呈しています。

 

ここで望まれるのが男の特長である「腕っぷしの強さ」。

まさに男尊女卑を肯定するような世の中になろうとしています。

 

今回の選挙でも、そういう訴えに人気が集まる

構図になっていることは否定できません。

 

 

 

書きたいことは書き尽くしました。

選挙は日本の将来を左右するタイミング。

せめて介護を仕事としている人は

まちがっても男尊女卑を肯定する政党を

応援するわけないですよね?

(おわり)

気づけば参議院銀選挙は明日です。

あと2回で結論まで書いてしまいましょう。

 

国会議員の声の大きい人たちが信奉してきた

「日本の皇室は古来から男系の男子で継いできた」と

いう論理は完全に破綻しています。

 

女性天皇は8名(10代)いますし、

初代:神武天皇から10代:崇神天皇の間は

「欠史八代」といい、実在したかどうか不明

(性別も分からない)です。

 

ちなみに江戸時代に即位された2名の女性天皇以外は

大宝律令が策定された701年頃までに即位されています。

(最後は称徳天皇 764年~770年)

 

やはりこの頃から大陸の男子優先の考え方が少しずつ

浸透してきた、と考えるのがふつうだと思います。

 

だから日本はもともと男女の区別をつけない「双系社会」であり、

現代でいう「男女平等」の理念を先取りしていた国だったのです。

 

ということで、皇統が潰える「男系男子の継承」は

今すぐ変更しなければいけません。

もちろん今上陛下のほか、皇室の人たちもその危機は

十分感じておられるでしょうし、

愛子様、佳子様の結婚には非常に慎重になられる

のではないかと思います。

 

結婚は本人の意思が尊重されるべきですが、

そうはできない女性皇族の気持ちを汲める

国会議員をたくさん当選させなければいけません。