【秋=結婚式】
私の脳内では、こんな図式が
勝手に出来上がっています(笑)
暑さも和らいできて、
とても過ごしやすい季節となる
これからの季節。
本当に結婚式をするには
もってこいなんですよね~。
でね、同時にこの時期になると
私、思い出すことがあるんです、
ということで今日は、
私のひとりごと的な話を
綴っていきますね。
かれこれ13年前。
私が初めてウェディング司会者
となった秋。
最初に所属した司会事務所の
はからいで、
それはそれはたくさんの
仕事をいただけたんです。
平日はOL稼業をしながら、
週末はウェディング司会者を
していた私。
忘れもしない、2008年11月。
25件
のウェディング司会をしました~。
今考えてもビックリするくらいの
件数の多さ!
多い時は1日に3件の司会を
していたんです、ワタシ・・・。
(しかも移動しながら別々の会場で!)
日々目の前のことを
こなすことに精一杯。
正直その時のことって、
ほとんど記憶にないんです(笑)
幸いにも大きなミスをすることなく、
なんとかいただけた司会の仕事を
やり遂げることができたものの、
大きな反省点があったんですよ。
それは・・・私の中で
「結婚式が日常になった」
ということ。
これね、
今考えると本当にマズいんです。
依頼をしてくださる、
新郎・新婦さんにとっては
人生の大切な節目となる
非日常の頂点みたいな一日が
結婚式なんですよね。
それに携わる司会者の私が、
ただただ、いただいた依頼を
「こなす」
という日常になっていたこと。
このままのペースで、
依頼される司会を断らずに
引き受け続けていたら・・・。
間違いなくあり得ないミスをしたり、
大事なところでやらかしたりと、
とんでもない何かを
引き起こしたかもしれません。
今思えば、限界を知る経験を
させてもらったことには、
本当に感謝感謝です!
ちょうど、
昨年からコロナの件で
結婚式自体の延期や中止が
相次ぎました。
その事実の一面だけを見ると、
「仕事がなくなった。どうしよう」
になっちゃうけれど、
別の角度から見れば、
「思わぬ時間がたっぷりできて、
ありがたい~」
になるんですよね。
そんな風にできた時間のおかげで、
結婚式に特化したスピーチレッスンの
準備に思う存分時間をかけられたり、
本を読んだり、
スピーチに関する学びを深めたり、
自分の内面を充実させる時間を過ごせたり。
自分のこれからの生き方すらも
あらためて見つめ直せるような、
唯一無二の大切な時間ができたんです。
でも・・・ここに至るまでに
めちゃくちゃな仕事量の波を
くぐり抜けてきたという
自分の限界を知る経験がありました。
だからこそ、
時間に余裕を持たせることの
大切さを大実感できたのかも!
基本、自分の経験したことすべて
(いいことも、そうじゃないことも)
を何かしら必ず学びに変えちゃおう!
とする、
おめでたいタイプの人間なんです。
徐々に結婚式を延期や中止する
新郎・新婦さんも減ってきて、
少~しずつ多くの結婚式が
戻り始めているこの秋。
あらためて自分の過去を振り返って、
【限界を知るのも悪くない!?】
と感じた話をつらつら綴ってみました。
本日も結びまでお読みいただいて
ありがとうございます。