今日もブログを見ていただいて、
ありがとうございます
心屋認定カウンセラーの、夏河和弘です。
〝暴力〟について、書こうと思います。
暴力に苦しめられた人がいると思います。
理不尽な暴力や、
立場の違いを利用した圧力に
虐げられた思いをしたことのある人が、いるかと思います。
すると、この人は
暴力 『
』 を公言して、生活するようになるかも知れません。
暴力の酷さ、汚さを
身をもって知っているから
「暴力はイケナイものなんだ」
「排除すべきものなんだ」
…という思いで、人生を生きるようになる。
こういうケースは、めずらしくないと思います。
だけど、暴力は無くなりません。
そして、
誰の心の中にもあるものです。
暴力は、絶対に、
イケナイものなんだ…！
と
決めた日から
この人は、辛さ・息苦しさを感じて、生きることになります。
暴力を許さない、ということは
自分の中にある暴力も、許さないということだから
自分の行動や、発言をチェックして
その中に〝暴力〟がないかどうか
疑うようになります。
そして、すごく疲れてしまうようになってしまうのです。
もちろんこの人は
他人に対しても、同じことをするようになります。
人の発言や、行動をチェックして
その中に〝暴力〟があれば
言葉には出さないにせよ、
裁くようになります。
するとここから、
人間関係の不和が始まります。
人間関係が、不和を起こしている時の気持ちというのは
なんともいえず、不快な気持ちです。
心苦しい気持ちです。
この状態に陥った人が、この状態から脱するための方法があります。
それは
あることをすることで、解放される
というものです。
そのあることとは
暴力が 『〇』 であることを、受け入れるということ。
暴力はイケナイものなんだ…！
ではなく
暴力はいいんだ
暴力は仕方のないことなんだ
暴力はあるものなんだ
と
受け入れること。
受け入れることが出来ると、
苦しみを手放すことができます。
こう書くと、
「やっぱり私は、暴力を許すことなんてできない！」
「暴力を受け入れるだなんて、そんな酷いことが、出来るハズがない！」
という方も居るかも知れませんが
『暴力を許さない』
というのも、暴力であることを
知ってもらいたいのです。
暴力を許さない…！
という人は、
実は
〝暴力を許さない〟という暴力を振るいたい人なのです。
この〝許さない〟状態にある限り
どんな方法を用いたとしても
不快な感情からは、逃れられません。
不快な感情が続けば、人間関係や仕事にも
やがて支障が出るようになります。
日常生活に、支障を出すくらいだったら…
〝暴力を許さない〟という暴力をふるっている
自分自身を受け入れてあげる。
暴力は 『〇』 なんだ…
ということを許してあげる。
その方が、自分に対しても他人に対しても
世の中に対しても
ゆとりのある気持ちで、接することが出来ます。
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