と、言った偉い学者さんがいるんです。
解剖学者の養老孟司先生ですね。
この世界のものは
物体も、愛の形も、考え方も
すべてものが必ず変化をしているという
絶対法則があるのに対して
〝変わらない〟
と思っている人がいるとするなら、
それは、その人が固定化された情報を信じているからだ…と
養老さんは言っています。
(著書の中で)
なぜ、今こんな話をしているのか?
というと。
先日、うちの母が
デザートの皿を
足の指でつまんでよこしたからです。
もう一度いいます。
先日、うちの母は
私が食べる、食後のデザートが乗っている皿を
ソファーに寝そべりながら
足の指でつまんで
私によこしたのです。
( ゚Д゚)
なんじゃそりゃー、と思いましたね
うちの両親は、躾が厳しかったんですよ。
テーブルの上の、食べ物がのっている皿を
足の指で引き寄せる
…なんてこと
20年前に私がしていたら、ぶっとばされていましたよ(笑)
その、かつて両親が私に課していたタブーを
母が目の前で破って見せた時
なんじゃこりゃー
と、思いました…。
俺が守ってきたものは、何だったんだ、というか
もう何と言うか…
やるせない気持ち
現実は、変化をしていたんですね。
子どものころ、両親が私に躾けたことは
子どものころの私に対して、有効だったみたいで
今はもう、あの時の躾は
どうでもいいものに
なり果てていたみたいです。
そうとは知らず
子どもの頃に受けた躾を
長い間、私が守ってきたのは
私が、両親から授かった情報を
変わらないものとして(変えてはいけないものとして)
ずっと信じてきたからです。
現実は、とっくのとうに変化しているのに
それに気づかず
両親に与えられた躾という情報を
ずっと信じて、守っていたんですね。
冒頭に戻ります
この世界には、変わらないものは何ひとつ無い。
変わらないのは、情報だけだ。
もしあなたが、苦しんでいるとしたら
それは
固定化された情報を信じているからかも
しれません。
昔、いじめられた
とか
両親に冷たくされた
とか
うまく人と話せなくて苦い思いをした
とか
こうするべき、と教えられた
とか
そういった情報を
更新しないだけなのかも知れません。
現実のあなたはどんどん変わります。
私たちは、全員
変化します。
だけど
〝私〟という存在を
何らかの情報により、固定化してしまうと
現実のあなたが変化していても
私というのは変化しない存在なのだ、と勘違いするようになります。
なんか哲学的で、
けっこういい記事を書いたような気します。
でも
母がデザートの皿を足の指でつまんだ、とか、
なんか余計なことを書いてしまったよーな気もする(^▽^;)
でもまぁ
良いことにしよう(笑)
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