【急募】高額療養費制度の「負担上限額引き上げ反対に関する」アンケートご協力のお願い
こんにちはがんと向きあうFP 辻本由香です。今日は奈良で、リアルの患者会を行いました。話題はもちろん、「高額療養費制度の負担上限額引き上げ」について。がんに限らず、長期療養が必要な患者や家族にとって死活問題です。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・高額療養費制度の自己負担限度額が見直されます。例えば、年収が370万円から770万円の方(70歳未満)の場合・2025年8月からの負担上限額は、8万8200円程度と8000円余り上昇・2026年8月からの負担上限額は、細分化されて 約370万円~約510万円未満で、 8万8200円程度 約510万円~約650万円未満で 10万800円程度 約650万円~約770万円未満で 11万3400円程度 ・2027年8月からの負担上限額は、 約370万円~約510万円未満で、 8万8200円程度 約510万円~約650万円未満で 11万3400円程度 約650万円~約770万円未満で 13万8600円程度 と、見直しの1段階目として、25年8月から所得区分ごとに2.7~15%その後、所得区分を細分化し、26年8月と27年8月にも段階的に引き上げられる予定です。【今回の改定で患者さんやご家族から寄せられた声】 ・加入している保険からは入院と手術代しか出ない。 これ以上治療費が高くなると子どもの教育費が捻出できない。 ・今でも治療費の負担で生活費がキチキチ。もう借金するしかないでしょうか。 ・仕事を辞めたことを後悔している。 ・治療費が原因で夫や義母とケンカに。離婚すれば生活保護を受けられますか? など、医療制度に支えられているとはいえ、 生活を大きく変えざるを得ない状況に追い込まれる現実もあります。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そこで、私も加盟している全国がん患者団体連合会(全がん連)では、がんや、その他の疾病で療養する患者や家族の皆さま、医師や看護師など医療関係者の皆さま、その他関心のある一般の皆さまで、高額療養費の負担上限額引き上げに反対する方々から声を集め、政府や国会議員などに声を届けたいと考えています。医療費負担の増加は離婚につながるケースもあり、経済面だけでなく精神面や家族関係にも大きな影響を及ぼします。1月17日現在、1日でおよそ1,200名の皆さまよりご回答をいただきました。ぜひ、このブログを見てくださっている皆さまも切なる声を届けませんか?▼アンケートはこちら▼https://ws.formzu.net/dist/S94181867/第1次募集締切は2025年1月19日(日)17時です。どうぞよろしくお願いいたします。▼全がん連要望書はこちら▼https://zenganren.jp/?p=5092**********************************このコラムが少しでも、皆さまのお役にたてましたら幸いです。今日も1日、良い日になりますように Copyright(C)つじもとFP事務所**********************************【個別相談のお知らせ】 セミナーでは一般的なお話しになるので、個別のご相談に関しては こちらでお受けしています。 患者・家族のための個別相談 コロナウイルスやインフルエンザなど感染症が落ち着くまでは、 Zoomでご相談を承ります。 【書籍のご案内】 「がんを生きぬくお金と仕事の相談室」が好評発売中です! 書店やAmazonなどオンラインで購入することができます。 ぜひ、お手に取っていただけると嬉しいです。 「がんを生きぬくお金と仕事の相談室」(河出書房新社)は、こちらから購入できます。 Amazon