父倒れる
26日に父が危篤との連絡があり急遽、実家に帰りました。
誤嚥性肺炎で、血中酸素濃度が40まで低下し、救急車で病院に運び込まれた際には今日明日が峠だと宣告されましたが、なんとか持ち直しました。
もう直ぐ新年を迎えますが、姉と交代で病院に泊まり込みを続けています。
大晦日の今日は私の番です。
アルツハイマーの父は、始終不調を訴え、一時も安寧の時間はありません。叙勲も受けた父ですが、老いは残酷そのものです。
医学の進歩は、とっくに逝っておかしくない肉体を、残酷なまでに生きながらえさせます。
こんな状態になるのなら、自分もある程度生きたら、脳疾患か心疾患で逝った方が幸せなのではないかと思うようになりました。
今回、老人ホームの経営者と医師の両方に話を伺いました。両者の立場、考え方の違いも良くわかりました。
だけど、どちらが正しいのか、私には判断がつきません。
iPhoneからの投稿
仲道郁代のコンサート行ってきた
仲道郁代さんのコンサートに行ってきました。
内容は、ショパンのピアノ協奏曲1・2番を弦楽四重奏で演奏するという、とても珍しい意欲的な試み。
とても興味があったので早々にS席を予約して行きました。
仲道さんの演奏は、相変わらずミスタッチがほとんどなく、ピアニッシモがとっても奇麗です。そして46歳とはとても思えない程の若さと美貌。天は2物を与えたもうのですね。
1番は、「のだめカンタービレ」でも演奏された曲で、このドラマのファンだった妻は、演奏中に身体を揺らしながら聴いていました。
協奏曲には、トリルや左手と計算が合わない右手のパートの組み合わせが頻繁にでてきます。
今練習中の「ノクターン遺作」も、そのパートが多くて苦労していますが、当たり前とはいえ仲道さんが弾くと、何とも言えず美しいパッセージとして流れていきます。
いつもコンサートに行った後でピアノに向かうと、プロと自分の差に愕然としてやる気を無くしてしまうので、しばらくはピアノに触れずにコンサートの余韻を楽しもうと思っています。
胃ろう
田舎の姉から妻に、父の今後について相談がありました。
アルツハイマーが進行している父は、最近衰弱が進んでおり、施設長の話では 「胃ろう」の是非について判断する時期が近づいているとのこと。
妻いわく、「女性は胃ろうをする位なら楽にしてあげれば良いとの人が多く、男性は胃ろうをしても生かせてあげたいという人が多い」そうです。
昨年母が倒れ、両親が一緒に入れる老人ホームを探していた時に、やはり胃ろうをしている方を何人も見ました。自分の親でなくとも、とても見ていられませんでした。
先月会った父を見た感じでは、胃ろうのことなど考える必要もないと思っていました。
私には父にその時が近づいた時に、なんらの判断もできないような気がします。