こんにちは、しゅんすけです。
今日は 呪いと祝い というお話です。
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人間しゅんすけさんは、小さい頃に、母親から言われた言葉があります。
「女性には優しくしないといけないよ」
という言葉でした。
その後、しばらく、人間しゅんすけさんは、女性に優しくすることを心がけて生きてきました。
しかし…
「優しさ」と「甘やかす」ことの区別ができていなかったから、依存を生むこともありました。
「意見を言う」と「怒る」の区別もできていなかったので、支配されることもありました。
女性に依存されたり、支配されたり…
それらの一因には
「女性には優しくしないといけない」
という心の縛り、呪いがありました。
信念、思い込み、洗脳と言ってもいいかもしれません。
数十年かけて
いつくかの失敗体験を経験することで
「優しさ」と「甘やかす」ことの区別ができました。
だから、依存を生むことがなくなりました。
「意見を言う」と「怒る」の区別もできました。
だから、支配されることもなくなりました。
女性に依存されなくなり、支配されなくなり…
縛りから解放された今となっては
「女性には優しくしないといけない」
という心の縛り、呪いがあったスペースは空っぽになっています。
今にして思えば、依存や支配の体験も、優しさや意見を言うことの区別も、呪いがないと生まれなかった。
呪いがあったからこそ、そこから解放と癒しが起こり、祝いへと変化したのだと思います。
そして、何より、今では「空っぽ」が祝いに思います。
喜ばしい。
めでたい。
ドカンっ!と呪いが幅を聞かせていたスペースが
今やスッカリ空っぽになって祝いがあります。
この祝いは、呪いがあったから実感できています。
呪いがなければ、初めから空っぽなのですが、それだと「空っぽ」に気づけず、実感できず、祝いもなかったです。
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「女性には優しくしないといけないよ」
という言葉から、多くを学びました。
これに限らず、色んな言葉を聞いて、色んな呪いを採用し、自らに枷をかけました。
家族、友達、先輩、先生の言葉でも
アニメやゲームや書籍の言葉でも
心に響いたものは呪いとなります。
それは不可抗力。
自分の意志で、好きものを嫌いになったり、嫌いなものを好きになったりできないように、選びようもありません。
風の時代とか、個性の時代とか
もう少ししたらスピリチュアル界隈を賑やかす「ライオンズゲート」とか
ありとあらゆる言葉が呪いとなる可能性があります。
それは、同時に、祝いにもなりうるものです。
呪いのおかげで、一定の失敗や、苦しさを味わうことになりますが…
その体験から学びを得ることで祝いへと変わるのです。
人の無意識は、その人が何を祝いへと昇華できるか知っていて、その響きに合う言葉に出逢ったとき、採用するのです。
何を感じても、意識的に認めていけば、呪いは祝いへと昇華されていきます。
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言葉は、心のスペースに入ります。
ものによっては、何十年も、居座ることもあるでしょう。
心の中に言葉を招き入れて、昇華させれば、元のスペースに戻ります。
何もない、スペース、空っぽ…
その心地よさ、安らかさを実感するほど、言葉に囚われることはなくなります。
言葉を楽しむことが増えるでしょう。
こんにちは、さようなら。
今日も、人間しゅんすけさんには色んな言葉やってきます。
何もない空間を自由に通りすぎる風のように。