石川県珠洲市にある、180年の歴史ある茅葺き民家を改装したお食事処『庄屋の館』。
こちらのお店では、能登半島の飲食店で提供されている名物『能登丼』がいただけるとのこと。
能登丼が提供されているのは、2020年8月のパンフレットの情報だと46店あり、定義は下記のとおりです。
【食 材】
奥能登産のコシヒカリ(米)を使用しています。
奥能登の水を使用しています。
メイン食材に地場でとれた旬の魚介類 、能登で育まれた肉類・野菜又は地元産の伝統保存食を使用しています。
【食 器】
能登産の器を使用しています。
能登産の箸を使用しています。
箸はお客様にプレゼントいたします。
【調 理】
健康、長寿、ヘルシーにこだわっています。(塩分控えめ、動物性油を使わない、もしくは少量使用)
オリジナリティ(奥能登らしい、店独特のもの)あふれる丼です。
奥能登地域内で調理し、提供いたします。
肉系だったり海鮮だったり、天丼、カツ丼、カレー丼など、ジャンルはお店によって様々。
今回訪れた庄屋の館は能登の銘柄牛「能登牛」の認定店でもあり、能登丼として『能登牛ステーキ丼』がパンフレットに掲載されていました。
これは食べてみたいと思い、今回初訪問になります。
今回はまず輪島の白米の千枚田を観光で訪れてから向かいましたが、大体車で15分くらいの距離でした。
駐車場は店前にあり、10台分あるそうです。
この日は祝日、お店には開店10分前の10:50に到着。
この時既に車が2台止まっていました。
この後も数台車が増えて、開店時には20人の列が出来ました。
メニューを見ると、コロナの影響で現在は簡易メニューになっているとのこと。
丼ものや定食、単品、麺類と、能登牛だけでなくむしろ魚系のメニューの方が豊富という印象。
実際に海鮮丼やタコかつ丼 、この時のメニューには記載されてなかったですが、奥能登の海藻を使った海藻しゃぶしゃぶ鍋やいしる鍋も人気だそうです。
今回は目当ての能登牛ステーキ丼を注文!
【能登牛ステーキ丼】2860円(税込)
ステーキ丼の他に漬物、お吸い物付き。
丼は石焼の器みたいに触ると熱々です。
特製醤油タレで味付けた能登牛ステーキは80g乗っていて、ご飯との間には隠し味に能登特産の「大浜大豆」で作った寄せ豆腐、あと大葉も入っていたと思います。
やや歯応えを残した柔らかい食感で、程よい脂と共に溢れだす濃厚な旨味。
タレは甘さ控えめであっさりしており、味わいは肉の香ばしさと旨味がメインという印象。
たまに混ざるニンニクはパンチの効いたアクセントになり、大葉や豆腐のおかげで後味は結構サッパリいただけます。
能登牛、凄く美味しかったです。
能登丼の特典の能登産箸もついているので、いいお土産にもなりました。
ご馳走様でした!