(※訪問時期が7月下旬の時間差更新です。)
岐阜県の宮川朝市、千葉県の勝浦朝市と並び、日本三大朝市の一つに数えられている輪島朝市。(3つのうち1つは佐賀県の呼子朝市という説もあります。)
輪島の朝市は平安時代から行われていたという文献が残っているらしく、1000年以上の歴史があるといわれています。
朝8時頃になると朝市通りには新鮮な海産物や干物などの加工品、野菜、民芸品などを扱う露店が道の両脇に約200軒並ぶそうです。
今回は観光目的で輪島朝市を訪問しましたが、食事はどこかお店に入って食べようと思い今回訪れたのが『朝市さかば』。
輪島朝市から買い付けた新鮮な魚を使った料理が楽しめるお店とのこと。
朝7時半から営業しているので、こちらのお店で朝食を食べた後、朝市を散策するという方も多いそうです。
こちらのお店では、能登半島の飲食店で提供されている名物『能登丼』がいただけるとのこと。
能登丼が提供されているのは、2020年8月のパンフレットの情報だと46店あり、定義は下記のとおりです。
能登丼パンフレット
【食 材】
奥能登産のコシヒカリ(米)を使用しています。
奥能登の水を使用しています。
メイン食材に地場でとれた旬の魚介類 、能登で育まれた肉類・野菜又は地元産の伝統保存食を使用しています。
【食 器】
能登産の器を使用しています。
能登産の箸を使用しています。
箸はお客様にプレゼントいたします。
【調 理】
健康、長寿、ヘルシーにこだわっています。(塩分控えめ、動物性油を使わない、もしくは少量使用)
オリジナリティ(奥能登らしい、店独特のもの)あふれる丼です。
奥能登地域内で調理し、提供いたします。
こちらのお店では能登丼のパンフレットに『輪島ふぐ丼』が掲載されていて、とても美味しそうなので気になりました。
能登地域にはとらふぐをはじめ、真ふぐ、ごまふぐ、しょうさいふぐ、しろさばふぐなど様々な天然ふぐが水揚げされるらしく、輪島の港で水揚げされるふぐを『輪島ふぐ』と名付けブランド化しているとのこと。
輪島市は天然ふぐ漁獲量が2011年から5年連続で1位を記録し、16年は浜田市に破れ2位となったものの、2017~18年に再び日本一になったというまさにふぐの町。
まさに輪島にピッタリの能登丼と思い、是非食べてみようと今回初訪問です。
周辺には電車が全く通ってないので、今回は車で行きました。
駐車場は輪島朝市の駐車場を1回300円で利用できました。
この日は祝日、お店には7:45頃に到着。
この時店前に8人の待ち列が出来ていました。
待ち時間は15分ほどで入店。
注文は券売機での食券購入。
メニューを見ると海鮮系の丼もの、定食、一品、焼き魚など色々ありますが、特に串刺身という面白いメニューがあるのが気になりました。
今回は迷わず目当ての輪島ふぐ丼を注文!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20210125/19/menma8250/4f/b8/j/o1080108014886733185.jpg?caw=800)
【輪島ふぐ丼】1350円(税込)
さっと湯引きした真ふぐをいしるタレに漬けて山かけにした丼。
ふぐの身は結構な厚切りで、もっちりとした弾力と歯応えのある食感。
ふぐの上品な旨味に、タレのかかったとろろが絡むととてもまろやかで、ご飯とも相性抜群。
思った以上に身がたっぷり乗っていましたが、美味しくて一瞬で無くなりました。
この値段で朝から美味しいふぐ丼が楽しめるのは最高ですね、大満足です!
ご馳走様でした!
朝市さかば
0768-22-1120
石川県輪島市河井町1-91 WACCA 1F
https://tabelog.com/ishikawa/A1704/A170401/17007866/