「海幸」(石川県輪島市)白子の乗ったふぐ丼という贅沢すぎる朝ごはん! | 全国のグルメ食べ歩き

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(※訪問時期が7月下旬の時間差更新です。)






岐阜県の宮川朝市、千葉県の勝浦朝市と並び、日本三大朝市の一つに数えられている輪島朝市。(3つのうち1つは佐賀県の呼子朝市という説もあります。)


輪島の朝市は平安時代から行われていたという文献が残っているらしく、1000年以上の歴史があるといわれています。


朝8時頃になると朝市通りには新鮮な海産物や干物などの加工品、野菜、民芸品などを扱う露店が道の両脇に約200軒並ぶそうです。


今回は観光目的で輪島朝市を訪問しましたが、食事はどこかお店に入って食べようと思い、今回訪れたお店が朝市通り沿いにあるお店『海幸』。


輪島港直送の鮮魚を使った海鮮丼・寿司専門店で、オープンは平成27年7月。


同じく輪島にある漁師が直営するお店「漁師の店 こだわり」の2号店になるそうです。


こちらのお店では、能登半島の飲食店で提供されている名物『能登丼』がいただけるとのこと。


能登丼が提供されているのは、2020年8月のパンフレットの情報だと46店あり、定義は下記のとおりです。


【食 材】
奥能登産のコシヒカリ(米)を使用しています。
奥能登の水を使用しています。
メイン食材に地場でとれた旬の魚介類 、能登で育まれた肉類・野菜又は地元産の伝統保存食を使用しています。
 

【食 器】
能登産の器を使用しています。
能登産の箸を使用しています。
箸はお客様にプレゼントいたします。
 

【調 理】
健康、長寿、ヘルシーにこだわっています。(塩分控えめ、動物性油を使わない、もしくは少量使用)
オリジナリティ(奥能登らしい、店独特のもの)あふれる丼です。
奥能登地域内で調理し、提供いたします。


肉系だったり海鮮だったり、天丼、カツ丼、カレー丼など、ジャンルはお店によって様々。


こちらのお店では能登丼のパンフレットに『輪島ふぐ丼』が掲載されていて、とても美味しそうなので気になりました。


能登地域にはとらふぐをはじめ、真ふぐ、ごまふぐ、しょうさいふぐ、しろさばふぐなど様々な天然ふぐが水揚げされるらしく、輪島の港で水揚げされるふぐを『輪島ふぐ』と名付けブランド化しているとのこと。


輪島市は天然ふぐ漁獲量が2011年から5年連続で1位を記録し、16年は浜田市に破れ2位となったものの、2017~18年に再び日本一になったというまさにふぐの町。


輪島にピッタリの能登丼と思い、今回初訪問です。


周辺には電車が全く通ってないので、今回は車で行きました。


駐車場は輪島朝市の駐車場を1回300円で利用出来ました。


この日は祝日、お店には開店15分前の8:15頃に到着。


既に店前には何組か待っていたのですが、並んでいる様子ではありません。


どうやら店頭で店員さんに注文を告げる形で受付をしてもらい、開店後に先着順に案内をしてもらうという感じでした。


開店した後は順番に名前が呼ばれ、私は5番目の案内でした。






メニューは海鮮丼、寿司類が色々ありますが、やはりふぐ系メニューがイチオシのようです。


今回は目当ての『輪島ふぐ丼』を注文!






【輪島ふぐ丼】1980円(税込)
 

 

丼一面にふぐの刺身が敷き詰められ、ネギで隠れて見えませんが贅沢に白子もトッピング。


ご飯は酢飯タイプ。


食べる際は醤油かポン酢か好みの方で味付けるようです。





ふぐはとらふぐではなく、ふぐの女王と称される「真ふぐ」が使われているようです。


女王の白子(精巣)というのは、なんだか不思議な感じがしますね。笑


刺身はもっちりとした弾力があり、上品な旨味とほんのり甘味があってとても美味しいです。


白子はどろっとクリーミーで濃厚。


味付けは両方試してみましたが、個人的にはもみじおろしの味わいが活きるポン酢の方が断然好みでした。


全体的に量は少なめに感じましたが、ふぐを手ごろな値段で楽しめるので十分すぎる満足感!


能登丼の特典であるお箸もついているので、良いお土産になりました。


ご馳走様でした!

 

 


 

輪島 海幸

0768-22-0058

石川県輪島市河井町1-100-4 

https://tabelog.com/ishikawa/A1704/A170401/17010527/