「ル ミュゼ ドゥ アッシュ 金沢店」県立美術館内にある日本を代表するパティシエのお店! | 全国のグルメ食べ歩き

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石川県金沢市、石川県立美術館内にあるスイーツ店『ル ミュゼ ドゥ アッシュ』。


こちらはクープ・デュ・モンドなど洋菓子の世界大会において数々の優勝経験を持つ、日本を代表するパティシエ辻口博啓氏が展開するお店の1つ。


辻口氏は1998年に東京自由が丘にオープンした「モンサンクレール」をはじめ、ショコラトリー、和スイーツ専門店、ブーランジェリー、カステラ店、豆スイーツ店など、コンセプトの異なる数多くのブランドを展開しています。


今回訪れた『ル ミュゼ ドゥ アッシュ』は、「珠洲の揚げ浜天然塩」や「輪島産の活地気米(発芽玄米)」など、能登や金沢の地元産素材にこだわったパティスリー。


辻口氏は石川県の七尾市出身で、『ル ミュゼ ドゥ アッシュ』は故郷である石川県の高級旅館「加賀屋」とタッグを組み誕生したそうです。


店舗によって取扱商品や営業形態は異なりますが、『ル ミュゼ ドゥ アッシュ』のブランドだけで和倉店、金沢店、金沢駅・百番街店、エムザ店、富山店、カフェドゥアッシュと合計6店がホームページに掲載されていました。


今回訪れた金沢店は2008年9月20日にオープン。
 

 

緑に囲まれた 「本多の森」を眺めるカフェが併設されており、ランチ、 Gコンセプト(玉露とスイーツのコース)も楽しめるお店になっているとのこと。


美術館内にありますが、『ル ミュゼ ドゥ アッシュ』を利用するだけなら観覧料はかからず、無料で駐車場も利用可能。
 

 

テイクアウトもできるそうなので、今回はケーキを買っていくことにしました。




美術館に着いた段階ではどこにお店があるのかよくわからなかったのですが、駐車場にいた方に教えていただきました。
 

 

美術館の人にもお店利用であることを伝え、入り口から少し奥に進んだところにお店がありました。


駐車券だったか忘れてしまったのですが、何か紙をもらい、退出時にハンコを押してもらうことで無料になります。





店内は高級感があふれ、特にカフェスペースのオシャレさには圧倒されました。


この日は祝日、お店には10時半頃に訪問。
 

 

この時店内には3組ほどで、結構空いていました。








ケーキをはじめ、店内には数多くの商品が並んでおり、ホームページでも紹介されています。


商品説明を読むと、加賀棒茶や能登産、金沢産といった言葉が多数記載してあり、確かに地元産食材にこだわっているのがよくわかります。
 

 

スイーツで地産地消、素晴らしいコンセプトです。




今回はケーキを3個と、フランス伝統菓子のサクリスタンをヒントにし、兼六園の雪吊りをイメージした金沢ならではのお菓子「YUKIZURI」をお土産に購入!


価格はいずれも税抜表記です。




【ミュゼ】525円

 

 

玄米ビスキュイとレモングラスをまろやかなショコラムースで包み込んだケーキ。


見た目通りチョコの濃厚なインパクトはありながら、クドさを感じない絶妙な濃さと甘さ、素晴らしいバランス。


底のスポンジは粒々が混じった独特なかためのスポンジで、これが玄米?と個性も感じる面白いケーキでした。




【辻口ロール 加賀棒茶】350円
 

 

こだわりの生地に加賀棒茶の香りを加え、能登のめぐみのカスタードと能登大納言小豆を包んだロールケーキ。


ふんわりと口溶けの良い食感のスポンジに、あっさりとした甘さ控えめの生クリーム、カスタードでコクが増し、小豆は絶妙のアクセントに。


個人的には思ったより加賀棒茶の香りは感じませんでしたが、シンプルに美味しいロールケーキで満足でした。




【YUZEN‐友禅‐】550円
 

 

金沢産苺のムースにブルーベリーのクーリー、ピスタチオのクリームを合わせ、加賀五彩をイメージして仕上げたという、金沢店限定のケーキ。


濃厚なベリー系の甘酸っぱい味わいをメインに、コクのあるまろやかなピスタチオ、底の生地はサクサクで香ばしく相性抜群。


見た目も味も今回食べた中では一番好みのケーキでした!





【YUKIZURI 北陸三都物語】1500円
 

 

元々職場のお土産用に購入したものですが、余った分をちゃっかり自分用に置いておきました。笑


石川県を代表する「兼六園の雪吊り」イメージし、フランス伝統菓子のサクリスタンをヒントに焼き上げたお菓子とのこと。
 

 

兼六園物語、福井、富山の3種類入り。


兼六園の梅を使用したもの、福井県産の完熟梅で仕込んだ梅酒「吟香梅」を使用した抹茶味、北アルプス黒部の名水と氷見の稲積梅で仕込んだ梅酒「幻の瀧名水梅酒」を使用したチョコ味など、どれも梅味なのですが、使っている素材やテイストは異なります。


パリッとサクサク食感、どれも甘さは控えめな上品な仕上がり。
 

 

兼六園はほんのり梅が香る感じで、富山は結構梅味の主張強め、福井は抹茶がしっかり香り梅の果肉感もあって特に個性が強かったです。


味としては、富山、福井、兼六園が好みの順番でした。


辻口氏のお店はほかのブランドの店舗もいくつか行ったことがありますが、どのお店にもそれぞれの魅力があり、しかも何を食べても美味しいという素晴らしさ。


まだ未訪問の店舗も沢山あるので、いつかコンプリートしたいと思うくらい大ファンになりました。


ご馳走様でした!

 

 

 


ル ミュゼ ドゥ アッシュ 金沢店

076-204-6100

石川県金沢市出羽町2-1 石川県立美術館

https://tabelog.com/ishikawa/A1701/A170101/17001257/