忘れないようにメモメモ(日本の歴史、近代史) -228ページ目

スイス政府「民間防衛」に学ぶ

スイス政府「民間防衛」に学ぶ


このサイトではその一部「戦争のもう一つの様相(P225~P272)」を重点的に取り上げてます。なぜなら、最近の日本と周辺国(中国、韓国、北朝鮮)の状況が、この本に記述されている「敵に武力以外による攻撃を受け、破滅へと導かれる状態」と非常に良く似ているためです。私は日本の独立と平和に脅威を感じたため、この本の内容を広く読んでもらえるよう、このサイトにまとめました。



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 国を内部から崩壊させるための活動は、スパイと新秩序のイデオロギーを信奉する者の秘密地下組織をつくることから始まる。この地下組織は、最も活動的で、かつ、危険なメンバーを、国の政治上層部に潜り込ませるようとするのである。彼らの餌食となって利用される「革新者」や「進歩主義者」なるものは、新しいものを待つ構えだけはあるが社会生活の具体的問題の解決には不慣れな知識階級の中から、目をつけられて引き入れられることが、よくあるもんだということを忘れてはならない。

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 全体主義国の新聞、テレビ、ラジオは、毎日、われわれに、忠告や、激励や、脅迫を繰り返す。

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このサイトはすごくためになるので見てみてください。

首相の靖国参拝が日本国内で意見が二分しているような状況は、「敵」の思う壺ですな。日本のマスコミが混乱を煽っている。未だに靖国参拝に興味がない人が大半という現状がマスコミを調子に乗らせ、「敵」の味方をしている結果となる。一番悪いのは日本国民ということになっちゃう。結局困るのは日本国民なんだよな~

「対馬丸」と「奉東丸」の報道の差

引用ーー

貨客船「対馬丸」に関する誇張、偏向表現
一九四四(昭和一九)年八月、沖縄から長崎に向かっていた貨客船が米潜水艦に撃沈され、兵士を含む一四八四人(うち学童七六七人)が死亡した事件である。筆者の母は、この「対馬丸」の生き残りである。日本マスコミはこの「対馬丸」について、「学童疎開船」として悲劇を誇張して伝えている。九八年(平成一〇年)小泉厚生大臣(当時)を含む約四〇〇人が洋上慰霊祭を行っており、今年になって那覇市内に今年になって那覇市内にこの事件の記念館も建設された。これで県民の戦争トラウマがより深くなることは必死だ。
 対照的に四五(昭和二〇)年八月二十二日、北海道留萌沖で、北方領土から引き上げの婦女子を乗せた「奉東丸」以下二隻がソ連潜水艦L12、L19に撃沈され、死者合計一七〇八人という犠牲を出している。なぜ日本のマスコミや政府は、これに一切言及しないのだろうか。明らかな差別ではないか。
  本来なら「奉東丸」も「婦女子非難船・奉東丸」と表現してしかるべきである。さらに悲惨なのは、ソ連潜水艦が漂流中の日本婦女子に対し、浮上して機銃掃射さえ行っていることだ。しかも日本は八月十五日に降伏しており、戦争は終了していた。したがって「対馬丸」非難学童のように軍属扱いにして、遺族に軍事恩給を支給することも出来ないのだ。奉東丸事件に対しては、国は洋上慰霊祭を行わないばかりか、NHKでさえこの攻撃潜水艦を今なお「国籍不明潜水艦」と報道室し続けているのである。これでは、マスコミは「反米」という国民の世論を形成するために米国の戦闘行為のみにスポットを当てているのではないか、と疑われてもしかたがない。
ーー(沖縄ダークサイド 野村旗守編 P14惠隆之介)


対馬丸のことをマスコミが誇張しているというより、奉東丸の報道の仕方がおかしい。共産主義国が大好きなんでしょう。今でもそんな感じ。

分祀の意味

さきたま抄

引用ーー

 靖国神社問題がクローズアップされている。終戦直後から問題にされ、浮いては沈み、浮いては沈みしてきたが、小泉首相の参拝から端を発し、外交問題となり、かつてないほどの論争となっている▼これまでは、総理をはじめ公人が靖国を参拝するかしないかが大きな問題だったが、現在はA級戦犯を靖国から切り離す「分祀」の是非が争点になっているようだ。特に昭和天皇の発言を記したとされる元宮内庁長官のメモが公表されてからは一層、議論が活発だ▼そこで素朴な疑問。そもそも一度祭った御霊をAからBへ移すことなど可能なのだろうか。遺骨など物理的なものならともかく、「御霊」という極めて精神的なものをいったいどうやって移すのだろうか▼神社本庁に聞いてみた。「一度祭った御霊を別の場所に移すなどということはありえない。分祀とはそもそも、移すのではなく分けること。ロウソクの火に例えると分かりやすい。火を分けて何本にもともしていく。それが分祀です」との答え▼つまり、一度祭ったA級戦犯の分祀など不可能であり、分祀議論そのものが的外れもはなはだしいというわけだ。だとすれば政府の今後の対応も限定されてくるのでは▼いずれにしても国のために命を落とした人々に対して純粋に哀悼をささげに行ったつもりが、後ろ指をさされる。そんな異常な事態だけはなくしてほしいものだ。

- 2006年8月4日付本紙ーー

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こういうことをもっとちゃんと伝えてくれないと。テレビも。