忘れないようにメモメモ(日本の歴史、近代史) -225ページ目

2つの視点から描かれた硫黄島を舞台にした映画

とても面白そうです。二本同時に作るところがいいですな。


「硫黄島からの手紙」、「父親たちの星条旗」


まだ公開は随分先ですけど、早く観たい。

日本・ノルウェー国交樹立100周年記念(去年の話ですが)

2005年は日本・ノルウェー国交樹立100周年記念だったそうです。全然知りませんでした。そこに天皇皇后両陛下が公式訪問されたそうです。


日本・ノルウェー国交樹立100周年記念 その1 天皇皇后両陛下ノルウェー公式訪問(前編)


日本・ノルウェー国交樹立100周年記念 その1 天皇皇后両陛下ノルウェー公式訪問(後編)



天皇、皇后両陛下 ノルウェー・アイルランド訪問前の会見詳報(1)


天皇、皇后両陛下 ノルウェー・アイルランド訪問前の会見詳報(2)


天皇、皇后両陛下 ノルウェー・アイルランド訪問前の会見詳報(3)



しかし読売の記者もずいぶんくだらない下衆な質問をするね。会見詳報(2)の中に


 ――天皇陛下に伺います。昨年5月、皇太子殿下が欧州訪問前の会見でされた妃殿下をめぐる、いわゆる「人格否定」発言が発端となり、皇室の方々の外国訪問の在り方が話題となりました。両陛下は皇太子同妃時代から現在に至るまで、多くの国々を訪問され、国際親善に努めてこられましたが、皇室の方々の外国訪問のあるべき姿、果たすべき役割をどのようにお考えでしょうか。


ってあるけど前のほうの皇太子のくだりは必要ないでしょ。

もう一個。


 ――両陛下に伺います。今回のノルウェーで、即位後、王室のある欧州の国々をすべて訪問されることになります。各国の王室では一つの例として、男女平等に王位を継承できる動きが広がるなど、時代とともに変化してきています。今後の皇室を考えていく上で、これまでの欧州の各王室とのご交際の中から参考になることなどがありましたらお聞かせ下さい。


でた「男女平等」。何を言わせたいか見当がつきますな。しかしさすが天皇陛下。


 各国で王室の制度は異なっており、スウェーデンのように近年に至って日本に最も近い憲法を持ち、国王が国政にほとんどかかわることのなくなった国もあれば、隣のノルウェーのように毎週、国王主宰の下に、閣議が開かれる国もあります。そのスウェーデンも私が初めて訪問したときには、現国王の祖父にあたられるグスタフ6世の下で、閣議が開かれていたということを聞いております。このように国によって、制度も王室の在り方も異なり、また歴史に伴う変遷も見られますが、国民の幸せを願い、力を尽くしていくという点では、日本の皇室も欧州の王室も一致しており、様々なことで共感を覚えます。私は日本の皇室については過去の日本を振り返り、私どもがこれまでに経験してきたことをもとに、国民と心を共にすることを念頭に置きつつ、望ましい在り方を求めていきたいと思っています。


つまり、日本は日本の伝統・慣習に則ったやり方でやっていくと。さすがです。


…というかこんなこと書きたかったんじゃなかった。ご高齢なのにがんばってくれているなあ、ありがたいなあ、ということをいいたかったんです。

愛国心教育

引用ーー

~「日本」「日本人」に対してすでに愛情があるなら、わざわざ愛国心教育をするなどということは不要ではないのか、と考える人がいるかもしれません。しかしこのまま放任してよいとは、私は考えません。 そう考えるのも、以前、私の娘が小学二年生のとき、次のような言葉をノートに書き付けていたからでした。「お父さんやお母さんのことがもっともっとすきになりました。そして、おうちのしごとをどんどんてつだいたいとおもいました」 これは、学校の授業の中で、娘が自分の名前の由来、赤ちゃんの時のことや生い立ちなどを親から聞き取り学習をした後の感想でした。自分の出生から今日まで、親がどういう思いで自分を育ててきてくれたのか、それを改めて教わったことで、娘は親への愛情をさらに深め、家庭の中で何か自分も貢献したい、という気持ちを新たに持ったようでした。 世間には、愛国心教育というと、「国を愛せ」ということを教え込むことだ、などと認識している人がいるようですが、これは親が子供に「親を愛せ」といっても、子供の心は動かないのと同様、ほんとうの愛国心教育にはなり得ません。 ほんとうの愛国心教育とは、私の娘が自分の来歴や出生時の親の思いなどを学んで親のことが「もっともっとすきに」なったように、「日本」という国がどんな理想を持って歴史を歩んできたのか、そしてその国のもとに「日本人」はどのように育まれ、あるいは貢献してきたのか、などを教わることで、私たちは「日本」への愛情をさらに深め、国家の形成者として、より意欲的に働ける「日本人」になっていくのではないでしょうか。 かつて乃木希典将軍は学習院の院長を勤めていた時、当時、学習院にいらっしゃった皇太孫殿下(後の昭和天皇)に、こんなことをお諭し申し上げたそうです。「殿下、日本の国は、どこにあるかご存知ですか。乃木の日本の国は、この胸の中にあります。ああ、私は日本人だった、そのような考えを起しては外国人に笑われる。そんなことをしたら日本人として恥ずかしい。日本の恥になる。日本の恥になるようなことはお国へも同胞へも申し訳のないことだ。そう思うと、悪い考えを起すことは出来ません。 乃木は、わが日本の国を、いつも胸の中に置き、自分は日本人だということを忘れぬようにしております」 この乃木将軍がいうように、「お国へも同胞へも申し訳のないこと」と思える、そんな誇りある「日本の国」が「胸の中」にあってはじめて、世界の中でも敬意を払われ、堂々と生きられる人間になれるのだと思います。 そのためにも、私の娘が学校の授業で親への愛情を深め、家族の一員としての自覚を強めたように、教育によって子供がごく自然に持っている愛国心を自覚化し、それを深めていくことが求められます。

ーー(愛国心の教科書 渡邊毅)



今の学校教育では、伝統文化の理解などといっても、教える側がなにをどうしていいかわからないのが原状だそうです。つまり何もしていない。今の大人自身がほとんど教わっていないから。戦後GHQによって「愛国心」という言葉さえタブーになってしまった。それが今も続いているようです。