日本・ノルウェー国交樹立100周年記念(去年の話ですが)
2005年は日本・ノルウェー国交樹立100周年記念だったそうです。全然知りませんでした。そこに天皇皇后両陛下が公式訪問されたそうです。
日本・ノルウェー国交樹立100周年記念 その1 天皇皇后両陛下ノルウェー公式訪問(前編)
日本・ノルウェー国交樹立100周年記念 その1 天皇皇后両陛下ノルウェー公式訪問(後編)
天皇、皇后両陛下 ノルウェー・アイルランド訪問前の会見詳報(1)
天皇、皇后両陛下 ノルウェー・アイルランド訪問前の会見詳報(2)
天皇、皇后両陛下 ノルウェー・アイルランド訪問前の会見詳報(3)
しかし読売の記者もずいぶんくだらない下衆な質問をするね。会見詳報(2)の中に
――天皇陛下に伺います。昨年5月、皇太子殿下が欧州訪問前の会見でされた妃殿下をめぐる、いわゆる「人格否定」発言が発端となり、皇室の方々の外国訪問の在り方が話題となりました。両陛下は皇太子同妃時代から現在に至るまで、多くの国々を訪問され、国際親善に努めてこられましたが、皇室の方々の外国訪問のあるべき姿、果たすべき役割をどのようにお考えでしょうか。
ってあるけど前のほうの皇太子のくだりは必要ないでしょ。
もう一個。
――両陛下に伺います。今回のノルウェーで、即位後、王室のある欧州の国々をすべて訪問されることになります。各国の王室では一つの例として、男女平等に王位を継承できる動きが広がるなど、時代とともに変化してきています。今後の皇室を考えていく上で、これまでの欧州の各王室とのご交際の中から参考になることなどがありましたらお聞かせ下さい。
でた「男女平等」。何を言わせたいか見当がつきますな。しかしさすが天皇陛下。
各国で王室の制度は異なっており、スウェーデンのように近年に至って日本に最も近い憲法を持ち、国王が国政にほとんどかかわることのなくなった国もあれば、隣のノルウェーのように毎週、国王主宰の下に、閣議が開かれる国もあります。そのスウェーデンも私が初めて訪問したときには、現国王の祖父にあたられるグスタフ6世の下で、閣議が開かれていたということを聞いております。このように国によって、制度も王室の在り方も異なり、また歴史に伴う変遷も見られますが、国民の幸せを願い、力を尽くしていくという点では、日本の皇室も欧州の王室も一致しており、様々なことで共感を覚えます。私は日本の皇室については過去の日本を振り返り、私どもがこれまでに経験してきたことをもとに、国民と心を共にすることを念頭に置きつつ、望ましい在り方を求めていきたいと思っています。
つまり、日本は日本の伝統・慣習に則ったやり方でやっていくと。さすがです。
…というかこんなこと書きたかったんじゃなかった。ご高齢なのにがんばってくれているなあ、ありがたいなあ、ということをいいたかったんです。