■ストーリー
輸入雑貨の貿易商・井之頭五郎は、かつての恋人である小雪の娘・千秋からある依頼を受けてフランスへ向かう。パリに到着するといつものように空腹を満たし、依頼者である千秋の祖父・一郎のもとを訪れる。一郎は子どもの頃に飲んだスープをもう一度飲みたいと願っており、五郎にそのレシピと食材を探してほしいと依頼。わずかなヒントを頼りに、究極のスープを求めてフランス、韓国、長崎、東京を駆け巡る五郎だったが、行く先々でさまざまな人物や事件に遭遇し、次第に大きな何かに巻き込まれていく。
■評価:5点満点中4点
■感想
ドラマ「孤独のグルメ」は公式YouTubeチャンネルで配信されているのをたまに観ていますが、特に思い入れはありません。
とてもいい映画でした。
単なる食レポだけでなく、ドラマやコメディ要素も豊富で最後まで飽きませんでした。
長崎のみならず、無理矢理ではありますが韓国のグルメも紹介することで食のバリエーションが豊富になっていました。
登場人物もクセ強めのキャラが多く大いに楽しませてくれました。
内田有紀の韓国語が上手すぎる。
究極のスープを求めて旅をした結果、終盤に思いがけない展開が来て少しうるっとしました。
本人は嫌々やっていたようですが、ドラマ版を誰よりも知る松重豊監督だからこそ地に足の着いた展開を作れたのだと思います。
遠藤憲一が架空のドラマ「孤高のグルメ」で井之頭に似た役をやっていたのも、長年の俳優経験から思いついたアイディアなのでしょう。
「コケたらもう監督やらない」と言っていましたが、続編も任せていいのではないでしょうか。
■興行収入予想
今週公開の映画は他に「366日」「エマニュエル」「FPU 若き勇者たち」など。
昨年から公開の「はたらく細胞」が予想以上の大ヒットで、興行収入は4週目時点で41億円を突破しています。
「孤独のグルメ」は万人受けしないのではという印象がありましたが、ドラマファンであろう観客が結構いました。
初登場3位、最終興行は14億円と予想。
今年1本目の映画です。
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