冥想

  1. 動禅を行って体を整える
  2. 呼吸を整える
  3. すべての事や物は神から与えられたものと信じる
  4. その神意を感じ、それを生かす工夫をする

ヨガを初め、様々な健康法や、武道やスポーツや芸道などで、呼吸の重要性が説かれています。宗教の修行としての呼吸法もあります。しかし、自分にとって必要で、毎日実行するべき呼吸法とは何かを求めていきます。

 

ヨガの上級者が行う呼吸、衰弱した老人が行う呼吸、優れた楽器演奏者が行う呼吸、宗教的悟りを開くための呼吸など、人それぞれの目的によって、さまざまな呼吸があると思います。果たして、自分に適した呼吸とはどのような呼吸なのか。

 

私が求めている呼吸は、健康に良い呼吸です。病気をしない、長生きができる呼吸です。また、できれば宗教的な悟りを得られる呼吸であれば良いなと思っています。そのような私に適した呼吸とはどんな呼吸なのでしょうか。

八正道

1.    正見:正しい見方。先ず自分をどう見るか。次に他人をどう見るか。さらに人以外の物や現象をどう見るか。間違った見方を邪見という。

2.    正思:正しい考え方。法(宗教的真理)中心の考え方。「原因があって結果がある(因果)」。「原因は何々だ」、「この結果はこうなる」。視野の広い考え方。「自分だけでなく、相手も得をするように」、「一部の人々だけではなく、すべての人が得をするように」、「人間だけでなく、他の動物や環境が良くなるように」など。間違った考えを妄想という。

3.    正語:人に合わせて話し方を変える(対機説法)。嘘をつかない。矛盾する2つのことを言わない。言葉使い・表現方法を適切にする。大げさに話さない。

4.    正業:正しく行う。正しいことを行う。正しい仕事を行う。反社会的なことは行わない。盗みをしない。性衝動を刺激するようなものに触れたり、他に提供しない。配偶者以外と性交はしない。アルコールや麻薬(タバコを含む)を飲まない。ギャンブルをやらない。

5.    正命:正しく生活する。運動・休息、食事・排泄。バランスがとれた健康的な生活を送る。

6.    正精進:精神的な学習。宗教の学習。あるいはそれらの実習。

7.    正念:正しく祈る。正しい願い・誓いを立て、それを念じる。

8.    正定:正しく定に入る。冥想状態に入る。禅定。

アメリカ合衆国(以後アメリカ)で最も信者が多いのはユダヤ教とキリスト教です。しかし、アメリカは移民が多い国なので、それに伴って多くの宗教信者が存在します。仏教・イスラム教・ヒンドゥー教・カトリックなどなど。アメリカ政府はそれらを尊重しています。つまり、信仰の自由を保障し、すべての宗教を尊重しています。これが、宗教に対するアメリカの表向きの立場です。
しかし、アメリカはユダヤ教徒とキリスト教徒が多いので、その信条や考え方の大勢がその宗教の価値観に基づいています。表向きは他宗教を尊重し、信仰の自由を認めてはいますが、やはり、自分たちと価値観が違う人々とは、微妙な関係になるのは仕方ないと思います。また、同じキリスト教徒でも、保守派とリベラル派がいて、価値観に多少の違いがあり、同性愛についても、絶対認めないという信条を持った人々から、認めて保護しようという信条の人々もいます。

次に、キリスト教と同性愛の関係ですが、同性婚問題を考えると分かりやすいかも知れません。同性愛は表向きは認められ、差別を禁じられていますが、同性愛者は一歩進んで、同性婚を法的に認めるように運動をしています。そして、一部の州の裁判所で、同性婚を法的に認め、法的に保護する判決が出ています。司法関係者の間では同性愛を肯定する信条の人が多いようです。さらに連邦裁判所は、各州に同性婚を認めるように求める判決を出しました。これによって、アメリカは実質的に同性婚を認める形となっています。女同士の結婚、男同士の結婚であっても、普通の夫婦と同じように法的な権利を持っています。

しかし、同性愛に対する反感は根強く残っていて、反対派の抵抗は今でも続いている。同性愛自体は個人の自由なので尊重すべきだが、それを法的に認めて保護する、あるいは法的な権利を持たせいることに反対しているのだ。

このように、多人種・他宗教の国、アメリカでは、理性や信条や感情が入り混じって、中絶や同性愛をめぐって、様々な論争が続いています。現在は肯定派が表向きは多数を占めていますが、感情的には反対派が多数を占めています。とても複雑な現状なので、一言では言えないということです。

1.なりたい自分を想像する(目標を明確にする) 

例えば、健康な生活を送りたいと思ったら、自分が健康に生活している様子を想像する。それに対して感謝する。もし、心身が不調だったり、病気だったら、間違った生活をしてきたのだから、それに対して詫びる(懺悔する)。例え自分に責任がないと思っても、心身の安定を保てなっかったことを詫びる。 

2.目標を達成するために何をすればい良いか考える 

例えば、体が不調だったら、どのような症状なのか、どうしてこうなったのか、どうすれば改善するのか、どうすれば治るのかを考える。必要ならば、医師に相談する。 

3.やるべきことを習慣にする 

例えば、健康な生活をするには、体の面では運動・休息・栄養・排泄などが大切です。心の面では感謝・懺悔・下座・奉仕が大切です。下座とは仕事をやらせて頂くという謙虚な心です。奉仕とは、自分を他のために捧げることです。よく運動して、適度に休んで、自分に合ったものを適量食べて、しっかり排泄する。何にでも感謝し、至らないことを反省し、謙虚に他のために働く。 これらの生活を習慣とすれば、健康な生活ができると思います。 

4.お金を貯めるには 

サラリーマンなら、どういう仕事をすれば会社が喜ぶのかを考えればいいと思います。会社があなたの仕事ぶりに感心して、「ありがとう。よく働いてくれた。給料を上げてあげよう」となります。そうすれば、お金が貯まると思います。

1.遺伝 

人間は、2人の男女が交わって、子供を作ります。このとき、その2人の形質や性質が半々に現れるのではなく、どちらかに偏ることが多いようです。また、2代前、3代前、あるいは、それ以前の代の人間の形質や性質が現れることがあります。生殖に関わった2人の男女以外に、多くの人間が新しい人間の形質や性質に関与しているということです。 

2.有性生殖と無性生殖 

人間は有性生殖を行います。有性生殖とは、異なる2人の人間が、遺伝子を半々出し合って、結合させて、新しい遺伝子を作る生殖法です。これと対照的な生殖法が無性生殖です。これは1つの細胞が分裂によって、全く同じ遺伝子を作る生殖です。突然変異以外は、何回生殖をしても、変化しない、一定の遺伝子が作られます。 

3.有性生殖の優位性 

有性生殖の方が無性生殖より優れています。それは、遺伝子が変化していくからです。変化に価値があります。異なる遺伝子を掛け合わせて新しい遺伝子を作る。そこに進化の可能性が出てきます。 

4.優生思想 

障害者を社会的邪魔者と見なす思想があります。特に遺伝が原因とされる障害は、それを後世に残してはいけないという思想です。これを優生思想と言います。例えば、競走馬の世界では、優れた成績をあげた競走馬の遺伝子を多く残すことが行われています。これは優生思想に基づいています。 

5.レッテルを張ることはできない 

競走馬の場合、速く走ることが善で、速く走れる遺伝子は優生である。これは価値観が一様で、分かりやすいです。しかし、人間の場合、いろいろな価値観があるので、ある形質や性質が、優れているとか劣っているとか、単純に価値付けするのが難しい場合があります。また、その遺伝子単独では劣っていても、別の遺伝子と組み合わせることで、優れた遺伝子となる場合があります。 

6.多様性 

なぜ、人間は有性生殖をするのか。それは、変化を求めているからです。変化をするには、多様な遺伝子が存在した方が有利です。いろいろな人がいて、いろいろな組み合わせで生殖する。それによって多様な遺伝子が生まれてくる。ここに価値があります。 

7.霊 

生命には遺伝子以外に、精神的な面があります。これを「霊」と言います。つまり、人間の性質は遺伝子のみで継承されるのではないということです。霊によっても継承されます。これはまだ解明されていない部分が多く、霊能者でないと理解できない部分が多いので、省略させてもらいます。 

8.まとめ

 生命の容態は複雑で神秘的です。自分の空想でとらえようとするのはやめた方が良いです。空想が妄想となり、間違った思想が身につくと厄介です。とにかく、心を無にして、よく観ることです。

  感謝の冥想

与えられたものに感謝する。我々は、天から、地から、人から、様々なものを与えられています(天地人)。それを自覚し、感謝することは大切(自然)です。

《解説》

人は、天、地、人から様々なものを与えられている。それによって生きている。この冥想は、それを自覚して、感謝するものだ。

我々は、天(宇宙・空中)から空気・日光などを与えられている。人間は空気を取り入れなければ生きていけない。また、日光によって精神的・肉体的に生きる活力を与えられている。また、日光のエネルギーは植物を育て、それによって動物がエネルギーを得ている。

地からは穀物、野菜、動物を与えられている。海や湖も地の一部である。海や湖からは海藻、貝、魚などを与えられている。

人からも様々なものを与えられている。人間社会は共同体である。助け合って生きている。

これらの贈与を自覚し感謝することは自然な心である。これらの真実を自覚できない者は、仏教の「癡(ち)」に当たり、煩悩となる。自他を傷つけ、悟りの妨げとなる。

 

  感謝の冥想の方法

(1)  天への感謝

息を吸いながら両手を天にかざす。天から与えられたものを両手に抱え、胸の前に下ろす。手を合わせて(合掌して)感謝する。

(2)  地への感謝

息を吐きながら中腰になる。両手を広げて地から与えられたものを意識して胸まで持ち上げる。合掌して感謝する。

(3)  人への感謝

両手を横に広げ、人から与えられたものを意識して、両手を胸の前まで引き寄せる。合掌して感謝する。

《補足》

動作は呼吸と合わせてゆっくり行う。動作、呼吸、精神を調和させる。ヨガ、太極拳などを参考にすると良い。回数は自由。忙しいときは回数を少なく、時間に余裕があるときは長く。

1.    自分に憑りついている生霊の除霊

自分に憑りついている生霊を取り除きます。自分に憑りついている生霊に意識を集中します。誰の生霊が自分に憑りついているのか、どんな種類の生霊なのか、その強さはどれぐらいかなどを観ていきます。冥想が深くなるにつれて、それらが明らかとなり、それを自分から取り去ることができます。

 

2.    自分が出した生霊の除霊

自分が出した生霊を消滅させます。自分が出した生霊に意識を集中させます。自分は何に不快を感じ、嫌悪し、憎み、恨んでいるのか、誰を嫌い、誰を憎み、誰を恨んでいるのか。これらを深く観ていきます。冥想が深くなるにつれて、それらが明らかとなり、それらを消滅することができます。

1.   生霊

生霊は2種類あります。他から来る生霊と、自分が発する生霊です。生霊とは、主に恨みです。人はいろいろなことに嫌悪を感じますが、普通はしばらくすれば消えます。しかし、何らかの理由によって、それがいつまでも心に残り、増幅されたものが恨みです。この恨みを外へ向けたものが生霊です。ある人を恨んで、その恨みをその人に向けて念じます。すると、自分の霊の一部がその人に飛んでいき、その人にダメージを与えます。また、他人の生霊が自分に飛んできて、自分がダメージを受ける場合もあります。

 

2.   霊の性質

霊の性質は分かりづらいです。霊のことを考えるときに、人はどうしても肉体や物質をイメージするからです。自分の体は1つしかない。分裂することはない。だから霊も1つのまとまったものと考えがちです。しかし、霊は合体したり、分裂したり、変形したりします。自分の霊と言っても、1つのまとまったものではないのです。いろいろな霊とつながっている場合もあります。

 

3.   生霊の性質

生霊は自分の霊の一部です。自分の一部が飛んでいき、その人を苦しめるのです。ただ、その人が強いときは、跳ね返されることがあります。その時はその人にダメージを与えることはできません。逆に自分がダメージを受けます。自分より弱い霊だと、割とつきやすいです。

 

4.   反作用

憎い人を恨んで生霊を飛ばす。そして、その人を苦しめたり、不幸にしたりする。生霊が強くて相手が弱いときは、相手は大きなダメージを受けます。しかし、「人を呪わば穴二つ」ということわざがあります。これには3つのパターンがあります。1つ目は、相手が恨み返してくるパターンです。相手に恨まれて、逆に生霊を飛ばされるということです。2つ目は、相手が強いときや高級な時です。その時は飛ばした生霊が相手に憑りつくことができずに、自分に返って来るのです。そして、自分が出した生霊によって自分が苦しむというパターンです。3つ目は、そもそも、生霊を飛ばすということは、自分の霊の一部を飛ばすのですから、その瞬間に自分の霊体が変形して不自然な状態になります。その状態が自分にとって良くないのです。強い生霊をたびたび飛ばすと、自分がだんだん弱っていきます。いずれにしろ、生霊を飛ばすことは自分にとって良くないことです。人を恨んで生きている人を見てどう思いますか。気味が悪いとか、友だちにはなりたくないとか思うでしょう。それはその人が生霊を飛ばすことによって病んでいるからです。

私の現状を報告します。

 

呼吸がうまくできません。何もしないと肩や首が凝ってきます。呼吸が浅いです。

 

呼吸がうまくできないので、冥想ができません。今の修行は体操中心です。筋力を鍛えるためや柔軟性を高めるためではなく、呼吸法を身に付けるために行っています。

 

体を動かし、それに合わせて呼吸を行う。じっと立っていたり、座っていたりすると、呼吸が止まってしまうのです。肩・背中に力が入り、うまく呼吸ができなくなるのです。したがって、体を動かして呼吸することにしました。とにかく吸う・吐くの繰り返しです。ゆっくり体を動かし、それに合わせてゆっくり呼吸をする。いつ吸うのか、いつ吐くのかは気にしません。同じ動作でも吸うときもあれば吐くときもあります。それでいいと思います。例えば、腕を上げるとき、吸って上げるときもあれば、吐いて上げるときもあります。それぞれ違う効果があると思います。

 

これを呼吸体操と名づけます。呼吸体操をしていると、いろいろな思考が湧いてきます。いわゆる雑念です。「雑念」という言葉にはマイナスのイメージがあります。雑念はいけないもの、やめなければいけないものというイメージです。しかし、雑念は自分の無意識につながるためには必要なものではないかという仮説を立てました。したがって、これは思考(感情を伴う場合もある)として意味のあるものと考えます。寝ているときの夢に近いのではないかと思います。