6月議会で一般質問を行いました。

 

今回は、新型コロナの感染拡大を防ぐため、議場に入る人数を制限して行います。

発言する議員に近い席の議員は控室での傍聴を…

答弁する部長の数も必要最小限で臨みます。

 

 

さらに…議事の合間に充分な換気を行う時間を確保するため、いつもなら60分与えられる質問時間を、ひとり40分ずつの持ち時間で行いました。

 

なので今回は…

今期の私自身の命題である「持続可能なまちづくり」と、学校の長い休業で浮き彫りになった、給食が提供されない間の子どもたちの食事についてがテーマです。

 

とくに、子どもの命を守る「食事」については、そもそも子どもの家庭での食事の状況を、どの部署が把握しているのか…

 

充分な食事が摂れていないと分かったとき、誰がどのように対処するのかを決めておかなければいけないと思ったのです。

 

 

新型コロナが蔓延する以前は、全国の「こども食堂」がそれを担っていました。

 

ところが、緊急事態宣言下では、こどもが集まる「食堂」方式は運営できず…

9割以上の「こども食堂」が閉鎖されたそうです。

 

そんな中で…

文京区で行われている「こども宅食」が、他県、他市へとジワジワ拡がっています。

 

この事業の評価を行うためのインパクトレポートでは…

 

親御さんのメリットとしては「可処分所得が向上した」「心理的なストレスが軽減された」「余剰時間が増加して子どもと過ごす時間ができた」などが挙げられたほか…

 

何より「子どもの笑顔が増えた」「子どもとの会話が増えた」など…

栄養を摂る食事の価値だけではない、心身共に健やかになった様子が分かります。

 

文京区は、食材をご家庭に届ける「こども宅食」ですが…

国立で実施するなら、お弁当やおやつなどを届ける仕組みを導入してほしいです。

 

さらに今回提案させていただいたのは、国立の様々な団体で支える「コンソーシアム方式」での「こども宅食」キラキラ
まち全体で子どもを守る仕組みです。

 

実は、一般質問を行う前のヒアリングの段階から…

市内の様々な方からご協力の申し出をいただきました。

 

国立市社会福祉協議会の局長は…

「LINEを使って申請をしていただくことで、保護者と行政が繋がりやすくなる」というシステムに関心を持たれたようで、現在行っているLINEでの給付相談をベースにすれば、受付けの業務はこちらでできるかもしれない」と言ってくださいました。

 

国から支給される地方創生臨時交付金を原資に…と画策していたのですが、それを使うためには市長を説得する必要がありますし、議会での承認も必要です。

 

機動的に動けるか心配していたところ…

 

なんと、東京国立ロータリークラブさんが、お米と多額のご寄付を準備してくださるというお話をいただきました!!!(;;)

 

教育委員会からは「給食センターも関われるのではないか」との提案も。

 

さらに…

市内の飲食店さんからも協力したいとのご連絡をいただき…

今日の提案を支えていただくことになったのです。

 

今更ですが…

くにたちって、ほんとうに素晴らしい!!!

 

国立市民の熱い思いは、担当部長にもしっかりと伝わったと信じています。

 

国立市の「子ども家庭部」「国立市社会福祉協議会」「東京国立ロータリークラブ」「国立市給食センター」「くにたち子どもの夢・未来事業団」の他にも、子ども食堂に関係する団体や、市内の飲食店や商業者さん、そしてできれば、市内の「食」に関わる企業さんにも関わっていただき…

 

くにたち全体で子どもの「食」を支える仕組みができることを願っています。

 

 

新型コロナの第二波、第三波はもちろんですが…

夏休みや春休みなどの学校休業中も、子どもが安心して暮らせるように…

 

ご協力いただける団体や企業さんがいらっしゃいましたらご連絡いただきたいです!

 

 

本日の一般質問の録画が公開されたら、改めてお知らせしますね(*^^*)

 

 

ちょっとはりきりすぎたので、今夜はゆっくり休みます(笑)

 

オヤスミナサイ…