脱!夏バテ予備軍と題し、夏を乗り切るポイントをご紹介しています
前回ご紹介した
水分補給をマスターせよ
に引き続き、今回は残り3つのポイントになります
しっかりマスターして夏バテ知らずのカラダを手に入れましょう
よく噛んで食べるべし
夏はただでさえ暑さによって内臓の働きも低下して、消化の力も弱まっています。
少しでも消化の力を高めるためにも、食べるときによく噛んで食べるようにしてみましょう。
よく噛むことで「唾液」が出てきます。
「唾液」が出ることで、内臓が消化の準備を始めて、「消化液」も分泌され、
消化⇒吸収⇒代謝⇒排泄 のサイクルが上手にまわるようになり、
エネルギーを生み出しやすくなるのです
このサイクルが上手にまわっていない状態が、「だるい」「疲れがとれにくい」状態なのです
夏の食事は麺類など、「噛まなくても食べられてしまうもの」が増えてしまいがちです
噛まないと食べられないもの(たとえばお漬物や小鉢など!)を一品添えて、
しっかり消化の準備をしてから食べるようにしてみましょう
目指せ!肉食系ランナー!
夏によく食べたくなるメニュー。
冷やし中華、冷麦、ざるうどん、ざるそば・・・どれも“炭水化物”(≒糖質)中心
そして単品で食べることが多いものばかりです
それに加えて、アイスや炭酸飲料も、糖質が多くなります。夏は糖質の多い食事になりがちにっ
一方で、肉や魚、卵などメインのおかずとなる食べ物が不足しがち
肉や魚、卵などは、たんぱく質はもちろんのこと、ビタミンB群も含んでいます。
この ビタミンB群、糖質をエネルギーに変えるときに必須のビタミン
不足すると、うまくエネルギーを作り出すことが出来ないので、体がだるかったり、疲れやすい、
もしくは疲れがとれにくいカラダになってしまうのです
豚肉やうなぎが「疲労にいい」とされるのは、ビタミンB群を多く含んでいるからなんです
たんぱく質を多く含む、肉や魚、卵、大豆製品(豆腐や納豆など)を積極的に食べるようにしましょう
旬の食べ物はカラダに必要な栄養素の宝庫
さてさて、目指せ!肉食系ランナー! とお話してきましたが、もちろん野菜や果物も忘れずに
そしてチョイスすべきは「旬の食べ物」です
きゅうり、なす、トマト、おくら、枝豆、トウガン、スイカ、メロン など・・・・
今この季節にカラダが必要としている栄養素を含んでいる食材です
水分をたくさん含むので、カラダの内側から熱を冷やし、水分補給にもなります。
さらに紫外線からお肌を守るビタミンCもたっぷり含んでいるんです
たくさん汗をかきながら、太陽の下でカラダを動かすランナーには必須ですね
(ちなみに季節を通して、旬の食材にはその季節に必要な栄養素が含まれていますよ)
ランナーの方もそうでない方も、食事をしっかり意識して健康に夏を乗り切りたいですね