イチョウ

 

 

 

   週末は最高気温が20度近くまで上がり、12月とは思えない陽気でした。
   暖かくて気持ちいいですが、木々の葉はだいぶ散って、季節が進んでいることを感じます。
   今日は13度で薄曇り。今週も気温の上がり下がりが激しい1週間になりそうです。
   
   先日、新潟から洋梨(ル・レクチェ)が届きました。
   上品な甘みでとてもジューシー。皮を剥くと、爽やかな香りが漂って、匂いだけでも美味しそうです。普通の梨のシャキシャキとは違って、柔らかな舌触りが何とも言えません。
   
   相方も毎年楽しみにしていたので、申し訳ないような気がしますが、美味しく戴いています。普段、買えないので、1年に1度の贅沢です。

 

   
 

●ようやく黄葉
   今年は猛暑の影響か、イチョウの黄葉がだいぶ遅れたようです。
   昨年は11月中旬から下旬が見頃でしたが、今年はようやく色づきました。
   
   団地や遊歩道のイチョウは、かなり伐採されて、枝が小ぶりになり、少しスケールが小さくなってしまったのは、残念です。それでも、晴れた日は黄金色に輝く黄葉の美しさを楽しめます。
   
   隣の敷地は、伐採されていない大きなイチョウがたくさんあるので、土曜日に黄葉散歩に行きました。
   
   奥に1本、敷地内で一番大きな木があり、青空に映えて綺麗でした。すでにたくさんの葉が落ちて、ふわふわの絨毯が広がっていました。
   風が吹くと葉が頭の上に次から次へと降ってきました。並木では、落ちる葉の数も多くなり、落ち葉のシャワーのなかを歩いているようでした。
   
   お天気と色づきが、ちょうど良い機会はなかなかないので、何度も何度も、並木を振り返り、落ち葉の絨毯を踏みしめながら、楽しんできました。

 


 

 

   
 

●夫婦の家事時間
   妻と夫の家事に関わる時間について、政府の調査(第7巻全国家庭動向調査、300調査区、16,470世帯)が発表されました。調査は5年ごと実施。
   
   妻の1日の平均家事時間は、平日247分(4.1時間)、休日276分(4.6時間)。一方、夫は平日47分、休日81分で、前回調査より増加しました。
   妻の家事分担割合は低下してはいるものの、依然として80%を超える水準にあり、妻の負担が大きいことがわかります。
   
   民間の調査(リンナイ、全国2,350名)でも、家事分担について最も多い回答は「妻が9割」で、1日の家事時間は女性が3~4時間に対し、男性は1~2時間と、ほぼ同様の結果でした。
   
   共働き世帯が増え、男性も家事に協力する風潮もあるようですが、実態はやはり妻の方に多くの負担があることが分かります。
   
●育児参加
   育児時間についても調査しています。
   1日の平均育児時間は、妻は平日524分(8.7時間)、休日724分(12時間)。一方、夫は平日117分(1.9時間)、休日423分(7.0時間)で、妻の平日を除いて、前回調査より増加しています。
   
   妻の育児分担割合は低下していますが、70%を超える水準です。
   
   子育てに関しては、一部企業で育休取得を促進するような制度があるようですが、やはり妻の負担が大きいようです。
   
●夫への期待
   民間調査では、妻が夫に期待する家事について聞いています。
   その結果、1位は「掃除」、2位が「育児・介護」。
   ですが、男性がやっていると回答したのは「ごみ袋の取り替え」「食器洗い・乾燥」「洗濯物を干す」など。
   
   妻がやって欲しい事と、実際に男性がやっていると自覚している事には、開きがあります。
   
   男性の家事・育児への積極的な参加は、女性が社会進出し活躍する上では、重要な事です。
   ですが、家事分担について、妻の希望と実態がかけ離れるなど、ミスマッチも多いようなので、夫婦でよく話し合って、妻に過度の負担にならない方法を見つけて欲しいと思います。
   もちろん、社会として子育て支援の充実が必要な事は言うまでもありません。