大井川鉄道

 

 

 

   今日は朝から日射しがなく、どんよりとしたお天気でした。
   
   ベランダ菜園で育てているシークワーサーの実が大きくなってきたので収穫しました。細かく刻んで搾り汁を温野菜サラダにかけると爽やかな香りがしてサラダが一層美味しく戴けます。
   


   散歩道を歩いていると良い香りがしてくるので、上を見上げたらキンモクセイの花が咲いていました。季節が少しずつ移り変わるのを感じますね。


   10月に入り夏の花も少なくなってきましたが、百日草はまだ元気に咲いていました。長く楽しめて嬉しいです。

 


   


●静岡の秘境走る「大井川鉄道」
   観光列車化の戦略とは
   秘境で走ることで知られる静岡県のローカル鉄道大井川鉄道では、観光列車に特化した運行を開始しました。
   人口減少などで経営難が続くなか、生き残りをかけた戦略とは
   
●秘境静岡・大井川鉄道。
   静岡県のローカル鉄道・大井川鉄道。その千頭駅から千頭駅を結ぶ井川線。
   
   南アルプスあぷとトレインが1日から観光列車に特化した運行を開始しました。25.5キロの道のりをかわいらしい赤いトロッコ列車がおよそ2時間かけてゆっくりと走っていきます。
   
   旅行商品としての運行で価格は大人片道1日3500円。それまで千頭駅~井川間の運賃が1340円だったので、実質およそ2.6倍の大幅アップとなりました。
   
   3500円の料金の価格はどこにいったのでしょうか。
   大井川鉄道の鳥塚亮社長は
「他では体験できないものがここにはある。十分楽しんで納得いただける料金設定を考えている」といいます。

   もともと電力会社がダムの資材運搬用に建設した井川線。
   
   出発してからおよそ40分「アプトいちしろ」という駅で日本の唯一の貴重なものが見学できるといいます。
   
   これはアプト式機関車というもので急斜面を昇り降りするため、線路の中央に敷かれた機関車の歯車をかみ合わせて坂を進みます。
   
   アプトいちしろ駅と隣の長島駅開は、国内の普通鉄道で最も急な区間です。
   現在日本でアプト式を採用しているのはここだけだといいます。
   
   この長島ダムの建設によってできた秘境駅があります。
   ダム湖の湖面に突き出した半島の先端にあるのが、奥大井上駅です。
   駅のホーム先にはレインボーブリッジです。
   鉄橋の上には遊歩道があり、歩いて渡ることができます。
   
   奥大井湖上駅の鉄橋は湖面からの高さは約70メートルあります。よく虹がかかることもあり、レインボーブリッジと命名されたといいます。
   
   静岡県のローカル鉄道「大井鉄道井川線」はなぜ観光列車に特化したあらたな運行形態にしたのでしょうか。
   
   そこには鳥塚亮社長の強い思いがあります。
   旅行商品としてのあらたな運行形態に特化した大井川鉄道・井川線。その理由を鳥塚社長に聞いてみました。
   
●なぜ観光列車にしたのか
「まず一番の理由は定期旅客が15年間いない。鉄道運賃制度というのは地元の人が毎日利用するからできている。
観光客ばかりなのに地元の人が利用する仕組みでできている鉄道運賃を適用することはないだろう。
だから、もし観光客に来ていただいて、できるだけお金を落してもらう仕組みをつくらないといけない。
これを就任当初から何とかしなくちゃとずっと考えていた」


   井川線沿線住民パスは沿線の住民の料金は割安にしながら、観光収容に軸足をおいた経営戦略。
   
   実は2024年6月に就任した鳥塚社長はローカル鉄道の再生請け負い人として知られている人物です。
   
   2009年廃線の危機に瀕した千葉県の「いずみ鉄道」ではさまざまなアイディアで知名度をアップさせ、2019年には新潟県の「えちごときめき鉄道」では列車を貸し切って結婚式を行うなど、斬新な企画を次々と打ち出しました。
   
「今は片道いくらという乗車の旅行商品なんですが、今後はいろいろなルートの提案、観光コースの提案をして地域の事業者たちと一緒になってやっていく仕組みがこの観光列車化で出来ると私たちは考えています」

   実際に列車を利用した観光客は
   大阪からの観光客
「通勤電車でこんなに高かったら、こんな値段でのられんやん」となるけど、観光列車なので、3000円前後にはなるのか。すごく楽しめました」

●大井川鉄道・井川線
   観光列車に踏み切った大井川鉄道ですが、観光にかける思いは強いようです。
   大井川鉄道は観光列車化して井川線と大井川本線の2つ路線があります。
   
   しかし、2022年台風15号で線路の土砂が流れ込むなど大きな被害を受け、本戦の半分の区間が今も不通となっています。
   
   現在は土砂を撤去するなど復旧工事を行っていて、2029年で全線での運転再開をめざしているといいます。
   
   この全線での復旧に向けて鳥塚社長は
「井川線がきちんとした収益源になることが全線再開のための必須条件です」今回の観光列車化で収益改善に強い意気込みを語っています。

●大井川鉄道、力を入れる観光列車
   さらに多くの人に足を運んでもらうため、もうひとつ力を入れている観光列車があります。
   
   鳥塚社長は大井川鉄道では、SL=蒸気機関車が今でも大きな人気だが、それにプラスブルートレインを目玉にしていきたいと話しています。
   
●目玉はブルートレイン風
   7月1日からはブルートレイン風の塗装の電気機関車や青い客車を使用し、土日祝日を中心に運転しているそうです。
   
   また1月から月に1回のペースで日の出から日の入りまでの夜間に弁当や沿線の温泉入浴券などを含むブルートレイン風の夜行列車を運行していて、それは7月11日に実施されました。
   
   体験を売るということを中心にこういうものを復活させていくのは、地方の活性化にも繋がると思います。