快晴の1日
今週末は、雲ひとつない良い天気でした。
とくに、昨日(日曜日)は風もなく、気温19度と、この時期にしては暖かく、いつも通りの服装で出掛けたら、少し汗ばむくらいでした。
秋の空は、他の季節に比べると、澄み渡って空の青さが一段と濃く、その青さがどこまでも続いていくようで、まさに「吸い込まれる」ようです。
そんな青空を背景にすると、枯葉が数枚ぶら下がっているだけの枝でも、眩しいくらいに輝いてみえます。まして、ちょうど見頃の花やまだ青々とした緑の木は、青空に映えて一層きれいです。
遊歩道沿いの教会に花梨(カリン)があって、実をつけています。
葉はほとんど落ちていますが、いくつか残った実の黄色が、青空のもと、いつもよりきれいに光っています。
道路沿いのお宅の塀からは、勢いよくスプレー菊が天に突き上げるように咲いていました。
今週はこんな気持ちの良いお天気が続きそうなので、散歩も楽しみです。
●山茶花
山茶花が咲いているお宅がありました。11月下旬くらいだと思っていましたが、いつもより早いようです。
椿に似ていますが、葉っぱも花も小ぶりで、可愛らしい花です。ひとつの木に、白い花がたくさんついて、まるでクリスマスツリーのようになっているものもありました。
白は爽やかな感じですが、ピンクも華やかです。
昔は生け垣に良く使われていて、童謡にも歌われています。その歌詞からすると「♪たき火だ♪たき火だ♪落ち葉たき」、もう少し晩秋に咲くのでしょうか。
●119番事情
11月9日は、119番の日。
最近、外国人が増えてきたので、外国語の通報が増えているそうです。
そのため、全国の消防本部では、通訳対応出来る民間の会社と提携しています。32の言語に対応可能で、現在約100の消防本部が活用しています。
通報依頼件数は、昨年の3.8倍。
なかには、夫とケンカしたとか、機械の扱いがわからない、など、「困り事相談」のような通報も。
「わからないから救急車を呼ぶ」ことにならないような情報提供をしているそうです。
外国人に限らず、119番通報は増えています。
昨年は約103万件と過去最多。
今年は10月時点で、約92万件と、昨年(約86万件)を上回っています。
「不要不急の電話については、最後までお話を聞かずに切断する場合があります」と呼びかける事態になっています。
●和歌山市の試み
和歌山市では消防に通報があった時の対応として、マッサージの仕方、心肺蘇生法など、現場にいる人に動画でメッセージを送る方法を開始しました。
正しい方法を映像で現場に伝える。映像を通して細かく状況を把握し、指令センターから適切な指示を出します。
「百聞は一見にしかず」で、救急現場での効果は大きいと言います。
この119番映像通報シテテムは、全国に広がっています。
●資金難
一方、救急車自体の問題もあります。
老朽化が激しく、傷ついた車体、揺れる車体、スピードを出せないなど、緊急時に安全に患者を運ぶには、問題のある救急車が数多くあります。
ですが、地方の病院は深刻な資金不足で、新規購入が難しいのです。予算があっても、医療器具などにまず資金投下されるので、救急車は後回し。
被災地に派遣されることもある救急車が、こんな事態になっているとは、想像もしませんでした。
安易に救急車を呼ばないなど、私たち自身の心がけは絶対必要です。
一方で、いざという時、命に関わる時に必要な救急車に対する十分な予算を講じて欲しいと思います。