この国は都市部に人口が密集し、郊外は人口が少ないために警備が手薄。 犯罪に巻き込まれたくは無いので、日本からの旅行者にとって個人の旅行にも限界がある。 しかし旅行会社は、交通の便が良くツアーが豊富な場所を人気の観光地として扱う。 短い期間で、何箇所も周ろうとするためか。
残念すぎる、観光客の少ないスポットでこそ 圧倒的な美しさと国の文化に触れる事ができるのに。
ウェブサイトで見る限りは、“トラベルドンキー2022年版”は、おすすめ。 ガイドブックでも大きな扱いではないスポットを紹介して、私も本当に大好きな場所ばかり。 長期旅行者にも対応している、と思う。 というのも、通常現地予約のみの内容のツアーが目白押し。 ローカルツアー会社と連携しているのかな。
そもそも、
オーストラリアのトップエンドの『ダーウィン』は、ガイドブックや、日本人旅行者向けの旅行会社では、あまり扱われない。 治安が悪いイメージがあるからだろうけれど、街の感覚としてはケアンズに近い。 更に『これぞオーストラリア!』という感じ。 旅行で3週間ほど滞在、街中で旅行者が多い地域だったためか、開放され、リラックスする雰囲気。 他のオーストラリアの地域と同じ、夜中に1人で出歩く事がなければ、危険な雰囲気はない。
上記の同じ治安の理由からか、ダーウィンには現地に住む日本人も少ない。 友達が『日本人が少ないから、ダーウィンに英語の勉強の為に暮らした』と言っていたほど。 オーストラリアの中でも、1、2位を争う国立自然公園へのアクセスの都市。 移民も多く、暮らしやすいと現地の人からは聞くけれど。 世界遺産のカカドゥや、キャサリン渓谷の話はまた今度。
ダーウィンの、Mindil Beach (ミンディルビーチ) のサンセットマーケットは、ドライシーズンの4〜10月のみ、毎週木曜日と日曜日に催される、規模の大きいマーケット。 オーストラリア1周している私の知る限り、オーストラリアで1番!ベストマーケットだ。
もちろん、観光客にもローカルにも楽しめる、家族旅行者も若いパワフルな旅行者にも、とにかく全員におすすめ。
マーケットでは、各国の美味しい食事だけでなく、焼きカンガルーやワニのスティックのような観光客向け料理もある。 大道芸人もいるし、ジャズバンドもいる。 中でも、クラブ音楽+ディジリデュ(オーストラリアのアボリジニの伝統楽器)のバンドの演奏では、アボリジニのお婆ちゃんも観光客も踊っていた。 あまりにもお洒落なクラブ音楽で、CD買ったな。
そして、なんと言ってもサンセット! マーケットはサンセットをバックに位置するので、食べ物を買って、音楽を遠くに聴きながら、ビーチに座ってサンセットを眺める。
ぜひ行ってほしい。

にほんブログ村