オーストラリア暮らしを始めて
13年目に突入しました。
予後良好に生かされる日々を大切にする為
主に子育てやオーストラリア生活について
書いています。
久しぶりに、ブログのデザインを変えて、気分が良い今日このごろ。
2階のベッドルームで寝っ転がりながら日記を書いていたら、どこぞの家から、香ばしい、美味しい匂いがしてきました♪
と、数分後(数秒だったのかも)、自分の視線が左に…考える…思い出す…
『…そういえば、今、鍋で、ご飯炊いてる、この匂いって…』
“千と千尋”の千尋みたいに階段を駆け降りて、カーブを曲がってキッチンに行きましたが、
時すでに遅し。
片手鍋が焦げていました
焦げた匂いが家中に充満。
煙が出ていないことに、まずは安堵。
鍋の底には黒ずんだ米がこびり付いて、上の方まで茶色になったご飯はコゲ臭くて直ちに処分。
重曹を探すもストックが無く、とりあえず水を入れてふやかせる、と期待。
明日のお弁当どうしよう。
何でタイマー付けなかったんだ〜
そもそも、炊飯器はなぜ捨てた〜
もう、色んな感情が一気に押し寄せて、疲れて(パニック?)、そのままベッドに戻りました。
過去に鍋を焦がして、家中煙もうもうと充満させた苦い経験があるのですが、そういえば、煙の匂いがキツすぎてその日の夜は家で寝られなかった……という事は、煙ない分まだ良い?
気に入っている片手鍋だったので、中を磨いてもらって使い続けたものの、外側はだいぶ傷んでいた……むしろ、タイミングが良い?
うーーん、
仕方ない、
鍋を探そう!
✳︎自分でも驚くほどの意識変換の速さでした
というのも、オーストラリアでは、“EOFY”セールが始まったのです。
オーストラリアに来たばかりの頃は、“EOFY”の意味が分からず、ブラックフライデーのように特別な日の呼び名だと思っていたのですが、これは、“End Of Financial Year(会計年度末)” の事。
いわゆる決算日が6月30日なので、ミッドイヤーセール(年の真ん中のセール)とも呼ばれます。
普段の40〜60%オフとなる商品も多く、家電や家具など大きな買い物は、この時期に購入するのが狙い目。
加えて今年は、このEOFYセールの始まる時期が例年より早いのです。
というのもオーストラリアでは
税率変更が7月1日の次年度より始まります。
所得に対する確定税率の変更は、我が家のような中所得者には嬉しい減税となる、はずです。
- 19%の税率を16%に引き下げ(18,200ドルから45,000ドルの収入の場合)
- 32.5%の税率を30%に引き下げ(45,000ドルから135,000ドルの収入の場合)
- 37%の税率が適用される収入を120,000ドルから135,000ドルに引き上げ
- 45%の税率が適用される収入を18万ドルから19万ドルに引き上げ
オーストラリアは確定申告は個人なので、人によっては、EOFYセールでの購買を使って収入額を抑えて新しい税率に備えよう、という作戦。
例えば、
300ドル以下の必要経費に当たる購入をした場合、1回の納税申告で控除として全額を請求、
300ドル以上かかる場合は、毎年、費用の一部を請求できます。
鍋は我が家の所得控除に全く関係ありませんが
セールは助かります。
元の値段が高い…。
今使っている鍋、60%オフ
通常価格購入していたので、複雑な心境。
やっぱり重曹買って磨こうかな…。