スポーツコーチネット 明日へ 

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「スポーツ現場での実践的なメンタル向上」に焦点を当てた、アスリートメンタルコーチがお伝えするブログです。自分との対話、親子メンタル、ペップトーク、スポーツ人生タイムライン、ワクワクしながらスポーツできる世界へ、いざ!

スポーツ現場から対人関係を良好に、自分とのコミュニケーションを繰り返しながら納得のいくアスリート人生を!その先にある世界平和を目指し、活動しています。

2025年の12月20日、埼玉県の新座五中でメンタルセミナーを実施させていただきました。


当日は新座五中だけでなく地区の選抜チームや10名以上のご父兄にも参加いただき、総勢61名もの皆さんがとても熱心に深く熱く学んでいただきました。

今年度、新座三中から新座五中に転勤された鈴木先生が、学校が変わってもと7年前の出会いからずっと私を呼んでくださり、本当に感謝です‼️


(水色の校舎が珍しい新座五中)


今年は例年以上に生徒達の雰囲気が良く、大変盛り上がりました👍その証拠に、3時間のセミナーの後20分も質問攻めにあいましたが、どの質問も鋭い内容で驚きました。


その中で「阿部さんのメンタルセミナーの1番の根幹は?これだというものは何ですか?」と新座ニ中の大堀先生からご質問をいただきました。


そこに対して私は「コミュニケーションです」とお答えしました。スポーツメンタルでも実社会での成長戦略としても、他人とのコミュニケーション能力=自分とのコミュニケーション能力なので、その部分をどこまで理解して磨けるのか?が全てにつながっていきます。


自分の内面を理解し、調整して発揮出来るようになれば、おのずと他人の行動や言動の裏側を読み取れるようになります。良く言えば【他人を慮る(おもんぱかる)ことが出来る!】で、悪く言えば【ずる賢く相手の行動を先読みする】ですね。


自分のプレーに対して相手がどう対応するのか?行動や言動の先にある【滲み出てくる雰囲気】で読み取る選手もいます。それは「こうしたらこうなる」の経験の積み重ねからもですが、コミュニケーション能力を積み上げたからこそ発揮出来る能力でもあります。


その入り口として、ペップトークによる言葉がけが有効だと感じています。良い言葉で自分の内面反応が良くなれば、悪い言葉で能力が発揮されにくくなることも理解出来るでしょう。


スポーツで成功している人は、社会的にも成功しやすいと感じます。それは相手を観察し慮る能力が高い事が大きな要因の一つだと感じるからです。


そして、この質問をしてくださった大堀先生がAI動画にしてくれました。是非YouTubeをご覧ください!



2025年11月21日(金)盛岡市立手代森小学校で講演会を実施させていただきました。


この日は全校で授業参観があり、その後に5.6年生の親子向けに90分のペップトーク講演とコーチングワークを体験してもらいました。


時間のないところ大変急ぎ足になってしまいましたが、生徒達も元気よく【いいね〜👍】の掛け声をしてくれ、とても良い雰囲気で進行しました。


前年のPTA研究大会で私の講演を聴いてくれていた、手代森小学校の藤村PTA会長からの1年越しのラブコールが遂に実現したんです。


藤村会長いわく

『このネタバレ感が良いんですよ!ペップトークを聴いて親が子供と一緒に学び、「お母さんこれまで悪い言い方しちゃってたんだね!今日から言葉に気をつけていくからね!」とその場で気づいて前進してもらえる。その機会にピッタリだと思い、なんとか今年の学校行事にねじ込みました!』

と、非常に嬉しいお言葉をいただきました。


また、後日藤村会長から

『PTA会長としてとても満足しております。欠席が多かったのが残念ですが、出席者からはたくさんの反響頂いております。子供の前で冷や汗かいたというお母さんもいたようです笑』とのこと。


親子ってどうしても上下関係になりがちなんですが、そこを横の目線になり、これまでと違う意識で言葉をかけ合えばとても良い関係性が築けると思うんですね。


是非親子でセミナー受けてみませんか?

2025年11月15日紫波町PTA連合会研究大会にて、紫波町の熊谷町長や侘美教育長、山下県PTA連合会長はじめ約80名の皆様に講演させていただきました。


前日の盛岡第二ブロックに引き続き、ペップトークとコーチングワークを実践してもらいました。


『これまでにもペップトークの講演を聞いた事はあるが、どこか遠いところの話の気がしていた。今回の阿部さんの話は「すぐ明日からやってみよう」と思える内容でとても良かった。是非うちの教員に聞かせたい内容でした』


と各学校の校長先生に称賛していただき、本当にありがたい限りです。

私はメンタルコーチとして、いつも選手や子供達とオンラインでコーチングをしています。そんな現場感覚を理解している私だからこそ、今の子供達の生の声を反映させた中身へ常にアップデートしています。



核家族が当たり前になり、近所との関わりが希薄で「変な人を見かけたら逃げなさい」という今の社会では、1人の子供に対する大人の関係人口が少なすぎます。ひょっとしたら今週、親と先生以外の大人に接した事がないのでは?という子がいたりしますよね?


私が今必要だと思うのは「昭和のおせっかいな地域のおっさん」的ポジションじゃないかと思います。


お爺さんお婆さんでも良いのですが、親子では出来ない何気ない会話をする相手がいないんですよね。


躾として厳しい事を言う親がいて、それに対する逃げ場やフォローしてくれるのがお爺さんお婆さんだったり、地域のおっさんだった気がします。

それが今は皆無なので、躾やコミュニケーションが昔より上手くいかないのではと感じています。


私がメンタルコーチとしてやれるのは、子供達の話をじっくりと最後まで聴き、その解決や落とし所を共に探る事だと思います。


親として、子に失敗させないよう歩く道をキレイにするのではなく、大怪我をしない程度にデコボコなまま、色んな経験を通じて成長を促すことなんじゃないかなと。色んな想いを語り合える最高な1日でした!



2025年11月14日、盛岡市PTA第二ブロック交流会・研修会で講演をさせていただきました。


今回のセミナーを仕掛けてくれたのは、5年ほど前に少年野球の『青山スワローズ』で私のセミナーを聞いてくれていた、厨川中学校PTA会長の上田さん!


昨年の盛岡市PTA講演会をきっかけに

「今回は幹事校のPTA会長として絶対に阿部さんを呼ぼうと、私の一存で決めさせていただきました。阿部さんの話を聞くのは今回で4回目ですが、より多くの方に広めたいんです!」

と非常に嬉しい言葉をいただきました。


会場は40名を越える小中学校のPTA役員の皆さんが、真剣にも楽しそうにワークに取り組んでくださいました!


セミナー終了後は懇親会‼️

普通に生きていたらお会いできない色んな業界の皆様と知り合う事ができ、非常に有意義でディープな盛岡市青山の夜を堪能させてもらいました。



何人かのお母さんから同じ質問をされました。

『反抗期の息子にどうやって想いを伝えたら良いのかわからない』


私なりの見解ですが、親子関係はそれぞれに違いはあっても繊細なものです。何気ないたった一言が子供の逆鱗に触れていたなんてことも。ミスコミュニケーションが多発します。


そんな時は「こうしなさい」の様な命令系ではなく「私はこう思う、私ならこうする」とIメッセージで伝え、「あなたら絶対出来ると信じてるからね」と激励の言葉を添えれば良いのではないかと考えます。


とはいえ年頃の子供との関係性が難しく感じる方は、私のような第三者(メンタルコーチ)を間に挟むことで、互いの誤解はなくなり円滑なコミュニケーションに変化させることも出来ます‼️必要性を感じる方は是非ご相談ください。



2025年10月19日、盛岡誠桜高校ソフトテニス部にメンタルセミナーを実施してきました!


顧問の青野先生は私の元ペアの弟君で、ソフトテニスYouTuberの赤魔王と日体大で共に切磋琢磨した青年監督🎾今回もインスタから申込みがありました。

チーム作りを始めたばかりで、選手6名にそれぞれのご父兄と兄妹で15名の参加でした。

今回は初回でしたので、いつも通りペップトークとコミュニケーションワークの入門セミナーで、皆さん熱心に学んでくれました。

最後の質問タイムで1人のお父さんから「年頃の娘とどういう関係性が望ましいのか?」というご質問がありましたので、私なりの見解をお答えしました。

まずは選手自身が「どこまでどうサポートして欲しいのか」を本音ベースで親に伝えて欲しい。それを踏まえ、親としてはここまでサポート出来る!という話が出来ればベストだと思う。しかし、年頃の娘と父親では円滑なコミュニケーションが取れないので、私のようなメンタルコーチが第3者として間に入ることで良い関係性に導けます。

一昔前は「アスリートファースト」と言って、選手のワガママは何でも聞く様な空気でした。しかし今は「アスリートセンタード」という考え方にシフトされてきています。選手自身が主体的に考え、感じ、周りがそれをサポートしていく。

こうあるべきという親の価値観を押し付けるのではなく、選手自身が心地良い関わりを共に模索し、それぞれの選手に合ったサポートをする事で本番発揮力が変わると感じます。

今回の内容は、親子の人間関係あるあるだと思いますので、是非メンタルコーチに色んな相談をしてもらえればと思います!
2025年10月7日、岩手県盛岡市で活動する【ZEALバトントワーリングクラブ】へ、小学生から高校生までの選手25名に第2回目のメンタルセミナーを実施してきました。

まずは嬉しい結果報告です。
前回7月のセミナー後の県大会で、U18チームは97点、U12チームは100点満点💯これまでに経験のない最高の出来だったそうです。


前回の振り返りからスタートし、先ずはVAKサブモダリティーを使った体感覚の探究です。

Vはビジュアルで見え方、Aはオーディトリーで聞こえ方、Kはキネスセティックで運動感覚の事なんです!

自分の優位感覚は何か?というところから入り、VAKの色んな感覚を意図的に注入することで、絶好調の時の感覚の再現を試みます。

さらに、これまでは「何となくこんな感じ」というだいたいの感覚だったものを、あえて細かい数値に置き換えるという事も伝えました。そうする事で失敗の理由がわかり、より精度の高い技の完成度に近づけるのです。



次はタイムラインです!
今回は人数も多く場所も限られていた為、1人一台の長テーブルの上で展開しました!

全国大会までの時間軸、そして関係する人との空間軸、目標達成にしっかり臨場して想いを抽出し、時には離れて俯瞰してみる。そしてその自分が出来るチャレンジは何か?
じっくり時間をかけて自分の内側と向き合ってもらいました。参加者は初めての経験にも「楽しかった」と今後の活躍にも期待大です!

岩手から全国各地へ出張セミナー受け付けておりますので、ご興味あるスポーツチーム関係者の方は是非ご連絡ください!
ブログhttps://ameblo.jp/mbp24/entry-12918579237.html

2025年8月22日、埼玉県立草加高校ソフトテニス部でメンタルセミナーを実施してきました。



黒沢尻北高校時代の同級生で友人の「佐々木周平先生」に急きょ呼んでもらい、男女20名に受講してもらいました。


3時間のうち1部はペップトークセミナー、2部はコーチングワークを実施しました。



受講してもらった生徒からの感想です。


阿部さんの最初のお話にはものすごく心を動かされました。中々みんなで目標について話すことがなかったので、みんながどんな目標を持っているのかを初めて聞く機会となり、良い部活になっていく流れになった気がしました。もしよろしければ、また講習よろしくお願いします!


しっかり聴いて、そしていろんな想いを汲み取ってくれていてありがたい限りです。



チームメイトに注意しなければならないけど、言った後に陰口を言われるのではないかと思って緩く言ってしまう〜という事がありがちかと思います。


「そこ、しっかり声出して!なんで言われたとおりやらないの?ちゃんと走って球拾いしてください」


みたいにズバズバ言うと、その時はやってもまた元に戻ります。理由や想いをしっかりストーリーで伝えてから注意する事が大切です。


「私は昨日のメンタル講習でいろんな事を感じました。そこで、みんなと仲良くしながらも、楽しく真剣な空気を作りながら勝てるチームにしていきたいと思っています。その為にはまず〇〇をしっかりやっていきましょう。

私は前から〇〇をやっているチームには強くてなかなか勝てませんでした。その経験から、私たちも〇〇を徹底していきたいなと思いますが皆さんいかがですか?

良ければ、まずは1週間〇〇を徹底してみてチームへの効果を確認していきたいです。よろしくお願いします。」


みたいにしっかり想いをストーリーで伝えると、それなら協力してみます!っていう空気になりやすいです。


2025年7月19日、岩手県盛岡市で活動するZEALバトントワーリングクラブにメンタルセミナーを実施させていただきました。

小学生から高校生までの選手25名に父兄も入ってもらい、総勢50名近い人数で大変盛り上がりました!



2部構成の前半はペップトークについて、そして後半はお互いにメンタルコーチ役となって、コーチングワークを実施してもらいました。


セミナーを受講した選手からの感想を一部ご紹介します。


【私は今日のセミナーを通して自分の見えなかった気持ちが見えてきた気がします。例えば今の自分に足りないことや今の自分ができること、相手が嬉しいと思う声がけなどを深く考えたことで自分が自分をどう思っているか、相手を後押しするにはどんな言葉をかければいいのか、殻を破った自分の本当の夢はなんなのかが分かりました。前向きな気持ちになれるかが夢を叶える人と叶えられない人の違いだと分かりました。

私は今までの大会を振り返ると緊張に負けてうまく演技できないことやネガティブな気持ちになって諦めが見えてしまうことが多々ありました。でもこれを機に緊張をチャレンジだと思い、緊張と親友になれるようポジティブな考えに変換していきたいと思います。】


ご父兄からの感想もご紹介します。


【コミュニケーションを円滑に進めるために子供達も子供達なりに悩んでいるようです。このようなときに、講義を開催していただきまして、とても感謝しております。

今回の講義は練習後の3時間であり小学生には長いと思っていましたが、内容は座学だけでなくグループワーク的なことも織り込まれていて、飽きることなく良かったです。今後も優しいコミュニティでチームがまとまり、風通しが良い人間関係、技術を高め合いながら、心も一致団結していけると更に素晴らしいチームになれそうですね】



こんな素晴らしい感想がいくつも寄せられ、私自身とても励みになります。


やはりチーム全体で共通意識を持つ事がとても重要であり、その上で個人がどうして行きたいのか?を明確にするコーチングワークにとても意味があったと思います。


今後も継続サポートしていく中で、一人ひとりの変化点をしっかり見極め、最適なメンタルケアをしていきます!


2025年6月24日、ソフトテニスのマカオ代表選手達へ、千葉県船橋のコートに出向きメンタル指導をしてきました。


彼らはマカオ🇲🇴の国家公務員にあたる職であり、休暇を取ってわざわざ日本にソフトテニス合宿で訪れている最中とのこと。そのうちの一コマを私が受け持たせてもらいました。


マカオとは、中国の南海岸にある香港の隣に位置する元ポルトガル領の特別行政区です。英語も通じますが基本は広東語なので、翻訳アプリで言葉のやり取りをしました。



マカオでも非常に少ない競技人口で活動する彼らにとって、知らない人と対外試合をすると異常に緊張してしまうとのこと。


オンコートで気持ちを高めながら「やれば出来る(You can do it!)」

と自己肯定感を高めながらプレーしてもらいました。


緊張は友達、しっかり受け入れること。


冷静に自分の内面を見つめ、成功と失敗の要因を確認しながら何度もトライアンドエラーを繰り返す。


今現在に集中し、後先の事を考えすぎない事などを中心に伝えました。


彼らにとってもメンタルの話は初めてとのことで、食い入るように聴いてくれました。


やはり言葉の壁は厚く、日本語の細かいニュアンスまで伝えられたかどうか不安が残りましたので、また継続して指導していきたいなと感じます。


今回コーディネートしてくれたのは、千葉でソフトテニスコーチとして活躍する安士(やし)君です。10年程前にコーチ3資格取得の際に仲良くなってから今だに付き合いがあります。


彼が築き上げたマカオ🇲🇴メンバーとの長年の絆に、私も飛び込ませてもらい本当に素敵な経験をさせてもらい、メンタルコーチとして一皮向けた気がします!本当にありがとうございました♪



6/28の夜、仙台の八重樫伸一君から連絡があり、「明日の大会に向けて、これから息子のメンタル整えてください」という無茶ぶりが‼️笑


小学生で活躍した息子の琉映君も🎾今年から中学生となり、一段レベルが上がった今回のシングルス大会に向けてどうなりたいか?をテーマに30分くらい電話でコーチングしました。


結果から行きますと、



最低限の目標である第3位で次の大会につなげることが出来たそうです👍

お父さんからも【残念ながら3位でしたが、試合内容は、今までの中でいちばん良かったです。】


何を話し、何を聞き出したと思います?


①目標をより具体的に明確にすること

②そこに至るまでにどんな壁が待っているだろうか?そしてどう乗り越えるか?をイメージ

③敢えて前日に緊張感を高めておく(すると翌日は吹っ切れやすい)

④不安な部分を全て聴きアドバイス

⑤【君なら出来る、絶対に優勝できる】と伝える


この最後が一番大切だと感じています。

これは私の思い込みですが、無条件に信頼する事で相手にパワーを与えられます。そして「私には出来る」という強い思い込みが、勝負所での背中の一押しにつながり、勝敗を大きく左右するものです。


是非コーチングを受けてみたい方はご連絡ください!