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スポーツコーチネット 明日へ 

「スポーツ現場での実践的なメンタル向上」に焦点を当てた、アスリートメンタルコーチがお伝えするブログです。自分との対話、親子メンタル、ペップトーク、スポーツ人生タイムライン、ワクワクしながらスポーツできる世界へ、いざ!

2023年9月16日の土曜日、ジュニアカーリングチーム「ルミナス」へ2度目のメンタルセミナーを実施しました。

今回はズバリ「コミュニケーションカード」を使ったセミナーです‼️


人は一人ひとり違って当たり前です。


コミュニケーションカードとは、4色13枚ずつ52枚それぞれに特性が記してあり、ピンとくるものをチョイスして、自分とはどんな人間なんだろう?と客観的に捉えられる様になるカードです。


これをメンバー4人でやることで、お互いの考える自分の特性を知ることができ、相互理解が非常に進むんですよ‼️


例えば、


リーダー気質の赤🟥が強い人と、サポート気質の緑🟢の人が仲良しなのは補完関係にあるからなのね❗️


とか


オレンジ🍊が多くてワクワク大好きだけど、本当はもっと青の🟦客観的思考で深く考えられるようになりたいな❗️


など、自分への視点が増えるので自己理解や他者理解には非常に有効ですよ⭐️



最後はタイムラインを歩いてもらいました。


今シーズンどこまで勝ち上がりたいのか⁉️


その為にやるべき事

やるべきタイミング

競技以外のイベント(テストや長期休暇等)


それらをタイムラインに落とし込んで歩くだけで、漠然と考えてた事がどんどんリアルになります。


「ヤバい、意外と時間ない」

「ここでこれやらないと間に合わないね」

「優勝する為に、ここまでにこれを克服しよう」

「ここにミーティング入れて軌道修正しよう」


リアルに意識するから夢や目標は叶います‼️


なんとなく「勝てれば良いな〜」なんて人に勝利の女神は微笑みません🗽


「本気で勝ちたい」からこそ、本気の未来を想定して自ら叶えていくんです。


でも、どんな自分かを見誤るとスタートラインがズレちゃうので、コミュニケーションカードで自分の性格を正確に知り、その上で未来を描くとスッと入ってきますよ‼️


この流れのセミナーはオススメです。

8月9日の午後、カーリングJr.チーム「luminousルミナス」の4名に対しメンタルセミナーを実施させていただきました。

苫米地コーチからは「静かなチームです」との事でしたが全然そんな事はなく、みんなでしっかり想いを共有しながら学んでくれました。


4人はそれぞれ離れて住んでおり、一緒に練習するタイミングが少ない為にコミュニケーションもあまり出来ていなかった様子。この機会にお互いの内面の想いを共有し、勝利への想いを強くしてもらいました。



1つの内容として、現状把握の重要性をお伝えしました。


「相手は強いし有名だからどうせ無理だよ」とどっかで思っていれば、試合中も無意識にその様なプレーが出てしまい「やっぱりそうだよね」と自ら諦める理由を作ってしまいます。


逆もしかり。


「相手は弱いし勝って当たり前」とどっかで思っていたとしたら、相手が想定から急成長しているかもしれないし、自分が隙を作ってプレーが甘くなっているかもしれない。


いつの間にか劣勢になった時に浮かんでくるのが「こんなはずじゃない」です。そう思いはじめたらすぐに修正しなければなりませんが、そう簡単ではありません。


だからこそその時々で正確な現状把握が必要です。自分の調子はどうなのか?相手の実力は想定通りなのか?その都度修正を繰り返しながら試合を進めていく必要がありますね。


2023年7月8日、盛岡商業高校ソフトテニス部の男女の新チームに対して、3時間のメンタルセミナーを開催させていただきました‼️


岩手県成年男子国体監督の菊池さんからの依頼で、娘さんのチームにメンタルの刺激を入れさせてもらいました。


前半はペップトークセミナー、後半はコミュニケーションのワークをじっくりやりました。


新チームだからこそ、お互いの想いをしっかり出し合い、共有する必要があると思います。


想いを出すには、まず自分の想いに気づく必要があります。

そのためにワークでは過去の感情を振り返ることで自分の価値観に気づき、本当に行きたい未来をありありと描きます。



過去の感情を探り、本来の価値観に気づき、未来への期待感が高まり、共有する事でチームの一体感が倍増する。


そんなチームの基盤を作り上げる事で、何でも言い合える自走式チームへの第一歩を歩み始めました!

6/15・16は山梨県甲府で会社のソフトテニス大会の団体・個人があり、17日だけ休養して6/18は東北実業団でした。


4日間で優勝が3つ、団体としては11連勝、個人的には9連勝と負けなしでした。


そこに「チームとしてとても雰囲気が良かった」というお話しをいただき、理由を洗い出してみました。


今回はチームマネジメントについてですが、そもそものバックグラウンドとして、コロナ禍のこの3年間はチームで練習する時間もままならず、練習する人しない人がバラバラでした。


そこでこの春、意を決して幽霊部員の整理から始め、早いうちから大会に向けての準備を促していました。


私がメンタルコーチとして部外で多く活動していますが、自チームに対してはなかなか難しいもの😓

なので、あーしろこーしろ命令するのではなく、私が実際に行動してきた事をお伝えします。



①マイナス発言をしない

試合中にミスが起きたら指摘したくなる時ってありますよね?

「なんで今それやったの?」

「そんなやり方じゃうまく行かないよ」

そんな事を試合中に言われた側はたまったもんじゃないですよね。

誰もミスしようと思ってプレーしてる人はいないんですから。試合中は必ずプラスの言葉を使いましょう❗️


②切り替えのスピードを速める

ミスしたらそのポイントは返ってこないですよね?なのに何故その反省に無駄に時間を費やす必要があるの?

すぐ次のポイントが始まるのだから、頭を瞬時に切り替えて、今のミスを活かしながらどう次のポイント取るかを考えた方が良いですよね?


③出来てる部分に着目する

良いプレーがあれば、具体的にそこをしっかりと承認します👏

「ナイスポジション」

「ラケットがしっかり振れてた」

「コースが良かったね」

その声がけで、自分の選択は正しかったのだと承認欲求が満たされます。


④流れが悪い時は「一つに集中」

ミスが重なる時は大抵「考えすぎ」です。自分のこれがこうだとか、相手のあれがあーだと頭の中がぐちゃぐちゃになるからテンパります。

集中を増すには一つのことに焦点を当ててそれをやり切ること‼️


⑤相手のナイスプレーには拍手を👏

これやられたらどうしようもないプレーってありますよね?それを結果論で否定されても、じゃあどうすれば良かったの?とパニックになります。

相手が最高のボールでエースを決めたなら、一度相手に拍手してみてください。もしくは「ナイスボール」と言ってみる。そうすると不思議とスッキリします!

「今のはしょうがない、次のプレーに集中だ」

と、速攻で切り替えできるし、スポーツマンシップにも最高なのでオススメです‼️


⑥キーワードは「安心・安全な空気感」

チーム内に否定的な事を言う人間がいたとして、ミスしたら否定されると思うと、ビクビクして本来のプレーが出せません。(特に最近の若い子は)

高い壁を乗り越えるには、失敗のリスクを持ったチャレンジが必要で、そのチャレンジが出来る空気感がチームにあるかどうかが非常に重要です。

「ミスしたって取り返しゃあ良いんだから、思い切りやってこい」

「勝つ為に何が必要か、いろいろ試してみたらいい」

そんな事を言ってもらえたら、自分の中に余裕が持てると思います。



はい、こんな感じでベンチでの主な関わり方を6つほどご紹介しました。私はチーム内でずっとやってたからか、全体的にそういう声がけが多くなっています。

若手ものびのびやれていますし、ベテランもしっかり働きます!


是非参考にしてみてください‼️

2023/6/10  JC花巻主催のスポフェス花巻というイベントでメンタルセミナーを開催させていただきました。

せっかくなので柱谷さんと尾形さんのクロストークも聴かせていただきました。


その中で特に印象的だったのが、柱谷さんから


「今の子供達は技術も能力も高いがコミュニケーション能力が低い。だから個人プレーのみの試合になってチームプレーになりずらい」


というお話しにとても納得がいきました。


技術を高める事っていろんな指導法やYouTube等の情報が出回っているので、意外と簡単に成長する事はできます。


でもチームで勝つには、お互いの価値観をぶつけ合い、壁を乗り越え、本心で共有しあってこそ一丸となって戦えると思います。


そこの部分は、やはりメンタルコーチの出番といいますか、オレに任せてくれ!という部分です。


私のセミナーでは基本講座90分の後、価値観共有のヒーローインタビューワークを90分で設定しています。これが物凄く重要だと考えているんです。


自分がこれまで気づいていなかった本心を知り、受け入れ、そして未来に向けて今の現状からプランを組み立てる。


どうしても[こんなはずじゃない思考]から抜け出せない人が多いので、現状を正確に判断できず、プランが絵空事になって上手くいきません。


まずは、こんなはずじゃない自分も自分だよね!と受け入れ、そこからスタートしましょうよ!



話しは逸れましたが、14時から16時まで40分3コマのセミナーをぶっ続けで、役30名の方々にお伝えさせていただきました。


少しでも多くの情報を伝えたい想いが強く、凄く早口になってしまい申し訳なかったです。



スポーツ体験ブースでは富士大生がそれぞれの種目を子供達に体験させてくれており、長女を連れて行って色んな体験をさせてもらえました。

特にもパンサー尾形さんと一緒にバスケをした娘が、最後にゴールを決めてハイタッチ🤚素晴らしい想い出になりました。


私のテニスのペアでもあり、花巻JCを盛り上げたいという黒須君から打診を受けてのセミナーでしたが、全体を通して本当に素晴らしい経験でした。

700人も参加者がいたという事で、是非来年の開催も期待しております。

関係者の皆さま、本当にお疲れ様でした!

2023年5月28日、ソフトテニス埼玉県ベスト4の新座市立第三中学校でメンタルセミナーを開催させていただきました。

朝霞地区という事で、県ベスト8の戸田市立新曽中学校、朝霞第三中学校、さらにジュニア指導者の方等も合わせ40名弱の皆さんに受講いただきました。


前半はペップトークのセミナーとメンタルについての基礎知識を、後半はヒーローインタビューワークで自分の価値観に気づいてもらいました。


休憩時間の中学生に質問しました、「内容はどうですか?」と。


「初めて聴く話しばかりで理解が追いつきません」


そうだよね😅


普段普通に生きてたら中学生じゃ絶対聞かない内容ばかり。でも、次いつ会えるかわからないから大量に情報を渡して、プリントのヒント見て思い出してね!という傍若無人ぶり。笑


もっと時間を上手く使って噛み砕きまくって話せればなと申し訳なく思いつつも、


「あれ、この話し聞いたことあるぞ」


の積み重ねが


「やっぱり阿部さんがあの時言ってた事は本当だったんだ」


に変化していって欲しいなと思ってやっています。



ちょっとでも知ってた知識の積み重ねで、いつか点と点が線になってくれたら、その時さらにメンタルの強さが発揮できると思います。


自分で見つけにいくからこそ深く知れて、腑に落ちて、自分のモノとなる。与えられただけでは花は咲かないですよね。


自分自身をさらに深く探究するからこそ、私のセミナーが役に立つ時が来ると思ってます。


今回呼んでくれた鈴木先生も私のセミナー3.4回目ですが、「今年の子供達にも聞かせたい、毎回学びがあります」と言ってくれるのは本当にありがたいです。


何故か埼玉で多くの縁に恵まれてまして、ドンドン広がっていきそうな予感があります。


これから私自身がさらに学びを深め、沢山の部活生に伝道師として「心」について伝えていければ、本当にありがたい人生です!

カーリングミックスダブルス苫米地夫妻からのご報告です。

全日本ミックスダブルス選手権で優勝し、世界選手権を目標にメンタルセッションを続けてきました。


大会直前では1人ずつ1on1でじっくりとセッションし、かなり良い状態で大会に挑んでもらえました。


予選リーグを見事2位で抜けましたが、強化委員会推薦の藤澤山口ペアに準々決勝で惜しくも敗れてしまいました。



苫米地美智子さんからメンタルコーチングを受けての感想です。


大会を終えてまず思ったことは、大会中精神的に辛くなく、とても集中出来ていたことです。


また、いつもは大会後にメンタルの部分で悔やむことが多かったけれど、今回はメンタル以外のことで大会の振り返りが多くでき、次に向けての改善点や取り組むことなどの話がいつも以上に出来たことです。


それにより来シーズンに向けて良い話し合いが出来ました。


今までの自分は余計なことを考え、うまく自分のやることに集中できていなかったのだと感じました。


メンタルコーチングを受け、自分に集中することができ、とても強くなれたと思います。


しかしまだまだ強くなりたいので、私生活でも競技に関することでも、メンタルトレーニングをし、なりたい自分を目指します。



賢司さんいわく、
奇跡的な写真です。負けてても笑っている写真は一生に1回かもしれません!

との事で、それほど充実した中でプレーする事ができていたのだと思います。

また来年の大会に向け、じっくりメンタルセッションでサポートしていきます!

2月にメンタルセミナーを実施した、埼玉川口のバトントワーリングクラブ「ブルートゥインクル」からも吉報が届きました。

4名7種目で世界大会への切符を獲得し、ジュニアではさらに4名が日本一を達成したそうです‼️


阿部文子コーチより


無事に大会終わりました。

結果は一人一人色々でしたが、目標としていたところは達成できたと思っています。


今回の大会は、緊張の4段階の話を沢山しました。

本番前、ビビリや怒りの状態にある子が多く、サブでの10分間の練習の前に、この練習でビビリと怒りをチャレンジに変えよう!と送り出した子、練習を終えて出てきた時の目が違っていて、これなら大丈夫!と感じたり。


本当に最後はメンタルです。


うまくサポートしきれたか分かりませんが、私にとって、亮介さんから教えていただいていることを実行することが、子どもたちの力を発揮させてあげられる唯一の方法だと思っています。

今後ともよろしくお願いいたします!



また、一緒にセミナーを受講してくれた東京ツインバトンスタジオの新井代表からも嬉しい報告です!


その節は、本当に心が動くとはこの事か!と思うくらいのお話とワークで、あれから自分の言葉かけが本当に変わりました。ありがとうございました。
光栄なことに、当スタジオから初の世界大会日本代表選手2名が決まりました。
阿部文子先生のチームも日本代表選手が決定して、一緒にレッスンしてきたので、本当に嬉しい結果となりました。



阿部文子コーチは埼玉と東京のチームで「オール関東で強くなろう」とよく一緒に練習されているそうです。色んな障壁を突破し、どんどん進化し続けるチームだからこそ、とんでもない成果が出ているんですね。


このクラブには何年も前から何度も同じ話しを繰り返しております。(微妙に進化してますが)

その度に選手達は新しい発見を自分のモノとし、進化し続けています。

親、コーチ、選手が同じ空気感を持って目標に挑むからこそ結果が出るのは必然ですね!


8月の世界大会も楽しみです!

嬉しい報告が続々と届いております!


まず一つ目は、仙台で活動しているソフトテニス指導者の八重樫伸一さんから届きました。

彼にペップトークの重要性をお話しして以来、子供達への接し方が変わったとの事。この度息子さんが小学4年生以下の部で見事全国優勝されたそうです。


父親として八重樫さんが試合前に話したペップ トークをご紹介します。




「もうすぐ試合だね。お前たち昨日の予選リーグの苦しいところ、思い切ってよくリーグ1位通過してきたね。

今日は、自分たちの力を試すチャンスだよ。今までいっぱい練習して頑張ってきたんだから、大丈夫だからやってきたことを全て出しきるぞ。

自分達の戦術の確認

粘って、粘って繋げてチャンスが来たら、思いっきりラケット振って楽しんでこい。

後ろで応援してるからね。

さぁー声出していってこい!」


長女の時、そこから今回は息子の全国大会の前に、メンタルの大切さを見に染みて感じ、こんなペップトークを元にして、朝どうアドバイスするかコメントを考えてました。

私自身こんな全国の舞台でここまで上がると思っていませんでしたが、2回戦の兵庫が強敵でしたので、ここが山場と思い試合前に2人に話しました。

文大杉並の野口監督の、心は技術をこえるという言葉があります。他の県の1位2位がいて、相手の力は非常に高い中での全国大会。

運や勝負所様々なちょっとした所で勝敗が左右されます。練習通り力を発揮することができることができれば勝てると言うタラレバがありますが、メンタルの部分は非常に大切であると感じました。

たくさんの教えをいただきありがとうございました。心から応援して勉強の機会を与えてくれてありがとうございました。



というご報告でした。本当に素晴らしい活躍ですし、それをサポートした八重樫さんの言葉が子供達の心に届き、実力以上が発揮された最高の大会になったのだと思います。本当におめでとうございます㊗️

2023年3月11日、盛岡市大宮中学校女子バスケ部にメンタルセミナーへ行ってきました!


選手11名、父兄8名にコーチで計20名に受講いただきました。選手・指導者・保護者の三位一体となって突き進む最高の形でした。


JR盛岡野球部で4番を張っていた田中先輩からのたっての希望で、かなり前から依頼されておりましたが、ようやく実現にこぎつけられました。


私のセミナーではコミュニケーション能力の向上を重要視しています。


他人とのコミュニケーションが上手 = 自分とのコミュニケーションが上手


自分とのコミュニケーションとは、自分の心や身体の変化に敏感に気付き、適切な対処が出来る能力です。


トップアスリートのインタビューがとても分かりやすかったり芯を外さないのは、コミュニケーション能力が強化されてきた証拠でもあります。


名コーチに的確な指示を受ければ飛躍的に成長出来るかもしれませんが、そんな機会は少ないはず。


上手くなりたいなら、試合で勝ちたいなら


自分という人間を深く探究し、癖やパターンを正確に捉え、その上で最良な仮説を立て検証していく。


昨日のセミナーはそんな探究の第一歩となる初めての体験をしてもらいました。