さて、1月16日の講座で生徒メグミさんが断捨離をした記事を書きました
★そのときの記事
その講座時に、ゲスト参加していた卒業生カヨさんも、こんなふうに。
カヨ:私も断捨離まではいかないけど、紙が好きで、ノートをこれまでにたくさん買っていたから、整理しようと思ったんです。
一つの棚の中に入ってるから大丈夫って思ってたんだけど、開けたら、えっ、どんだけ買ったの?って。笑
紙を好きなのはいいんだけど、すごいノートの数で。
こんなに使い切れないっていう量が今入ってるんですよね。
私:「紙」が好きなんですか?
カヨ:なんだろう……。紙の手触りとかがすごい好きだから、お店でノートを触っては、「あ、これいいな」と思うとすぐ買っちゃって。
私:紙の質感とかですか? ツルツルしてるとか?
カヨ:それをちゃんと使ってあげてるならいいんだけど、何も使わない、まっさらなままを残すのはダメって思ってて。
私: あ、そうか。
コレクションしたいっていうよりも、紙には紙の役目があるんだから、ちゃんと使ってあげないと可哀想っていう感じなの?
カヨ:使われないままはダメ!
昔のノートでも使いかけで最後の方のページが白紙で残ってたりしたら、紙がやっぱ好きだから、なにかに使おうと思って、まだ捨てずに何年も前のやつを持ってたりとかしてる。
私:ってことは、「紙」が好きっていうよりも、紙は使ってあげなくちゃ、みたいな感じなんだね。
包装紙とかだったら捨てられるわけ? 紙でも。
カヨ:はい
私:ノート、筆記できるもの限定…。
あれ? 今「パピルス」って(降って)きた。
私:昔ってほら、紙がなかったから木の葉っぱとかに文字とか書いてたじゃないですか。
古代エジプトで紙の代わりに使われていたのが「パピルス紙」。
カヨさんって、それにかかわる過去世があるんじゃないかな。
(とネットで検索する)
私:(ネットの画像を見せて) ほら、こういう紙。
「死者の書」もパピルス紙に描かれているそうです
私:えーっと、パピルス紙はどうやって作るのかな?
カミガヤツリ(=パピルス草)の茎から作る。
茎の部分を切断して、皮を剥いで、内側の柔らかい部分を細く裂いて、水に漬ける。
それを台の上で少しずつ重ねながら並べて乾燥させ、表面を石や動物の牙などでこすって平滑にし、その後、縁を切り揃えて完成。
(参考:愛媛県「知恵の輪ホームページ」より)
私:カヨさん、これを作ってた人なんじゃないかな。
当時は男性だったみたい。
パピルス紙はメモ書きとかじゃなくって、それこそ大事な記録を残すために使われる。
一枚一枚手間をかけて作るから、それを全部使ってくれれば嬉しいけど、例えば一枚のパピルス紙の半分ぐらいしか使わなくて、残りが半分あると残念でしょうがないって思ってるみたい。
カヨ:なんか気持ちがわかる。すごく。
私:もうそれが残念で残念で。
当時は記録媒体がなかったから、とっても貴重なものだったし。本当に精魂込めて作っていて、使わない部分があると、紙に対しても申し訳ないって思ってる。
カヨ:わかる! その気持ち、とってもわかる。
私:そのときの感情が今も残っているから、ノートを最後まで使わないともったいないって思っちゃうんだね。
このあと。
私:あれ……?
ネットの情報によると、水につけたあと、台の上に並べていくんだけど、それがなぜ接着してああいう一枚のシートになるのかは、長い間、謎だったんだって。
私:ようやくわかったのは、川の水につけておくと、細菌が繁殖して分解が始まって、粘着質を持つ物質に変化するから、乾燥したときにはくっついてる…?
え? また微生物?
細菌の講座はやたら「微生物」の話題が出てきます。
これも。
これも。
そしてこの微生物絡みですごく面白いことが起きているのです。
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