まずは、切り返し。 -203ページ目

今日の稽古

今日は、しっかり自分の稽古させてもらいました。

身体はえらいんですけど、やっぱり全開でやった方が、達成感というか、カタルシスがありますね。
なにせ、TOSHIの精神構造は、体育会系と文化系のハイブリッドですので…


子どもたちに普段「かかり稽古は、前へ出てどんどん打て!」と言っている以上、言う分は見せないといけませんしガーン
足裏と左足親指付け根は、しっかり割れましたがしょぼん



子どもたちも、試合に向けてがんばってました。

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さて、稽古が終わったら、武道具屋さんが、頼んであったものを届けてくれました。


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はい、防具一式新調しました。
ほんと、防具の値段を見ると、剣道って、道楽だなあ、と思いますガーン


まあ、防具に見合う剣道ができるよう、がんばりませんとね。


中身は、近日公開音符



勉強会

午前中、津に勉強会に行ってきました。

同じ仕事の六人のなかまで、月一回、もう十五年続いています。



同世代なので、同じような悩みがあったり、それにアドバイスをしあったり。


がんばってるなあ、って思ったり。



いつも、元気をもらいます。


たいがいのことは話せる仲間たちなので、大事な時間になっています。



剣道でも、仕事でもよい友だちに恵まれ、ホントに人に出会う運は持ってるなあ、と。
ありがたいことです。


さて、また午後から稽古。がんばろっ。

掛け声の重要性【剣道用語】

これも、リクエストしていただきましたお題。


剣道では、「声(気合)を出せ!」とよく言われます。

なぜか?


剣道では、有効打突=一本になる打ちの条件の一つとして、「充実した気勢」があります。

つまり、しっかり気合を出した打ちでないと、一本になりません。


また、「気剣体の一致」というように、「声」「踏みこみ(腰を中心にした体重移動)」「打ち」が一体にそろわないと、しっかりした打ちになりません。


想像すると分かると思いますが、

・声のない打ち

・腰の砕けた打ち

・きちんと当たっていない打ち


…どれも、しっくりきませんよね。

実際、声がかれてしまって出ないときなど、打っても、気持ち悪いです。



元文献を示せなくて申し訳ないですが、

実際に声を出して打った方が、力が出るという実験結果があるという記事を見たことがあります。


打つ瞬間だけでなく、


自分が集中したり、

相手とかけひきしたりするのにも、掛け声は役立ちます。


かといって、

一本をアピールするような掛け声や、相手の人格を無視するようなものは、前に書いた礼節の観点から認められないと思います。



最後に、オフィシャルな文書を参考に載せておきます。


掛け声とは、

「心に油断がなく、気力が充実した状態が自然に声になってあらわれたもの」


そして、掛け声の目的とは、


① 大きな掛け声をかけることにより、自分を励まし、気力を充実させる。

② 自分の集中力を高め、士気を高揚させる。

③ 相手を威圧し、動きを抑制する。

④ 相手の気の起こりや気の集中を挫く。

⑤ 相手を迷わせたり、動揺させる。

⑥ 相手を引きだし、誘う。

⑦ 「気剣体一致」をはかり、打突の強度や正確性を高める。


(全日本剣道連盟 剣道指導要領 第6章 基本動作 第6節 掛け声(発声) より。)




ナゾのメール

さっき、パソコンのメールチェックして、

ついでに、ふと、見た、

昨年末に届いた、謎のあけおめメール。




「昨日から、今年まで大変お世話になりました」




……えらく、限定的だな(^^;


まぁ、去年の打ち間違いでしょうけど…。


署名がなくって、アドレスだけだったので、差出人がどなたかわからず、いまだ謎です。






ボウリング

久しぶりに、ボウリングに行ってきました。


実に、一年ぶり。


二ゲームで、それぞれ121、111とネタにしづらい微妙なスコアでしたが、



……それより笑えないのは、二ゲームで腰が痛くなったと言う事実だったり。

イタい。いろんな意味で。





追記:

(まぁ、疲労性なので、風呂であっためたらすぐ治りました。はい。

でも、今度は腕がキンニクツウの気配…(笑))

中学校体育 剣道

今日は、中学校の先生対象の剣道講座の講師に行って来ました。


基本の打ちをどうやって教えるか、など実技的なことを中心にやってきました。



もう一人の講師先生も言っていらっしゃいましたが、


中学校の授業での剣道では、

限られた時間の中で、


少しでも子どもたちが、剣道を「楽しい」と感じられるよう

しかも、伝統・礼儀といった部分も伝えなくてはなりません。


そこで、今回も、なるべくポイントを、分かり易く精選しながらお話したつもりでしたが、


90分という短い時間で、伝える難しさを感じました。


まだまだ未熟ですわ…


本当に、伝えたいこと、伝えなくてはいけないことはたくさんあって、

またそれを、現場で子どもたちに伝えなくてはいけない、中学の先生方は大変だなぁ、と。



さすが体育科の先生方だけあって、みなさん、上手でした。

そして、こうやって学びにみえる姿勢って、すごいなと思いました。


わたしもがんばろう。







大相撲

白鳳関、負けたんですね。
あれほどの人でも、やっぱりいろいろ意識してしまうのですね。
平常心を保つって難しい…


相撲がお好きだった、亡くなられた先生は、
「取り組み前の表情を見ていたら、勝敗はわかる」
とよくおっしゃっていました。
なんだか、取り組み前に解説の師匠が、
「白鳳の表情がいつもと違う」
と言っていたらしいですね。
何かが違ったのでしょう。


ほんと、勝負事は難しいですね。

水曜日開始

水曜日の初稽古でした。
寒かった…この時期、教えてる方が寒いです。
最後に、少し動いたのでましにはなりましたが…
まあ、子どもたちは随分動きもよくなってきたので、よかったです。


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帰りに、先日の新人戦で中学生の子たちが、選抜大会出場を決めた、との報告を聞きました。

毎日部活できるチームに混じっての勝ち抜けは、すごい。
寒稽古がんばった甲斐があったよね。
すごく嬉しい報告でした。
おめでとう!!

光陰矢の如し

1月になって,あっと言う間に日が過ぎております。


「日がたつのが早いなぁ…。30代最後の一年,大事にしないと…」

とつぶやいていると,



「そのうち,もっと早くなるよ~。というか,自分が何才とか,忘れるくらいになるから(笑)」



と,周りに言われました……・。



むぅ。





ちなみに,TOSHIが,

「歌手の平井堅と,同じ学年で,誕生日も近いんだよ~」

と言うと,


なぜか相手は,困ったように笑われます……(T_T)




そんな三十路終盤の日々。



礼節について【剣道用語】

リクエストがありましたので、今日は、剣道と礼節について書いてみようと思います。


全日本剣道連盟には、「剣道の理念」というものがありまして、剣道とはなにか、という根幹になっています。


曰く、

『剣道は、剣の理法の修錬による人間形成の道である』


つまり、剣道は、

剣道を修業することによって、自分の人間性を磨き、高めることを目的としています。



自分を高めるのであるのだから、


その修錬の場である道場に敬意を払う。

それを導く師にたいして礼を尽くす。

自分を高めるための道具である防具や竹刀を大切に扱う。



剣道は、人と相対し、打ち勝とうと工夫を重ねていくことで自分を磨いていくのだから、


稽古相手・試合相手は、自分を高めてくれる相手、として大切にする。



「勝ち」を求める気もちは、必要です。

創意工夫し、最善を尽くそうとすることにつながりますから。

また、同じように最善を尽くそうとしてくれている相手に真剣に向かいあうことになりますから。



そういう心構えであるので、結果にとらわれ、自分を高めてくれた相手に対して、

勝って、ガッツポーズをする。

負けて、竹刀で床を叩く。


などの行為は、大変失礼に当たるというのが、剣道の考え方です。



「上・下(かみ・しも)」というのも、なかなか剣道を始めたばかりの子どもたちには難しい概念なのですが、


「(年齢にかかわらず)自分がこれから修業している道を、先に歩んでいる先輩」

「自分より先の段階の修業をしているという意味で、級位や段位の高い人」


に、上位の位置関係である上座に行ってもらうようにするわけです。




他にも、稽古の時、厳しい先生の前の列から逃げる子がいたりして、並ぶ子がいなくなることがあったりしますが、これは、


『自分たちのために、先生が稽古をつけようとしてくれているのに、誰もお願いしない』


という、大変失礼な状態であるわけです。

特に、七段・八段の先生の前に誰も並んでいないなど、言語道断と言える状態です。

だから、レベルの高い稽古に行くほど、高段位の先生の列が長くなります。


自分たち同士で稽古して、先生になかなかかからない子がいますが、

これを剣道的に解釈すると、

「先生と稽古するより、自分たちで稽古している方が勉強になるんです」

と、言っているのと同じになります。本人がそう思っていなくても。


先生のお許しがあれば、列が長すぎる時などに、時間をむだにしないよう自分たちどうしでの稽古もありですが、その場合も、短く切りあげ、先生の列にすぐに並べるようにしておくのが心得です。


礼儀について書きだすと、話は尽きませんので、ちょっと長くなりました。


またどこかの項の中で、必然的に礼節には触れることになると思いますので、今回はこのへんで。