いよいよ仕事♪
Mullaway(マラウェイ)のビーチハウスを出発する前、カンガルー数頭が跳びながら突き当たりの通りを横切って行くのが見えた。
ボサボサの馬の周りで4~5頭のカンガルーが一緒に草を食べてたし、やっぱりカンガルーかここにもいっぱい生息してるわねー。
Port Macquarie(ポート・マクアリー)のキャラバンパークへ向かう途中のハイウェイで、ハチミツを売ってるお店の前を通り過ぎた時に私の頭の中で妄想が始まった。
ハチミツと言えばくまのプーさん。
くまのプーさんって英語では「Winnie the Pooh」だよね。
私はこの35年間、プーさんの名前は「プーさん」だと思ってたのに旦那が
「Wiinnieって言う名前のPooh Bearなんだ」って言い出した。
なるほど、英語表記だとそうなるか。ポパイ・ザ・セーラーマンだって「水兵のポパイ」だもんね。
プー・ベアって何だよ? ってなるけど、くまを可愛らしく呼ぶのにpoohを付けるんだとか。
なるほど、ワンちゃんを「puppy dog(パピー・ドッグ)」って言うもんね。
ええーーーっ 日本じゃみんな「プーさん」って呼んでるよ。それって間違いーーー??
「そうに決まってんじゃん。まったく日本人は・・・・」と非難し始めた。
真実を知りたかったので、困ったときのグーグル。
検索したら なーんだ。やっぱり英語圏でも「Pooh」って呼ばれてるじゃん。
それでいいんじゃん??
でも、、なんかイマイチ納得できない。 じゃぁ なんでWinnie-the-Poohって名前付けたんだよ。
などという いたってくだらない事をずっと考えていたら
旦那に怒られた。。
途中でトイレ休憩を取りました。
マックスが我慢できなくなったらしい。
ルビーが窓辺に立ち上がって「早くここから出してーー!」と訴える。
 
 
さて、やってきましたキャラバンパーク(ここをクリック)
昨日の朝チェリーピッキングの仕事の広告を見たので電話したら「次の日に連絡くれ」っていうので、今朝再び電話したんですよ。
そしたら、「バックパッカーしか雇わないのよね」とあっさり断られた。
オイ、ちょっと待てよ。
AUSに居住してる人間が仕事にありつけなくて、ワーホリでやってくる外国人を雇うってどういう事だよ!
なんかすごく腹が立つ。
ゴールドコーストに住んでる時もそうだった。
英語が堪能では無いので日本の会社で働きたいんだけど、時給が安すぎてあれじゃぁ生活できない。
そういった会社はワーホリでやってくる若者を安い給料で雇う。
もしくは、ビジネス・ビザで雇って週に40~50時間の労働をさせる。
そんな感じで私達日本人主婦の永住者がフルタイムの職にあり付ける事は滅多に無かった。
カジュアルだと週に2、3日の勤務。そんなんじゃ、生活できない。家賃も光熱費も払えない。
1回だけフルタイムの職に就けたが、経費削減のあおりを受けて職場の20人くらいが首をきられ、私と同じ時期に入った「同期」6人もろともクビになった。半年しか働いてなかったのに。やっと仕事を覚えた所だったのに。
競走馬の厩舎で働くのは、朝は早いし体力的に辛いので本当は避けたかったんだけど、厩舎以外に職が無いのでやむなく働き始めた。
結果的には筋力・体力がついて 大変だけど楽しい事がわかって良かったんだけど。
でも中高年になっても一生できる仕事では無いので、いつかは離れないとならなくなるからね。
さて、一向にDarley(ダーレー・オーストラリア)から返事が来ないので、今日は思い切ってキャラバンパークの近くにあるトマトファームの門をダメもとで叩いた。
「仕事くださーい」
そしたら なんと!
「来週月曜日、朝6時半に来い」との嬉しい返事。
結構体力必要だけど。 汚れるから汚れても良い格好で来てね。 と言われ、
遂に仕事ゲット!
2日くらい働いてからその後を決めるという。
トマト・ピッキングかー。倉庫の中で袋詰めの仕事もあるかもしれない。
倉庫の隣は大きいお店&カフェになっていて、トマト以外にハチミツとかジャムとかいろいろ売ってた。
レタスとイチゴのビニールハウスもあったので そういうのも売ってるのかも。
元々ここのキャラバンパークは3泊する予定だったんだけど、1週間泊まることにしてトマトファームでの仕事が順調だったらしばらくここに滞在するかもしれない。
もし体を壊すほど仕事が辛かったら、しょうがないからメルボルンを目指そう。
ダーレーから連絡があるかも知れないし。
こんな感じで行き当たりばったりの旅、暫く続きます。。。
今日はご訪問いただきまして ありがとうございました ('-^*)/
追伸:
ニュージーランドで起こった石炭鉱山での落盤事故。労働者29人全員死亡の可能性というニュースが流れた。オーストラリア人も2人いた。
南米チリの鉱山で起こった事故は35人全員が助かったけれど、どんな事故でも生還者がいるとは限らない事を思い知らされた今回のニュース。 鉱山ほど安全性が保証できない職場は世界に無いだろう。
犠牲者の方々のご冥福をお祈りいたします。
五体満足のありがたみ
私達が泊まってるビーチハウスはThe Paper Bark Shackという。
Paper Barkが庭に植わってる。
昨日の夜は風が出てちょっと寒かった。
ルビーがすっかりビーチハウスに慣れてくれたので安心。
フローリングがどうも居心地悪そうなので、キャラバンの中で使っている
足拭きのマットを持ってきた。これはルビーのお気に入り。
さっそくマットの上にボジションを取って落ち着く。
夜も私達のベッドの横で眠り、
早朝 ベッドに上がって私達の頭の上を通りながら「外に出してくれ」と起こされた。
あたしの髪を踏んづけて行かないでよ。痛いよぉ。。。。
今日はGrafton(グラフトン)へ行って旦那のおばあちゃんと姉ちゃんと一緒にランチ♪
10時半頃に到着、車のサービスが必要だったのでメカニックをやってる義兄のショップへ行き、オフィスで働いてる姉ちゃんとお昼の打ち合わせをして代車を借りておばあちゃん家へ。
PCを持って行ったので 今までに撮った写真をいっぱいみせた。
そろそろ約束の時間になったので中華レストランへ。
おばあちゃんは腰の関節がずれていて 左足が上がらない。
借りた車は三菱のパジェロで、車高が高いので乗り込むのは案外たやすかった。
乗り降りでちょっと支えになってあげると おばあちゃんは難なくこなすことができた。
「アタシは障害者だからね、だからビーチハウスにも一緒に行けなかったのよ。いろいろ不自由だからね」
とおばあちゃんは言う。
左から、姉ちゃん・おばあちゃん・私・旦那・甥っ子
甥っ子(姉ちゃんの次男)も急遽加わり楽しいランチだった。
料理も美味しかった!
食後は旦那のおじいちゃんとお父さんと、おばあちゃんの2人目の旦那さんの眠る墓地へお墓参りに。
1976年8月14日、旦那のお父さんは地元のグラフトン競馬場でレース中に落馬し そのまま帰らぬ人となった。享年28歳。
当時旦那ママは20歳。その日を境に、ママは全ての感情を表すことを止めたという。
今でこそ「あんなお母さん」だけど、世界で一番愛する人との結婚生活がたった5年ちょっとで終わらされた悲しみは果てしなかっただろう。
ママが15歳で結婚してから今日の今までを見て来たおばあちゃんは、いったいどんな想いでいるんだろうか。
墓地にはキレイなお花がいっぱい供えられていて、まるで花畑のようだった。
おばあちゃんが「ほら見て。ここらにも誰かに愛された人たちがたくさん眠ってるわね」と言った。
おじいちゃんとお父さんのお墓はレンガで出来た壁のお墓(名前のプレートの後ろに遺灰を入れられるようになっている)なんだけど、2番目の旦那さんは花壇の中に遺灰が埋められている。バラ、サルビア、ニチニチソウが旦那さんの上に咲いていた。
おばあちゃんは既に自分のお墓も葬式の準備もしたと言う。
「アタシのお墓はね、おじいちゃんの隣にあるの。ビル(2番目の旦那さん)には申し訳ないけど、やっぱり私は最初の旦那と一緒に入るからね」
おじいちゃんは67歳で他界した。 その後に結婚したビルさんは76歳で亡くなった。
どちらも逝ってしまうにはまだちょっと早い年齢だったと思う。
私と旦那がこうしてキャラバンで旅を続けられるのは 私達が健康なお蔭である。
今のところ命にかかわる病気であったり、身体に障害があるわけでもないので
こうして旅を続けられる。
紛争、内戦の無いオーストラリアで暮らしているお蔭もある。
私達はなんてラッキーなんだろう。 なんて恵まれているんだろう。
この恵まれた環境をいかして
私達はこれからも旅を続けていきたい。
知らない街、知らないオーストラリアをもっと見て行きたい。
おばあちゃんを送ってから旦那が10代まで過ごしてきたグラフトンをドライブして周った。
驚いたことに、旦那が小さい頃に住んでいた家が今もそのままある。
誰かがそこに住んでいる。
グラフトンは歴史的な建物がいっぱいあって、郵便局も警察署も郡役所も昔の建物をそのまま使っている。
旦那姉ちゃんも結婚式で使用した、古い教会。ここにもジャカランダの木。
 
明日は移動です。Port Macquarie(ポート・マクアリー)に2泊して、その後はどうするんだろう。。。
ダーレーから相変わらず連絡が無いので、チェリー・ピッキングの農場に電話したら明日返事をくれると言う。
なんて行き当たりばったりなのかしら。
マジで仕事を始めないと、そろそろヤバイんだけどね。
まぁとりあえず、南を目指します。
今日はご訪問いただきまして ありがとうございました p(^-^)q
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洗濯物を干した後、お昼前にCoffs Harbour(コフス・ハーバー)へ出掛けました。
コフスハーバーと言えば。。
驚くことに、ゴールドコーストから4時間くらい南に下ったこの地でもバナナを栽培してます。
バナナファームの中を散策できる道もあるようだけど、そこには行かずにお土産屋さんの中を通ってフード屋さんへ。 旦那はバナナのアイス、私はチョココーティングにナッツがまぶしてある冷凍バナナを注文。
冷たいけど うまいーーー!!
買い物の後にビーチハウスに戻って それからビーチへ行ってロックプール・アドベンチャーへ。
目の前のビーチは、砂浜の先が岩場になっている。
寿司屋を経営していた伯父(故人)が静岡県の熱海にマンションを1室所有してて、小学生の頃は毎年夏休みに泊まりに行っていた。 熱海のマンションの目の前は大きな岩がゴロゴロあって海に続いていた。
ここの岩場も まさに熱海の景色と似ている。
父によく「シッタカ貝」を取って貰って茹でて食べたんだけど、
ここにもシッタカみたいな巻貝がいっぱいいた♪
潮が引いたあとの岩と岩の間にできる「みずたまり」がロックプールです。
(日本語では何て言うんだろ??潮溜まり?)
これは朝 満潮の時
この水の中に、取り残された海の生き物がいっぱいいる。
ウニ、カニ、いろんなイソギンチャク、牡蠣、小魚などなどを2人で探しまわった。
岩と岩の間を歩きまわって、なんだか小学生に戻ったみたい。
私が履いてるのは「アクア・シューズ」。滑り止めになってるのでこういった所を歩くのに快適。
Kマート、ターゲット、BIG Wなど、生活量販店で$10で売ってる。
さて、砂浜も岩場も歩いてると「ブルー・ボトル」という毒性の強いクラゲがいっぱい打ち上げられていた。
一度太陽に当たると死ぬらしいけど、海に入ってる時にこれに刺されるとすごく痛いらしい。
皆さん、要注意です。
ビーチの上は崖になっていて、今日はアドベンチャーっぽく、25mくらいある崖を登ったり降りたりした。
私は泳げないので旦那には「絶対、海水浴するな!」と言われている。
 
 
波を見てるとだんだん怖くなるのは、前世で海に呑み込まれたのだろうか。。
でもやっぱり 海って好きなんだよね。
海に来ると なんか落ち着く~~
父が加山雄三さんのファンだったこともあって、小さい頃カセットテープでいっぱい聞かされたんだけど、今 私の頭の中でグルグル回ってるのは、加山雄三の「♪海よ~ オレの海よ~~ 大きな~ その愛よ~~~♪」
あ~ 良い歌だ。 なんか青春だ。
ロックプールで遊んだ後、ウィペットとボーダーコリーを連れてるインド人のおじさんに会った。
 
 
グレイハウンドかと思ったけど、グレハンにしては小さいか。。
初めて見た ウィペット。かわいいなぁ。
ビーチハウスからハイウェイに向かう途中に、スクラフィのような馬がいる。
 
 
気温が低いので冬毛が抜けきらず、そこに雨が降って泥まみれになって
なんとも哀れな姿になっている。
それにしても お腹でかいなあ。妊婦なのかな。
今日は年甲斐もなくいっぱい遊んだので、ぐっすり眠れそうだ~~
遊べるのも今のうち。
明日は旦那のおばあちゃんと姉ちゃんとの4人でランチを一緒にとり、時間があれば旦那のお父さんと、おばあちゃんの最初の旦那さん(私の夫のおじいちゃん)のお墓参りに行くつもり。
旦那のお父さんに「会う」のは初めてだ。旦那自身も父親のお墓参りをするのはほんとに久しぶりだと思う。
今日はご訪問いただきまして ありがとうございました v(^-^)v
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昨日の夕方は家の中に入りたがらなかったルビーですが、
私達に恋しかったみたいで 夕食後ソファーでTVを見ていたときに
「ニャ~ン」とおそるおそるやって来ました。
まずは詮索。
バスルーム、クローゼット、ベッドの下 くまなく見回り。
家の中の床がフローリングなので、絨毯が好きなルビーはイマイチ居心地が悪そう。
私のトレーナーをベッド脇のラグに敷いて彼女が寝られるように準備し、
旦那とTVを見ながらそろそろ就寝。
ベッドの下を覗いたらルビーがうずくまってたので、 まぁ大丈夫だろうとそのまま寝ました。
朝起きたらルビーは居なかったけど、「トレーナーの上で昨夜寝てたよ」と旦那が。
キャラバンに戻ってるのかなと呼びに行ったら外に出てきた。
そのまま私に付いて来たので ルビーの好きな「爪とぎタワー」と餌皿を家の中に持ち込む。
私が座ってるソファーの隣に乗せたら おとなしくうずくまった。
 
 
今日の日中はずっと外にいるか、キャラバンの中で昼寝してたようだけど、
またお腹空いたら 家の中に入ってくるかしら。
私達は5年前に、ルビーをアニマル・ウェルフェア・リーグという、捨て犬・捨て猫・捨てヤギなどなどを引き取って里親を探すボランティア団体から買ってきた。
ネコの年齢ごとに ネコ舎が5つくらいあったんだけど、「子猫よりかは成猫がいいよね」と旦那と話し合って、2~3歳のネコ達が20匹くらい入れられているネコ舎に進入。
いっぱいいてほんとに困って しばらくネコ舎の中で2人で座ってたんだけど、唯一ルビーが私達の足元に擦り寄って離れなかったのでルビーを連れて帰ることにした。
さぞや人懐こいんだろうと思ったら 予想外にソファーの後ろに隠れて5時間くらい出てこなかった。
ルビーの目線までかがんで 「come here, come on」と暫く話しかけてたら ノソノソと出てきてやっと私達を受け入れてくれた。
それから一緒に暮らして5年。
旦那は、俺達がルビーを選んだんじゃなくて、ルビーが俺達を選んだんだよ っていう。
ペットを飼ってる方々は、いろんな理由でそのペットに出会ったと思う。
マックスも 最後に売れ残ったペットショップで旦那に出会った。
捨てられてるのを拾った人、ペットショップやブリーダーさんから買った人、知り合いや家族が飼えないから引き取った人 いろいろあると思うけど、最終的にそのペットや動物達と一緒に暮らすことになった人は、なんらかの理由で動物達がその飼い主を「選んだ」っていう表現が、私も共感できる。
さて、今日はいろいろ出掛けてきたので 引き続き報告しまーす。
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ビーチハウスへ行く前に、旦那の生まれ故郷で、旦那の姉ちゃん家族とおばあちゃんが住む Grafton(グラフトン)に寄りました。
ビーチハウスのチェックインが午後2時で、それまでにかなり時間があったから姉ちゃん家でお茶でもしようと思ってたんだけど、姉ちゃんは留守だった。。。
「子供達が家にいるはずよ~~」と姉ちゃんが電話で言っていたので家の門から甥っ子の名前を叫ぶも応答なし。犬が5匹いるらしんだけど、そのうちの3匹がギャンギャン吠えてうるさいので、姉ちゃん家を後にしました。
さて、グラフトンは「ジャカランダの街」として有名です。
ジャカランダの花は、日本での桜の花と同じく 春を代表する花。
姉ちゃん家の前の通りはジャカランダの並木道。
さすがに11月下旬なので、花もそろそろ終わり。
っていうか、普段は10月の中旬には終わってしまうのでこの時期まで花が残ってるのはふしぎ。
うちの車とキャラバン ↑ ↓ こんな感じで牽引します。
いよいよビーチハウスに到着しました。
グラフトンからは30分ちょっと。
「ハウス」と言っても1ベッドルームのユニットみたい。
でも大きいベッドで寝るのは3ヶ月ぶり~~~
嬉しい♪
(実家のベッドはシングルだし)
ルビーを家の中に入れたらパニくって出たがるので、
やむなく庭に停めたキャラバンの中で過ごしていただく。
ハウスからビーチまでは60mくらい。
今日もやっぱり天気は悪い。。
夕方遅くにやっとお日様出てきたけど。
買い物へ行くついでに 近所をドライブしてたら
見た目は可愛いけど鳴き声がけたたましい。
日本名は「ワライカワセミ」です。
今日はこのへんで。また明日に続きまーす
ご訪問いただきまして ありがとうございました (^-^)/
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