飲水思縁〜台湾華語・台湾茶人文教室準備中 -11ページ目

飲水思縁〜台湾華語・台湾茶人文教室準備中

飲水思源とは中国語の四字熟語で、
水を飲んで、その源に感謝の気持ちを抱くということです。

お世話になっている日本で、
生まれ育った台湾の良さを伝えていくことをライフワークにしています。


今年4度目の茶会となります。高円寺Gallery Cafe 3で鋳金作家澤田万里子の個展中に台湾茶会をします。


博士課程に入ってからすっかり拠点となった高円寺のGallery Cafe 3で、今年も真夏に癒しの時間をお届けします。


澤田さんが芸大の博士課程を修了してからの初個展です。大切な節目に今年も台湾茶を届けられることを嬉しく思います。

**以下Gallery Cafe 3による告知を転載します↓↓

澤田万里子さんの展示「かさなる風景と時間」に際し、8月11日、お茶を愉しむ会を開きます。

今年も台湾茶の愉しみ方を教えてくれるのは、張茹涵(ルハン)さんです。ルハンさんは茶文化の研究のかたわら、お茶の生産地を訪問したり、お茶会を開くお茶のスペシャリストです。

お抹茶は作品を発表している作家ご本人の万里子さんが、お一人お一人のために丁寧に点ててくださいます。


「かさなるお茶の愉しみ

ー台湾茶とお抹茶の会ー」

このお茶、どんな香りがしますか?

赤ちゃんみたいな甘いにおい、

こっちは、マスカットかも、

これは、海苔ぽっいね、

お茶と一言でいっても、驚くほど違います。
複雑な香りや味わいのなかに、あなたはどんな記憶をかさねられるでしょうか。

今回のお茶を愉しむ会では、
ルハンさんセレクトの台湾茶を3種類、万里子さんが点ててくださるお抹茶をいただきながら、「かさなる」をテーマにしたお二人のトークセッションを開きます。

お茶に合わせたお菓子も、お茶とともにお楽しみください。

(台湾茶のラインナップ)
阿里山烏龍茶、金萱陳年茶、凍頂烏龍茶


日時> 2019年8月11日(Sun)13:30〜
開場は13:00より

参加費、定員>おひとり3500円、7名様まで 満席御礼!

場所>GalleryCafe3(高円寺南3-45-9)

お申込>メールにて、お名前、参加人数をお伝えください。
<info@3gallery.net>
先着順のご予約とさせていただきます。
GalleryCafe3宛のメールでのみ受け付けています。
※大変恐れ入りますが、SNSでの参加表明はご予約となりません。



スタッフ一同、ご予約をお待ちしております。

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知的で美しい二人の茶人と合同茶会をします。

 

 

 

華涵翠は「はなみどりをふくむ」と呼びます。

 

あでやかに咲く夏の花の中に涼しげな緑が潜んでいるかのように、3人の個性が溶け合い響き合い三者三様の茶席をつくります。ぜひ、ご堪能ください。

 

               森一華・飲水思縁ルハン・高丘智翠 拝

 

日時:8月4日(日)

①11時(文山包種茶 、日月潭紅茶、木柵鉄観音)

②13時 (日月潭紅茶、白牡丹、武夷岩茶)

③15時 (阿里山仏手、西湖龍井茶、日月潭紅茶)


※紅茶は品種別で紅玉・紅韻・山茶があります。どれがどの会にあたるかが当日の楽しみです♪

 

各回   9名様(予約制)※お陰様で全ての会が満席となりました!

 

場所:閒茶(台東区上野桜木1-9-5)

 

会費:¥5000(中国茶3種・お菓子込み)

-お申込みされた方に後ほど、振込先をご連絡させて頂きます。

 

※お申込み・お問い合わせ(高丘)

hanatomo618☆yahoo.co.jp(☆を@に変えてください)

-お名前・ご希望の回・人数を明記した上、お申込みください。

 

【メモリーズ】

一華さんの茶→2014:

      →2014サロン:

      →2015:

智翠さんの茶→2014:

      →2015:

 

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3月初頭のことでしたが、やっとそこからの仕事が一段落して、このデビューについて綴ることができました。

 

ご縁あって、台湾の坪林茶業博物館でスタッフ・ボランティア向けの講習会を開かせていただきました。茶文化の講師として出発したデビューとも言える体験でした。
 

 

テーマは博物館からのリクエストにより、「中国の歴代喫茶法」についてでした。

 

唐・宋から明を経て、清に至る喫茶法の進展を一通り説明しました。2時間はあっという間のように終わりましたが、とても楽しかったです。

 

 

詳しい内容はここで述べませんが、何枚か作成したスライドで、その場の雰囲気を伝えればと思います。

 

文献の証拠となる画像も調べてみました。まだまだそこに改善する余地があるそうですが、自分の中で、まずはそのような大掛かりな仕事に関われて幸せと感じました。その経験を活かして、毎回の対象を設定し、一歩ずつ修正していきたいと思います。このような貴重な経験をさせていただき、関係者の方々にとても感謝しております。

 

 

多穆壺という宮廷用の茶道具も清代独特な茶文化を示していました。一例としてここで挙げます。

 

 

これは学問において大事にしてきたフレーズです。これを最後のスライドで示したことを改めてご紹介します。

 

日本にも「温故知新」という四字熟語があるように、耳に慣れているフレーズかと思いますが、論語では「師になれる」と続くのは、自分の師になれるということです。つまり、過去得た知識を深く検討し、そこからさらに新しいものに気付けば、自分の中で軸ができているということです。

 

なんと励ましてくれる魅力的な概念でしょうか!

 

 

  茶の写真展を開いた宣伝もばっちり☆

 

6月もあと数十分で終わります。

 

学問に対する姿勢も正し直してきたようです。

 

さてと、頑張りましょう!またその辺の話を綴ります。