こんばんは、
澤田英語学院のMattです。
英検の一次合格者の報告が
どしどしきてうれしい限りです。
今日は、東京でも大雪が降ったり、
能登半島地震の被害もまだ甚大で、
それらを支えるには、政府の援助が
必要不可欠だと思います。
今回の2023年度第3回の一級に、
長文読解として、
イギリスの救貧法の話がありました。
政府の支援活動は英検でも最近よく出るトピックなので、
見ていきたいと思います。
イギリスのエリザベス救貧法は、
1601年にイギリスで制定された法律で、
近代社会福祉制度の出発点とも言われています。
この法律は、貧困に関係する問題を
社会全体で対策しようとしたもので、
以下の特徴があります。
1. **中央集権的な政策**:
それまで地方ごとに
ばらばらに取り組まれていた救貧対策を、
国が取り組むようにしたこと。
2. **貧民の分類**:
貧民を「有能貧民」「無能貧民」「児童」の3つに分けて対応したこと。
具体的には、有能貧民と児童に
対しては労役場(ワークハウス)で労働を強制し、
無能貧民に対しては保護を提供するという内容でした。
また、各教区ごとに「貧民監督官」が配置され、
救貧法の実施の判断を下す役割を担いました。
貧民監督官は課税権もあり、
業務遂行に必要な経費を
各教区に課税することができました。
このように、エリザベス救貧法は、
貧困という社会問題に対する対策を
国家レベルで取り組む
という新たな視点を提供し、
その後の社会福祉制度の発展
に大きな影響を与えました。
日本の社会福祉制度は、
以下のような歴史的な流れを経て発展してきました。
救貧政策:
明治時代に入ると社会福祉の始まりである
貧困対策としての『恤救規則』(1874年〜1931年)
が制定され、国家による初の公的救済制度になりました。
社会保障制度(労働者保護):
昭和21年に公布された日本国憲法に「社会保障」という言葉が用いられ、それ以降社会保障制度が発展してきました
児童福祉:
石井十次は、まだ恤救規則しか無い時代に
岡山孤児院(今で言う『児童養護施設』)を設立しました。
また、野口幽香は私立幼稚園の
先駆けとして『二葉幼稚園』を創設しました。
障害福祉:
石井亮一は、『日本の知的障害児者教育・福祉の父』と呼ばれ、
石井亮一の功績はきわめて高いとされています。
彼は、知的障害児者の抱える問題は不治の障害ではなく、
発達の遅滞であるということを日本で初めて主張し、
彼らへの教育と治療の必要性を訴えました。
高齢福祉:
高齢者福祉は、高齢者を対象とした援助を行っています。
具体的には、老人クラブ活動への助成、高齢者
健康スポーツ祭や健康チェック、高齢者作品展、
囲碁・将棋大会、健康福祉機器展などの実施、
サービス付き高齢者住宅、高齢者向け賃貸住宅
などのシルバーハウジングの整備などがあります。
このように、政府には多くの支援策があります。
英語の支援にもこれに似ていると思います。
まず、学校で1元的に勉強を教わります。
勉強の習慣などもここで培われるでしょう。
しかし、学校での勉強では全員を満足させることは
やはり難しいところになります。
そこで、保護者からの過程勉強の促進や、
塾や習い事、最近ならネットでのサポートなどが
あり、適切な支援を受けることが大事になります。
英語学習でどこが弱く、支援が必要なのかが
学力向上だけでなく、全体的な学生の
精神の安定にも大きな影響があります。
定期テストにこれから向かう生徒も
大いと思いますので、親子で
ちゃんとスケジュール管理や支援や口出しを
どこまでするかなど、いちどゆっくり話してみるのもいいと思います。
Learning English enables you to open a new world!
(英語で切り開け、 新しい世界を!
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