松田のこれ知っとるか?~炎の1000本ノック。 -81ページ目

0141 ところで

Void (Amar)
フレーミング・リップスの5.1chって結局どうなのよ?と続報をお待ちの皆さんがどれくらいおられるかはわかりませんが、あのですね、残念ながらまだ私はそのレポートをお伝えすることができないのです。なぜならば!なんだか原因がよくよくわからないのですけども、あのアンプで「soft bulletin5.1」を再生しても5.1chのソースをきちんと拾えていないみたいなのだ。

このプレーヤーには2chステレオソースを適当に5.1ch化して再生する機能がついていて、どうもそのモードでしか再生されてないみたいなんですね。いろいろ再生モードを探ってみてるんですが、5つのスピーカーからはちゃんと音は出ていて、確かに生きてる。でもそのチャンネル分けが非常に凡庸な出来になっていて、こんなもんじゃないはずだろオイ!という音像にしかなっていないのだ。実は最初は、え?こんな程度なの?なんて思っちゃったのだけど、例えばフィッシュマンズのこれ をかけてみて、そのことが明確になった次第。これ、映像は同じ内容のディスクをわざわざ通常2chステレオ盤と5.1ch盤に分けられた2枚組になっているのですが、それの5.1ch盤をかけると、音が出ない(映像は映る)。で2chステレオ盤はちゃんと音が出る。


しかしである。不思議なことなのだが、この「VOID」だけはどうやら5.1chで再生できてるみたいなのだ。例えば「Fight Test」が特にわかりやすいのだけど、スネア&ハイハットの音が360度にぐるぐる移動してて、ああこれよく工夫してるなあ!という音響が楽しめる。「Do You Realized?」とかも完全に別ミックスとして聴こえて、おお、なんだか新鮮だ。でもなあ、「Zaireeka」を6台のラジカセでのフル・ボリューム再生を体験してしまってる私にしてみたら、ちょっとちょっとアンタ、こんなもんじゃねーだろ、という思いがまだまだ消えないだな。ふむ。まあこれだけで判断する限り、サブ・ウーファー(って低音担当のスピーカー)の再生具合が宿命的にショボイのであって、音圧がもたらす凄みみたいなのは完全に期待できないかもしれないという事がとりあえずはわかってしまったじゃないか。まあなんとなく覚悟はしてた事なのだが。


しかしなんでフィッシュマンズのやつ音でないかなー。もしかしてプレイヤー側に問題があるのかもしれない。いずれにしてもこんなはずは無いのであって、改めて接続状況から見直して原因を突き詰めたいと思う。話はそれからだ。とまあそんな状況の疑似5.1ちゃねらーな近頃のボクチャンなのだが、朝のテレビでいうと例えば小倉智昭のオープニング・トークとか、映画館で見てるような溢れる臨場感で、それはそれで楽しいぜ。なんて言っておくぞ。


0140 いくつもの花

たねI/二階堂和美
君は確かに他のどこにもいないオンリーワン、でも全然ナンバーワンじゃない。違う言い方をすればそれは、どこにでもいそうなオンリーワンということです。SMAPは本当にそれでいいのか?マジで??などとこの曲のタイトルを見た当時は感じたものである。しかし実際のこの歌とはもう本当にぜんっぜん関係がない話で、今思い出してなんだか笑った。

0139 リリー・アレン観てきました

LDN/Lily Allen
初日の渋谷クアトロ、18時50分に到着。集客率は7割といったところか。クアトロはこのくらいの密度が一番快適でよいな、という具合の入りである。客層を観察すると男女半々くらいで、外国人が異様に多かったのと、キミら普段どういう所におるん?と思ってしまうようなカワイイ格好した推定20代前半の女性が目立つ。で時々、高年齢層な男性方もおられる。そんな感じ。

1曲目はいきなり聴いていて最もハッピーになる曲 という「LDN」からスタート。バンドはギター、ベース、ドラム、キーボード+ホーンセクション3名の計7名。あれ?11人もいなかったじゃん。演奏はキーボードが主体となったアンサンブルで、なんていうか、ふつーだ。可も無く不可も無い。ほぼアルバム通りのアレンジで、普段もこんな感じのライブをやってるんだろうなと思うような演奏が続く。そういえば途中、本人も「他の国とあんまり違和感が無くてつい・・・ね」なんて言って煙草に火をつける場面があったような気がする。


リリー・アレンは舞台上を右に左にのっしのっしと歩き回りながら、決して手を抜いているわけではないのだろうけれど、別段気合が入っているわけでもなさそうなソツの無いステージアクト。愛想が悪いわけでは決して無くて、でも挙動不審っぽい感じがありながら汗とか全然かいてない感じ。ブルーのワンピース・ドレスは幼児体型を隠してなくて、大人びているんだか、ただの子供なんだかわからなくなってくる。歌は安定していて、決して下手じゃない。時々本人の声のコーラスがかぶる時があって、そんな時は多少しらけてしまったが。


あと3曲ね、とMCがあった段階で約40分しか経ってない。普通なら「え~?」と思うところだけれど、何しろアルバム1枚しか出していない中から聴きたかった曲はもう結構やってるので、ブーイングは出ない。本編エンディングは「スマイル」だったが、こんな曲で終わるかね、とそりゃあ思ってしまった。しかし後味はさほど悪くない。アンコールは「アルフィー」1曲であっさり終了。トータルにして1時間ちょっとだったか。むしろこんくらいでちょうどいいかもしれない。



終演後、私は余韻に浸るでもなく、軽く物販コーナーを冷やかしながら結局何も買わず、さっさと階段を降りきると、なんとリリー・アレンがスタッフ3人と緑色のタクシーに乗り込む場面に遭遇した。もう帰っちゃうのかよ!と私は驚いてしまったが、周囲はまったく騒ぎになっているわけでもなく、そこもやはり日常的な渋谷なのだった。赤坂マークシティへ、と日本人のスタッフから行き先を告げられたタクシーは、渋谷の人混をなかなか進めない。後部座席に座っているステージ衣装のままのリリー・アレンに私は手を振ってみると、バイバイを返してくれた。なんだやっぱりかわいいじゃないか、と思った。


しかしこの後もツアー は長いみたいですな。明日のリキッドルームはまだ当日券あるみたいっすよ

0138 マジメか。

タカアンドトシ新作単独ライブ タカトシ寄席 欧米ツアー2006/タカアンドトシ
お正月のテレビ番組はみんなどれも似たようなバラエティ番組ばかりではあるのだが、だからといってすべてが面白くないかと言えば必ずしもそうではない。中には本当に面白い番組もあるのだ。視聴率の仕組みとか未だに良くわからないのだけれど、私達はテレビを見る限り、本当に面白いと思える番組を選ばないといけないと思う。

私が今年見た正月番組では「笑いの祭典ザ・ドリームマッチ07' 」がなかなか面白かった。それぞれが賞金狙いとかじゃなく芸人としてのプライドを懸けていて、真摯かつガチな演出で構成されていてクオリティが高かったと思う。特に興味深かったのはダウンタウン松本とタカアンドトシのトシによる漫才で、なんだかえらいもんを見てしまったと私は思った。


もう10何年も漫才をやっていないという松本が、現役でブイブイ言わしている若手のトシを指名して正統派漫才に挑む、という展開がまず興味深い。ネタの方はタカトシの良さを損なわないようにと配慮しつつ松本誘導の形で進行していると思われるのだが、トシの方が空気を完全に支配しているのだ。見るからに場慣れしていて、松本の方がテンパッてしまっている。特に「汗カセ」のところ、不本意に噛んでしまった松本が冷静かつ的確なツッコミを入れるトシに萎縮してしまっているあたりは、なかなかの衝撃映像だった。youtube 。その後の焼きそば以降のグダグダな件りに対して、トシの方がむしろペースを握っているように見える。


でね、ダウンタウンがタカトシに食われているとかそういうことを私は言いたいのではないのだ。芸歴とかは一旦シャッフルしてしまって、どのコンビも総じてお互いの領域に入ったり出たりしながら、それぞれの持ち味を生かそうとしつつ、リスペクトしている姿勢に感動したんだな。そんな中に志村けんが自ら好んで紛れ込んでいるのもまた面白かった。なんだか教わるところが多いドラマがあったような気がします。

0137 最近驚いたこと

キレてないですよ。/長州 小力
ちょっと想像してみてください。例えば小学生の時のあるお友達がいたとします。私の場合は中学校に上がる前に引越しをしたから、その子とはもう30年近く会っていないわけです。で当時はよくそいつと遊んだりして、そこのご家族の方とも何気に馴染みがあったりして、特に弟さんの事とかわりとよく覚えているとします。で、その弟さんが長州小力になってたら、どうしますか?いやどうもしないけど、びっくりしますよね。私はびっくりした。実は今日になってその事が発覚した次第で。しかし事実であっても全然記憶の姿と繋がらないわけですよ。だって全然面影がないんだもの。そりゃそうだなあ子供だったわけで。でもあのヲソヲソした喋り方はそういえば全然変わってないような気がしてきたり。

で、こういうの をみて、そうかお父さんは既に亡くなられたのか、とか、家業が倒産して大変だったみたいじゃないですか、とか思うのも不思議な話です。そういえばその子んちでジャッキー・チェンのビデオとか見せてもらった事とかあったなあ。正直なところ長州小力さんについては今まで全然面白いと思った事がなかったんだけども、これからは真摯な気持ちで遠巻きながら応援したいと思う。頑張ってるんだなあ。オレも頑張ろうと思いますよ。まあこの手の話は「だから何」という意味においては最高峰ではあるのだが、さすがにインパクトがあったわけで。

0136 あモッチモッチ餅モチ

お餅ギフトセットA
今年は5人。 こういうニュースを聞いて、またですか?と思う人がいるかもしれないけれど、冷静に考えてみよう。重体だよ。餅で。超やばくないですか?よくそんな危険な食べ物が放置されてるものだと私は思いますよ。例えば餅で死ぬ人生について、あなたは考えたことがありますか?と私は思う。餅は近い将来、きっと発禁になるのではないだろうか。そんで餅つき売人とかでてきて闇ルートで餅が大量に取引されるようになるのではないか。餅イコール反体制、すなわちROCKというイメージもできてきますよ。なので合法なうちにガンガン、慌てずよく噛んで食べような。マジで。

0135 新春放談

亜鉛
あけましておめでとうございます。さて今回は年初めということで新春放談と題し、不肖わたくしが「2007年を読む!」といったテーマで語らせてもらいたいと思います。既にビールを3本飲んでます。くれぐれも 軽く読み流していただきたい。

■まずいきなりですが安倍内閣、どんどんボロがでてきます。で内閣支持率がどんどん下降します。あと例によって電気用品安全法みたいなよくわからん法律がいつの間にできそうになりますよ。私達はそれを見逃しちゃなりません。ちゃんと選挙行かなくちゃですよ。

■いじめ問題は全然なくなりません。これは今に始まったことでもなんでもなくて、そもそもみんなそういうのが大好きなんちゃうんか。むしろマスコミの煽り方が不自然に思えるくらいでしたので、今年は報道面が徐々にフェイドアウトしていくでしょう。いじめは良くないですね。オレの事もいじめないように。マジで。

■その反面、「一杯のかけそば」的、単純な美談モノが流行るでしょう。作家やってる人は覚えておくと良いデス。

■全般的に言えることですが、世の中のセキュリティシステムのレベルがますます上がります。日常生活に支障を来たす事がでてくるかもしれないですね。

■あとコンビニ業界にちょっとした動きがあります。なんとなく合併とか、まあいつでもありそうな話なんですけど。

■サプリでは亜鉛が流行りますよ。いや既に流行ってたのか(笑)?いや、まだまだ流行ります。で世の中がもっとギンギンな方向に動きます。でちょっとした出産ブームが起こりますよ。出生率が少しだけもち返します。

■りんごよりみかんが流行ると思います。っていうかおいしいっすね、みかん。今、高いんですけどね。あと立ち食いそば業界では「コロッケそば」がにわかに脚光を浴びると思います。こないだ食べて美味かったわけだが。

■音楽業界では、また70年代が来ます。70年代の後期ですね。今までにあった「なんちゃってディスコ」みたいなのではなく、ガチでこれやってますみたいな方向に流れると思います。あとヨ・ラ・テンゴが2月に来ますね。来なきゃ困る。

■あとローリング・ストーンズにちょっとした動きがあるような気がします。根拠とか全然ないですけど何となく。

■台湾ブームが来ますよ。いやもう終わってるくらいなのかもしれないが(笑)、去年は偶然、台湾に行ったという知り合いが身近だけで5人くらいいて、ますます地味に広がってるんじゃないかなと。そんで北京語の需要も大きくなってきますよ。今度は1週間くらいゆっくり高雄とか回ってみたい。


んー、全部何となくというか、まるっきり適当な事書いてるわけですけど、いずれにしても楽しく充実した2007年でありたいですね。今年もよろしくお願いします。

0134 albums of the year (10)

オーライ・スティル/リリー・アレン
こういう話 を聞くと「アンタ、バカじゃないですか??」と言わずにはおれないのだが、これを主にMP3で聴いていた私にとっては、ジャケットがダサいとかプロフィール的になんだかなとか歌詞がセンセーショナルだとか色々..、とは関係ないところで、確かに音楽の「中身だけ」で楽しんだアルバムではあった。つまりパッケージとか先入観とかは時として聞き手を邪魔することもある。というのが私のいいたい事だ。捨てるのは勝手だけど「これって最高に“クール”」はやめれ。今時オレだってそんなことは言わないぞ(笑)。

でこのアルバムはバリエーションが縦軸に豊富というか、全体に統一感があって、全曲シングルカット可、みたいなクオリティかつ、ほとんどの曲が3分台でコンパクトなのがいい。伊藤さん、これマジで良かったよ!と言いたい。みんなも聴いてみるといいよ。

で、来日公演が来年早々にあると言うことを先週になって知って、ローソンにチケットを買いに行ったのだが、なんと整理番号が100番台だった。なんだ、あんまり売れてないんじゃん、なんて思ってしまったが、総勢11人のバンドメンバーを引き連れて来るらしいので、それは楽しみだ



というわけで以上10枚、こうやって振り返ってみるとなかなか楽しそうな1年だったみたいじゃないすか。実感としては全然そうでもないんだけどな。そんなこんなで来年もモアベターちゃんよ。

0133 albums of the year (9)

アット・ウォー・ウィズ・ザ・ミスティックス/ザ・フレーミング・リップス
2年前に携帯用MP3プレイヤー...と言わなければならないのは、それがいわゆるipodではないからなのだが...を購入して今年は特にヘッドフォンで音楽を聴く機会が微妙に増えた。そしてこのアルバムをよくそれで聴いた。電車や飛行機の中で聴くこのアルバムは色々な表情があって、聴くたびに「こんなんだったっけ?」と新鮮な発見があった。どこかつかみ所がないというか、不思議度が高いというか、実はいまだによくわからないアルバムなのだけど、だから何度も聴いてみたくなる。すると1曲目はゴキゲンで、途中に何度か大きな山場があって、そんでラストの曲がしみじみ良くて、ボーナストラックはすっ飛ばして、もう1回最初から聴いてみたくなる。何度か聴いているうちに、これは何を歌っているのか、何となくわかるような気がしてくる。それはたぶん語るのも野暮なくらいの、えらいポジティブな類いの話ではないかと思う。

5.1ch版についてはもうちょっと待ってください。

0132 albums of the year (8)

ライヴ・アット・ザ・フィルモア・イースト/ニール・ヤング&クレイジー・ホース
「リビング・ウィズ・ウォー」は聴いてないんですけど、こんなんはちゃっかし買っちゃっててすみません。なんつってとりあえずニール・ヤングさんに謝っておきたい。いやオレはやっぱりクレイジー・ホースでやってる時のニール・ヤングが好きなのだ。しかもこれは70年のライブ。70年といえば「Everybody Knows This Is Nowhere 」出した後で、ということはダニー・ウィットン在籍時、しかもエレピでジャック・ニッチェまで参加している。噂のアーカイブ・シリーズ第1弾リリースがこれらしいのですが、いきなりこんなん小出しにしてきますか、という感じだ。オウ。

最近の演奏と比べるとやはりところどころ初々しい印象はあるものの、大方は今のスタイルとほとんど変わっていないのが凄い。つうかそれ、もの凄い話だ。そういえば思い出すのは映画「イヤー・オブ・ザ・ホース 」の一場面で、ニール・ヤングって一見アバウトな芸風のイメージがあるけれど、ライブ終わった後、楽屋でビリー・タルボットに「オマエ、あそこのコーラス間違えただろ!!バカヤロー!!」とかマジギレで怒鳴ったりするんですよね。つまりクレイジー・ホースは最初からすでに完成したスタイルがあったうえで、おまいらそこんとこ間違えるんじゃねえぞ!と怒鳴り怒鳴られながら今までやってきてるバンドなのである。説得力が違うのだ。


カウガール・イン・ザ・サンド」とかめちゃめちゃいいっス。。