0251 FORMOZ FESTIVAL 2007(8)
FORMOZには映画をやっているステージもあるのだ。わざわざこんな時にこんな場所で映画、しかも好きな時にいつでもレンタルで見れるだろうこんな映画を見てる場合じゃないだろうに、などと思うわけだが、片手にはビールを絶やさないまま来たるヨラのステージに体力を備えて今日はまったり行くぞ、と一番後ろのあいてる椅子に座る。昨日「風」ステージで見た銀杏BOYZの峯田氏が主役で出てる映画である。
昨日のライブがわりと生々しく記憶が残っているせいか、実際の峯田氏ってほとんどこの役を地でやってたのかもな、なんて思いながら携帯していた吉野家の白いビニール袋に赤い唾を吐きまくるオレなのであった。暑い。
0250 FORMOZ FESTIVAL 2007(7)
- ワルツを踊れ Tanz Walzer/くるり
- FORMOZ最終日、圓山駅前は明らかに昨日よりも賑わっている。日曜日らしい空気が漂っている。
- くるりを見にサッカー場の「道」ステージに入ると「Jubilee」のスポットが大音量でかかる中、昨日と同じ売り子のお姉さんからビールを買う。このお姉さんはもしかして「Jubilee」を日本語で歌えるくらい覚えちゃってるんじゃないだろうか、などと思いながら何度も低い空を横切る飛行機を眺める。ここは空港が近いのだ。
- 3人組のコーラス隊を従えてくるりが登場すると、客席がどよめく。タキシード姿である。フェスにおいてこういうセンスは微妙にハズす事もあると思うのだが、一発で受け入れられている印象だ。台湾での初ライブだったそうだし、なかなかやるじゃないかと思う。
- ライブを見るのは今回が初めてなのだが、個人的には曲によって好き嫌いが大きく分かれるバンドだなあと思った。「ばらの花」はいい曲だなあと思った。台湾では「日本のコールドプレイ」なんて紹介のされ方をしているみたいだけど、メロディラインとか良くも悪くも日本人的センスが爆発してると思うし、全然違うじゃんとか思われてるんじゃないのか。最後にやった「東京」の大サビでPAトラブルが発生して、一時大音量のノイズが混じって歌が全く聞こえなくなる場面があったのをメンバーは気がついていたのだろうか。ちょっと同情する。
- で、くるりもまた熱烈なアンコールには応えず。あれ?結局「Jubilee」は演奏されなかったじゃん。さぞかし台湾ビールの売り子の人たちは「なんで??」と思った事だろう。
0249 マッサージ
- 図解!台湾式足つぼ―自分でできるラクラクマッサージ/大田 さなえ
- 台湾の話・パート11
- 台湾といえばマッサージである。かどうかは知らないが、やたらとマッサージのお店が多い。ガイドブックに載ってるようなお店であれば、それなりに信用が出来るのかもしれないけれど、ここからだとけっこう歩くようである。そこへ行くまでに疲れてしまっては本末転倒なのである。ゆうべはのんびりしてたつもりだったが、オレもさすがに疲れた。今日もまた一日は長い。なのでホテルのどまん前にある小さなお店に入った。なんだかオレも超適当である。客は私一人だけである。
- 1000元の全身コースを勧められたのだが、ここは足裏のみ30分のコースで500元(約2000円ちょっと)にしておく。マンツーマン、というか相手はやや年配のお姉さんなのだが、私の足裏をゴリゴリ揉みながら「このへん、どや?」みたい表情で私の顔を終始ガン見している。なんだかこのシチュエーションはエロである。そういえば「パルプ・フィクション」で自分の奥さんをマッサージした男をぶっ殺したマフィアが出てたが、その気持ちが私にはわかってしまう。
- 総合的に見ると痛さ80%・気持ちよさ20%くらいであったが、確かに足元は軽くなった。足裏マッサージは初めてだったのだけど、なかなかこの日のオレのニーズには適っていたので良し。と日記には書いておく。
0248 檳榔是合法的覚醒
台湾の話・パート10
檳榔(ビンロウ、中国語では「ビンラン」と発音)については、あまりこういった一般的なガイドブックとかに載ってるのを見ることがないのだけど、要するに噛み煙草みたいなものである。檳榔子というヤシ化の実に少量の石炭が挟んである。これを噛み砕くと、口の中の唾液が真っ赤に染まる。でもこの成分は胃に悪いので、飲み込んではいけない。ぶわーと吐き出すわけである。そうすることで軽い興奮状態が得られるのだそうである。いうならば台湾において合法なドラッグの一種といえる。一粒で約15分間、酩酊状態が持続すると言われている。いわゆるアッチ系の精力剤的なニュアンスもあるみたいだ。
でもってこれ、決してスマートなものではないのだ。そもそも、カー!ペッ、とか唾を吐くのはちょっと遠慮したい。街中でこれで唾をはくと罰金なのだそうだし。
なんて思いつつもこれは試してみたい。パッケージがなかなかイカスやつを見つけたので買ってみた。こんなやつだ。007気取りである。
価格は20粒ほど入っていて50元(約200円ちょっと)、わりと庶民的なお値段といえるかもしれない。味の方は激マズという話を聞いていたが、それほどでもない。結構イケる。思わず飲み込んでしまいそうになってしまうのだけど、もちろん飲み込まなかった。酩酊というほどの感覚は味わえなかったけど、何となく体が熱くなってくる感じは確かにする。強いて言うならこれ、仁丹みたいな感じなんじゃないのか。これ日本に持ちこむと違法なんだかどうなのかわからないけど、大抵冷蔵ケースに入って売っているので、どっちにしろあまり日持ちはしないだろうと思われる。どちらかというと前時代的な味わいがあって、むしろそれが面白かった。
0247 エビフライ
台湾の話・パート9
でもって次はモスバーガーである。
台湾には喫茶店が多い。なぜかというと外で歩いているとめちゃめちゃ暑いからである。私だって冷房の効いたお店に入ってちょっと休みたくもなる。で、たまたまモスバーガーがあったので入ってみたわけである。この際、店内が涼しければどこだってOKなのである。で、トレイに載っているこの写真に私は釘付けになった。
海老カツ?ふうん、なんて一瞬思ったのだが、ちょ待てよ(キムタク)、これ海老フライじゃないすか!すげえ。海老フライがまるまる挟んであるライスバーガーだ。「夏の美味しさ」ってのはちょっと意味がわからなかったけど、これは食べてみたい。再度カウンターまで下りて「今すぐこれをくれ」と注文する私である。
あらためて実物をみると「さっきの写真はイメージです」と言いたくなってくるのだが、でもこれは見事な海老フライでした。期間限定メニューだそうですが、もしこれを食べる機会があるならば、絶対にオススメである。この発想はなかったわ。
0246 YOSHINOYA
台湾の話・パート8
今回は前に来た時と違って、チェーン店なんかで食事をとらないぞ、などとは思わないことにした。だって台湾の料理ってオレの口に合わないんだもん。でも私は吉野家の牛丼を食べたかったわけではなかった。夜中の12時過ぎだとほかにはコンビニくらいしか開いてなかったのだ。店内ではビールを扱って無かったのでテイクアウトすることにした。100元。ほとんど日本のと同じ価格帯である。
例えばニューヨークの吉野家は食べたことがないけど、店頭のメニュー写真とかで見た限り、ずいぶんとアメリカナイズされていたような気がしたのものであったが、台湾の吉野家の牛丼は日本のとほとんど味が変わらなかった。でも紅生姜は置いてなかった。生卵を頼んだのだけど、殻から割った状態で具とご飯の間に挟まっていた。私は今まで牛丼をテイクアウトした事がほとんど無かったのだけど、日本でもこうなのか?
0245 FORMOZ FESTIVAL 2007(6)
- Euphorica/Buffalo Daughter
- バッファロー・ドーター、台湾語で言うと水牛女兒だそうである。そりゃまあそうなんだろうけど、なんだか笑ってしまうではないか。 この日はこれで〆ることにする。
- 23時前の「風」ステージは思ったよりも人が多い。白人の客がちらほら目立つ。開演時間が30分近く押しているようである。
- バッファロー・ドーターのアルバムは3枚しか持ってなくてライブを観るのも今回が初めて。昔、夜中のテレビ番組で「リズム&ベースメント」を演奏してiたのを見たことがある。その曲はこの日も演奏してて、うわ、まだやってるんですかこれ、なんて思ったのだけど、その時のイメージとはだいぶ変わっていたような気がした。なんだかすごくラフになってるような印象があった。1曲目は大野さんがチョッパー・ベースを軽くたしなむように弾きだすと、山本ムーグ氏がいきなりハンドマイクでがなる曲から始まった。このアルバムの1曲目に入ってるやつだ。
- 客席は意外にもおとなしくて、でも曲が終わると大きな歓声があがる。基本的にステージングは地味なバンドなのだけど、鳴ってる音はなかなか強靭なのである。よく外タレが日本でライブをやった時に「客席が大人しくて不安になってくるけど次第にそれはちゃんと聴いているのだということがわかってきて興奮する」というようなことを言うけど、ここの聴衆もまさにそんな感じだと思った。
- (セットリスト)
- 1.Mutating
- 2.Autbacs
- 3.Rhythm and Bassement
- 4. ?
- 5. ?
- そんなわけでこのセットリストは不完全なのですが、最後の曲で延々と16ビートをギターで刻む曲がえらいかっこよかった。他のアルバムもチェックしなくてはだ。
- 約40分強のステージはあっという間に終わった。ここでも熱烈なアンコールがかかったのだけど、バンドは応じなかった。もしかしてこのフェスは原則アンコール無しなのかもしれない。
深夜12時過ぎのMRTに乗って、無事ホテルまで帰った。フロントの人から「大丈夫ですか?暑いですか?顔真っ赤ですよ」と言われてしまった。そりゃまあ確かに暑いですけども。
0244 FORMOZ FESTIVAL 2007(5)
- Sugarcoated/Luminous Orange
- FORMOZにあってFUJIに無いもの、それはレスリングである。「炎」ステージでは毎夜、インターバル無しに6、7試合のタッグが組まれている。片手の無いレスラーなんかも出てきて、もしかして闇プロレスってこんなんなのかもしれないな、なんて思いながらぼーと観ていた。
- 向かい側にある「火」ステージではルミナス・オレンジが演奏していたのだけど、誠に申し訳ないのですがこっちのレスリングの方が興味深かった。台湾ビールも7本目に突入である。胸焼けを感じながらゲエゲエ言ってるオレである。
0243 FORMOZ FESTIVAL 2007(4)
- Down to the Bone: An Acoustic Tribute to Depeche Mode/Sylvain Chauveau & Ensemble Nocturne
- FORMOZはいわゆる「フェスめし」にそれほどの力を入れているわけでもなさそうで、わりとありきたりで軽めの屋台が多かったような気がする。とはいえ私にしてみればすべてが珍しい食べ物ばかりであるのは確かなわけで。日が落ちても全然暑く、食欲もあまりでなかったので台湾ビールばっかり飲んでたのだが、でもちょこっとだけつまみ食いをしてみた。
- これはどうもフランクフルトっぽい食べ物なのだけど、なんか変な白い粒々が混ざっていて、数の子みたいなプチプチした食感がするのだ。でもそれがなんだかわからない。そんなに美味いというほどでもないしマズイわけでもないけど、なんだろこれ。よくわからないものを食べているとちょっと不安な気持ちにもなってくる。で、これまた私の苦手な台湾料理独特の甘い香辛料が入っていたのだ。まあ気持ちはわかるけどそれ要らないよ、と思ってしまう。やはり料理はシンプルなのが一番である。などと「山」ステージでデペッシュ・モードの歌を淡々と歌っているSylvain Chauveauを横目に聴きながら思った次第である。
0242 FORMOZ FESTIVAL 2007(3)
マーキュリー・レブのライブをすっかり堪能した私は、公園内の「風」ステージに行ってみることにする。「風」は公園内ではたぶん一番大きなステージで、結構なお客さんが溢れている。銀杏BOYZが最後の3曲を演奏しているところであった。ボーカルの峯田氏はボクサーブリーフ1枚で泣きながら「ひかり」という曲を歌っていた。なんだ、この人はいつもこういう感じなのか?と思いながら私は観ていた。客は結構盛り上がっている。
その曲が終わるとMCで「アイキャントチェンジ、バットアイハブザミュージック」などと言っていた。なんか薄い事いってるなあと思いながら右側のモニターを見ていると、峯田氏は相当感極まっている様子である。なんなんだこれは。やってる方がステージ上で感動してどうする。でもまあこの人はこういう人なんだろうなあと思った。
最後に半ケツを出しながら「僕達は世界を変えることはできない」という曲を歌った。マーキュリー・レブを観た後の私の頭には、残念ながら何も入ってこないのだけど、危うさ紙一重の一生懸命さは伝わってくる。最後まで歌い終えると峯田氏はブリーフを脱ぎ捨てて、全裸になって楽屋へ下がっていった。まあそうなるだろうなあと思って私は見ていたのだが、歓声&罵声。まあ普通に考えると途中で脱いでたら即終了な。
ちなみに帰国してみたらこんなニュース になっていたのだけど、全然それほどでもなかったぜと思う。報道ってこんなものだ。










