0350 out of our hair
- OUT OF OUR HAIR-Maximum R&B Remasters-/the hair
- ザ・ヘアーのファーストアルバム、というよりも個人的には「杉村ルイ在籍時のザ・ヘアー音源」という言い方をしてみたいこのアルバムが私の知らないうちに再発されていた。ボーナストラックとして「マキシマムR&B」12インチシングルから抜粋2曲と未発表ライブ音源を8曲収録、ファースト・アルバムの曲はリマスターされていて、もちろん全曲収録だ。初期ヘアーの決定盤といえる。言うならばマストバイである。長い間入手困難なCDだったので、今更ながらここは大げさに書きたててみたい。理解のあるロックン・リスナー&自称モッド少年少女は絶対に聴いてください。っていうか普通に売ってるうちに買っておけマジで。
ファースト・アルバムのリマスター具合は完璧である。爆音が乱雑にとぐろを巻いていたオリジナル盤は、かえって音質がしょぼく感じられたものだけど、ここではシャープな爆音になって蘇っていて、素晴らしい仕事ぶりである。パソコンのスピーカーからこんなにカッコイイ音が出るとは思わなんだ。
「世界のすべてのレコーダーとエンジニアが私たちを『ビート・パンク』にしたがっているように思えて悩んだ。『あの素晴らしいモダン・ジャズの録音は、たった1本のマイクで録るらしい』という話になり、グルーヴィそうなのでやってみることになった」というのはさとうあい自身によるライナーからの抜粋だが、なかなか興味深いエピソードである。
初めて聴く人が多いとしたら、ボーナストラックは未発表ライブよりも「マキシマムR&B」全曲収録の方が良かったんじゃないかとも思うけど、私にしてみればこれで良いのだ。商品情報はこっちの方 が詳しいので参考までに。いわゆる無人島に持っていく10枚には絶対にこれを入れると昔から私は決めている。マジでかっこいいよ。
0349 柿ピー
このDVDに入っている「ものごっつええ感じ(2001年放映)」で、宮迫が無茶振りされるお題目「ヒップホップ演歌」なんですけど、今ジェロって人がやってるのが、つまりそれですよね。しかもオリコンで5位 。先取りにもほどがあるというものである。
関係ないけど、確か「Mr.Bater」だと思ったけど松本が越路吹雪の「ラストダンスは私に」を歌いながら鼻の穴に柿ピーを入れて鼻息で「フンッ」って飛ばすやつ、あれ涙が出るほど笑うのだが、どのDVDに入ってるのか探せないのである。んー、今見たい。「ラストダンス 柿ピー ごっつえええ感じ」で検索してみたのだが、出てくるのは「駅前のコンビニで朝飯のカップラーメン(シーフード)&ビール&つまみの柿ピー購入」とかセンシティブな情報ばかりである。DVD持ってるけど見れない。むー。
0348 Vending machine blues
夜中に眼が覚めて、寒くて喉が乾いてたので家の前にある自動販売機で温か~い烏龍茶を買いに言った。でお金を入れてボタンを押すとジー、ゴロゴロと音だけはしたのだけど、烏龍茶は出てこない。ん?おかしいな、と思って排出口に手を突っ込んでみると、指になんかの缶の先っちょがあたったので、それを掴んで引っ張ってみると出てきた。いや、出てきたんだけどそれは烏龍茶ではなくてボスのカフェオレなのであった。違う、私が飲みたいのはサントリーの烏龍茶なのである。っていうかほほう、オレの前に来た人も同じ思いをしたんだなこれは!なんて思ってもう1回手を突っ込んでみると、やはりまた指に缶の先っちょが触れる。また同じようにそれを掴んでひっぱりだすと、やれやれ、それはまたボスのカフェオレなのであった。前の人は2回もお金を落としたがダメだったらしい。いやいくらなんでも次は烏龍茶が出てくるだろ?と思ってまた同じように手を突っ込んでみて、と繰り返して行くうちにボロボロ出てくるぞ缶ジュース。なんだか夢のような話である。でもオレが飲みたい烏龍茶は全然出てこない。結果8本くらい引っ張り出してしまったのだが、結局烏龍茶は出てこなかった。これら、このままここに放置しておくのもなんだか物騒かもしれないなとか変に責任感が沸いてきたので、結局全部持って帰りましたけど、いらんわこれ。果たして私は得をしてるのだろうか。
でしょうがないのでボスのカフェオレを飲んだのだが、しかしそれにしても缶コーヒーって激甘なんだなあと改めて思った。飲み終わった後、缶の飲み口が糖分ですぐにベタベタになっちゃうんだぜ。いいのかよそんなの飲んでてよお、なんつってここは控えめにアジテートする私である。
0347 腕時計
- swatch STRAWBERRY JAM LK243
- 大人の男たるもの腕時計にこだわるものである。地位の象徴とかなんとかを腕時計に込めているのである。第一印象を腕時計で判断するような価値観を持っている人もいるという話である。で私がいつも好んで身に付けている腕時計はスウォッチとかなんですけど、いかにも何十万円します的なオメガの腕時計とかをしてる人なんかからすれば、さぞかし私はウブな人間なんだろうなと思うわけです。そもそもスウォッチとは、そういう価値観とは対極にある商品なのだが、バット・アイ・ライク・イットなわけである。私はそこにコンプレックスを感じたりとかは全くないのだけど、どうしてもこの両者にある溝が見えてしまうわけで、どうやってもこの溝は埋まらないのである。
0346 playlist080223
- Rhythm!/Makin’ Time
- "Jackie Chan Does Kung Fu" Thee Headcoatees
"You Wind Me Up" Bad Dream Fancy Dress
"They Don't Know" Tracey Ullman
"Town Called Malice" The Jam
"Our House" Madness
"Feel Like It's Love" Makin' Time
"Happy Talk" Captain Sensible
"Klakto Vee Sedstein" Blue Rondo A La Turk
"Sex Drug & Rock'n Roll" Ian Dury
"Just Like Honey" Jesus And Mary Chain - "Million Tears" The Springfields
"My Generation" Patti Smith Group
"Fuck Shit Up" Dub Narcotic Sound System
"Jimmy Mack" Martha And The Vandellas
"Cherish What Is Dear To You" Freda Payne
"I'll Take You There" The Staple Singers
0345 Walk Away Renee
最近よく聴いているCDは、レフト・バンクのファースト・アルバムです。盤質「C」の中古盤が680円で売っていたのをみつけて買った。しかしこのアルバムは長らく廃盤になっていて、アマゾンのマーケットプレイスなんかではかなり不本意に高い値段になってしまっていて憤慨していた私である。でそういうアルバムをここで取り上げるのはイマイチ後ろめたいのだが、これがなかなか良いアルバムなものだから困ったものである。
で私が買ったのは国内盤で、ライナーがついている。このグループの曲がいかにいろいろな人にカバーされているか、ということが書かれているのだけど、「愛しのレネ」の邦題でピンク・レディがカバーしていた事に触れていないのはダメだな、加藤ひさし。
そう、そもそもは「ウォーク・アウェイ・レネ」が聴きたかったのだ。この曲はドリー・ミクスチャーがライブでカバーしているのを聴いて、それがすごくいい感じの演奏だったので(ここ で聴けます)、今更だけどオリジナルが聴きたくなって探していたのだ。所詮ソフトロックとか言われてしまうと、まあ確かにそういうグループかもしれないけれど、妙にヨーロッパ風味なところが独特で良い。「Pretty Ballerina」のピアノのリフとか、不気味なまでに耳に残る。
0344 感謝御礼
- I’m a Man/The Spencer Davis Group
- 先日の青い部屋でのライブは3日経って思うのですが、とても良い雰囲気のイベントでしたねえ。皆さんに感謝します。有難い話です。LOUさんもおつかれ。
- 競演したAttitudeは前回に続いての出演で、リーダーの中村さんはいろいろとバンドを掛け持ちしていながら「ロックジェット」等で執筆活動をされている人なんですけど、爆音ながらステージングはあくまでクールな佇まいで、うねるリズム隊はきっちり安定していて、いつもブレがない。でも今回はちょっと中音を下げてたみたいで、それによって自らを俯瞰するようなどこかクールな雰囲気が漂っていて、文学的な雰囲気のある歌詞もよく聞こえてきて、独特の世界観があって堪能しました。ちなみに中村さんはLou's Pale Hoeseでもラストの2曲で入ってもらったのですが、うちらもなかなかのロックバンドじゃないの、なんて思わせてくれたぜ。
- でDee Dee Feverは凄かったね!ギター、ドラムス、ボーカルという3人編成で、リフの映える短めの曲を乱発していて、自由!!って感じがしました。といっても即興的なものではなくて、あくまでロックのかっこいいパーツを圧縮して構成したような要素要素キメキメの演奏で、ノースターズ・イノベーションよりもメンバーの個性を前面に出しているように感じられて非常に興味深かった。よしたけさんの仕事ぶりと池畑さんの「見せる」ドラムにはやはり目を見張りましたが、誰よりもケイコさんのテンションが凄まじくて、昔のティナ・ターナーじゃないけど素手で見せるエンターテイメントに敬服しました。
- というわけで、ああまたあんな感じのライブが出来たら良いなと思う。またどこかでお会いしましょう皆さん。
0343 宣伝
ここのところ公私ともに慌ただしく、本コーナーの更新もままならない昨今であるのだが、明日は久しぶりに青い部屋でLou’s Pale Horseのライブがあるので渾身の宣伝である。言うならばフライデー・オン・マイ・マインドという感じである。皆さまにおかれましては、何があっても来ていただきたいところである。何しろDee Dee Feverだぜ。いや私は今回初めて観るのですが、池畑さん&ケイコ姉さん&よしたけ兄さんの3人編成だそうで、え?それは一体どういうことですか?って思いませんか?いや正直、私は思いましたけど(笑)、でもなかなかうまく想像ができない感じというか、めちゃめちゃ楽しみではないですか。あと、ここのところ絶頂期という噂(というか中村さん本人談・笑)のAttitudeですよ。彼らはもうほんとに超音がでかいんですよ!そりゃもうジョニー・サンダーズ万歳なんつって言いたくもなりますよ。とまあそういうメンツではあるので、私らもそりゃあもうね、いつになく男らしいステージをお送りするんじゃないのかマジで。いやほんと明日は角森さん風にいうとスタジアム・ロック!といいますか必見な感じでありまして、寒いかもしれないですけどほんとに来てくださいマジで。
0342 No Newyork
CBGBが池袋に移転したなんて話は聞いたことが無かったので、すごくびっくりした。しかしよく見てみたらちょっと違うようだった。残念である。関係ないけどこのフォントで「CCB」っってTシャツ作ったらクールだと思うな。
0341 city lights
去年のちょうど今頃に右目を手術した。あれから1年が経った。
手術後も検査で数ヶ月ごとに何度か通っていた。ZARDの人が2階のスロープから飛び降りた日に、自殺した農水相の遺体が担ぎ込まれたあの病院である。外来診査の時は毎回えらくイライラさせられたものだったけど(眼科の患者ってわがままな高齢者が多くて、異様に殺伐としているのだ)、いざ手術となった時は丁寧だったし手順も完璧だった。なにしろちゃんと治っているのだからこれ以上のことは無い。今思えばなかなか素晴らしい病院であったと思う。主治医には深く感謝している。
で、その先生から「もうほとんど問題が無いみたいなので、特に異変でも起こらない限りもう来なくても良いです」といわれたのは去年の暮れのことであった。え、もう来なくてもいいの?ほんとに?って思った。手術前からかれこれ20年以上通っていた
病院である。ここに行く時は時はめんどくさくて億劫でたまらなかったものだけど、改めてそういわれるとさびしくなってくる。そうか。私はもう来なくてよくなったんだ。と思った。
おかげさまで私の視界は良好である。最初の頃はそのビビッドな色彩感にめまいがするほどだったし、夜景ってこんなに綺麗だったのか、なんて思ったものである。今でも時々ハッとすることがある。でも目に見えるものがすべて、という感じではあるから意外にもすぐに慣れてしまっているのだ。まあいつだって当たり前のように見えているわけだから、そんな風にも思ってしまうわけである。
そう思うとこの映画ってすごいよな、と思うのだ。なんたってタイトルが「街の灯」である。最後に目が見えるようになったヒロインが放つラストシーンの仕草や台詞もなんだかグッと来る。よくできた物語ではあるので、何だかんだいって感動する映画なのかもしれないけれど、かつて目が不自由だった人の気持ちをここまで繊細に表現できているのは凄い映画だなあ、なんてあらためて思うわけです。





