【本日追加開催!!】「咒の気功伝授!」開催!!! | 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

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四ツ谷にありますバレリーナ専門の気功整体「まといのば」のブログです。
気功師から見たバレエとヒーリングのコツを公開します。
「まといのば」では、バレエ・ヒーリング・美容の各種セミナーを行っております。

*本日「咒の気功伝授」追加開催です!!!
お楽しみに!!

飛び込みも歓迎です!!19時からです!!
お申し込みはこちらから。


来月の12月は2講座を予定しています!火曜日開催です!

1講座はいま流行りの「腹直筋」「大腰筋」です。

エメラルドタブレット身体編でも大きなテーマになった腹直筋の秘密、そしてインナーマッスルの王様「大腰筋」に迫ります!

もう1講座は「咒の大周天」を予定しています。
「咒の密教気功」のパラダイムで「大周天」を捉え直します!
情報空間の巨大な身体とは概念ではなく、存在であるというのがテーマです。
存在するか否かではなく、その存在を自覚するか否かがポイントです。

今週末は12期気功師養成スクール!!気功基本12セット!!

開業スクール1.5期、そして来年からの2期も募集開始!

12月「はじめての気功」はまずは大腰筋・腹直筋の異例のカップル!!

そして2016年を締めくくるのは、「咒の大周天!!」

スクールの締めくくりはゼロからの1Dayスクール、気功ブートキャンプです!!

寺子屋2015年の最終回は「裏の宗教史」をクリスマスに開催します!!




というわけで、今月もガンガンセミナーをやっていきましょう!!
なかなか告知が追いつかないのですが、、、(・_・;)

明日から3週間連続で「はじめての気功」講座です!

咒の密教気功シリーズです。「咒」という新しい切り口で気功技術を捉え直したいと思います。
咒とは何かというのは一言で言えば、邯鄲の枕です。
いや、邯鄲の枕以上に咒を表しているのは胡蝶の夢でしょう。


胡蝶の夢は誰もがどこかで聞いたことがある話です。
自分が蝶になった夢を見たのか、蝶が荘周という人間の夢を見ているのか、なにが夢かなにがうつつか区別がつかないという話です。

Wikipediaによれば「夢の中で胡蝶(蝶のこと)としてひらひらと飛んでいた所、目が覚めたが、はたして自分は蝶になった夢をみていたのか、それとも今の自分は蝶が見ている夢なのか、という説話」です。

この世界が実在なのか、夢なのかは判断のしようがないし、する意味もないという東洋的な発想です(ユングやフロイトも半ば同じように考えていました。フロイトは夢を律法として扱い、ユングは夢の世界こそが現実であり、目の前の現実世界を幻想と考えていました)。ユング、フロイトと決定的に違うのは、現実が夢かは決定不能であるという立場を採用することです(いつもながら、これってイエスも言っています)。

イエスの引用をしましょう。マタイ5:27

5:27 『姦淫するな』と言われていたことは、あなたがたの聞いているところである。
5:28 しかし、わたしはあなたがたに言う。だれでも、情欲をいだいて女を見る者は、心の中ですでに姦淫をしたのである。


このあとイエスらしい激しい暴言wが続きます。

5:29 もしあなたの右の目が罪を犯させるなら、それを抜き出して捨てなさい。五体の一部を失っても、全身が地獄に投げ入れられない方が、あなたにとって益である。
5:30 もしあなたの右の手が罪を犯させるなら、それを切って捨てなさい。五体の一部を失っても、全身が地獄に落ち込まない方が、あなたにとって益である。


まあ、そのとおりだと思います。

咒の密教気功に戻れば、「だれでも、情欲をいだいて女を見る者は、心の中ですでに姦淫をした」のです。外の世界と内なる世界は不可分です。


胡蝶の夢もそうですし邯鄲の枕はまた別な意味で一生というのはうたたかの夢と同じと分かります。

邯鄲の枕もまたWikipediaから引用します。

(引用開始)趙の時代に「廬生」という若者が人生の目標も定まらぬまま故郷を離れ、趙の都の邯鄲に赴く。廬生はそこで呂翁という道士(日本でいう仙人)に出会い、延々と僅かな田畑を持つだけの自らの身の不平を語った。するとその道士は夢が叶うという枕を廬生に授ける。そして廬生はその枕を使ってみると、みるみる出世し嫁も貰い、時には冤罪で投獄され、名声を求めたことを後悔して自殺しようとしたり、運よく処罰を免れたり、冤罪が晴らされ信義を取り戻ししたりしながら栄旺栄華を極め、国王にも就き賢臣の誉れを恣に至る。子や孫にも恵まれ、幸福な生活を送った。しかし年齢には勝てず、多くの人々に惜しまれながら眠るように死んだ。ふと目覚めると、実は最初に呂翁という道士に出会った当日であり、寝る前に火に掛けた粟粥がまだ煮揚がってさえいなかった。全ては夢であり束の間の出来事であったのである。廬生は枕元に居た呂翁に「人生の栄枯盛衰全てを見ました。先生は私の欲を払ってくださった」と丁寧に礼を言い、故郷へ帰って行った。(引用終了)

これはまさに「欲を払ってくださった」物語ですが、我らが芥川龍之介は違います。

芥川龍之介の「黄粱夢」では枕元にいた呂翁にこう言います。

夢だから、なお生きたいのです。あの夢のさめたように、この夢もさめる時が来るでしょう。その時が来るまでの間、私わたしは真に生きたと云えるほど生きたいのです。あなたはそう思いませんか。

ヨブ記の神とヨブの関係と同じく、若者と道士の関係も変わるのです。
僕はこの盧生が正しいように思います。正しいというよりは抽象度の階段を一段上がっているように思います。

ざっくりとした分類で言えば、呂翁道士は空観であり、若者の盧生(ろせい)は空観を踏まえた上での中観です。

この感覚は以前も引用したことがあるチベットの聖人マルパの逸話を思い起こします。


*写真と本文は関係ありませんw

(引用開始)

チベットの聖人マルパはこう言った。

「人生、すべてのものは幻影である」と。


あるとき、彼の息子が若くして亡くなった。

彼は悲しくて涙にくれた。

すると弟子が彼に言った。

「どうして泣いていらっしゃるのですか。息子さんも幻影でしょう?」


「そうとも、私の息子は幻影だ。だが、今もなお最も美しい幻影なのだ」



(引用終了)(http://www.poesiasinfin.com/kickstarter/ja.php


美しい逸話です。

弟子の言葉の鬼畜さに驚きますが、これこそ空観の冷たさです。空観はまさにポアの思想につながります。
夢のなかだから何をしても良いわけではありません。

幻想を愛でるのは、現実世界でも同じです。

物語や神話や小説に涙し、映画に涙しない人はいません。
(その意味で我々はそもそもあちら側の住人であり、こちら側の住人ではないということです)


というわけで、咒の密教気功シリーズです。

今月は気功の世界観、理論をリニューアルして、基礎的な技術をブラッシュアップします。


まずは遠隔気功からです。
遠隔気功の最大のポイントは文字通り距離が離れているということです。
目の前の人に気を送ることはイメージできても、距離が離れていると我々は何が情報を伝送するのか不安になります。
それはまさに物理次元に囚われている証拠です。我々は情報空間の存在であり、その影の一つが物理空間であることを深く知れば、遠隔気功と対面気功の違いは全く無くなります。

【はじめての気功 ~咒の遠隔気功~】
【日時】 11月10日(火) 19:00~21:30
(追加開催決定!!)11月18日(水) 19:00~21:30

【場所】 東京・四ツ谷の「まといのば」のセミナールーム
【受講料】  2万円
【受講資格】 ブログ読者
【持ち物】 筆記用具と動きやすい服装
【お申し込み】お申し込みはこちらから。

第二弾は封入です。
封入とは何でしょうか?
封入の不思議は、封入したことを知らない人にもその気功が働くことです。
そのカラクリを咒の密教気功から考えましょう。
そしてこの不思議にしか感じない封入というのが、いかに気功以外の世界でもありふれているかを見ていきます!

【はじめての気功 ~咒の気功封入~】
【日時】 11月17日(火) 19:00~21:30
【場所】 東京・四ツ谷の「まといのば」のセミナールーム
【受講料】  2万円
【受講資格】 ブログ読者
【持ち物】 筆記用具と動きやすい服装
【お申し込み】お申し込みはこちらから。


第三弾は伝授です!
伝授とは一体何か、なぜ気功技術を修練なしで習得できるのか、脳にインストールするとはどういうことか。
伝授をめぐっては不思議なことが多すぎるのですが、咒の密教気功のパラダイムで解きほぐしましょう。
気楽にそしてシンプルに考えることで伝授がより楽しくなります!!

【はじめての気功 ~咒の気功伝授~】
【日時】 11月24日(火) 19:00~21:30
(緊急追加開催決定!!)12月3日(木) 19:00~21:30
【場所】 東京・四ツ谷の「まといのば」のセミナールーム
【受講料】  2万円
【受講資格】 ブログ読者
【持ち物】 筆記用具と動きやすい服装
【お申し込み】お申し込みはこちらから。


*壁を突き破りましょう!!