こんばんは
だいぶご無沙汰しておりました
今日は久しぶりの面接授業に行ってきました
前回の面接授業が2020年の12月だったので
かれこれ1年半ぶりくらいになります
行ってきたのは文京学習センターの
『トレースとスライス結び目』です
今学期はこの面接授業しか履修していないので
私はもう今学期が終わりました
さて出席人数は25人(2日目は24人)で
女性が7人参加していました
内容は結び目理論が多めのトポロジー
この先生の面接授業は2回目だったんですが
だいぶ質が落ちてますね キッパリ
なんと表現すればいいんだろぉ
放送大学の学生は真面目だから熱心に授業を聞くけど
たぶん私以外だれも理解できてないから 先生ぇ
せっかく結び目理論の紹介をするなら
近年の業績(先生はこれを語りたかったみたい)ではなく
もっと身近な例から興味を持ってもらう授業をすべき
数学の授業は概略だけ説明しても無意味なんだから
興味を持ってもらうための疑問提起(1日目)と
それを理解するために必要な数学(2日目)を
語るくらいで十分なのさ 先生ぇ
この授業のレポートは授業の中で興味を持った議題や
次回の授業で聞いてみたい内容を書くものでしたが
どうしてもそれが書けない人に対しては
先生から事前にある問題が出されていました
前述のとおり 授業の内容を理解できない皆様は
一生懸命この「ある問題」に取り組んでいました
ちなみに「ある問題」は以下のようなもの
【国学院大学の入試問題2020】
半径2の円に外接する四角形ABCDの面積が14で
AB=3、AD=2であるとき、BC、CDの長さを求めよ。
ちなみにこの答え(仮)はBC=5、CD=4です
問題の内容は高校入試(中学校の範囲)レベルであり
先生もこの答えを授業で示していました
ただ 実はこの問題は不適切問題であり
後に全員が正解の処置をされたという経緯があります
では何が不適切な問題だったのでしょうか?
がレポートの出題課題でした
私の両隣にいた方々は朝からずっとこの問題に
必死に取り組み続けて結局わからなかったようです
先生も最後まで何も示しませんでしたしね
今日のブログの最後は
その方々のために「何が不適切」だったのか
私が示した方法を残しておきますね
△ABDと△BCDの2つにわけることを考える。
△ABDについてAB=3、AD=2であるため
△ABDの面積の最大値は1/2・3・2=3となる。
同様に△BCDはBC=5、CD=4であるため
△BCDの面積の最大値は1/2・5・4=10となる。
よって四角形ABCDの面積の最大値は高々13である。
つまり問題の「四角形ABCDの面積は14」は
実現できないため不適切な問題である。