【MathMaMさんすう】

 

「算数」という切り口から、思考力・表現力を培うメソッド。

 

さんすうのある子育て。

 

(小学校受験・中学受験対応)

 

 

 

 

 MathMaMさんすうでは、2歳半頃~小学生のお子様向けに『思考する算数』のレッスンを行っています。

全国・海外より、オンラインでご受講いただいています。

 

 MathMaMの最大の特徴は、既定のカリキュラムがないことです。一人一人に「必要なこと」を見極め、カリキュラムも教材も、その都度お子様に合わせて作ってご提供します。

 

 MathMaMメソッドに基づき、「思考回路の構築」を目指します。

 

すべては、「考え方の根っこ」を育てるためのレッスンです。

 

 

 

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こんにちは~

 

 

 

 

 

大学生だった頃というと、

 

 

 

 

 

自分の意識の中では、

『わりと最近キラキラなのですが、、、

 

 

 

 

よくよく考えてみると、

15年ほど経ちましたびっくり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

若い子達からみれば、

 

私など、

 

『だいぶおばちゃんうずまき』なのでしょうが、

 

 

 

 

まぁそれほど変わらないニコニコように感じてしまう、、

 

図々しく、幸せな生き物ですおねがい

 

人間の意識とは、そんなものなのでしょうかグラサン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

冒頭から脱線しましたが、

 

 

今日は、私が大学生の頃のお話です。

 

 

 

 

 

 

 

 

大学生になったら、絶対に塾の先生のアルバイトをしたい!と決めていた私は、

 

 

 

 

 

入学してすぐに塾講師としてアルバイトを始めました。

 

 

 

 

 

 

まずは、首都圏の方ならみなさんご存知の大手受験塾A塾でアルバイトをはじめ、

 

 

 

 

その後、

 

せっかくやるならもっと最前線で!と思い、

 

 

 

 

 

 

四大中学受験塾のひとつである超大手B塾にて講師を努めました。

 

 

 

 

 

 


大半が学生講師であったA塾とは一転、

 

B塾は、9割近くが正社員または専任講師の大人の方で、学生講師も私以外全員理工学部の学生さんという環境でした。

 

 

 

当時、まだ社会人経験がなかったにも関わらず、

 

2塾の違いは学生の目にも明らかで、

 

諸々の管理体制の違いや、講師の厳選具合の違い等、

 

塾を『しっかり選ぶ』ことはとても重要だなと感じました。

 

 

 

 

 

 

母となった今、

 

A塾も、B塾も、

イベントや宣伝、ママ友さんたちとの会話で名前を見聞きしますが、

一見して、外部から見ると、内情がそこまで違うようには見えないのですびっくり

 

 

(↑これは、個人的な見解であり、個人的な価値観に基づきます)

 

 

 

 

 

 

 

 

塾選びは、

少し余裕をもって、その塾の開催するイベントやテストを受けられる機会があれば、

 

様子を見てみるとよいかと思います。

 

 

 

 

特に、模試後の解説授業等は、選りすぐりのエース講師だけでは量が賄えませんので、普段の講師の質や様子を体験しやすいチャンスかなと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、今日お話ししたかったことは、塾選びのはなしではなく、

 

 

 

 

 

 

 

 

塾講師として、受験算数のクラスを担当していたころのこと。

 

 

 

 

 

 

 

今でも忘れられない一人の女の子がいます。

 

 

彼女は、当時小学五年生!

 

20人ほどいたクラスの中の一人でした。

 

 

 真面目に授業をきき、宿題にも取り組んでくる子でした。

分からないところがあると、早めに塾に行くから補習してほしいとお母様からも電話があり、補習してあげた問題は、きちんと復習して解けるようになる。

 

そんな女の子でした。

 

 

しかし、彼女の算数の成績は、伸びることはなく、新しい問題に出会う度に、ひとつずつすべて躓いてしまうのです。

 

 

 

おふざけは一切ありません。話もしっかりときいています。言われたことはきちんとやってきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だからこそ、問題は深かったのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当時、まだ20才そこそこだった私は、

 

『五年生になる頃には、もう算数が出来る出来ないが決まってしまっているんだ。。。』

 

と大きな衝撃を受けました。

 

 

 

 

 

 

 

あの問題とこの問題、根本的な考え方はおなじなのに、、、そこがつながらない、、、。

何度説明しても、どれだけ図解してもつながらない、、、。

鍛えるべきは、もっと年齢の小さな頃だったんだ。

これは厳しいかもしれない。

 

 

 

 

正直、そう思いました。

 

 

 

 

 

 

 

それでも、なんとか、彼女が自分で図をかけるようにしてあげたい!と、図を書く練習を何度も何度も行いましたが、

 

『やってない問題』が出る度、

 

やはり手がとまってしまうのです。

 

 

 

 

 

 

 

お話のイメージがもてない。。。

 

 

 

 

 

これは、中学受験算数に挑む上で、致命傷でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結局、彼女の学習に向き合い続けたにも関わらず、

 

私は、本質的には、彼女を変えてあげることができませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

『算数ができない子』になってしまうと、

どんなに教えてものびないんだ。。。

あとからどんなに頑張っても無理なんだ。。。

取り返しがつかないじゃないか。。。

 

 

 

 

 

言葉は悪いですが、若かった私はそう思いました。

 

残念であり、無力だなと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、

あれから15年以上が過ぎ、

考えは変わりました。

 

 

 

 

 

 

おそらく、今、当時の彼女を指導することができるのなら、

 

 

 

私は、彼女を変えてあげられると思うのです!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当時の彼女は、確かに算数が苦手で、考えることが苦手で、イメージすることが全くといってよいほどできませんでした。

 

 

 

しかし、

私もまた、『子供に教える』ということが、本質的には見えていなかった。

 

 

 

 

 

『勉強を教える』と、

一言で片付いてしまうフレーズも、掘り下げると、

 

①講師自体がきちんと問題が解けるということ、

②適切な解説が出来るということ、

③生徒が理解できていない部分みつけること、

④理解できない要因の根元を探すこと

⑤理解するための方策を模索すること

⑥理解するための策を具現化すること

 

細かく分かれます。

 

 

 

おそらく、多くの場合

②~③までを以って『教えられる』と定義するのでしょうが、

(学生時代の私がこれです。)

 

 

特に『苦手』意識をもっている子供には、

⑥まで受け負える指導者との出会いが大切になります。

 

 

 

 

 

これは、必ずしも、塾など外部の指導者に限らず、可能であれば、お父様お母様がされてもよいのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当時、彼女に必要なことは、

もっともっと話を前に戻して、『イメージするって?』『表現するって?』『この式の意味って?』そんなところを学び直すことだったのです。

 

 

 

前に戻りながら、彼女が躓いた穴をひとつひとつ探し、埋めていくことが必要だったのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

目先の成績をあげたい、

今やっている分野の問題をなんとか解けるようにしたい。

 

 

親御さんもご本人も、どうしてもここに目が向きがちです。

 

 

 

 

塾の先生だってそうかもしれません。集団授業である以上、『いったんこの分野はおいておいて、前に戻りましょう』とは、なかなか言いづらいですね。

 

 

 

だって、、、

 

一旦止めてしまった『今やっている分野』は、他のお子様は先に進むのですから。。。

 

その差違は、、いつ埋めるのですか?という話になってしまいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし!です。

 

 

ここは、誰かが、勇気をもって、一度止めてあげなくてはいけません。

できるだけ、早期に!です。

 

 

 

勇気がいることです。

責任も負うことです。

 

 

 

だから、なかなか誰もやらない。

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、

 

だからこそ、やるべきなのですプンプン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分が母となった際、

 

私は数年ぶりに彼女のことを思い出しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

五年生になる前に勝負が決まっているのなら、それはいったいどのタイミングだったんだろう?と思ったからです。

 

 

低学年か?

幼稚園か?

 

まさか、もっと前なのか?

 

 

そんなことから、『幼児教育』に関心をもちました。

 

 

 

 

 

 

 

幸か不幸か、夫の転勤にともない、

子供が生まれる前には専業主婦になっていましたので、

 

時間はたっぷりありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

私は、毎日毎日、穴が開くほど娘の観察をしました。

 

 

 

 

 

 

 

子供に『何か』を伝えるには、どうしたらよいのか。

 

 

 

 

 

 

百聞は一見に如かずという言葉がありますが、

 

 

 

 

 

これは、

幼児期の子育てにぴったりな言葉だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

小さな子供は、

まだ見た経験が少ないため、耳で聞いた言葉を映像化することがむずかしい。

 

 

そのため、聞いたことに簡単な映像を添えてあげることでイメージが一気に膨らむのです。

 

 

 

 

 

見せない方が

『想像力』を高める

 

という考え方もありますが、

 

これは、この先の話です。

 

 

 

 

 

 

 

 

見た経験が少なすぎては、想像することすらできません照れ

 

 

 

 

 

 

例えば、『シマウマが大草原を走り抜けると、小さな沼があり、そこにはライオンにおいかけられた・・・』というお話も、

 

まずは『シマウマ』

という生き物を見せてあげることで、その先のイメージが膨らみやすくなります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『見せて伝える』ことを、より算数の分野におとし込むのであれば、『動き』を伴い、変化を見えてあげることが大切です。

 

 

このお話は、度々しているので、ここでは割愛します。

 

 

3歳頃までのお話でいえばこんなところ。

 

 

 

 

 

 

幼稚園にはいったあと、

小学校にはいったあと、

 

ステージによって、『伝え方』はどんどん変わっていきます。

 

 

 

 

 

 

子供の知っている力や理解する力が変わるからです。

 

 

 

 

 

 

子供の観察を繰り返すなかで、

(我が子に限らずです)

 

 

子供という生き物について、ずいぶん理解が深まりました。

もちろん、一言で子供といっても、十人十色ではあります。

 

 

しかし、そんなこともひっくるめて、

 

子供が学ぶことについての仮説ができました。

 

 

 

 

 

 

Aという事象が理解できない際には、

原因は、時にA以外にもあり得るのでは?と。

 

 

 

 

 

 

 

たとえば、

 

○□△が繰り返される記号のならびがあります。

 

 

 

○□△○□△○とくれば、次は□ですね。

 

 

 

 

 

 

これが、どうしても理解できない場合、

 

 

 

解決策は、

何度も○□△とリズムを繰り返すことではありません。

 

 

 

また、類似問題をたくさんとくことでもありません。

 

 

 

 

たとえば、

小さなお子様なら『パパ、ママ。○○ちゃん』のならびに変えるのです。

 

ここには、面倒くさがらず、絵を添えることか大切です。

 

 

記号の並びだと理解できなかったお子さまが、すっと理解できたりします。

 

 

 

 

 

 

『朝ごはん、昼御飯、夜ご飯』の並びに変えてもOKですね。

 

 

 

 

 

角度を変え、ひっかかっている場所を探すのです。

 

 

 

 

 

 

 

速度の問題が理解できないお子様には、

いつまでも単位変換の練習や、公式の復習を繰り返すのではありません。

 

一通り確認してもできない場合、引っ掛かりの要因は別にあります。

 

1単位当たりこれだけという『1対複数対応』の延長の部分がうまく理解できていないか、

または、

均等に分けるという分割の部分が理解できていないか、要因は他にある可能性が高いのです。

 

ここで必要なことは、類似問題の演習ではなく、ひとつの塊として物事をとらえる練習。

積み木を使ったお絵描き学習を行ったりします。

 

 

 

 

そんな簡単なこと、、、

なぜ?

 

 

と思うような所も時には確認が必要です。

 

 

 

 

 

引っ掛かりがとれたお子様の理解度は、見違えるほどUPしていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

中ほどで書きました

 

『算数ができる、できないは、いつ決まるか』問題。

 

 

 

やはりこれには、

明確な答えはありません。

 

 

 

 

ただし!

 

 

 

できるだけ早い時期に

 

『イメージする』

『表現する』

『意味を考える』

『可能性を探す』

 

このような習慣をつけておくことが大切です。

 

 

 

 

 

私の生徒様も色々です。

 

2歳になったばかりの時期に出会った子もいれば、小学校3年生で出会った子もいます。

 

 

2歳さんで出会えたケースは、とてもラッキーです。

2歳児さんで、すでに思考の癖を持っています・・・暗記学習が定着しています・・・という子は0人!!

キャンバスは真っ白です!

ここから『考える・イメージする』という思考習慣を自然体で始めていくことができるのですからキラキラ

子どもたちが自然と日本語を覚えるのと同じように、自然と考える習慣・思考回路ができていくのです照れ

 

 

 

 

 

しかし、3年生だから遅い!ということは決してありません!

『遅くない』からこそ、3年生からの新規受講者の受付をしているのですニコニコ

 

 

 

まだまだ間に合います!

 

分数も、割合も、和差算も、面積も・・・・

 

 

 

まずは、積み木やおりがみを使ったり、図を書いたりすることから始めていきます。

 

 

 

ひとりひとり、出来ているようで本質は理解できていない場所が、必ず見つかります。

 

 

 

繰り返しますが、まだまだ間に合うのです!穴を一つ一つ埋めながら、新しい『思考の切口』を増やしていける!

 

 

 

 

 

 

少々熱くなりましたがてへぺろ

 

15年のときを経て、

 

あの頃の想いを胸に、一人でも多くのお子様の『算数力』を伸ばしてあげたいなと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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MathMaMレッスンコースのご案内

MathMaMのレッスンでは、量感学習・体感学習・可視化学習という方法をとっており、「考え方の根っこ」を育てる算数レッスンを行っています。子供たちは本来、考えることが大好きです。この本質を大人側が最大限に活かしてあげることで、「算数、楽しい!」という言葉が自然と子供の口から飛び出します。

 

 

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MathMaMの基本レッスンコースです。数の量感を徹底的に学び、数を自在に操れることを一つ目の軸とします。また、「可能性模索」「条件」を意識した思考問題、「グラフを作る・読む」といった日本語のトレーニング、「説明する」習慣作りも行います。

 

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さんすう遊びの具体的な方法と知っておくべきポイントを学びたい

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・うまく子供に勉強が教えられなくて困っている

等々、お母様方の『知りたい!』『困った』にお応えできるレッスンです。

 

 

 

 

 

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講師プロフィール

『思考する算数』指導者

算数子育てアドバイザー

MathMaM代表 田辺愛理

 

・公益財団法人日本数学検定協会認定 

 幼児さんすうインストラクター

・一般社団法人日本幼児さんすう協会認定 

 幼児さんすうアドバイザー

・マザーズコーチングスクール認定

 マザーズティーチャー資格取得課程修了

 

 

【経歴】

 早稲田大学在学中、某超大手中学受験塾にて講師採用され、4~6年生の受験算数クラスを担当。

 大学卒業後、野村證券(株)に入社。本社投資情報部に属し、経済・投資セミナー講師として全国で講演を行う他、大学の外部講師、地方銀行員向け研修、顧客向け番組出演、月刊経済情報誌の執筆、日経CNBC出演他。

 『難しい』と思われがちな経済の分野について、興味のない方にも“わかりやすく” “楽しく”伝えるにはどうしたらよいのか、この部分をとことん追求しました。

 

【MathMaMへの想い (幼児期)】

 

【さんすう遊びのその先(小学生)】