思考する算数トレーニングコース
・完全個別指導 (オンラインレッスン)
・年少~小学生
(※新規は3年生まで →新規のご希望をいただくことが増えましたため6年生まで拡張します。)
※既定のカリキュラムはありません。お子様の「今」を分析し、必要なものを必要な形でお届けします。教材・ホームワークも同様、お子様に合わせたアレンジでお届けします。
※レッスン枠の関係上、新規の60分レッスン受付停止中です。
回数・料金
※小学校1年生以上(こちらで認定した場合には年長以上)のお子様で、中学受験準備の特別カリキュラムをご希望の方は、『プレ中学受験コース』をご参照ください。
思考するさんすうトレーニングとは?
①幼児期(目安:年少~年長)
幼児期の算数というと、「計算」をイメージされる方が多いのではないでしょうか?
確かに、計算力は、算数において重要であり、生涯使い続ける大切な力です。
しかし、幼少期~低学年のお子様が「算数」を学ぶ上では、
「数式の計算が早く解ける事」よりももっともっと、大切なことがあります。
まずは、
先取り学習を進めている多くの幼稚園児さんが容易に答えを出してくれます。
少し聞き方を変え、
数式で「6」という答えをもつ問いかけをしてみます。
積み木の活用
ここで、ぜひ使っていただきたいものが「積み木」です。
例① おはなし・お絵描き算数
MathMaMの幼児向けレッスンでは、毎回必ず「おはなし・お絵描き算数」を行います。
年少さんが一番最初に行うのは、こんな課題。
え?簡単すぎる!と思われましたか?☺️
まずはお話のとおりにお絵描きできればOK!
お絵描きさえできれば、自然と答えが見つかる課題を通し、「描いてみたら分かった」という経験をたくさんしてもらいます。
とてもシンプルですね。これが、基本中の基本!しかしながら、多くのお子様が経験しないまま小学生になるのが現状です。
このような易しい課題を通し、お絵描きすることで答えを見つけられるという感覚を付けていきます。この経験こそが、分からない課題に出会った際、「ちょっとまって!やってみるから。」という言葉を生むためのシンプルな魔法です。
理解できれば、難易度はどんどん上がっていきます。
少し複雑になったお話をイメージし、絵に表す。
この紙は、「いぬさんは毎日本を二冊読みます。カエルさんは毎日一冊よみます。水曜日から金曜日までに、二匹合わせてなんさつよめるでしょう?」という類いの課題に初めて取り組む際、情報を整理するためのお助けシートです。
もちろん、イメージ力、情報処理力が上がってくれば、こんな紙は不要です。
必要があれば、絵でなく積み木や折り紙を使って考えても構いません。目的とするのは、「自分のイメージを表現する」ことですから。
この課題も、ほぼ100%のお子様が年少さんでできるようになる課題です。
情報が少し増えたお話が理解できるようになったお子様には、2者・3者の比較を伴うグラフ塗りにも挑戦してもらいます。
グラフも入門編はしっかりマスのあるものから。次第にマスのないグラフ書き、具体数の伴わないグラフ書きへと進んでいきます。
MathMaMの大きな特徴のひとつに、グラフマスターを育てること が挙げられます。
子どもたちは、「おはなし・お絵描き算数」の一貫として、幼少期から何度も何度も、いろいろな切り口のグラフ書きを経験します。
小学校2~3年生頃には、グラフ整理・表現の達人となっていきます。
②小学生
小学生になると、多くのお子様が『知識』を増やしていきます。掛け算・割り算・分数・小数・・・。小学生以降に初めて出会うお子様は、「知ってる~!」とたくさんの知識をお持ちのお子様が増えます。
少し難易度を上げましょう。
小学生以上のお子様には、複雑なお絵描きもしてもらいます。
例えばこんなもの。
分数の計算ができなくては解けないと思われますか?
ここでも、大切なことは、イメージする力です。
この問題も、お絵描きによって解きますので、分数の四則計算力は不要です。
小学生以上のお子様には、「かずのかたまり認識」に基づき、分数や小数についても「量」としてとらえていくトレーニングをします。(おりがみ分数・少数)
「知識」は不要ですので、
分数計算を知らない1年生も取り組んでいる課題です。
例② 算数×ごっこ遊び
2・3歳さんの『さんすう遊び』同様、幼児向けレッスンでは、たくさんのごっこ遊びを取り入れます。バーガー屋さんごっこ、タイル屋さんごっこ、お寿司屋さんごっこ、薬屋さんごっこ・・・。
もちろん、ただの遊びではなく、それぞれに学んでほしいこと・考えてほしいことがあってのこと。
ストーリー性を持たせることで、子供自身が「勉強」と感じる度合いがグンと下がります。
規則性、比率、マス目換算、差集め算・和差算・・・言葉で表すと、とても難しい表現になってしまう概念を、ごっこ遊びでは楽しく遊びながら考えることができます。子供自身の持っている力を引き出していくことが出来るのです。
これは小学生以上であっても同じです。幼児さんのように、ひとつひとつにイラストカードを用いて本格的なごっこ遊びをすることはありませんが、
難解な文章の条件を理解するために、お子様をお店屋さんに、講師がお客さんになって、実際にやりとりする形で内容を整理すること等、ごっこ遊びに落とし込んで考えることは多々あります。