お昼頃は結構な雨が降っていたけど、今は落ち着いたようです。僕はいま名古屋に来ています。

名古屋のライブハウス【徳三】に入場したところです。

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これから早川義夫、原マスミ、宍戸幸司の3マンライブを観ます。原マスミは二年前に東京で観た還暦アニバーサリーライブ以来(とても素晴らしいライブでした)、早川さんはここ徳三での四年振りです(その時は山本精一との2マンライブ。もちろん素晴らしかった)。開演前のワクワクで今フツフツと興奮しています。


入場前に徳三のお隣りにある【ワイルドハニー】でアホなほど中古CDを買ってしまいました。

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だって、涎が出そうなCDが涎の出そうな値段でゴロゴロあったのですもの。断捨離もクソもないですよ。今月はもう給料日まで何も出来ない仕方ない。買って悔いなぞあるものか。


僕が停めた駐車場のすぐそばで先ほど、原マスミそっくりな人がフラフラ歩いてたけど、まさかねーと思ってたら開場前の徳三にスッと入っていった!本人なのか?どうなんでしょうね。

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ステージの前の右側の壁際、良い席に座れました。背もたれもあるしテーブルもあるし、早川さんの歌う顔もよく見える位置です。


19時より開演です



マシス
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娘が最近、百人一首に凝っています。

五年生になってから、クラスでトーナメントの試合をやっているとかで(決められた二十首を取り合う簡単なルールのようですが)、勝ち抜き戦の一位は名人と呼ばれるらしい。毎日張り切ってるのです。

坊主めくりなら我が家でも時々やってましたが、上の句かるたは確かに面白い。けど難しいですね。。

百人一首は学生の頃に暗記させられた、という話もよく聞きますが、僕はそんな経験がなくて、知っている句なんてせいぜい“田子の裏に~”とか、“花の色は~”くらい。超弱いです。

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ちなみに連れ合いは高校一年の時に百首暗記させられたらしい。“本気で強くなりたいなら教えたげます”と娘に宣言したのは先月のこと。以来、毎晩のように二人でかるた取りに励んでいるのです。

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最初は“一字決まり”の句(むすめふさほせ)を覚える所から始まり、《下の句を挙げたら上の句を答える》って遊びを嬉々とこなし、今では五十首並べて二人で試合してます。

全く相手にならない僕は札を読み上げる係です。上の句を口にした瞬間に娘がパァンと札を払うと、おお凄いと感心。

百人一首、読み上げるだけでもなかなか情緒あって良いモノです。上手に読めると気分が良いし、少しですが暗唱できる句も増えた。いくつか好きな句もできました。

娘は“今はただ~”がとにかく好きで、“今はただ~”を相手に取られると悶絶して悔しがります。

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歌の内容が好き、との娘の言ですが、この句はシブいと思います。


連休中に『名探偵コナン~から紅のラブレター』を観に行きましたが、競技かるたがテーマの割に、漫画『ちはやふる』ほど百人一首の面白さに突っ込んでなかった。から紅のラブレターも雰囲気だけじゃんって気がしました。

その『ちはやふる』を面白いと言って娘が最近ようやく読み始めました

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最新刊に辿り着くまでしばらく楽しめることでしょう。


自分の弱点を突然告白しますが、僕は逆さまの字がとっさに読めません。パッと見て何が書いてあるか瞬間に判別できないので、昔から喫茶店で大勢でメニューを見る時に難儀してます。ですので百人一首は敵陣は全く無視。自陣のみで勝負することになります。

この手の空間把握能力は訓練で読めるようになるものなのかしら。


今週末は名古屋にひさびさに行きます。早川義夫と原マスミを一緒に観れます。すごく楽しみです


マシス
このGWはマシスもラフレシアも歌イベントにお呼ばれがないので、めちゃめちゃノンビリさせてもらってます。
(とは言え、歌わない時は家の雑用で忙しいのですが)

我が家のGWイベントとして、今年は明治村に行ってきました。

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テレビCMにて、明治村で探偵ゲームのイベントをやっているのを知り、行ってみたいと娘がずっと訴えていたのです。

しかし、広かった。まともに観ていちゃとても一日で回りおおせない。歩きっぱなしの六時間半。足が筋肉痛です。

はいからさんな方々もチラホラ見かけました。

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僕はチビの頃に明治村に来たことあるらしいのですが、その記憶は全くなくて、気分は初訪問でした。GWイベントとしてはちと地味かしら、と思ったけど、行ってみたらこれがなかなか楽しかった。

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建物がどれも洒落ていて、こういうのは連れ合いも僕も好き。帝国ホテルとかザビエル聖堂とか、観て入って、実に面白かった。お土産の“竹久夢二のマグネット”やら“我が輩は猫である缶バッジ”には顔がにやけてしまいました

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移動にSLや昔の市電、バスを利用できます。敷地内をSLが走ってるって、どんだけ広いんだか。

GWとあって、明治村側もお客さんを楽しませようと力を入れてるのが分かりました。探偵ゲームは娘もかなり楽しかったみたい(難しさが三段階あって、初心者用は簡単過ぎるとボヤいてましたが)。

屋台もたくさん出ていて、チープなお皿に盛られてんだけど、食べてみるとどれも美味しかったです。

僕個人的としては、夏目漱石と森鴎外の家に入った時が一番アガりました

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夏目漱石の机に座って、文豪気分の記念写真。


帰りは近場の大型浴場でサッパリ。ご飯食べて今回の遠出イベント終了です。明治村はまた行っても良いと思いました



マシス
連休に入り、家の片付けをあれこれしていたのです。午前中は庭の木の枝を落とした木片や、草刈りした草を燃やしてました。

枯木や竹をバキバキ折って、火にくべていたら、途中あれっ?と違和感があった。竹だと思って折ったら、手袋をしていた手がチクチクする。

ナンジャコリャ?と僕が呟くと、横にいたお袋が “そりゃガラスだろ”  と言いました。

枯れた竹にしか見えなかったそれは、細かなファイバー繊維をプラスチックでコーティングした棒で、親父が農作業に使っていたモノらしい。折ったはずみで、目に見えない繊維が手のひらに刺さってしまった様子。

作業後、“冷や飯か油粘土をよく手で揉め”とお袋は言い、油粘土をくれました(お袋が内職で使っていたモノらしい)。油粘土に触るなんて何年ぶりだろう、と思いながらモミモミしてました。

そうしているうちに、手のひらの違和感は完全に消えないまでも、ちょっとは刺さったヤツが取れたような気がします。

私も遊ぶ、と娘が余った粘土で遊び始めました(けして遊んでるワケじゃない)。

何を作って欲しい?と僕に聞くので、

僕《ペンギン?》

娘《無理》

僕《天狗》

娘《もっと無理》


最近、森見登美彦の「ペンギンカフェ」を読み、娘には「夜は短し歩けよ乙女」を読み聞かせしているので、その辺りから連想したリクエストです(天狗は登場人物の樋口さん、もしくは「有頂天家族」より)。

結局は好きに粘土遊びを始めた娘を隣に、さんざんモミモミして柔らかくなった粘土で、僕も創作。


作品名【天狗】

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「可愛い!上手!」と娘に誉めて頂きました。

森見登美彦の天狗というよりは、みうらじゅんの考案したキャラ《テングー》のイメージで作りました


午後からは自分の部屋の片付けをして、本やCD、DVDの断捨離を敢行。ブックオフに売っぱらって、いくらかスッキリしました。

で、売った小銭で帰りに結局本を買ってしまった。

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本を50冊売って2冊買ったから、ちょっとは断捨離出来たか。どちらも読みたい本で買って悔いなし



マシス
今日は11年目の結婚記念日です。先ほど連れ合いに教えてもらったのですが、なんでも11年目は“鋼鉄婚”というのだそうです。

コウテツ?更迭でなくて、ハガネの鋼鉄?と思わず聞き直してしまいました。そんな呼び名は聞いたことなかった。何でも名前をつけるものですね。

ガッシャガッシャと鎧を着た夫婦が思わず頭に浮かんだ。フルメタル・アルテミスト(鋼の錬金術師)ならぬ、フルメタル・マリッジ。

聞けば、鋼鉄婚は金物を買うと縁起が良いそうなのです。連れ合いは先日包丁を買ったので、“これでいいかね”と仰りました。刺しつ刺されつな夫婦です。


結婚記念日だから、何か食べに行こうか、と聞くと、“ラーメン食べたい”と連れ合いが言うので、森町に最近出来た【もりへい】でお昼してきました

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あっさり味でおいしかったです。

そういえば昨夜のMステ、矢野顕子&上原ひろみの「ラーメン食べたい」は凄い演奏だった。トータスと林檎ちゃんデュエット目当てで録画したけど(カッコイイ曲でした)、「ラーメン食べたい」の印象に全て持っていかれました。

上原ひろみのピアノは音だけでなく映像で演奏を観るとその迫力がより伝わってくる気がします



マシス
あのアルバムが聴いてみたい、あの本をいつか読んでみたい、という個人的なリストは常に頭にあります。

いまの御時世、ネットで探せばそこそこのブツは手に入りそうなものですが、CD化されてなかったり、されてても廃盤で再発されてなかったりと、ままならない品も多いのです。

はたまたAmazonで買える品でも、よほど希求して辛抱堪らない!って品でないのなら、急がずにフラッと立ち寄ったお店の棚で見つける可能性を残しておきたいってのが人情でしょう。

お目当ての品があると、それだけで本屋やCD屋を訪れるのが楽しくなります。行く度に、ひょっとして今日はアレが見つかるんじゃないか?と期待してしまう。

さんざん地元の思いつく店に足を運んで、探しに探して、どうしても見つからないとなると、これは今後も店頭に並ぶ見込みは薄そうだぞ、と、そこでようやく、ネットで買おうと踏ん切りがつく。

そんな次第で、一冊手に入れました

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「シカゴ詩集」/カール・サンドバーグ

今年リニューアル再発された松本隆の対談集「風街茶房」の巻末に、松本隆と高田渡のおまけ対談がついていた。そこで二人が「シカゴ詩集」について絶賛していたのです


高田渡“たとえばサンドバーグの・・・”

松本隆“「シカゴ詩集」!あれは良いよね!”

高田渡“あれ最高。あの中に○○ってあるでしょ・・・”


こんな一文を立ち読みして以来、「シカゴ詩集」がやたら気になって仕方なかったのです。

本屋へ行く度に岩波文庫の棚へ走って、「シカゴ詩集」を探す日々。これがまた、どの本屋も申し合わせたかのように、サッパリ置いてない。岩波文庫の棚が充実している大きな書店に行っても、「シカゴ詩集」の番号《赤の318-1》はスッポリ抜けてる。

もう、あまりに気にかけすぎて、岩波文庫の棚に来れば迷わずに赤の300番台にピンポイントに視線を飛ばすようになってしまった。そこまで思いつめて探したのに、なかった。

で、モタモタしててAmazonでも買えなくなったらヤだから、注文しちゃったのです。これからゆっくり読みたいと思います。


ちなみに音楽では最近HMVでキャット・スティーブンスのCDを見つけて、思わず店頭でガッツポーズしてしまいました。あとはロイ・ウッドの『マスタード』が見つかれば言うことなしだけどなぁ



マシス
1991年4月25日、尾崎豊が亡くなった時、僕は21歳でした。ということは、あれから26年も経つのか。なんか不思議な感じがします。

先日のこと、家族で買い物をしている時にふと、尾崎豊の「存在」が頭の中で鳴り始めて、歌詞をどれくらい覚えているだろう?と思いながら歌を脳内再生してみた。すると、これがフルコーラスつるっと歌えまして。結構覚えているものですね。

唐突に尾崎を思い出したのは、数日前に買った雑誌に影響されてのことでしょう。

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当時のバンドメンバーや小山卓治、息子の尾崎裕哉のインタビュー記事が載ってます。なかなか面白かったです。

尾崎裕哉は親父の歌を歌うよりも自分の歌を歌ってる時の方が、当たり前だけどイキイキしてて良いです。「27」って歌をテレビで聴いたけど結構良かった。そしてギターが上手ですね。ギターだけなら親父よりはるかに上手いと思いました。

インタビューでも、裕哉君はかなり地に足の着いたことを喋っていて、僕はこれを読んでだいぶ彼への印象が変わりました。頑張ってほしいとか無責任なことは言えないけど、この先に大きく才能が開花するよう化けてくれたら良いなぁと思います。


思えば、僕は尾崎豊を“十代の教祖”としてはそれほど興味なかった。歌詞の内容に共感とか、全くしなかったです。

じゃ何が好きかって、僕は尾崎豊があの男前な顔で、あの歌声で、ドロップアウトした側の心情を歌ってシーンに登場した、ってのが見ていてとにかく面白かったのです。尾崎豊の曲はポップで、一緒に大声で歌うのが気持ちいい歌だったから、愛唱歌になった。そこが大きい。
 
よくよく聞くと、尾崎の歌はメッセージの強いものって、実はそれほど多くない。尾崎自身ドロップアウト組ということで、何を歌ってもドロップアウトした者の叫びと取られたから、メッセージシンガーみたいに思われるけど。実際、メッセージソングの作り手としては尾崎はあまり巧みではないと僕は思ってます。そのかわり尾崎の編む散文詩の美しさは抜群です。
 
僕としては歌詞の内容がはっきりしたメッセージソングより、彼の散文のポップスが好きでした。「群衆の中の猫」とか「Forget-me-not」みたいな。

三枚目のアルバム『壊れた扉から』あたりで、僕の高校時代の友達(音楽ファン)はすでに“尾崎豊は若者の代弁者の次に何をやるつもりなんだろね”と話してました。いつまで“本当の真実”や“答え”を探し続けるんだろうと。

僕も正直、「FREEZE MOON」を歌っちゃったら、もうこれ以上言うことないじゃんって思った。「FREEZE MOON」って尾崎番「ロックンロール・ナイト」でもあるけど(尾崎番「悲しきレディオメドレー」とも言える)、ドロップアウト組からのメッセージ総集編みたいな内容でしたから。

もし次の一手があるなら、その手がかりは、僕が尾崎の歌の中で最も好きな「誰かのクラクション」あたりにあると思っていたのです。
 

「誰かのクラクション」はとてもシェイプが不格好な歌です。成り立ちがよくわからないし、ゴツゴツしていて危うい感じがする。そこがいい。歌詞は散文詩のようでメッセージのようで、何を言いたいかは明確でないのに何かが伝わってくる。そこのバランスが絶妙です。
 
《ピアノの指先のような街の明かりの中》

これとか凄く綺麗なフレーズで、とても良いのだけど、これは頭をひねれば浮かぶ性質の言い回しだと思うんです。凄いのはその後の一節

《ほら、街に産まれよう》

これですよ。これは絶対に尾崎、とっさの勢いで口について出たんだと思う。考え抜いて出るフレーズじゃないもの。反射神経の賜物のような名ラインです。

こういう別路線の歌で《若者の代弁者》からの脱却を、と試行錯誤してるようにも見えました。「彼」とかもそうですね。「彼」は散文が過ぎてちょっと苦手ですけど、試みは解る気がする。

十代のカリスマの次の段階はこっち方面か、と期待したのですが、
 
結局、その後も尾崎はファンの望む通り"真実"を探し続け、自分は聴き手に何を伝えられるかって使命に追われ続け、奮闘迷走疾走していったわけです。
 
アルバム『誕生』の中の「永遠の胸」と「誕生」の二曲は、尾崎なりの《探していた答え》なのだろうと思ってます。
 

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ライヴCDを聴いていたら、ついつい昔みたいに大声で一緒に歌ってしまいました
 
 
マシス

僕はギターの良し悪しに関しては、自分の好みのレベルでしか話せません(難しいテクニックとか、いまいちピンとこないので)。僕の好きなギター奏法の話です。


 
弾き語りを始めてから、そこそこの日数が経ちますけど、僕の弾き方は殆どがローコードをガシャガシャ弾くだけで、テクニカルなものでは全然ないです。それこそ昔、明星とかの雑誌の付録の歌本でギターを覚えたクチで、そこからあまり進歩してない。人前で演奏する技術としてはお恥ずかしいシロモノです。

ですからせめて、技が無いなりにも、自分の歌を伝えるための最小限の伴奏が弾けたらな、と常から思ってはいます。

だあこえさんが先日、“泉谷しげるのギターって俺はすげー上手いと思う”とおっしゃっていたのを聞いて、ああなる程なーと思ったのです。

泉谷はギターを乱暴にガシャガシャ弾き倒すイメージがありますが、あの弾き方は泉谷しげるを最高に格好良く演出していて、泉谷の歌を伝える目的に適っている。その意味で泉谷のギターは上手いのです。
 
細かな小技なんか知ったことかグワーン!(ギターを叩く音)お前ら俺の歌を聴け!ってな勢いで、カッコイイですね。
 
個人的理由/泉谷しげる

↑前半にギターに関して喋ってるのが興味深いです。ハンマリングを使って色をつける弾き方は、僭越ながら僕もよくやるので親近感あります。
(アルバム『光と影』『黄金郷時代』がオススメだと中村さんが言ってたっけ。聴いてみようかな)


その手のギターでいうと、最も極端なのが友川カズキだと思います。感情を叩きつける演奏は、上手い下手の価値観を飛び越えてしまってます。友川カズキのかき鳴らすAmは、ただただ凄い。
 
生きてるって言ってみろ/友川カズキ

いくら憧れても、とてもこうはなれない。ギターのテクニック云々とウンチクを言うのが、こんなプレイを観ちゃうとバカらしくなります。メチャクチャやってても凄い。

 

一人ぼっちは絵描きになる/友川カズキ


友川カズキがフランス公演をやった際、日本語のわからない初見のフランス人客にですら、友川カズキのステージがウケちゃったって話ですから、このオリジナリティは究極ではないでしょうか。



弾き語るギター、というと、さだまさしはそうとう上手いと思う。
 
前夜/さだまさし

↑この歌のギターは僕も昔コピーしようと頑張ったものです。

 

そして遠藤賢司。エンケンの歌世界も独特で、かなりクセがあるけど、ギターの上手さは際立ってます。

 

カレ-ライス/遠藤賢司


こんな淋しい歌で間奏のギターのエモーショナルなこと。え、なにこれ?デタラメやってんの?って一瞬思うけど、ちゃんと裏打ちされた技術があるのでしょうね。
 
ほんとだよ/遠藤賢司

ハンマリングとプリングオフにチョーキングも混ぜてくる。上手すぎるともう、何やってるのか正直よくわからないです。自分以外のひとはみんな上手く見える。
 

こうして動画を並べてみると、僕はローコードにちょっとした工夫で色を出している、って弾き方に惹かれてしまうようです。

歌に関しても同じことが言えますが、“どうだ上手いだろ凄いだろ驚いたか感心しろ”とのアピールが鼻につく(そう感じてしまう)弾き方は、ちょっと苦手です。そこには自分には到底こんな風に弾けないよってヒガミも、当然あります。
 
何年か前のこと、僕の歌を聴いて下さった方が、ネットで、“個人的にギターの弾き方は好みじゃないが、すさまじい個性。”と僕のことを評してくださってました。どなたか知らないけどギターに関してはスミマセン、と心底思いました。
 


だあこえさんのFBより写真を拝借。平井正也くんのギターは実に素晴らしかった。あんな風に弾けたらどんなにいいでしょう。
 
エスケリータ後藤さんに”梅図かずお!”と呼ばれて、すかさず”グワシ!”を返した平井くんでした
 
 
 
マシス

4月16日のエスケリータ68でのことをもう少し書きます。いろいろなことが短い時間に起こって、書き留めておきたいことがいっぱいあるのです。長文失礼します。


 

(写真はエスケリータ&らいおんまるさんのツイッターより頂きました)

平井正也君と鈴村まどかさんの演奏は本当に楽しかったです。家でCDで聴いていたのより、生の演奏は段違いで胸に迫ってきました。オープニングのマーガレットズロース3連発から掴まれてしまって、最後までそのテンションで大騒ぎだったのです。
 
浜松の酔いどれ詩人だあこえさんは平井君の音楽は初体験だったようですが、“聴いてBORN TO RUNだと思った。久々にリミッター振りきった!”“との感想をおっしゃってました。
 
同じく初見の野村荘六さんは、“マシスさんのおかげで素敵な歌い手さんを知れた!”という意のことをおっしゃってくれて、僕も自分のことのように嬉しかったです。この夜の平井君の歌を聴いて彼に夢中にならない人はいないでしょう?ってなもので。カッコ良かったです。

でも、そんな二人は直前まで浜松の足立楽器のスタジオに入って練習していたらしいのです。

鈴村さんの話によると、なんでも平井君からこの日演奏したいって音源が届いたのが三日前で、本番はほぼ"野生のカン頼り"の演奏だったそうです。凄いですね。
 
演奏中に“Bm!Em!あと、ずーーっとD!”などとコード進行を叫びながら歌う平井君も面白かったです。


スタジオ練習より会場入りした二人の音合わせリハを、僕も見させてもらったのですが、音のひとつひとつ丁寧に注文をつけていく平井君の姿が印象的でした。

"アンプの音、なんかだんだんナチュラルに歪んできてません?そういうクセのアンプってありますよね。そうなんですか?もう少しクリアに出来ますかね?"

"マイクは○○(メーカー名)だと僕の声は尖がりすぎちゃうんで、△△の方が平井的に嬉しいです!"

エスケリータの後藤さんは"さすが平井正也!"と言いながら注文に応えていきます。
 
短いリハの間にも、“(演奏しながら)間奏が寂しいね。そこで何か叩ける?”とヘッドアレンジを始めたり、勉強なるなぁーと思いながら見てました。


終演後、お疲れ様の乾杯をしながら平井君&鈴村さんとお喋りしている時に、なんの話の流れか忘れましたが平井君が、

“清志郎に似てるって言われても、あまり嬉しくないんだよね。もちろん(清志郎は)好きなんだけど、何々に似てるって言われてるうちは(自分は)まだまだなのかなって思ってる”

って言ってました。僕もちょっと似てると思ったので、うっかり言わなくて良かったと思いました。


 
↑マシスが歌っている写真をエスケリータ後藤さんのTwitterからいただいてきました。僕の声を“クセになりそうなクセ声”と呟いて下さってます。ありがたいことです。
 
この日は会場に小さなお子さん二人を連れたご夫婦がいらしてて、終演後に会場を小さな足がパタパタと走ってました。
 
あまり可愛らしいので、“眠くないの?最後まで静かに聴いててエラカッタねぇ”とチビさんに話しかけたらキョトンとしてました。そしたらその子のお母さんが僕に”個性的な声ですね”と話しかけてくれました。おお、また声のことを言ってもらえた。
 
正直、僕は自分の声をありふれてるとは思わないにしても、そんな目立つほどの個性じゃなかろう、と思ってました。でも、皆さんの言葉を聞いて、ひょっとしたらちょっとは珍しいのかしら?とその時思いました。
 
”自分の声に昔はコンプレックスがあって、もっと太くて男らしい朗々とした声に憧れたものでした”と僕が言うと、お母さんは、“フィッシュマンズの佐藤伸治さんのように声も楽曲を支える楽器のような歌だと思いました”と、勿体ないお言葉をいただきました。
 
フィッシュマンズを例えを出されるなんておこがましいことしきりですが、フィッシュマンズは僕もファンなのです。
 
個性的と言っていただけるのは僕にとって嬉しいことですが、僕ごときの個性なんて珍しいものではなく、日本中を見渡せば同じようなことをやってる人はゴマンといるだろう、と想像します。
 
何よりも、良い歌を作って歌うってのは絶対的に強いのだ、と、この夜の平井正也てんびん座BANDの演奏を聴いて感じ入りました。良い歌はいつだって強い。良い歌を作れると良いのだけどな
 

マシス

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昨夜の平井正也てんびん座BAND(平井正也&鈴村まどか)のエスケリータ68公演は大盛り上がりのうちに終了しました。ありがとうございました!

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マシスは前座として四曲歌いました。緊張してましたがお客さんは温かく迎えて下さって、おかげで楽しく演奏できました。

ファンと言いながら、生の演奏を聴くのは僕も初めてだった平井正也君。凄かったですよ。喉も裂けよとばかりの熱唱に熱い熱いギター演奏、お客さんは一曲目からヒートアップしてしまって大変でした。
(早速動画がアップされてます)

https://www.instagram.com/p/BS8gRgoDnD0/

https://www.instagram.com/p/BS8eGRGjEJE/

https://www.facebook.com/hiroshi.goto.779/videos/1257373741043060/


特に僕の座っていたテーブルは大騒ぎで、平井君も鈴村さんもやりにくかったことでしょう。おそらく一番楽しんでいたのは僕ですが、バカ盛り上がりでした。知ってる歌も初めて聴く歌も、どれもこれも良い歌なんだから参った。アンコールにつぐアンコールで、歌い手も客も汗だくの夜となったのです。

平井君の作る歌はユーモアがいっぱいです。シリアスなことをしかめっつらで歌う人が多い昨今、平井君の歌は怒っていても楽しいし、笑っている眼差しはどこか寂しい、そんな感じがする。こんな素敵な歌を僕も作れたらどんなにいいだろう。

開演前と終演後にお二人とお話することが出来ました。僕なんかファン冥利ですが、音楽の話や歌作りの話を気さくに話してもらえて嬉しかった。

欲しかったCDも買えました
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とても貴重な体験をさせてもらった夜でした。僕の歌にも沢山のありがたいお言葉をいただいて、自分のやってることに少しだけ勇気をもらいました。平井君と鈴村さんに励ましてもらえたのは嬉しかったな。

エスケリータの後藤さん、中村さん、平井君、鈴村さん、本当にありがとうございました。またよろしくお願いします!

普段のイベントではそれほど熱心に告知もしない僕ですが、今回ばかりは少しでもお客さんに来てもらいたいと、当日ギリギリまで知り合いには告知メールを飛ばしてしまい、受けた側はサゾうるさかったコトと察します。失礼シマシタ。予約してくださった皆さん、予約なしで当日訪れてくださった皆さん、本当にありがとうございました。緊張していたので応援に来てもらえて心強かったです

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エスケリータのベーグル激ウマでした!



マシス