近年、こんなに雷の鳴る夏休みも珍しい気がします。今年もお盆が終わります。連れ合いのじいちゃんの初盆供養のため、三日間、連れ合いの実家に詰めてました。


盆の供養、といっても、僕に役割があるでなく、ただ居ただけのようなもの。それでも無事終わってホッとしてます。肉体労働はしていなくても、こういうコトは疲れるものです。
連れ合いのじいちゃんは、僕はとても好きでした。若い頃よりなかなかヤンチャな頑固者で通っていたそうで、いろいろ武勇伝を将棋盤を挟みながら聞かせてもらったものです。
最初は気難しい人かと思ったけど、僕に対してはいつもフランクに接してくれたので、おっかなそうなイメージはすぐ吹き飛びました。僕のヘボ将棋を見ては《なんだそりゃ?》といつも笑ってました。ヘボ手に意味を考えて混乱するらしく、そこは大変申し訳ないことをしたなと思います。
スラリと背が高く、洒落者で、頭の回転が早く、カッコいいじい様でした。
南無阿弥陀仏×10。
初盆の挨拶に見えられるお客さんにご挨拶をして、人の途切れた時間に、少しずつ本を読んでました(読めたのはほとんど最終日ですね)。こういう時でも読めそうな本をいくつか選って持っていってたのです。
(いっぱい持っていっても、結局はその時に気分にフィットする本は一冊なのですが)

「しゃべれども しゃべれども」(/佐藤多佳子)。国分太一の主演で映画化もされたのでタイトルに覚えがある人もいるでしょう。最近ブックオフで100円で見つけて、沖縄旅行用にと買ってあった一冊ですが、ようやく読めた。読み始めたらホントあっという間でした。もう、読んでいて吹き出すほど面白かった。
咄家の心情描写というか落語の現場の雰囲気が(僕は実際は知らないけれども)、まるで本当に落語家の人が書いてるかのように生々しくて、落語ドキュメントかと思うほどです。主要人物の五人が紙面でなんて生き生きと悩み、暴れていることか。人間模様や恋愛模様の妙。過剰な演出の盛り上がりはなく、いうなら地味なストーリーなのに、読後に胸が熱くなって、めちゃめちゃ良い気分になれた。こういうのは大好きだな。
映画は観てませんが、主人公、国分太一で大丈夫だったのでしょうか。もっといかついイメージだけど。いつかテレビで放送されたらチェックしてみよう。
一人で客を相手にする(満足させる)ための心得、金言が落語にはたくさんあります。僕なんか生半可のうろ覚えのくせに、落語の符丁とか、ついついクチにしてしまう。《根田卸》とか《膝替わり》の心得とか、この本だと、《正面を切る》がいいですね。自分の弾き語りの時も、正面をちゃんと切るよう、心しないと。
ついでに、沖縄旅行中に読めた本も紹介。

「タルト・タタンの夢」「ヴァン・ショーをあなたに」(/近藤史恵)、軽いタッチの内容の連作短編です。最近作った稚作歌「タタン タトン」とは関係ありません。いっぱい沖縄にも本を抱えていって、読んだのはこの二冊のみ。あとは現地の本屋で調達してんだからしょうもない。
出演
Kiyosaku
マシス
ラフレシア
久しぶりにモンターニュライブに呼んで頂きました。歌もケーキも楽しみです。
9月1日(土)音歌フェスin MAM’SELLE
マシス









































































