無料の音声ファイル編集ソフトにて、録音した自分の歌(音源)を取り込んでみました。
このソフト、実は15年前にも使ったことがあって、久しぶりにダウンロードしてみたのですけど、当然に15年前とは使い勝手が違ってます。触ってるうちに使い方を思い出すだろうとタカをくくってましたが、ネットであがってる説明画面と全っ然違う。もう、手探りで覚えていくしかない。
でも、僕がこれで現実にやりたいことって、せいぜい音圧を底上げするとか、ノイズを小さくするとか、それくらいなものなので。こいつで本当に細かく音を調整したい、って難しいこと言わなければ、僕でも使えるかも。とりあえず、触ってみる。
上の音源のボリュームを試しに底上げしたら、

こうなった。音の波形が海苔みたいになってます。それでも音が割れてない。やったぜ。この音を良しとするか否かは、自分の感覚次第なのです。
とりあえず、自分で音圧を上げられることはわかりました。目的が達成できてひと安心です。音圧、音圧って僕が言うのは、その昔、音圧で悩んだことがあったのです。
ちょうど20年ほど前、最初の音源を録音した頃の話です。当時はまだカセットテープのMTRに録ってて、作ったCDをいざ再生すると、市販のCDに比べてボリュームが小さい。出力のボリュームをいっぱい上げてるのに、いくら頑張っても音が割れるだけで、ある程度以上の音量になってくれないのです。これはどうしたら良いのだろう?と。
で、某楽器店の店長さんに、音を割らずに音を大きくしたいんですけど、何か方法はないですかね、って質問しました(本当に何も知らなかったから、幼稚なこともどんどん聞けた)。
そしたらその店長さん、《音量は上げられないよ》って仰った。いや、いやそれでも、市販のCDってもっと音が大きいじゃないですか、って食い下がったけど、《そういうことは出来ない》と優しく言う。えー、そういうものなのかなぁ。プロが使う機材とかなければダメなのか、と、そこでは引き下がったのです。
今でこそ、僕もコンプレッサをかけるとか、音の波形で余分なとこカットすると、音圧を上げる余地が生まれるって、知識としては知ってます。その時の店長さんが、そういうことを知らなかった訳はなくて、おそらくは、あえて僕に教えてくれなかった。
多分、ですけど、店長さんは、音圧とか、大事なのはそこじゃないよ、と言いたかったのではないか、と、今になって想像するのです。機械で波形をいじれば確かに音は大きくなるけど、音の抑揚とかダイナミズムが失われてノッペリした印象になる、と聞きます。
その店長さんがそこを当時から思ってくれてたなら、かなり達観した考えを持ってらしたのだな、と感心します。結局、大事なのは録音する時点でどれだけ良い音で録るか、どれだけ良い音でミックスダウンするかで、録音後に修正する方法に熱を入れるのは本末転倒だと。
時は流れ、MTRもデジタルになって、今は何もしなくてもカセットの時よりは音が大きく録れます。コンプレッサもかけられるし、ミックスダウンの段階でも音圧はそこそこある。でも、今の流行りの音源と比べたら全然小さいけど。
先日録音したラフレシアの音は、まだミックスを終えてません。ミックスの時点で出来るだけなことをして、マスタリングでちょこっと調整、ってくらいにやれたらと考えてます。
しかし、こういう作業は苦手ですね。普段、弾き語りのギターをどう弾くか考えるだけでもめんどくさいのに、アレンジとか音の定位とかバランスとか、考えてると頭が混乱してきますよ。
でも、上手くできなくても、背伸びしてもしょうがないので、ショボくても、いま出来ることを素直に提出しようと思ってます。プロと遜色ない音なんて目指してたら、いつまでも音源を出せない。出来ない技術を欲しがらず、チマチマと、いまできることを、頑張ります。
そういえば僕、録音やってる期間中は、新しい歌は全く浮かんでこないです。音楽を作るって意味では同じなのに、歌を作るのと録音をするのって、使う脳ミソが違うのでしょうね。
マシス
































