数日前のこと、我が家の庭にポッカリ穴が開いてるのを発見しました。

家族からの報告を受け、行ってみると、すでに蓋を被せてあった。

ソッと蓋を退けると、確かに、そこには結構に深い穴が。
おむすびころりん、そんな可愛い話じゃない。僕のタブレットのカメラでは穴の様子をうまく撮れなかったけど、穴は細く深く、まるで鍾乳洞みたいに横にも延びて見えました。怖ぇー。我が家の庭はスカスカ?うかうかその辺歩くと、足元がボコッと陥没するんじゃないか?、下手したら家が傾くんじゃ?と心配になりましたよ。

近所に住んでる親戚が元土建屋さんでして、すぐ来て穴を見てくれたのですが、こりゃ二年や三年でこうはならない、おそらく地下の排水菅を流れるはずの雨水が漏れて、長い時間をかけて土を削ったのだろう、とのこと。

およそ20年前に家を建て直したのですが、その時の工事で問題はなかったのか?等々、その親戚もうちの親父も、なにが原因でこうなった?と苦い顔をしてました。

なんにしても、穴はどうにかしてもらわにゃならない。家の建て直しをやった会社に連絡して、これこれこういう状況なんだけど、と連絡したのです。そしたら会社の人が来て検分してくれた(らしい)んですけど、まぁ詳しくは書きませんが、彼らの言ってる説明がどうも親父は納得いかなかったらしい(僕はその場にいませんでした)。

で、穴を埋める費用の見積もりを連絡します、と言って帰ったきり、二週間以上何も言ってこなくって、どうなってんだい、と、親父もお袋もプリプリしてて。そこでお袋、再度その会社に電話し、○○さん(その会社の偉い人)と話したいのでつないでくれ、と言ったらしいです。そしたら、すぐ《○日に工事に行きます》と連絡してきた。

○○さん、というのは、20年前に僕の家の建て直しをした時の責任者で、今はお偉いさんになってるらしい。聞けば今回の穴騒動、その○○さんまで話が届いてなかったらしいです。《○○さんの名前出したらすぐ飛んで来た》とお袋が苦い顔で報告してくれました。

結果として、今週、穴は無事に埋まりました。原因も、配管が傷ついて水が漏れたせいと解った(修理済)。費用がいかほどか、まだ明細は来ていません。お安く済んでくれると助かるのですけどね。とりあえずは埋まってホッとしました。


穴騒動もともかく、ここのところ、いろいろと疲れも溜まってたせいか、身体を横たえるとすぐ寝ちゃってました。疲れが抜けないって、夜勤がしんどい年齢になったせいもあるでしょう。タブレットを開いても目が疲れるので、SNSもここしばらく控えてました。

調子が優れない時は、おとなしく布団で過ごすに限ります。テレビの前でうっかり寝ちゃうと身体が痛いし余計疲れるから、最初から布団にいるのが得策。とにかく暇があれば布団に転がる。

ひたすらベッドで本を読み、音楽を聴く。それで寝落ちて、起きたらまた音楽を聴く。それを繰り返してるうちに、だいぶ体力が戻ってきました。
THE WHOの二枚組アルバム『四重人格』を今週ガッツリ聴けたのは、こうして布団に転がっていたおかげです。映画「さらば青春の光」のモチーフになったザ・フーのアルバムで、フーの中でも結構重いテーマを扱ってるコンセプトアルバム『四重人格』。

これまでは気軽に聴こうと思えなかった作品でした。ロックオペラ『トミー』もそうだけど、どちらも長いですからね。僕はどちらかといえば曲が短いのが好みなので、アルバム一枚が一つのテーマを貫いているってだけで、最初から最後まで聴くのしんどいな、って敬遠しがちだったのです。映画「さらば青春の光」も観たことないですしね。

が、あらたまって聴けば、一曲一曲はどれも短くて、単体で聴いてちゃんと良い曲なのだ、と気づきました。短い曲が寄り集まって一つの大きな物語になってる。特にDisc1はいい曲ばかりで、おおおフー最高、と何度も繰り返し聴いて盛り上がりました。『四重人格』ようやく好きになりましたよ。


布団で聴く定番CDで、最近よく聴いてるのが、ライアン・アダムスの新譜『wednesday』。9月に買った唯一の新譜です。
これは一発でお気に入りです。派手さはなーんにもなくて、音も歌もとってもシンプル。どこがどう良いとも説明しにくい普っ通のロックポップスなんですけど、クセになっちゃって、こういうのは飽きません。かけるとツルッとさいごまで聴いちゃう。《I remember you~》の歌い出しで胸がキューンってなって、何杯でもお代わりいけちゃう。ここ数年のライアン・アダムスのアルバムの中でも一番好きですね。


外出もせずにインドアしてるので、体力も落ちてるのは間違いない。でも、基本は元気にしています。昼間は散歩ついでに近所のお寺までお彼岸のお墓参りに行きました。こういう散歩の習慣はキープして、元気もキープしたいです。


【告知】来週の日曜日、10月3日の13時よりまた配信で歌います。チグリスさんのオンラインイベント【音味フェス】のvol.8です。Facebook上でのイベントですが、アーカイブも残しますので、良かったらチェックしてみてくださいね。10月なので秋っぽく歌います。嘘です。いつも通り歌います。

リクエストもいただけたら可能な限り歌いますので、どうぞお気楽にお試しにリクエストくださいませ。当日でも前もってでも、どちらでもお応えできるよう、頑張ります。
(知らない曲、もしくはどうしても苦手な曲は無理ーって言いますごめんなさい)


 マシス
浜松の中古レコード店【アビーロード】が19日より全品25%オフセールをやる、との情報を聞き、僕も20日に嬉々と足を運んでみました。ひとり時間を頂き家族に感謝。
 
いつもはガラガラの駐車場が、この日はほぼいっぱいでした。店内は若い人も多くいて、みんな手にレコードを抱えながら箱を漁ってらっしゃった。僕はCDばかりですけど、レコード人気高まってますね。

入り口は開け放しで換気もされてました。アルコール消毒も今では当たり前のようにどこでも置いてある。僕らの手洗い癖もずいぶん板についてきた気がします。
 
僕のこの日の戦利品はこれ
昨年(2020年)に発売された栗コーダーカルテットの25周年記念のベストアルバムです。ヨシタケシンスケのイラストジャケットが脱力するほど可愛い。
 
これ、出た時からこの初回盤(CD三枚組)が気になっていて、けどお値段もなかなかエクスペンシヴでしたので、中古で安く出ないかしら、とずっと探してたのです。見つけた瞬間、脊髄反射で手が伸びました。
 
中古値段から、ちょい擦り傷ありの値引き+さらに25%オフ、計算すると、おそらくどの中古通販サイトに出てるものより安い。即決。この日はこれだけ買ってお店をあとにしました。
(もちろん一通り棚は吟味した後で) 

 

 

生演奏の音楽に触れられないガス抜きを、中古CD巡りで晴らす。こんなんでも、音楽に触れているなって思える。で、やってるうちに歌を作りたくなってくる。家でじっとしてることが懸命なご時世と承知してる、重々ワカルけど、月イチで本屋とCD屋くらい行かないと息が詰まっちまうぜ。
 
 
アビーロードの物色が案外早く済んだので、リコーダーの可愛い音のエモい演奏を車で聴きながら、帰り道にあるブックオフへ立ち寄りました。
(リコーダーの奏でる「東風」「サウスポー」「ボヘミアン・ラプソディー」やべぇ)

 
そこで欲しかったマンガ発見(半額)。
『映画大好きポンポさん』これ、最近ネットで無料のところだけ読んで、えらく気に入ってしまったヤツです。今年の六月に映画化されたらしくて、その時の映画の感想レヴューがどれもとても褒めていたこともあって、全部読んでみたいと思っていたのです。
 
普通に本屋で探してたんだけど、どこ行っても三巻(最終巻)しか置いてない。これも見つけた瞬間《あるじゃーん》と寺田心のように叫びそうになりました。
(ブックオフCMの寺田心君の喋りはなんかイラッとします)
 
ポンポさん、もともとはネットで発表されたマンガが話題になって書籍化されたらしいですね。絵柄とかは最初ちょっと抵抗あったけど、すぐ気にならなくなる。読み終えた時、実は軽く感動しました。映画が好きな人、物造りが好きな人にはこれ、堪らないんじゃないでしょうか。僕は映画は詳しくないですけど、映画っていいな、ってつい思っちゃいましたもの。
 
 
ポンポさんで僕が好きなシーンは、B級映画ばかり撮るポンポさん(映画プロデューサー)に、アシスタントの “目に光がない” ジーン君が質問するところ。
 
「ポンポさんはB級映画が好きなんですか?」
 
と聞かれたポンポさん、別にこだわってないよ、と答えつつ、ニヤリと笑い、
 
「泣かせ映画で感動させるより、おバカ映画で感動させるほうが格好いいでしょ?」
 
これ、わかる。楽しさで共感させるのって、悲しいで共感させることの何倍も難しいのです。悲しいツライって簡単に共感を生みますからね。
 
そもそも、泣かせるを売りにした映画とか本って、僕はあんまり興味を持てません。泣ける、とか、誰々の心を代弁する、なんて、作り手が意識しちゃいけないものです。音楽も一緒だと思う。それを判断するのは聴いた人観た人ですもの。
 
こういったポンポさんの台詞が格言の如くカッコイイ。物造り全てに通じる真理をビシッと言い放ってくれるのです。映画大好きポンポさんの映画も(紛らわしい)観たかった。そのうちBlu-rayで出るでしょう。レンタルにあったら借りて観よう。
 
「自分の直感を信じないで、何を頼りに映画を撮りゃいいのよ」

 ポンポさん2(二巻)の方も面白かった。でも、後書きで作者が書いているように、一巻で完結してるものを一生懸命続編を作ったって感じは確かにあります。出だしの内容もいきなり《映画の続編ってどう思う?》ですものね。


でも、二巻もちゃんと読んで最後にカタルシスがある。一巻の方がとてもキレイにお話が進むけど、カタルシスだけなら二巻の方がデカいかも。これは好きになったら三巻まで行っちゃうな。このマンガの登場人物のみんなにまた会いたい。近日中に間違いなく買っちゃうでしょうね。スピンオフ作品も行ってしまうかも。
 
 
マシス

  

 

 

 

 

 

月曜日、珍しく僕の職場も祭日休みです。アビーロードの25%オフセールに行こうかなと思っています。

前の日記とその前の日記で、マムゼルで配るはずだった瓦版のアンケート【無人島に持って行きたい愛聴盤】を載せたところ、《楽しかった》と好評のコメントをいっぱい頂き、ホッとしました。改めて皆さん、僕のお遊びにお付き合いくださってありがとうございました。

僕もこのアンケート集計やってる時に、自分の無人島アンケートの候補アルバムをずっと聴き返してたのです。先週は二回目ワクチンを打って安静中だったので、じっくり聴き返せた。

ところが、ですよ。

結構ガチで、コレ本命、と思ってたアルバムが、いざ聴いてみると《あれ?これじゃない?》と思った。これは意外でした。前もっていくつも候補を絞ってあったけど、結局ほとんどボツです。あんなに自信を持って選んだのに、残ったのは七尾旅人だけでした。



ちなみに、候補だったアルバムの一部


ウェスタン・スカイズ / ロディ・フレイム

ビーティン・ザ・ヒート / ダン・ヒックス & ザ・ホットリックス

アンドロメダ・ハインツ / プリファブ・スプラウト

トレイ・アナスタシオ / トレイ・アナスタシオ

タワー・オブ・パワー / タワー・オブ・パワー

ライフ・アンド・ライムス / ギルバート・オサリバン

タイムアウト・オブ・マインド / ボブ・ディラン

ランゲージ・オブ・ライフ / エヴリシング・バット・ザ・ガール

CMソンググラフティ / ゴダイゴ

人間の秘密 / 原マスミ

言うものは知らず、知るものは言わず / 早川義夫

新しい青の時代 / 山田稔明


どれも何回聴いても聴きたりない僕の愛聴盤ばかり。ひとつひとつ、コレがどれだけ素敵なアルバムか!って喋り倒したいくらいです。

ロディ・フレイムのこれなんて、大好きなんですけどね。優しくて淋しくて生々しくて。でも今回の選は漏れました。

で、悩んだ末、僕が今回選んだ五枚は

① THEN & NOW 1964-2004 / THE WHO

② ストレイドッグス / 七尾旅人

③ 印象派 / さだまさし

④ マニジュ / 佐野元春

⑤ HOME BOUND / 浜田省吾


こうなりました。これは後悔ない。今の気分ではあるけれども悪くない選択だと思います。『マニジュ』なんて今週ずっと車で聴いてたけど、やはり良いですよ。


特に⑤の浜田省吾は滑り込みです。結果発表ギリギリに差し替えました。編集者の特権です。ギリギリで差し替えられる。

僕が浜田省吾について日記に書いたことって、多分それほどないのですけど、実は佐野元春を知るより先に浜田省吾を聴いてたくらい、思い入れはあります。

このアルバムなんて、まさに中学生の頃の僕の生活のBGM。同級生のモモチ君がクラスに持ち込んで流行らせたんです。僕の周りの男友達みーんなこのアルバムを聴いてたと思う。

「終わりなき疾走」「東京」「丘の上の愛」「あばずれセブンティーン」「傷心」「今夜こそ」「ガラスの部屋」「明日なき世代」「家路」どれも全部歌えます。聴けば一瞬で中学生だったあの頃に戻ってしまう。

友達は遠足のバスの中でカセットかけてもらって、マイクで「丘の上の愛」歌ったりしてたな。懐かしいな。


聴けば一瞬であの頃へ、って基準で選ぶなら、浜省だけじゃない。元春やユーミン、レベッカもバービーボーイズも山下達郎も杉真理も選びたいところ。でも、今回はそういう思い出込みのアルバムは浜省に託しました。

聴けば一瞬であの頃へ、ってアンケートも面白いかも知れませんね。小学生、中学生、高校生と時期を区切って、当時何を聴いてた?て集計したらいけるかも。いつかやろうかな。

本当でしたら一昨日の夜、フリーダムフォーク集会をやっている予定でした。緊急事態のアレで中止となりましたけど、金曜日くらいから台風の影響で雨風が荒れてたので、もし開催となってたなら、天候面でもきっとヤキモキしてただろうなー、とかいろいろ考えながら、おうちでジッとしてました。


台風も来てたし、中止で外出せずに済んでラッキーだったね、とでも思うしかない。モノは言い様、思い様。



追記。午前中は栗の皮むきのお手伝いしました。

今年はご近所から栗をすごくたくさんもらって、すごくいっぱい栗を食べれました。栗ご飯を筆頭に、蒸して潰して茶巾にしたり、モンブランから栗羊羮まで加工したり、《もう(加工する)ネタがない》と女衆が言ってます。栗三昧の秋。


マシス


前の日記の続きです。瓦版ふりぃだむの第100号アンケート《無人島に持っていきたい愛聴盤》の結果、ここから後編です。
 
 
 
 
 

高見比郎之

① CRAZY NIGHTS / GOLDEN DAYS/本田美奈子

② 小さな恋のものがたり / THE Bee Gees

③ 金曜日の朝 / 吉田拓郎

 

 

つよぽん(わがんせ)

10代で聴いて現在でも聴き続けているアルバムです。まずは、

① ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー / イエローマジックオーケストラ。

最初に聴いた時は衝撃としか言い様がなかったですね。富田勲のアラベスク第1番などを聴いていたのでシンセサイザーは知っていましたけど、あのリズムにノックアウトされてしまいました!

2枚目は② メロディーズ/山下達郎。

ドラムから始まる切ないラヴソング「悲しみのJODY」が大好きな曲です。で、イエローマジックオーケストラと山下達郎の人脈をたどり、はっぴぃえんどにたどり着き、大瀧詠一、シュガーベイブ、大貫妙子、杉真理、村田和人、EPO等々にハマっていったのです。

 

 

チグリス(MESOPOTAMIA)

1枚だけ。① Don't look back / BOSTON。1978年の作品。

 

 

ニシムラユキ(Gangliphone)

無人島にもっていくならCD 

① AINOU / 中村佳穂

② For / uri gagarn

③ フジファブリック / フジファブリック 

④ マジックディスク / アジアンカンフージェネレーション

生きるのBGMになるなら何がいいなぁと考えました。ちょっと力がもらえて耳障りが良くて作業しやすい、

ラジカセの前にいなくてもいい心地よい音楽を選びました。面白かったです!😊 

 

 

ニャジラ増田

音楽は大好きですが…変わり者なので、車に乗っている時以外は

音楽を聴くことはありません。

CDもここ30年で10枚も買ってないかもです💧

「愛聴版」らしき物は思い当たりませんが、、、

絞り出すなら…

① 海のyeah!/ サザンオールスターズですかねぇ〜💧 

 

HASSY

無人島で聴くとしたらですが、歌声は人恋しくなってしまうだろうから、やっぱりギターインストゥルメンタルがいいな!

① THE EXTREMIST/ジョー・サトリアーニ

かな!

粋なロックナンバーもあり、バラードもありで大好きな1枚です。

 

 

ハルノオト

無人島に持っていきたい愛聴盤」、5枚選びました 。

まずはバナナのジャケットで有名な

① ヴェルヴェッドアンダーグラウンド&ニコ / ヴェルヴェッドアンダーグラウンド&ニコ

日本のオルタナティブロックバンドの雄

② Kocorono / ブラッドサースティブッチャーズ 

クラシックギターの弾き語り、青葉市子の天才が味わえる

③ 0 / 青葉市子

ボサノヴァの神様

④ Wave / アントニオカルロスジョビン

不眠症の伯爵のために作曲されたと言われる

⑤ ゴルトベルク変奏曲 / J・S・バッハ。

最期は眠るように逝きたいので😴 

わがままに選びました笑よろしくです。

 

 

Hiraide

中学生の時にたいへん衝撃を受けたのは、

①「LIVE 73」/吉田拓郎

です。 それまでのほんわかしたフォークソングから脱却した、ロックテイストの

アルバムで、まさに擦り切れるほど聴き込みました  メンバーも、松任谷正隆、

高中正義、石川鷹彦など一流ミュージシャンが勢揃いです。  

次は、18歳の時に聴いて衝撃を受けた

②「10ナンバーズカラット」/サザンオールスターズ

です。   

1曲目の「お願いDJ」を聴いた時は、これで日本の音楽は確実に変わったと

確信しました。 サザンオールスターズは、このアルバムから怒涛の勢いで

国民的バンドに成長して行くのです

 

 

HIRO

無人島へ持っていきたい愛聴盤ということですが、、

今の気分重視で

① リトルピアノ・プラス / 新居昭乃

を一枚上げさせていただきます。

誰も被る方はいらっしゃらないと思いますが...笑 

 

 

藤田輝美

① WORDS / 石川鷹彦 

② 風見鶏 / さだまさし 

③ 風のリボン / あいみょん

④ Sing;est / 森内寛樹 

⑤ カケラ / HIRO

選んでる時、楽しかったです。 サイモンとガーファンクルや

コブクロやイルカも入れたかったなぁ〜と。笑。

 

ほわいと(わがんせ)

① A LONG VACATION  / 大滝詠一 

自分が一番輝いていた時期で、誰もがこのアルバムを聴いていました。 わたしもテープが伸びちゃう位聴きました。もちろん今も古くない! 

② Longtime Favorites  / 竹内まりや 

まりやがカバーしたオールディーズの曲が詰まっています。オールディーズ好きにはたまりません!

③ 昨晩お会いしましょう / 松任谷由実 

ユーミンは迷ってもっと挙げたいアルバムはありますが身を切る思いでこちらに決めました。 

④ 思い出は美しすぎて/ 八神純子 

八神純子の曲ももちろんよいのですが「さよならの言葉」というポプコングランプリになってデビューしなかった小野香代子さんのこの曲が収録されているからです。 

⑤ 君は1000% / 1986オメガトライブ(シングル) 

どうしても気になる、口ずさんでしまう曲です。 カルロス・トシキの声、歌い方が何だかすごくスキ。

 悩みすぎました😭 まだまだ、いい曲、好きなアーチストいます。 5つに絞るのは本当に難し過ぎました😢😢😢 カバーは別として洋楽は諦め日本のアーチストにしました。 カルロス・トシキは別格ね!

 

村上洋一(ぷらっとふぉーむ)

① 少年時代 / 井上陽水 

・・・時代を越えて親しまれ、夏のそよ風を感じる歌なので。

 

マシス

① THEN & NOW 1964-2004 / THE WHO

② ストレイドッグス / 七尾旅人

③ 印象派 / さだまさし

④ マニジュ / 佐野元春 with The COYOTEBAND

⑤ HOME BOUND / 浜田省吾

ザ・フー①のベストさえ聴いてればいつだって元気になれます。七尾旅人の②は近年で僕が一番ハマった作品で、いくら聴いても聴き足りない。さだまさし③は他のアルバムも大好きなのだけど、「みるくは風になった」と「博物館」を一生聴くためにこれ一択です。④元春はいつだって新しいアルバムが最高だと信じてます。⑤は僕が十代の時、おそらく人生でもっとも心が無防備だった時期に一生懸命聴いてたせいか、浜省のアルバムの中でもこの一枚だけ特別。「終わりなき疾走」や「東京」を聴くと自分が一瞬で中学生の頃へ戻るような気がします。

 

本当は五枚目にはもう一枚洋楽と思って、ディランかトレイ・アナスタシオかと迷いましたが、ギリギリになって浜省に差し替えました。

 

 

森永エイジ

では、MAX5枚を 

① 青盤 / The Beatles

② 空中ベストオブフィッシュマンズ / フィッシュマンズ

③ 3  / キリンジ

④ by the way / RED HOT CHIRI PAPPERS

⑤ find fuse in youth / 崎山蒼志

 

山内伸

かな〜り悩んだのですが、下記の5枚に決めました😖 

よろしくお願いします🙇‍♂️ 

① LEGEND / K-ISSH 

② 夢の丘 / KENSO 

③ PIECE OF MY SOUL / WANDS

④ honesto / 徳永英明 

⑤ Q / Mr.Children

 

ユンヤオ

僕の【無人島に持って行きたい愛聴盤】は 

① Led Zeppelin Ⅱ / Led Zeppelin 

② Physical Graffiti / Led Zeppelin 

③ The White Album / The Beatles

④ Abbey Road / The Beatles 

⑤ Live at Sin-e / Jeff Buckley 

です! 今日はその気分です(多少かわります🌻)。

 

よしみ(ラフレシア)

①〈COLEZO!〉自然音 水琴窟

② ガール・トーク / akiko

③ 11人の名ピアニストによるリスト:ラ・カンパネッラ

④ アニメ 坂道のアポロン オリジナル・サウンドトラック

⑤ ビューティフル : チンチャうまっか : カナリヤ / NEWS

無音はしんどそうなので、まずは水琴窟の音をずっとかける。そういうヒーリング的なものをまずは1枚。

 それから、akiko、坂道のアポロンで、カフェでかかってるジャズみたいな雰囲気にして考えごとをする。 

ラ・カンパネラを聴き比べて、「この人のここ!」「こっちの人はここ!」とか玄人っぽく解説したりする。 

日本語が聞きたくなったら、今ならNEWS持っていくかなぁ。トリプルAサイドシングルの3曲、みんな毛色が違うので。

3人のアルバム出てたらアルバムなんだけどなー。❤️

 

よっクンロール(Y’s CONCEPT)

優先順位は無いですが、、

① ノーリーズン・トゥ・クライ / E.クラプトン 

② 安息の地を求めて / E.クラプトン 

③ ユートピア / 松田聖子 

④ たくろうオン・ステージ ともだち / よしだたくろう 

⑤ Woman&I ... OLD FASHIONED LOVE SONGS / 柳ジョージ&レイニーウッド

 

ルゥ

中島みゆきさんのアルバム、私が大好きな曲( )が入った3枚です。

 みゆきファンでないと、分からないかも?ですが。

① EAST ASIA / 中島みゆき (「誕生」収録)1992 

② 常夜灯 / 中島みゆき (「風の笛」収録)2012 

③ 相聞 / 中島みゆき (「慕情」収録)2017

 


以上です。長々とお付き合いいただいてありがとうございます。アンケートに協力してくださった皆さんありがとうございました。皆さんのおかげで読み応えのある紙面が作れます。本当に多謝です。

 

紙ちゃんとに印刷した瓦版は11月のフリーダムフォーク集会にて配布予定です。フリーダムが無事開催された際にはぜひよろしくどうぞ。

 

前の日記へのコメントで、アンケート集めてマシスが一番楽しんでんじゃない、ってご指摘をもらったけど、それは全くその通り。本当に楽しかったです。皆さんのアンケート回答を読んで、自分でもウンウン悩んで、好きな音楽のことをいっぱい考えることができて、とても幸せな時間でした。僕が今でも、いまだ僕が知らない名作があるのでは?とCDを買ってしまうのは、結局はずーっと無人島に持っていけるようなアルバムを探してんのかもしれません。

 


↓前編はこちら



 

マシス

 

奇数月第三土曜日に袋井市のライブ喫茶マムゼルで開催されるフリーダムフォーク集会にて、僕が毎回客席のテーブルに置かせてもらってるチラシ“ふりぃだむ瓦版”が、次回で通算100号となります。そこで、しばらく前に100号記念のアンケートを皆さんにメッセージでお願いしました。

 

お題目は、《無人島に持っていきたい愛聴盤》です。上限は5枚まで、もちろん一枚でもOK。僕が連絡先を知ってる方に、手当たり次第アンケートメッセージを送り付けましたところ、自分を含め計36人のアンケート結果が揃いました。皆さん、突然の不躾なお願いにお答えくださってありがとうございました。

 

瓦版は本当なら、9月18日に予定していた第176回フリーダムフォーク集会でお手に取ってもらうはずでした。が、9月は中止、11月に延期となりました。なので今回、アンケートの結果だけフライングで公開します。表記を統一させてもらうため所々変えましたが、基本皆さんに送っていただいたメッセージの文章をそのまま載せてます。それぞれの熱のこもったコメントをそのまま楽しんでもらえたらと思います。

 

一度に全部載せたかったけど、この日記の規定文字数ではとても載せ切れません。なので日記を二回に分けて掲載します。

 

それでは、以下。アンケート結果、前編です。

 

AISO standard

え〜😅よくわからない💦 とりあえず

① グレイテスト・ヒッツ / サイモンとガーファンクル

お願いします✨

 

AKISA

アルバム 3枚だけあげさせて下さい。

① Night Walker / NODODY 

② Abbey road / The Beatles 

③ Never ending summer / 杉山清貴とオメガトライブ

おっしゃる通りで選びきれないんですが、あえて 絞って

この3枚でお願いします。 若い頃に聴いた音楽は 

いつまでも心に残りますね。

 

伊藤隆康

無人島に持って行きたいアルバム

① ever last / ふきのとう

② 僕らはごきげん / NSP

③ 帰去来 / さだまさし

④ Let's Go!! !/depapepe

⑤ PORTRAIT IN JAZZ / ビル・エバンス

 

岩澤明子(ワダ・アキコ)

うーん! やっぱり選べないねぇ!(笑) 毎日考えるんだけど、

考えれば考えるほど、増えるね!( •́ .̫ •̀ ) でも、夏で、砂浜で、

暑くて、思い出の懐かしアルバムで…っていうラインナップに

なりました。寒い無人島ならどうしよう…(^◇^;) 

① ヴォリュームワン / ハニードリッパーズ 

② GOLD DIGGER / 角松敏生 

③ SEA IS A LADY / 角松敏生

④ パリ・テキサス(サントラ) / ライ・クーダー

⑤ 中島みゆき (どれでもいいし、何らかのベスト盤ならラッキーくらいのノリ)←ズルですごめんなさいm(_ _)m 

というわけで、5枚いっぱい選んでみました(^^)

 

内山翔太

① PAINKILLER / JUDAS PRIEST 

② Pablo Honey / Radiohead 

③ up to you / 19(ジューク) 

以上です!

 

Emon Deniker

無人島に持って行きたい愛聴盤悩みました(笑)

 手前味噌にはなりますが、 

① 時空列車へようこそ / Emon Deniker 

これでお願いいたします🙏

 

小栗祐司朗(カラフルCOMCOM)

無人島に持って行きたいCDは 

① live in club KNOT / The colling walkers

です。

自分のバンドのライブしたときのやつですねm(_ _)m

 
 

落合紀子(ぷらっとふぉーむ)

① ノルウェーの森 / The Beatles

 

 

 

川村文久(喫茶マムゼルマスター)

① ミズーリの空高く/  チャーリーヘイデン&パットメセニー、 

② ウォールフラワー / ダイアナ・クラール 

③ ザ・メロディ・アット・ナイト、ウイズ・ユー / キース・ジャレット 

④ ノクターン / チャーリー・ヘイデン 

⑤ スティール・アウェイ / チャーリー・ヘイデン 

この5枚を選んでみました😊🎶よろしくお願いします。

 

 

希空

瓦版100号おめでとうございます🎉㊗️皆様ご無沙汰してます!

お声かけていただきありがとうございます。

無人島は夜が怖いので、頑張って火起こしして、

ダンスナンバーで朝まで踊ってたいですね。

① ゲット・ビジー / ショーン・ポール

② ハバナ / カミラ・カベロ

あたりが良いねー。なんか人喰い族とも

仲良くなれそうなダンスナンバーでオススメです。

 

きたよし

私、歌の好みは、女っぽいんですよ。

昔からずっと聴いているのは、

① カーペンターズの「イエスタデイワンスモア」を始めとするベスト・アルバムです。

それから今ハマって練習しているのは、

② 陽だまりの詩 /ル・クプル です。

 

今駒泰之(グスコブドリ)

無人島に持っていきたい愛聴盤 

その① おとぎばなし / 五つの赤い風船

私の中高校生時代、最初のカルチャーショックは、フォークル、岡林、新宿西口フォークゲリラでした。ラジオからながれ、レコードも兵藤楽器で買えました。ほどなく五つの赤い風船も聞くようになり、これらの中で一番聞いたのは、「風船のおとぎばなし」です。「おとぎばなしを聞きたいの」、「母の生まれた街」、「まぼろしの翼」 etc、半世紀の時を超えても輝きを失っていない名曲でしょう。 あと風船の使用する楽器はギター以外では、ビブラフォンやリコーダー、シタールなど、型にはまらない音選びをしています。そんなところも影響を受けたのだと思っています。

追記;フォークルとはフォーククルセイダーズのことで、彼らの2枚のライブ盤も擦りきれるくらい聞きました。

 

愛聴盤 その② パラダイス&ランチ / ライ・クーダー

70年代後半、ザバンドのラストワルツに象徴されるように、フォークもロックも潮がひくように、活力を失っていった。行き場を失った私の前に現れたのは、それまでとは異質の音楽だった。その一つがライ・クーダー。ブルースやラグタイムを基調とするギタープレイは当時の日本のギタリストもこぞってコピーしたものだ。しかし、ライ・クーダーはさらに進化する。歴史に埋もれた様々なジャンルの音楽を発掘し、自分流に仕上げていったのだ。それは90年代にキューバで埋もれたミュージシャンを発掘した名盤、『ブエナビスタソーシャルクラブ』へと結実する。 ライ・クーダーといえば、『紫の峡谷』やライブ盤が定番としてあげられるが、ここにあげた LP は、最後の「ディティワディティ」が大好きで、何度も聞いた思い出があるので、あえて選びました。

 

愛聴盤 その③ 喜納昌吉&チャンプルーズ / 喜納昌吉&チャンプルーズ

このバンドが登場した時のインパクトは説明するまでもないでしょう。多くの人が証言しているように、ラジオから流れてきた音に度肝を抜かれ、すぐにレコードを買いにいきました。ライ・クーダーでも書いたように、70年代後半のフォークやロックの停滞、テクノという異質で無機質な音楽が登場した時期に、それとは真逆の、沖縄民謡をロックのリズムにのせて、人間の本源的エネルギーを発信したチャンプルーズの音楽には、どこか停滞感を突き破って、解放感と高揚感をもたらしてくれました。

 

90年代以降は中南米の音楽を様々聞き漁っていました。それぞれ国ごとにスタイルがあり、サンバやソン、サルサ、フォルクローレ、まさに音楽の豊穣というにふさわしいほど、豊かで深みがあって、なおかつ楽しい。そんな世界にガルシママルケスの文学と併せて、浸ったものです。そんな中でどれを選ぶか、迷いますが、バンドサウンドとして影響を受けたこの1枚にしました。

 

愛聴盤 その④LIVE RACINES / KALI (ライブ ラシーヌ、カリ)。

 カリブ海に浮かぶマルチニーク島から、突如としてバンジョーを引っ提げてボブマーリーを歌って登場しました。ボブマーリーをサルサ風にアレンジして本家顔負けのパフォーマンスが聞けます。世界的にヒットしたオリジナル曲の「ラシーヌ」はフランス語で「ルーツ=根」。シリアスな詩と美しいメロディーの名曲です。日本では誰かが日本語てラブソングにして歌ってましたが(笑)。 このライブ盤は「ラシーヌ」や「フリーダムモーニング」といったオリジナルと、ボブマーリーのメドレーで大いに盛り上がります。ボブマーリーの「ONE DROP」 をサルサ風にしたてて最高のノリです。理想とするバンドのイメージがそこにはあります。

 

愛聴盤 その⑤ 8:30(eight thirty) / Weather Report。

わたしが物心ついて音楽を聞くようになり、ジャズにも関心を持ったのですが、その頃レコード店に出回っていたのが、コルトレーンの『至上の愛』だったり、マイルスの『ビッチェズブルー』だったり、いきなり脳天をハンマーでぶっ叩かれたような感じでした。いやいや、初心者にはとんでもない経験です。そんなことでウェザーも知ってはいるけど、近寄らないできました。数十年の時を経て、やっと彼らの音楽の素晴らしさに気がついたわけです。個人的なはなしですが、仕事で吹奏楽部の顧問を8年ほど任されました。合奏指導など全然できないので生意気な吹女にバカにされながら、なおかつ時間は土日も含めてかなり長く拘束されるので、かみさんにも文句を言われるし、本当に大変でした。しかし、合奏のアレンジの面白さに気づかされたのは、この時の経験のおかげです。メロディーに絡む中、低音による音のライン、そうしたことを日々耳にしたことで、サウンド構成を楽しむことができるようになりました。 バンドのサウンド構成という点では、ウェザーはビカイチです。有名な「Black Market 」、「Birdland」など、口ずさめるほどシンプルで楽しいメロディーを核におきながら、サックスのメロディーに絡むキーボード、それからあまりに有名なジャコのベースのライン。何度聞いても唸っちゃいます。曲の展開の節目にバンドとしてキメを設定しているのですが、高難度のフレーズを格好良く決めてるのがたまらないですね。ともかく、ウェザーはバンドとしての究極のあるべき姿を体現しているような気がします。音楽的にも、「In a Silent Way」のリリシズムは、もはや崇高な芸術的な高みを帯びていると言いたいほどの名曲、名演です。

 

沢中伸治(coast  to coast)

アルバムで 

① FOR YOU / 山下達郎  

② Minute By Minute / Doobie Brothers 

③ Hotel California / Eagles 

④ リフレクション / 寺尾聰 

⑤ Easy Living / Ella Fitzgerald & Joe Pass 

いっぱいありすぎて 選ぶなら5枚ですねー!

 

菅原真代

5枚!難しいですね〜😆 とりあえずタイトルだけでよいですか? 

① THE BOOM HISTORY ALBUM 1989-2014〜25PEACE TIME BOOM  / THE BOOM

② STRAY SHEEP / 米津玄師

③ Your Songs / HEAT WAVE

④ DISNEY Adventures in SAMBA 

⑤ 秋はワインでヨッパロー!Quintet / ZAHATORTE

 かな… 

まだこれにアイリッシュも入れたかったし、沖縄民謡も入れたかった〜😅 結構、即何にするか浮かびましたが、選ぶの楽しかったです😊

 

淳吉郎(THE SLICKS)

今の気分で(笑)、あえて(笑)、一枚のアルバムを選びました。 

真島昌利さんのソロ活動における最初のアルバム

① 夏のぬけがら / 真島昌利

です。季節的にも、まーさーにぴったりかなと(笑) 友部さんも参加してるし。 

 

聖なる葉っぱ

質問の答えですが、1枚ならSEINARU HAPPA の『この世にある美しい全てを』です。とんだナルシストでごめんなさい😅 

① この世にある美しい全てを / SEINARU HAPPA

2枚ならそれに sparkle horse の 『Dreamt for Light Years in the Belly of a Mountain』です。

②Dreamt for Light Years in the Belly of a Mountain/ sparkle horse

これ、1人死んでゆくのにぴったり😆

 

だあこえ

今の気分、下記5枚です 

① シングルマン/ RCサクセション 

② ナポレオンフィッシュと泳ぐ日 / 佐野元春 

③ ガラスの動物園 / 甲斐バンド 

④ ひまわり / 小山卓治 

⑤ 告白 / チャットモンチー 

よろしく、どうぞ(^_^ゞ

あー ⑤を夏のぬけがら / 真島昌利 に変更願います。案外、真剣な僕(笑)

 

 

→アンケートの続きは後編にて。



 


マシス

タイトルのまんまです。静岡で活動するミュージシャンを紹介してくれるYouTubeチャンネル【player's channel】にて、23番目のミュージシャンとして僕、マシスの動画をアップしてもらいました。

 

掛川音楽部の企画で、僕も動画を撮影してもらいに出向くつもりでいましたが、前回より、演者さんからの動画を募っての更新となったようで。僕は最近の配信でいつも使っている自分の部屋で撮影しました。

(コロナ禍の中、外出せず済んだのは良しとしても、僕もJANのお店で歌ってみたかった。いずれ是非)

↑動画はこちらをクリックしてご覧ください。歌は僕の一番新しい歌 「駱駝(らくだ)」 です。6分以上もある長い歌ですが、歌詞字幕も付けましたので、ぜひ歌詞を追いながら聴いてみてくださいね。

 

基本、一発撮りでの演奏を、とのことでしたので、何回か歌って良いのを選ぼうと試みましたが、めんどうくさくなって、結局は一回目のテイク、歌詞を間違えるわ途中で帽子は脱げるわの、この荒っぽい演奏を採用しました。間違えないように気を付けて丁寧に歌おうとしても、繰り返すほど良いものになるとは限らないものです。

 

 

昨日は二回目のワクチンを打ってきまして、それからずっと家でおとなしくしております。家族が気を遣ってくれて、オマエ何もするんじゃないと部屋に閉じ込めてくれたおかげか、副反応もそこそこに回復してきた感じです。このまま大したことなく回復して欲しい。

 

どこにも行かずおとなしくしていると決めていたので、枕元にCDを積み上げ、音楽を聴きながらウトウトしつつ、本を読んだり、皆さんに頂いてた瓦版のアンケートの集計作業をしたりしてました。

 

かなりの文量なので、ひとつの日記にいっぺんには上げきれません。二回に分けることになりそうです。それでもデータが重たい。タブレットじゃ編集の容量が足りず、ベッドにノートパソコン持ち込んでパシャパシャやってます。近日中に発表できると思いますので、お待ちくださいませ。

 

こんなんやってて熱が上がったら怒られるので、休み休みやってますが、気分もずいぶん良いので、おそらく大丈夫。

 

自分もワクチンが終わり、娘のワクチン接種日も決まって、やれやれといったところです。副反応の怖いワクチンを打たれるって、まるで無惨サマに血を分けてもらうような感じ。これに順応して新しい身体を手に入れ、生き残らねばならんのですね。

 

 

 

マシス

日曜日にマシス配信します、と告知しましたら、ありがたいことに今回もリクエストを頂きまして、「花の名」の出だしってどんなんだっけ、と、およそ10何年ぶりくらいに、BUMP OF CHICKENのアルバム『orbital period』を引っ張り出して聴いみました。

実はこれ、バンプの中ではあまり聴き返さない方のアルバムでしたが、意を決して聴いてみたら、とっても良かった。うわーやっぱりこれも良いじゃん、って、再認識。

前のアルバム『ユグドラシル』が僕スゲー好きだったので、次のアルバムは何が来る!?と勝手に期待値を上げてて、初めて聴いた時は、うーん『ユグドラシル』に比べると肩に力が入り過ぎかな、って感じたものでした。でも、いま改めて聴けば、当然だけどやはり名曲揃い。ご馳走てんこ盛りでこれでもかと重厚な傑作なのです。

これまではそんなに思い入れのなかった曲で、今回ジワッと泣けた。再発見の曲は「かさぶたぶたぶ」。こんなふざけたタイトルの歌が泣けるなんて。それとシングル曲の「メーデー」。メーデーってこんなに良い曲だったか、とバンプのファンに怒られそうなこと思ったりしたし、「supernova」も昔よりぜんぜん染みた。みんながsupernovaを好きな訳がようやくわかった気がします。遅いって。

今回のリクエストがなかったら、このアルバムをここまで良いと思えたかどうか。少なくとも聴き返すことは当分なかったことでしょう。るびぃさんありがとう。

ちなみに、BUMP OF CHICKENのアルバムって、僕、遅れて好きになることが多いのですね。買った時にガーっと聴いて、で、何年か後に聴き直したら《え、何これカッケー》ってドはまりする。『Jupiter』も『Cosmonuts』もそのパターンで大好きになったっけ。

『orbital period』もようやくセカンドウェイヴが来ました。バンプはまだまだ楽しませてもらえそうです。


そんなんで、土曜日にバンプをちょこっと練習して、日曜日は自宅から配信ライブをやらせてもらいました。チグフェス改め、音味フェスVol.7です。


アーカイブはここから観れると思います。

⬇️

https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=1102518986951255&id=100022726304675

音味フェスVol.7 2021/09/05(SUN)

【マシス13:00~13:30】

06:10 とっておきの話

15:05 花の名 / BUMP OF CHICKEN(リクエスト)

23:20 夢のなる樹

30:15 駱駝

今回も配信中にコメントを頂きました。皆さんホントに貴重な時間を割いてご視聴頂き、ありがとうございました。コメントひとつひとつお返事できずにスミマセン。

公美さんは仕事の手を止めて見てくださったり、AKISAさんもお仕事中だったのか、わざわざアーカイブ見るねと優しいコメント。タカベさんも観てくれてた。チグリスさんやるびぃさん、HIKAさんは曲の感想をくださって、よくもマァ皆さんお付きあいくださった。もったいない話なのです。多謝。


この日の二曲目、リクエスト曲は「花の名」 / BUMP OF CHICKEN。るびぃさんリクエストありがとうございました。なんて難しい歌でしょう。でも自分じゃ絶対歌うことのない歌を練習するって、ちょっと面白かったです。お粗末様でした。
(バンプのファンの皆さん、いっぱい間違えたことをお許しくださいませ)

チグリスさん今回もお世話になりました。いつも歌う機会をくださって感謝します。Pearl Moonのお二人、YUKIさん、K1Rさん、HIKAさん、皆さんお疲れ様でした。またご一緒する際はよろしくです。


今回は僕、ホワイトボードの曲名の誤字が多くて、恥ずかしい。アーカイブを残すのをためらうほど恥ずかしい。自分で作った歌のタイトルの字を間違えちゃいかんですね。

でも、アーカイブは消しませんよ。ライブはナマモノですから、間違いも醍醐味。ジタバタせず観念して、残す。



マシス

今月の9月18日(土)に予定していた第176回フリーダムフォーク集会は、現状のコロナ感染者の数を考えて、中止させてもらうことにしました。


緊急事態宣言が9月12日で明けたとして、その時の状況を見つつ開催の準備を、と思ってたけど、やはり《ヤバくない?》って声ももらいましたし、そうだよなーってこの状況では思ってしまいます。これまで中止した中でいまが一番ヒドイですものね。


ギリギリまで待ってやっぱダメだ、となるのは仕方ないとして、それまでずっと《やれるのかなー》とヤキモキしてなきゃならないのは、結構ストレスですから、僕だけならまだしも、演者さんやお店にヤキモキさせんのはどうかと。なら早めに判断した方が良いんじゃない?、とスタッフで相談して、中止(延期)に決めました。


せっかくエントリーしてくださった皆さんホントにごめんなさい。第176回フリーダムは11月20日(土)へ持ち越しとなります。11月こそ開催できますように祈ります。今後も皆さんご協力よろしくお願いいたします。


今回募集していた瓦版の100号記念アンケートは、内容だけフライングして公開しようと思っています。中止になったことへのせめてもの埋め合わせ、ってほどのこともない。結果は集計中なのでもうしばらくお待ちくださいませ。



こう感染者が増えてると、確かにイベントとか外に遊びに行く雰囲気は今まで以上に厳しいです。せめて配信で自宅から歌ったり、ネット通販で中古CDを買ったりと、ますますインドアな生活になっていく。


しばらく前のこと、トッド・ラングレンの気になったアルバムが安かったので、デスクユニオンから取り寄せたのですが、開封したら商品から煙草の臭いがして、驚きました。

特に帯と歌詞カードから臭う。僕はもともと匂いに過敏な方なので、これは参りました。中古を買うとこういうこともある、それはわかってはいたけど、こんなにも臭うCDは初めてでしたよ。

ジャズのレコード盤とかなら、煙草の匂いがついてるイメージですけどね(イメージです。実際に嗅いだことはありません)。いかんせん僕が吸わないから、余計に気になってしまう。

慌ててネットで《煙草の臭い 紙 消臭》で検索すると、いくつか方向があるうちの、紙についた臭いを取るには古新聞が効果的、とあったので、試してみたのです。

小さく切った新聞を、歌詞カードの1ページごと丁寧に挟んで、最終的にプラケースを新聞でぐるぐると巻き、そのまま放置して様子を見た。

2~3日で効果がある、とネットであったけど、3日で嗅いでみたら全然臭いが取れてなかった。こりゃダメだ、とさらに放置してたら、すっかりその事を忘れてしまってました。

それからおよそ2ヶ月くらいして、棚に置いた新聞紙の固まりを思い出し、恐る恐る取り出してみた。なんと、臭いがない(!)。普通の歌詞カードの匂いとはちょっと違うけど、あからさまな煙草の臭いはすっかり消えて、嗅いでも気にならなくなった。新聞紙、効きましたよ。大したものですね。

心置きなく歌詞カードを開き、トッド・ラングレンの2017年のアルバム『ホワイト・ナイト』を楽しめました。ダリル・ホールにドナルド・フェイゲンなど豪華ゲストとの共演が心踊る好盤です。ジョー・ウォルシュもジョー・サトリアーニも参加してる。楽曲もイキイキしてて元気なトッドが聴けます。手に入れて良かった。


最近はホントに、通販で中古CD買う量が増えてしまてるのです。これもコロナのストレスがゆえか。外で使わないお小遣いがみんなそっちに行く。1ヶ月に3~4枚くらい、300円~1500円くらいのCDの掘り出し物にホイホイ使っちゃってる。月にだいたい4千円として、コロナ騒ぎの二年間で8万円くらい使ってるってことか。それを毎月よけてりゃ、8万円貯めれたってことだよな。衝動買いは考えなきゃいけません。


最近CD屋でちゃんと手にとって買ったのはビリー・アイリッシュの新譜だけですね。
前作のデビューアルバムが良かったので、期待してたのですが、期待通りで期待以上でもない感じ。前作との違いは僕には感じられない。ああビリー・アイリッシュだ、気だるいねーって。進歩もしてるか知らんが、よくわからない。髪の色はグリーンの時の方が好きでしたね。

でも楽曲のクオリティはぜんぜん落ちてなくて、若いのにこのお嬢さんはホントにキレイなメロディを書く。相変わらず大したメロディメイカーです。佇まいの可愛らしい曲が湯水のごとく盤から溢れ出てる。彼女の作曲能力はホントにスゴいな。


これも通販で中古で買った本。キンクス大好きなもので。
こんなん読むとつい、キンクスで中古サイト検索しちまう。危険危険。

9月フリーダムは中止ですが、チグフェスはあります。9月5日(日)の午後からです。おうちからまた歌わせていただきます。
マシスは一番手で13時から、30分ほど歌います。良かったらFacebookでチェックしてみてくださいね。もし聴きたい歌のリクエストとかありましたらお知らせください。知らない歌は無理ですが、可能な限りお応えしたいです。チグリスさん、演者の皆さんよろしくお願いします。


マシス


無人島レコード、という響きは、音楽が好きな人にとってきっと、甘美なものがあると思います。《もし無人島に一枚だけレコードを持って行くとしたら?》という古典的な質問。自分だったらどれを選ぼうか!もしくは、他の人はどんなアルバムを選ぶだろう?と、想像するだけでも楽しくて悩ましい。


ビートルズ?ボブ・ディラン?ストーンズ?(ああチャーリーRIP)どれも捨てがたい選べない。邦楽でも洋楽でも、いろいろと選択肢がありすぎます。


そんな、あたかも友達同士の楽しい雑談チックなテーマに、真剣に取り組んだ本があります。レコードコレクターズ増刊号【無人島レコード】です。

2000年に発行されて、その後2007年に第2弾が出ました。両方で総勢180人(!)のアンケート結果が、それぞれ見開きページたっぷりのコメントと共に載っています。回答者がやたらと豪華な面子なのが読みどころです。

本誌の最大の特徴は《選べるのはたった一枚》ということ。仮に二枚組アルバムなら、どちらか一枚しか持って行けない。なんてケチな!と思う。参加した選者もそれぞれに《ムチャな!》という愚痴コメントが飛び交ってる状態なのです。

でも、みんな楽しそうに選んでいて、読んでいるこちらも楽しくなる。屁理屈を言いつつも一生懸命答えてるのがいい。

そして、自分の知らないアルバムを挙げてあると、そんなにいいの?と、ついつい聴いてみたくなる。非常にマズイです。この本の影響でいったい僕は何枚CDを買ってしまったかわかりません。


今はもう故人になってしまった方のコメントも結構ありますね。加藤和彦や遠藤賢司、村上ポンタ秀一は自分のアルバムを選んでたのが印象的です。大林宣彦カントクや大滝詠一のように超変化球の回答をする人もいれば、ムッシュかまやつや黒沢健一の回答も興味深い。筒美京平御大まで寄稿してる。どれもへぇーって思わせてくれるチョイスなのです。


思えば、僕がフリーダムフォーク集会で配っている《瓦版》を始めたのは、この本に触発されたからでした。自分も答えてみたいし、周りのコメントも聞いてみたい。音楽仲間同士の間で、音楽についてアンケートを取ってみたら、読むのも書くのも楽しかろうと思ったのです。

で、早いうちから《100号になったら、無人島レコードを聞こうね》と言ってました。


○ ● ○ ● ○ ●


で、いよいよ、次の9月のフリーダムで瓦版は通算100号を迎えます。お題目はもちろん、【無人島に持って行きたい愛聴盤】です。上限5枚までとしました。もちろん1枚でも2枚でもオーケー。


数日前、僕の知り合いの皆さんに向けて、メッセンジャーとメールでアンケートを募らせて頂きました。これまで瓦版アンケートにご協力くださった方に加え、僕が個人的に回答を聞いてみたい方へ、アドレスが分かる人へ手当たり次第に送ったった。


いつもは公開のコメント欄でアンケート募集をやっていますが、今回は集まる回答を内緒にしたくて、個別でメッセージさせてもらいました。結果は瓦版を見てのお楽しみ。


普段は連絡もないヤツから唐突にメッセージをもらった皆さんは、急に何事かと思ったことでしょう。そこは本当に失礼しました。お遊びですのでご容赦頂きたい。



現在、続々と回答は集まってきております。皆さんありがとうございます。メッセージを送った初日から回答をくださった方もいたし、あとから《やっぱりあれはやめてこっちで!》と内容を訂正される方も。ムチャな質問ですが、楽しんで悩んでいただけたなら嬉しい。


僕もいま自分の回答に悩みまくってます。ホント何にしよう。



集まったアンケートの結果は9月18日のフリーダム瓦版で発表します。そして今回はアンケート結果を僕のFacebookとAmebaの日記で同時期に発表したいと考えています。


これまでは瓦版は、フリーダムに来てくださった人に手渡していましたが、コロナの感染者も増えている中、イベントに来れず瓦版を手に出来ない人にも、今回限り、結果を知ってもらえるようにします。


本当は、瓦版はお店でガヤガヤやりながら手にとって頂きたいんですけどね。コロナでこんな状況では仕方ないですよ。いっぱい来てねって言えないのはホント残念。静岡県も緊急事態が宣言出ちゃって、フリーダムが開催できるかドキドキしちまう。やれんのかなー。

《中止(延期)になりました》

     ⬇️⬇️

第176回フリーダムフォーク集会

【日時】2021年9月18日(土)19時半開演

【場所】ライブカフェ mamselle

袋井市堀越1802-1 TEL 0538-42-6440

http://mamselle.sakura.ne.jp/

【料金】music charge 500円

【出演】

一次会(本編)演奏時間一組20分(転換時間抜き)

・高田要比古

・砂風金

・セサ&シャナ&ジョーイ

・HASSY

・大川忠人

・ぷらっとほーむ

 

(途中で換気休憩あり。二次会の飛び入りコーナーはお休み)


《コロナの影響を考えて、9月フリーダムは中止させてもらうことにしました。エントリーしてくださった皆さんごめんなさい。第176回フリーダムフォーク集会は11月20日(土)に持ち越しです。よろしくお願いいたします🙇》




瓦版アンケート、片っ端からお願いメッセージを送りましたが、僕の人脈はたかがしれてますので、とても関係者皆さんに知らせきれていません。この日記を読まれた方で、無人島レコードなら私も瓦版アンケートに答えたいぞ、という方、メッセージで気楽に送ってくださいませ。


追記。

9月5日(日)に13時からまた自宅配信で歌います。チグリスさんのチグフェスVol.7です。都合が良ければチェックしてみてくださいね。


マシス



聴いていて《滋養をもらえる音楽》と、そうでもない音楽があります。あくまで《僕にとって》の話で、とても感覚的な話ですけど、結構ハッキリとそれは分かります。どちらも好きな音楽なのに、滋養のあるなしって感じるのです。


滋養のある音楽は、聴けば聴くほどに心の刃が研がれていく。《こっちに道はいっぱいあるよ》と気づかせてもらえるのです。聴くだけで歌がどんどん作れそうな気がしてきます。


例えば、僕は佐野元春が大好きで、昔も今もファンですけど、佐野元春は僕に滋養をくれるのですね。友部正人とか忌野清志郎、早川義夫や原マスミも滋養の固まりです。谷山浩子なんてどこを切っても滋養だらけです。


大御所なら、例えば松任谷由実や山下達郎、中島みゆきからも滋養をいただけます。でもこの三人は、取れる養分は既に色々な方が飛び付いていて、僕が今さらそちらに行っても後追いの後追いになってしまう場合が多い。僕が自分らしい音楽を探そうとした場合に、僕が使えそうな新しいアイデアって、もうそこにあまり残ってなかったりするのです。


そんな彼らから滋養をもらう場合は《これは既に多くの人が持っていったモノだ》と、しっかり認識した上でもらわなきゃいけません。


僕が吉田拓郎より井上陽水を熱心に聴いてきた理由も、その辺りにありそうです。両者とも巨大な滋養の山脈で、どちらもファンなのですけど、拓郎の方へ向かっても道が少ないと感じるのです。すでにもう多くの人が歩いてしまっていて、同じ道の後追いになるしかない。


その点、井上陽水の方角って、そちらはまだぜんぜん開拓されてない大地が広がってて、誰も歩いていない道がポコポコある。聴いていていまだにいくつも発見があるので面白いです。



滋養と道、つまり【道=追いかけて二番煎じにならない鉱脈】と定義して考えると分かりやすいかもしれません。道のあるなしで滋養が取れるかどうか決まる。誰もみな、その時々の勢いのある音楽にバーって寄って行きがちです。その反対側にすごく広くて空いている道があっても、わざわざ混んでる道へ行きたがる。


最近のネットで流行っているボカロPの音楽とか、いま流行りのミュージシャン、例えば米津玄師やあいみょん、髭男でもYOASOBIでもなんでもいいですが、みな素晴らしい才能でえげつなく完成されていて、それらを聴いてると楽しいのですけれど、こと滋養の点ですと、僕にとってはあまり旨味を感じません。


それは、どんなに憧れて彼らを追いかけても、改めて僕なりに開拓できそうな道がそこに見えないから。後追いではそのジャンルで彼ら以上の個性を示せる余地がないのです。ただでさえ、今や誰でもDTMで音楽を作れる時代。そこでの勝負は大変ですよ。


仮に、そんな狭い場に他者が後から飛び込んで、若さと情熱で音を突き詰めれば、いいところ横並びにはなれるかも知れない。横並びでも大したモノですが、千番煎じの一人になるだけ。労力のわりに実入りが乏しい道でしょう。僕はとても行けない。そんな棘の道で頭角を現そうと挑むエネルギーも才能も持っていません。


若手には影響を受けない、なんて言いたいわけでは決してなく、若手でも僕に滋養をくれるミュージシャンは何人もいます。僕が知らないだけで、これからも僕好みの凄い才能はまだまだ出てきてくれると信じたいですけどね。


こと、僕は個性的なミュージシャンが好きで、誰にも聴きやすくポップでノリが良くて、なのに誰にも似ていないっていう人が最高です。誰かの歩いた道の後追いだとしても、違う景色を見つける目を持ってさえいれば、面白いモノは作れるはずと信じてます。



ああなれたらいいな、こうなれたらいいな、と思っても、なかなかそうなれるモノじゃありません。音楽を作ろうとして、憧れは募っても、真似っこと思われないようにしたい。自分らしさって何でしょう。


創造は模倣から生まれる、という言葉は真実です。それは形を真似ることから始めても最終的に唯一無二になれ、という意味で。わかっていても難しいものです。

近所の犬と僕。鎖を外し、我が家に迷い混んで来た時の写真が出て来た。散歩コースに我が家の前を通るので遊びに寄ってくれたか。保護した時も大人しかった。いい子です。

先日コロナの一回目の注射が済んで、大した副反応もなかったので、ちょっとホッとしました。腕ももう上がる。今夜は夜勤です。頑張ってきます。


マシス



余談ですが、佐野元春は大好きでも、マシスの演奏を聴いてくれた人から《元春っぽいね》という感想をもらったことは(覚えている限り)ありません。僕は元春っぽくはなれないし、やれない。そこを目指すのは無謀だと自覚しています。聴いて好きな音楽と、自分の演る音楽は必ずしも同じではない、ということです。


それでも、間違いなくマシスは佐野元春に影響されています。されてないはずがない。意識はしてなくても、佐野元春の音楽的を聴くことで心の刃が研がれることは多大にあったと思う。