水の女神・市杵島姫、弁財天、サラスヴァティー、そして、マリアさんと私 | 数学を通して優しさや愛を伝える松岡学のブログ

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【水の女神・市杵島姫、弁財天、サラスヴァティー、そして、マリアさんと私】

 

こんにちは! 

 

昨年の末、

 

ルルドのマリアさんの神戸プライベートセッションで、

神戸の生田神社和田神社に参拝しました。

 

生田神社の境内には、

市杵島姫(イチキシマヒメ)が祀られている市杵島神社がありました。

 

市杵島姫は日本神話に登場する女神です。

 

 

< 生田神社の境内にある市杵島神社 >

 

 

次に訪れた和田神社には、弁財天の像がありました。

 

弁財天は、七福神弁天さまとして知られている女神。

 

 

もともと、

 

財弁天はヒンドゥー教の水の女神・サラスヴァティーを起源としています。

 

そのようなことから、

 

弁財天とサラスバティーは同一の神様なのです。

 

 

< 和田神社の弁財天の像、マリアさんと私 >

 

 

さらに、

 

市杵島姫と弁財天は同一の神様と見なされているそうです。

 

その理由をお話ししますね。

 

 

最初に、、

 

財弁天(弁天さま)の属する七福神の起源からみていきましょう。

 

七福神は室町時代あたりから日本で信仰されている七神ですが、

その起源は、それぞれインドや中国、日本の古代の神様なのです。

 

七神のうち、日本古来の神様は、えびす神だけで、

他の六神はインドや中国が由来の神様です。

 

えびす神の起源ですが、平安時代に初めて文献に現れました。

 

えびす神は漁業商いの神様で、えびっさん、えべっさん、おべっさんなどとも呼称されています。

 

 

次に、

 

インドや中国、日本が由来である七福神が日本で信仰されるようになった起源ですが、

 

実は、はっきり分かっておらず、

始まりは平安時代あたりだと言われています。

 

最初は七神ではなく三神だったそうです。

平安時代や鎌倉時代のころは三神でしたが、

 

室町時代あたりに七神になり、

江戸時代になって現在の形になったと言われています。

 

ただ、江戸時代にも七神は固定されておらず、いろいろな神様の組み合わせの七福神があったそうです。

 

つまり、平安時代の三神から始まって、紆余曲折があって、現在の七福神となったということです。

 

 

< マリアさんは 1月10日、西宮神社のえべっさんに参拝されたそうです >

 

(写真はマリアさんのブログからお借りしました。その時のブログ記事はこちら

 

 

 

それで、、、

 

日本神話の女神・市杵島姫と

ヒンドゥー教の女神・サラスヴァティーを起源にもつ七福神の弁財天が、

 

どうして同じ神様と見なされているのでしょうか?

 

 

それは、、、

 

神仏習合といって、

奈良時代あたりから神道と仏教を融合し調和させる考え方が始り、平安時代以降に大きく広まりました。

 

神は、仏が形を変えた姿であるというように、

神道と仏教を調和させる考え方です。

 

その過程で、

市杵島姫と弁財天は同一の神様と見なされるようになりました。

 

ちなみに、神仏習合は明治時代に廃止され、神仏分離となりました。

 

 

まとめると、、

 

日本神話の市杵島姫

七福神の弁財天(弁天さま)

ヒンドゥー教のサラスヴァティー

 

は、同一の神様というわけです。

 

水の女神で、学問や芸能を司ります。

 

 

 

 

 

実は、、、

 

マリアさんは8年前の春、

自宅で寝ていた時、

 

「サラスヴァティー!」

 

と大きな声がインスピレーションで聞こえたそうです。

 

そんなこともあり、

マリアさんはサラスヴァティーと縁があると気づいたそうです。

 

不思議なことがあるものですね。

 

 

私はその時のマリアさんのブログ記事を見てみました。

 

そして、驚きました。

 

マリアさんが「サラスヴァティー!」と夢の中で声を聞いた日は、

 

なんと! 私の誕生日だったのです!

 

まだマリアさんと私が出会う前のこと。

なんて不思議なシンクロなのでしょう。

 

その時の様子を、マリアさんは次のように書いています。

 

 

 ~ ~ ~ ~

 

今朝 

不思議体験をしました!!! 

 

朝目が覚めるかどうか… 

眠りと目覚めの狭間の瞬間 

 

サラスヴァティー! 

 

聞こえたのか… 

見えたのか… 

それさえもわからないのです(笑) 

 

とび起きました(笑) 

 

サラスヴァティーって… 

確かインドの女神じゃなかったかな?

 

 ※元のブログ記事はこちらです。

 

 ~ ~ ~ ~

 

 

< 合わせて、こちらの記事もご覧ください >

 

 

 

それで、、

 

昨年末のマリアさんとのプライベートセッションで不思議なことが起きました。

 

 

神戸の和田岬から、

マリアさんの車で異人館地区のカフェに向かっていました。

 

すると突然、、

 

マリアさんが何かひらめいたのか、

 

「そうだ、イオンに行きましょう!」

 

と思いついたようです。

 

 

イオンといえば、

私が子どもの頃は、ジャスコと呼ばれ、

 

私の出身地、四日市が発祥です。

 

とはいえ、年末のイオンは人の混雑がすごく、

カフェはどこも満席でした。

 

「うーん、どうしよう?」

 

イオンモールの店内を歩いていたら、

偶然、バーガーキングが空いていました。

 

ここで、お茶をしましょう、

ということになり、お店に入りました。

 

ホットコーヒーを2つ、アップルパイを1個注文して、

私たちは奥の席に座り、驚きました!

 

運河沿いの席で、

外にはテラス席があり、

 

窓から、素晴らしい景色が広がっていたのです!

 

 

< 窓から眺めた景色 >

 

 

なんて素敵なのでしょう!

 

テラスへ出ると、

 

運河では、

カモが優雅に泳いでいました。

 

 

< 運河を泳ぐカモ >

 

 

しかも、、、

 

ちょうど太陽が沈む瞬間でした。

 

夕日が反射して、

キララな水面。

 

 

「水面がゴールドに見えるね!」

 

マリアさんの感性に、私はハッとさせられました。

 

この瞬間を見逃したくない!

 

マリアさんと一緒に自撮りをしました。

 

 

< ゴールドの水面とマリアさんと私 >

 

 

 

数学者というのは、「瞬間」を「永遠」に残したいという憧れがあるように思います。

 

たとえば、数学と似た分野で物理学と比べてみると分かりやすいです。

 

物理学は、現実の世界を記述するので、「時間」を考える必要があります。

 

しかし、、

 

数学には「時間」の概念がないのです。

 

つまり、

 

数学の理論は時間とは無関係に「永遠」なのです。

 

 

 

そういえば、、、

 

サラスヴァティーは水の女神。

 

 

偶然に偶然が重なって、

この瞬間にたどりついた私たちですが、、

 

サラスヴァティーが導いてくれたのでしょうか。

 

 

水ぎわで自撮りをした後、

テラス席にマリアさんと2人で座って、

 

地平線に沈みゆく夕日を眺めながら、

遠い過去の話をしました。

 

私たちが生まれる前、

 

遠い、遠い、過去の話 …

 

 

日が落ちたので、店内に入りました。

 

 

 

不思議なことに、、

 

マリアさんと一緒にいると、よくシンクロが起こります。

 

しかも、私たちは「水」に縁があるようです。

 

 

 

 

というわけで、

 

「水の女神・市杵島姫、弁財天、サラスヴァティー、そして、マリアさんと私」

 

というタイトルでお話しさせていただきました。

 

 

今回はここまでとなります。

 

それではまた!

 

 

 

< 追伸 >

 

先日、

 

マリアさんが西宮神社のえべっさんに参拝した翌日、

インスタで、マリアさんとメッセージのやりとりをしました。

 

このやりとりがきっかけで、

今回のブログ記事を書こうと思いました。

 

マリアさん、ありがとう。

 

 

 

 

 

 

■ 関連記事

 

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■ コラムの執筆者

 

 

松岡 学

 

数学者、博士(学術)

高知工科大学 准教授

 

大学で研究や教育に携わる傍ら、一般向けの講座を行っている。

 

アドラー心理学の造詣も深く、数学の教育や一般向け講座に取り入れている。

最近は、スピリチュアルへの関心が高い。

 

音楽(J-POP)を聴くのが趣味。

ファッションを意識し、自然な生活を心がけている。

 

出版物:『数の世界』ブルーバックスシリーズ、講談社。

『5歳からはじめるいつのまにか子どもが算数を好きになる本』スタンダーズ社。

『キララな恋愛や結婚生活を送るエッセンス』CLAP。

 

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