落語家の裁判を記録として残さなければ | 数学を通して優しさや愛を伝える松岡学のブログ

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アドラー心理学的な世界観のコラムやエッセイを書いています

落語家・快楽亭ブラックの裁判を記録として残さなければ、、、 

 

そんな思いで編集した冊子 

 

愛と裁判と笑い 

~ 落語家・快楽亭ブラックの想いをアドラー心理学でひもとく ~

 

 

先日、快楽亭ブラック師匠に贈呈させていただきました。 

無事に、お渡しできて、安心しました。 

 

翌日、ブラック師匠がブログに書いていただきました。

 

 

「松岡学さんからはあっしの裁判記録をまとめて本(冊子)にした

『愛と裁判と笑い、落語家・快楽亭ブラックの想いをアドラー心理学でひもとく』

をいただいた。

これが榎園監督が見たら涙をこぼす程の優れ物なのだ。

皆さんありがとーございます」

 

 

ブラック師匠、ありがとうございます!

 

 

今後、何らかの方法で、

社会に残したいと思います。 

 

今は冊子の状態ですが、

 

出来れば、として出版したいと思います。

 

これから、出版社を探します。 

 

 

 

先日、

 

アワーズルームで、

前田五郎さんの追悼記念ライブが行われていました。 

 

そこで、

 

快楽亭ブラック師匠も、

湿っぽくならないように、大いに 「笑い」 を交え、

楽しく話していました。 

 

 

前田五郎さんの追悼記念ライブの日に、、

ブラック師匠に冊子をお渡しできて、

しみじみとした気持ちになりました。 

 

 

 

 

ブラック師匠は、ご自身の裁判が、

12月16日に控訴の判決が出るので、

いよいよ完全に決着がつきます。 

 

 

この裁判、、 

 

落語家の師匠が、弟子の交際女性に訴えられるという、

落語界で初めての事件。 

 

これは落語界のみならず、

社会全体で考えるべき、重要な裁判だと私は考えています。 

 

とはいえ、

世間の関心の低さに、私は胸を痛めておりました。 

 

 

 

 

実は、、、

 

私自身、個人的に、 

 

数年前、お世話になっていた人が

裁判を通して、家族が崩壊しました。 

 

その人は、スピリチュアルの学校に入っていて、

その裁判は読売新聞にも報道されました。 

 

私の知人、その家族、魔法の学校 

 

の三者が関わる泥沼化した裁判。 

 

私のお世話になった人は、

匿名でしたが、読売新聞に載りました。 

 

悲しい。

 

真実が見えにくい裁判だったため、

私はこの裁判の真実を明らかにしなければと感じていました。 

 

 

そんなとき、、 

 

ブラック師匠が裁判を抱えていることを知りました。 

 

相手を憎むのではなく、

「笑い」 を武器にして裁判に挑むブラック師匠の姿に、

私は勇気づけられました。 

 

ブラック師匠の姿から、

私は、アドラー心理学の精神を感じました。 

 

 

 

 

が、、、 

 

落語界にとっても、 

社会全体にとっても、 

 

問題提起をはらむ示唆に富む裁判にもかかわらず、

 

世間の関心が薄いことに気づきました。 

 

一見、小さなことに見えても、、 

深く熟慮することで、本質的な課題が見えてくる。 

 

世間の人々はそのことに気づかないのだろうか。 

 

 

この出来事が風化する前に、

記録として残さなければいけない。 

 

 

そう思い、 

 

・落語家の裁判の記録を残す 

・アドラー心理学の観点から眺める 

・社会全体への問題提起 

 

というテーマを掲げて、

冊子『愛と裁判と笑い』を作成しました。 

 

 

 

 

あのね、 

 

裁判の記録を活字として残すということは、

 

社会的に大きな意義のあることだと思いますが、 

 

 

何より、 

 

ブラック師匠に感謝の気持ちを伝えたい

という思いが、私にはあります。 

 

私が知人の泥沼の裁判を見て、

悲しい気持ちになっていたとき、、 

 

ブラック師匠がポジティブに裁判に挑む姿に

心底励まされたからです。 

 

 

最近、 

 

前田五郎師匠 

川柳川柳師匠 

 

といったブラック師匠に近い方々が

続けてお亡くなりになり、 

 

ブラック師匠は元気がないように見えます。 

 

 

「前田五郎師匠が寂しくて

あの世からあっしを呼んでいるような気がする。

 

五郎師匠、あっしはまだこの世に未練があるんで

呼ぶんなら元相方の坂田利夫にして下さいませ」 

 

 

と、得意のジョークを言うブラック師匠。 

 

ブラック師匠は落語家。

 

どんなときも、シャレのめすことを忘れない。

 

 

「たとえどんな状況であっても、それを笑い飛ばす了見を粋という」

 

 

これはブラック師匠の名言。

 

 

これからも、

ますますのご活躍を祈ります。

 

 

 

< こちらに書いてくださいました >

 

 

 

■ 関連記事

 

◆ 裁判とアドラー心理学 ~ ある落語家の挑戦 ~

 

◆ 快楽亭ブラック師匠、裁判の結果と考察

 

◆ 愛と裁判と笑い ~ 快楽亭ブラック、裁判のまとめ ~