【香りの心理分析を受けて感じたこと】
(昨年書いた記事を、
リライトして再アップさせていただきました!)
年末、
サロンオーナーであるあいかさんから
香りの心理分析のセッションをZOOMで受けました。
あいかさんは、福岡のサロン・Cozy Roomを運営されていて、
アロマを用いて香りの心理分析をされています。
今回はそのセッションで
感じたことを書かせていただきます。
セッションに際して、
私はアロマを持っていないので、
あいかさんが小瓶で12本送ってくださいました。
きめ細かい配慮を感じます。
12本には名前が書かれていません。
「香り」 だけをたよりに、
好きなアロマを3本だけ選びます。
私はまず、1番好きな香りのアロマを1本選びました。
柔らかく優しいイメージ。
春の暖かな日差しのなか、
野原に咲くお花を眺めているイメージ。
のんびり癒されている。
ずっとそこにいたい。
そんなふうに感じました。
次に、
2番目に好きな香りのアロマ。
同じく優しいイメージですが、
さっきよりは、ややスッキリしている感じ。
今度は、爽やかな草原でしょうか。
このとき、、
私の中で奈良公園の草原が浮かびました。
以前、、、
私は奈良に住んでいたことがあります。
そのとき、
たまに奈良公園に行って、シカにエサをあげたり、
のんびりして、エネルギーチャージしていました。
そんな若草色の爽やかなイメージ。
そんなとき、あいかさんから
「奈良公園に行きたいですか?」
と質問がありました。
うーん、、、
「今は、まだ戻りたいとは思いません」
と、私。
あのね、、、
心の奥底では、
本当は奈良公園でゆったり癒されたいと
願っていました。
だけど、、、
今は、ゆっくりリラックスするのではなく、
前に進むべき時期のように感じていたのです。
まだ休むべき時期じゃない。
何かクリエイティブな活動をしていきたい。
そのために、努力をしながら、前進していく。
そんな心境でした。
奈良公園でゆっくりするのは、もう少し頑張ってから。
あいかさんとのセッションで、そう気づきました。
今は前に進む時期とはいえ、、
あいかさんから、
「どちらも、ゆっくりリラックスするというイメージですね」
と声をかけていただきました。
あいかさんの言葉に、
ハッとしました。
私自身、、、
目標に向かって、すごく努力をして邁進する性格なんだけど、
内心では、ゆっくり休みたいという気持ちが強いのです。
セッションを通して、
私の気持ちを、
あいかさんに聴いていただき、癒されました。
あなたはどうですか?
ゆったりする時間を大事にしていますか?
日々の忙しさに押しつぶされて、
ゆとりを忘れないようにしたいですよね。
もし、、
ちょっと頑張りすぎているかな、
と感じたときは
あなたも香りの心理分析で、
内面を見つめてみてはいかがでしょうか。
あいかさんのセッションでは、
名前が分からない状態で、
アロマを選んだのですが、
私が選んだアロマは、、、
ひとつ目が、ローズ
2つ目が、フランキンセンス
3つ目が、サイプレス
ローズと フランキンセンスは、
普段から私が気になっていたアロマ。
私は、香りと名前が一致していないんだけど、
無意識のうちに好きなアロマを選んでいたみたい。
不思議。
思ったんだけど、、
これは心理学のメタファーのセッションを
香りに応用していると感じました。
といっても、
私はこれまで、
メタファーを香りに応用しているセッションは
見たことがありませんでした!
香りと心理学を融合させた心理分析は、
精油の翻訳家である
藤原綾子さんが開発されたそうです。
藤原さんは著書
『香りの心理分析 アロマアナリーゼ ~今日からあなたも精油の翻訳家~』
を出版されています。
実は、、、
2年前、あいかさんのサロンで、
藤原さんのセミナーを受講させていただきました。
想像力をかりたてられる
深くて示唆に富んだセミナーでした。
生き生きとセミナーをされていた
藤原さんのことが今も印象的です。
その後、、
あいかさんが藤原さんのもとで学び、
今回、私がセッションを受けたという流れでした。
それにしても、、
香りとメタファーを融合させるなんて素敵ですね!
アドラー心理学をお伝えしている私としても、
すごく刺激をうけました。
そして、、
あいかさんの香りのセッションに癒されました。
後日、、、
あいかさんはこの3本をブレンドして送ってくださいました。
あいかさんから送っていただいたアロマのブレンド。
ほんの少したらしては、
香りを楽しみ、心を落ち着けています。
いつか、
春の日差しに包まれて、
お花の咲いた野原や奈良公園で
ゆったりリラックスできる日々がきますように。
あいかさん、
香りの心理分析をしていただき、
ありがとうございました!
( 記 : 2021年1月4日 )
追記
あいかさんのセッションを受けて1年が経ちました。
あれからも、
あいかわらず忙しくしている私ですが、
不思議なことに、、
なんとなくですが、
奈良公園が近づいてきたように感じます。
とはいえ、、
まだまだこれからも、
まい進していきたいと思います。
( 記 : 2022年2月13日 )
■ 執筆者 : 松岡 学
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